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泉佐野食品コンビナート(食コン)でハネのエビ撒き釣り

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管理人と46cmのハネ

どうもガチろっくんです。

2017年も4月に入ると気温は一気に上昇し、この週末は桜の満開情報もチラホラ出る中、ウチの姫君は4月7日の金曜日に小学校の入学式を迎え、管理人もお休みを取って出席しました。

嬉しい3連休ではあったのですが、あいにく連日の雨模様で何をしようかと時間を持て余し、フィッシングサイトの釣果情報を見ていると、例年のことながら桜の見ごろに合わせるようにエビ撒き釣りもシーズン本番を迎えているようです。

曇り、曇り時々雨、曇り後雨・・・ころころと都合の悪い方向へ変わっていく天気予報に、釣行に出るか出まいか迷いつつも、一度気になってしまえば結局は雨が降ろうが降らまいが、出掛けてしまうのが釣り吉の性でしょう。

弟君の都合が合うことも後押しし、雨予報の土曜日に二人連れ立って出掛けることにしました。

ただ、どうも何処もかしこも釣果があるわけではなく、釣り場の選択は重要なようで、釣果が上がっているのは西宮ケーソンや南芦屋浜界隈がメイン・・・ただ、さすがに雨だと車を横付けしたい。

それならと、あまり釣果は出ていないようですが、もう少し暖かくなれば入りたくても人が一杯で入れなくなる、エビ撒き釣りでの好ポイントである泉佐野の食品コンビナート(通称食コン)へ向かうことにしました。

さあ、消去法で選んだ食コンへの雨の中の釣行、果たしてその釣果やいかに・・・

 

目次

泉佐野食品コンビナート(食コン)でハネのエビ撒き釣り

【釣 行】

2017年 4月 8日(日) 5:30~9:00

場所:泉佐野食品コンビナート(食コン)

天気:小雨

潮 :中潮

 

釣り場に選んだのは大阪側ドラム 釣り場はもやが掛かり視界悪し

弟君との釣行では、いつも行き掛けの釣り具店で思いの外時間をつぶしてしまうので、この日は出発を3時とした。

岸和田の貝塚にあるT-ポートへ寄ったが、意外にも管理人も弟君も買い物がなく、活きエビを購入するだけで退店した。

管理人の家から泉佐野の食品コンビナートへは1時間も掛からないので、当然到着した時はまだ夜明け前。

 

夜明け前に食コンへ到着

夜明け前に食コンへ到着

早く到着し過ぎたので、時間を持て余していると、闇に紛れて弟君がワームをキャストし始めた。

小メバルが浮いていたようで、30分ほど続けてみたが、残念ながらバイトはなかったようだ。

まあ、そんなついでにみたいな感じで、都合よく釣果が得られるほどメバルは甘くはないだろう。

 

泉佐野食品コンビナート(通称:食コン)は、ファミリーフィッシングの人気釣り場で、夏の週末ともなれば真夜中から場所の争奪戦が始まる。

ところが、この日釣り場に選んだ大阪側ドラムでは、到着が夜明け前の4時半とはいえ、先客はゼロだった。

雨がポツリポツリ降っていたので、仕方がないのかもしれないが、どうもここ最近の食コンはエビ撒き釣りのハネの調子が悪いようだ。

T-ポートで店員に聞いた情報でも、『ボチボチですね。』と歯切れの悪い返事が返ってくるだけだった。

あとで分かることだが、事前情報で得たとおり、この釣り場にしては水がかなり澄んでいて、それが釣果に悪影響を及ぼしているようだ。

そうこうしているうちに、夜が白み始めたが、釣り場は霧雨が降り続き、モヤにも包まれていたので、夜明け直後の写真撮影には厳しい状況だった。

ということで、以下に掲載する写真は、実際に釣りを始めてから、かなり時間が経過してからのものになります。

 

大阪ドラム桟橋前

大阪ドラムの桟橋前

この日、釣り場に選んだのは、食コンの大阪側ドラムの桟橋前だった。

写真はもう十分に日が昇った8時時点でのもので、この時間でもこの視界の悪さだ。

先客がいなかったので先端付近に陣取っても良かったが、先端付近は人も集まりやすいので、この日は釣りのやり易さを優先した。

 

この日のエビ撒き釣りは底撒き

エビ撒きカゴを使って底撒き

この日は、エビ撒きカゴを使って底撒きを中心にマキエした。

用意した生きエビ(シラサエビ)は5杯で2,500円分だから、釣行予定は3時間~4時間程度と考えていた。

 

弟君と同じドラムで釣り

底撒き用のロッド(竿受けセット)とチヌ竿を構える弟君

雨の中、竿を構え続ける管理人と弟君だったが、いつまでたってもアタリはいっこうに出なかった。

この時間、雨の止み間も出てきて、少しやり易くなったのだが、海は静かすぎてエサ取りの気配すらない状況だった。

実は管理人一行と同じ位の時間から始めた、ドラム2つ向こうにいるエビ撒き釣りのオジサン(一応写真にも小さく映り込んでいる)は、6時半くらいに40cm程度のハネを一枚上げていた。

