どうも、ガチろっくんです。
先週のシルバーウィークは、残念ながら雨の多い休日になりました。
管理人も三連休が取得できましたので、遊びに釣りに買い物にと、あれこれ考えていたのですが、叶わぬ夢となってしまいました。
ただ、土曜日だけは曇り予報でしたので、ドライブがてら家族サービスの場を探して、山中渓の【わんぱく王国】という遊び場に出掛けてきました。
事前にネットで調べた情報によると、阪南市が運営する公園施設で入場料や施設利用料も掛からない、どちらかというと穴場的な存在でした。
さあ、果たしてどのような場所だったのか、ざっと紹介してみます。
大阪府阪南市山中渓にある【わんぱく王国】で子供と自然の中で遊ぶ
山中渓・・・大阪に住んでいても知らない人の方が多そうですが、和歌山へ釣行の出ることが多い管理人には、全く知らない場所という訳ではありません。
阪和道を使わずに和歌山へ抜ける一般道の一つで、何度も近くを通ったことがありますが、【わんぱく王国】の名前を耳にしたのは初めてのことです。
まずは、わんぱく王国への道のりを紹介するところから始めましょう。
わんぱく王国の場所とアクセス
【わんぱく王国の場所】
大阪方面から訪れる方は、国道26号線の桜ヶ丘北交差点を左折し道なりに走り、阪和道の阪南インター手前で左折して府道257線に入ります。
ただし、曲がってすぐに交差点があるのでこれを右折し、府道64号線を道なりに走れば到着します。
ナビで設定すれば迷うことはまずありません(住所設定でもOKです)。
また、電車で訪れる方は、JR阪和線の山中渓駅で降りれば、もう目の前にわんぱく王国への入り口が見えてきますので、こちらもアクセスし易いです。
むしろ、車で来る方が、駐車場から少しばかり歩かねばなりません。
【駐車場】
府道64号線を道なりに走っていると、そこかしこにわんぱく王国の看板を目にします。
そして、わんぱく王国を訪れる方の駐車場は、上の写真の場所が最後の駐車場になりますので、こちらに止めるのが最も便利でしょう。
料金は一日500円ですが、既に書いたように、施設の利用代金は必要ありませんので、車で来る方は飲食代を除けば、これが唯一の出費になります。
【駐車場出口は紀州街道】
駐車場に車を止め、入口とは逆に歩けば、そこは紀州街道跡になります。
『わんぱく王国』右側へ約250mの看板が見えますが、駐車場からは地味に遠く感じました。
【JR阪和線 山中渓駅】
駐車場からわんぱく王国に向かって歩いて行くと、山中渓駅の前へ出ます。
田舎の駅ということもあり、風情が漂います。
駅前には近辺の案内板や案内図が設置されていました。
駅の前を左折し、緩やかな坂を上れば、わんぱく王国の門があり、門をくぐればそこはわんぱく王国です。(門の写真は取り忘れましたが・・・)
わんぱく王国の小さいお子様向け遊具と遊びのスポット
門をくぐれば、右手に管理棟と呼ばれるトイレ併設の売店施設があり、その前には手作りのわんぱく王国の案内図が設置されています。
余談ですが、この日は案内図のすぐ近くで、屋台のオジサンがかき氷を販売しており、ここへ向かう途中にかき氷を食べながら帰路に着く家族を見かけたので、『なるほど、暑いし、帰りに子供にここでかき氷をねだられたか!?』と悟りました。
【わんぱく王国の案内図】
案内図には、山中渓駅から頂上の『わんぱく砦』までの経路が示されていますが、写メで取ってこれを頼りに進むのは難しいかもしれません。
そして、このコースの中には選択すると非常にしんどい思いをするコースがあるのですが、それをここで書くべきか否か・・・
いや、ここは触れないでおきましょう・・・言ってしまうと、興が削がれてしまうかもしれませんし、ウチの姫君は5歳ですが、このキツいコースを元気に乗り越えましたので。
【小さい子向けの遊具】
門をくぐって、すぐ左手には、小さい子向けの遊具がありました。
どこにでもある遊具ですが、山道を登れない小さなお子さんにも公園施設内で楽しんでもらおうと思えば、必要な遊具でしょう。
ウチの若君は9歳、姫君は先ほど伝えましたが5歳になりますので、ここで遊ばせることはありませんでした。
【ジャックと豆の木】
少し進むと、右手に水の流れる石造りの小川があり、その奥にも小さなお子さんを遊ばせることが出来る遊具がありました。
小川は靴を脱いで入って遊べるようになっており、先客がいたこともあり、ウチのチビ達も興味津々でしたが、公園へ到着した時間も遅かったのこともあり、ここもスルーして先を急ぎました。
【噴水の広場】
そして進路の左手の下の方には、噴水広場がありました(写真は望遠を利かせていますので、下から管理人の位置までは結構な高さがあります)。
この日は立ち入り禁止のポールが立っていましたが、基本的にここは深さ20cm程度しかなく、水遊びの場として開放されています。
この時も一組だけ親子が水遊びをしていました。
管理人一行はここもスルーし、いよいよメインのローラーすべり台こと【ローラーエクスプレス】なる人気スポットへ向けて斜面を登り始めます。
わんぱく王国の人気No.1スポット - ローラーエクスプレス -
【道のりはなかなかの険しさ】
メインのローラーすべり台へ向けて斜面を登り始めた管理人一行ですが、単に斜面と言っても、甘いものではありません。
最初に登ったコースは、すべり台の滑るためにここまで必要かというほどキツく、道のりのほとんどは階段状にはなってはいるのですが、それでも心が折れそうになります。
運動不足で中年の管理人は、ローラーエクスプレスの入口に着いた時には、もはやヘロヘロ状態でした。
チビ達も道中はかなりヘバっていたのですが、滑り台を見つけた瞬間、息を吹き返し、滑り台へ駆け寄りました。
ところがどっこい、次の難関が・・・子供たちを襲います。
【先が見えないすべり台】
ここの滑り台は、自然の山間を通り抜けていくのですが、先の見えない不安感と見るからに急角度なコース形状への恐怖感から、初見だと腰が引けてしまいます。
因みにここは、4本あるローラーエクスプレスの中で、最も急角度ではないかと思える第3コースです。
しばし戸惑いもありましたが、若君が意を決してスタートすると、姫君は度胸がありますので、負けじと滑り降りて行きました。
そして、滑り降りた先には、更にローラーエクスプレスの第1コースと第2コースがあり、最も人気のある第1コースは・・・
【ディメトロドン】
そうです、これが人気の秘密ですが、このコースは恐竜の口から体の中を滑り抜けるコースになっていることです。
恐竜の口に来ると『ガォーガォー』と恐竜の鳴き声がする仕組みになっています。
ただし、管理人と奥方様は下でチビ達が滑っているのを見ている時に鳴き声に気付きましたが、滑っていた時には全く気付きませんでした。
そして、ディメトロドンの広場には、ベンチが置いてあり、ちょっとした休憩場所になっています。
そしてすぐ目の前には、ローラーすべり台の第1コースと、第2コースの入口へと続く階段が設置されています。
なるほど!・・・そういうことですね。
すべり台を滑り降りたチビ達は、すぐさま階段を登って2回、3回とすべり台へと向かっていき、何度も楽しみます。
管理人を含め、親御さんはとてもじゃないですが、これに付き合うだけの気力が保てないでしょう。
子供が遊んでいるうちに、体力の回復を図るわけですね(後ほど書きますが、大人にはもう一点注意すべきことがあります)。
因みに、ここにはローラーエクスプレスの第2コースもありますが、コチラは直線コースで比較的なだらかなコースになっていましたので、小さなお子さんでも保護者同伴なら、十分に滑り降りることが可能です。
・・・
管理人と奥方様はしばしの休憩を取った後、自然の中を滑り抜けるローラー滑り台の魅力に、憑りつかれたように滑り続けるチビ達を制止し、頂上のわんぱく砦を目指すことにしました。
わんぱく王国の象徴を目指す - わんぱく砦 -
【四石山??】
ディメトロドンの広場を立ち去り、少し歩くと写真のような道標がありました。
ここで間違ってはいけないのは、決して四石山方面へ進まないことです!!
実はここは標高384mの四石山への登山道の入口になっていて、誤って入ると、険しい山道に入っていくことになります。
本格的な登山道ですので、気付かずに進めば小さな子供にとってはかなりキツく、引き返そうにも時間次第では、わんぱく王国の門が締まってしまうことにもなりかねません。
施設利用者に対しては、もう少し注意を促すような配慮があれば良いのですが・・・それとも、もう少し進めば、警告するような看板があったのかな?
いずれにしても、特に秋以降は暗くなる時間も早いので、間違えずにわんぱく砦の方面へ向かいましょう。
【注意書きの看板】
園内の至るところに、写真のような注意書きがされた看板が設置されています。
わんぱく砦へのコースは、少しコースを外れるだけで、険しい草むらや、危険な崖も多くありますので、子供連れの方はしっかり注意を払って、子供とともに行動しましょう。
【ローラーエクスプレス第4コース】
わんぱく砦は頂上にありますので、麓からですとかなりの距離を登って行く必要がありますが、帰りはローラーエクスプレスで一気にディメトロドンのいる場所まで、滑り降りることが出来ます。
ですので、帰りのスタミナ温存は、それほど考えておかなくても大丈夫です。
【シダ植物イノデ?】
わんぱく砦を目指して山を上って行くと、周り一面が写真のような植物に覆われた場所に遭遇しました。
帰って調べてみると、おそらくイノデというシダ植物なのではないかと推測しました。
幻想的とかそう言うのではなく、どちらかというと少し不気味な感じがする場所が、しばらくの間続いていました。
【わんぱく砦に到着】
ディメトロドンの広場から、およそ20分程は歩いたというか登ったでしょうか、いよいよ頂上に到着しました。
管理人と奥方様は、またまたヘロヘロになりましたが、若君は頂上に着くなり、設置された砦に向かって走り出しました!!