その姿を見て、一時はかなり期待も大きなものとなったのだが、釣り場の凪の静寂さと降り続く雨が、その熱を徐々に冷めさせていく。

 

二つ並べたウキ

二つ並べた管理人と弟君のウキ

管理人と弟君はマキエの効果を最大限生かすように、ほん傍でウキを並べて流した。

二人掛かりのメリットだが、棚は1ヒロほど差を付けて、アタリの出る棚を探り続けた。

シラサエビは底撒きから開始し、徐々に撒く棚を浅くしていき、最終的には2ヒロ程度の棚まで上げてきた。

というのも、隣のオジサンは上撒きでやっていたので、意外に浅棚を回遊しているのかもしれないと考えたせいだ。

ところが何をどうしても、ウキはピクリとも反応せず、針につけた生きエビ(ホホ掛け)はいつまでも元気バリバリだ。

7時半を過ぎると、釣り場は一層静かになり、やはり水がかなり澄んでいることが確認出来た。

釣り客は増えたが、竿を曲げているシーンには遭遇しない。

かなり諦めが入ってきたところで、再度マキエの棚を深めに変え、棚を3.5ヒロと深めに戻す。

 

辛うじてハネをゲットし、一安心

初志貫徹で深棚を探った方が良かったのかもしれないが、正解は誰にも分からない。

ただ、隣の上撒きでハネが上がったのを見てしまったのは運が悪かったのかもしれない。

まあ、結果論なので、なんとも言えないが、モヤが晴れ始めて水の澄みが確認でき、幸いにも再度深めに狙いを替えるだけのエビが残っていたのは幸いだった。

棚を深めに戻して間もなく、管理人のウキに僅かな反応が出たが、ウキは沈まない。

竿を引いて少しだけきいてやると、一気に走り出した。

『これは、ハネだ!』とすぐさま理解でき、同時にサイズは大した事がないことも分かった。

それでも、この1匹だけは絶対にバラせない。

竿の弾力を活かして、慎重に弱らせてから弟君にタモ入れを頼んだ。

余裕があれば、タモ入れではなく、ビデオ撮影を頼みたかったのだが、残念ながらそんな余裕はまったく持てなかった。

かくして、辛うじて何とか無事にハネをゲットした。

 

管理人と46cmのハネ

管理人とハネ

上がってきたハネは46cmとまずまずのサイズだったが、何とも嬉しい一匹となったのは、管理人の満面の笑みが語っている。

「釣行の前日に、ハネは何本持って帰ってくる?」などと調子のいいことを奥方様に言っていたので、これでボウズだったらダブルパンチをくらうところだった。

二人掛かりでハネ1匹をゲットするのに、こんなに苦労するとは思わなかったが、ビショビショになってまで続けた甲斐があった。

この後、再度期待も高まり、弟君と二人エビ撒き釣りを続けたが、釣り場の静寂さは変わらず、敢えなく9時に納竿とした。

 

本日の釣果とハネ料理

【お持ち帰り】

ハネ:1匹(46cm)

【リリース】

なし

 

ハネのムニエル

ハネのムニエル2種

釣果がハネ1本だけだったので、釣行当日にムニエルにして家族4人で食した。

半身は通常のムニエルでバター風味の塩コショウの味付けのみ、もう半身はバターで炒めた後に、ネギ塩だれで味付けした。

いずれもハネ独特のホワホワの食感を楽しみ、子供達もウマイウマイと言って食べてくれたのが何よりだった。

 

そうそう忘れていたが、この日は昨年修理したProspect Chinu Mach(チヌマッハ)2号-4.5mのお試しも兼ねた釣行であった。

icon-pencil-square-o 釣り竿(ロッド)の穂先修理(ここでは一番の交換)と便利グッズ

もはやネットで検索しても情報が出てこない古いカーボンロッドだが、46cmのハネを軽くいなしてくれたので、まだまだこれからも現役で働いてくれそうだ。

チヌの紀州釣りを中心に長く愛用してきたので、軸はあちこち剥げてかなりボロボロの状態になっているが、これからも大事にしていきたい。

 

そして、最後に余談ですが、翌日曜日にフィッシングMAXの釣果情報を見ていると、釣行日の食コンの港内では、2人で60cmオーバーを含めて7本の釣果があったようです。

そして日曜日もまたまた港内での二人組が、60cmオーバーを含む4本の釣果があったとのことなので、いよいよ食コンのハネも復活の鐘を鳴らしたと見て良いのかもしれません。

ここ近年はエビ撒き釣りをする機会も少なく、思ったような釣果を出せていない管理人ですが、この春のシーズンが終わる前に、出来ればリベンジ戦に出たいと思う今日この頃でした。

 

2017年4月29日に同じ釣り場へリベンジ戦に出掛けてきました icon-arrow-circle-down

icon-caret-square-o-right 泉南でハネとチヌのエビ撒き釣り(泉佐野食コン第2戦)

 

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