なんとまぁ・・・『子供の遊びたい思い』に対するパワーには、驚かされるばかりです。
【頂上のベンチで昼食】
ここでも、遊びたい盛りのチビ達二人を一旦落ち着かせ、まずは、コンビニで買ってきたお弁当で、遅めの昼食にしました。
【わんぱく王国頂上からの景色】
ちなみに、わんぱく王国の頂上からは、泉南一帯と海岸線の景色が望め、海上には関西国際空港、そしてその奥には薄っすらと神戸の山々も伺えます。
わんぱく王国は、王国内の景色も含めて季節によって、桜や紅葉を纏った違う表情を見ることが出来るようです。
昼食を済ませ、子供たちを開放すると、間もなく時間は16時を迎え、園内に『16時30分に門が締まるので、帰り支度をしましょう』といった放送が流れました。
往路は門から頂上まで、30分程度は必要ですが、復路はローラーエクスプレスを使えば、15分程度で帰れます。
リミットギリギリまで子供達を遊ばせて、その間に大人は帰り支度を整えます。
【わんぱく砦の最上階】
管理人は上りませんでしたが、わんぱく砦の最上階が、この公園施設内で最も高い場所でしょう。
最上階でご満悦の若君、わんぱく王国にがっつり心を掴まれてしまっています。
子供たちは、まだまだ遊び足りないようですが、もう閉門まで15分程度しかありません。
管理人一行は、急いで下山しました。
【一気にディメトロドン広場へ】
下山し始めて5分もすれば、またまたローラーエクスプレス(第4コース)の登場です。
ここで、一つ思い出してほしいのですが、先ほど『ローラーすべり台を滑るに際し、大人はもう一点注意することがある』とお伝えしました。
実は、数回すべり台を滑っただけで、管理人と奥方様のお尻は、かなり酷いダメージを受けました。
具体的に言うと、打ち身と擦り傷ができ、歩くのも座るのも辛い状態でした。
子供達は倍以上の回数を滑っているにも関わらず、全くの平気でした・・・なぜ!?
とにかくこれ以上ダメージを大きくしたくない管理人と奥方様でしたが、閉門までの時間もなく、山道を下って降りる気力もなかったので、仕方がなく再度ローラーエクスプレスに乗りました。
もちろん、もはや完全に慣れが見込めたチビ達は、今日始めてのコースでも臆することなく大喜びです。
このコースの先には、ディメトロドンへと繋がる滑り台も控えていましたが、こちらも二人揃って一気に滑り降りていきました。
管理人と奥方様は・・・
【ディメトロドン傍の階段】
最後の最後は、もう本来すべり台を滑るために上ってくるはずの階段を、下って降りることにしました。
お尻がこれ以上、悲惨な状態にならないために!!
ここのローラー滑り台がどのようなものか、第4コースの一本だけ動画をアップしておきますので、ご興味のある方はどうぞご覧下さい。
ただし、お尻に限界を感じた管理人が荷物を抱えながら、ゆっくりと下った動画ですので、スピード感に欠けることはご了承ください(実はスピード感のある動画もあるのですが、動画がぶれまくって、見てて気分が悪くなりましたので紹介は控えます)。
その後、無事にわんぱく王国出口にたどり着きましたが、もうすでに、かき氷を販売していた屋台は撤退していました。
お陰様で、チビたちに何かをせがまれることなく、わんぱく王国を出ることができました。
【再び紀州街道】
再び紀州街道を通り、山中渓を跡にします。
風情漂う町並みを歩いていると、都会の喧騒になれてしまった日常に、どこか落ち着きを取り戻してくれるような気がします。
そして、山中渓のわんぱく王国は、決して大きな公園施設ではありませんし、大人にとってはそれほど魅力ある遊び場でも無いように感じます。
しかしながら、子供達の感性は大人の物差しでは測れません。
今日の子供たちのはしゃぎようなら、ここはやはり子供たちの王国なのでしょう。
まだ幾つかの周っていないスポットもありますし、桜や紅葉の時期に来れば、違った楽しみかたも出来るようですので、また近いうちに、今度は段ボールを持参して、万全の体制を整えて子供と一緒に、ローラーエクスプレスを滑りまくろうと思います!!
【わんぱく王国】の基本情報
【公園施設名称】
わんぱく王国
【住所】
〒599-0214
大阪府阪南市山中渓119-8
最寄駅:JR阪和線 山中渓駅下車すぐ
【駐車場】
140台収容可
駐車料金
・普通車:500円
・大型車:1,500円
【問い合わせ先】
わんぱく王国管理棟事務所
電話:072-472-1890
阪南市役所 事業部 土木管理室
電話:072-471-5678
【休園日】
毎月 第3水曜日
(12月29日~1月3日は年末年始のため休園)
【開園時間】
午前9時30分~午後4時30分
(6月1日~8月31日は午後5時まで)
園内各施設の詳細はコチラ
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