どうもガチろっくんです。
今日はこの夏以降の恒例となっている、親父殿と管理人との紀州釣りでのチヌ対決についての一幕です。
この日は天皇賞(秋)の開催日で、天皇賞のパドックを見ての馬券購入が出来なくなりますが、声が掛かればほぼ断ることが無い釣りのお誘いに、いつものように午後から和歌山の下津港へ出掛けました。
因みに天皇賞(秋)の予想を前夜に記事にしていたが、コチラは見事に的中!!
興味のある方はコチラからどうぞ
【天皇賞(秋)】ガチ予想 過去傾向重視も変調を訴えかける感性!!
それでは、早速・・・
親父と息子の紀州釣りチヌ(クロダイ)対決 勝てば官軍負ければ・・・
【釣 行】
2015年 11月 1日(日) 14:30~17:00
場所:下津港 住友大阪セメント裏
天気:曇り
潮 :中潮
この日の釣り場もホーム【和歌山下津港 大阪住友セメント裏】
この日は当初雨予報だったが、降り始めが夜以降の時間帯にずれ込んだ。
天気予報では『風やや強く、波1.5m』とあったが、穏やかな天候で波も1m未満しかなかった。
釣り場の状況は・・・
前週が天候不良(天気は曇りも風強く波高し)で釣行を見合わせた人が多かったのか、この日の下津は一昔前のような賑わいを見せていた。
普段まず誰も乗らないテトラの上にも、人の姿が確認できる。
周囲は遠投サビキ釣り、遠投カゴ釣り、紀州釣り、ヌカ切り釣り、そしてファミリー連れは投げ釣り
この日は釣り人の多さから、管理人、親父殿、お袋様の3人が並んで釣りができる場所がなかった。
親父殿は始めから単独で桟橋前に釣り座を構えるつもりだったようだが、各々別々のポイントに入った。
それゆえに、いつものように各々の釣りの様子を写真に収めることはできなかった。
いつもなら、エサ取りを釣り上げても、取りあえず一通りの種類の写真を撮って記録に残す。
ただ、これだけ人が多いと、紀州釣りをしていてベラだチャリコだを釣り上げて写真を撮るのが、何となく恥ずかしかったので、この日は自重した。
いつもより、写真が少なく、記事も短くなりそうなので、今日は釣り場に着いた段階での、周囲の釣果を少しだけ纏めておこう。
【西向き写真】
・一番手前紫のオジサン 紀州釣り チヌの釣果無し
・手前から二人目 遠投サビキ アジ釣果無し
・手前から三人目 超遠投カゴ マルアジ推測25cm~30cm 3本
・手前から四人目 桟橋横で紀州釣り チヌ推測30cm~35cm 2枚
・手前から五人目 桟橋横でヌカ切り釣り グレ釣果無し フッコ推測25cm 1本
【東向き写真】は釣果の確認なし
・投げ釣りファミリーはワイワイ・ガヤガヤ楽しそう
因みに、管理人とお袋様は西向き三人目と四人目の間に入るも、管理人とお袋様の間に後から来た常連さんが入り、結局全員バラバラで釣りをすることになってしまった。
後から来た常連さんは、そこそこ顔見知りな人達(この日は3人連れ)だが、夕方日が落ちるまでは、ウキサビキでアジ狙い、日が落ちてからはタチウオに切り替える。
残念ながら、管理人一行が帰る時間帯での釣果はボウズだったようだ。
最近の下津はアジが全然周って来ないので、全体的に釣果は悪いと言える。
まあ、紀州釣りの管理人と親父殿にはあまり周りの釣果は関係ない。
ただ、お袋様はアジの回遊を狙い打つウキサビキだが、この日はピクリとも反応せず、オマケ針に外道のヒットもなかったため、珍しく丸ボウズに終わった。
ガチろっくん VS 親父殿 紀州釣り対決の行方は・・・
それでは、今日のメインイベント、管理人VS親父殿の紀州釣り対決を・・・
用意したエサは 以下の通り。
Tポートと紀の国屋で用意したエサ
【Tポート】
オキアミくんM 280円
冷凍ボケ 300円
【紀の国屋】
チヌねり 515円(管理人使用)
チヌぬか 515円(親父殿使用)
アミエビ 330円
紀の国屋の冷凍ボケは、品質があまり良くないことが多い。
管理人は冷凍ボケを紀州釣りのメインのエサにする事が多いので、面倒だがTポートで刺しエサだけ買うこともある。
逆にTポートのアミエビは品質が良くないので、コチラは必ず紀の国屋で買うと決めている。
『こだわりがある』というほどでもないが、そのアタリの労力は惜しまない。
釣りを始めたのは14:30頃だったと思うが、この日は風も波も穏やかな感じで、釣り場の雰囲気は悪くなかった。
ただ干潮時刻が15:15だったので、ほぼ底の状態が続き、魚の活性は非常に低い状況下での釣りとなった。
いつもなら、チャリコ、ベラを筆頭に、オセン、フグ、時折ガシラあたりがトータル二桁は最低でも上がるのだが、この日は管理人と親父殿合わせても、チャリコとベラが5匹程度だったのではないか・・・(親父殿のエサ取り釣果が不明なので推測)
また、最近は日が落ちるのも早く、遠投している寝ウキが16時には見え辛くなり、17時にはほぼ見えない。
管理人も16時を過ぎれば、感度を捨て、視認性の良い太目のウキに交換しているが、この段階でチヌが上がっていなければ、少々焦りが生じてくる。
この日は、16:30にウキの感度に気を配る必要がない、一気の消し込みだ。
独特の締め込みからチヌだということはすぐに分かるが・・・軽い。
またか・・・
今年の管理人は、ずっとカイズ続きだ。
これで9枚連続カイズで、9回連続でタマを使っていない。
こんな経験は初めてのことだが、ここまで続くともはや驚けない。
今日はアングルを変えて写真を撮ってみたが、大きく見えることはないか・・・
親父殿が近づいてきて、「なんや、またカイズか」と。
管理人「今ちょうど潮も動き始めて、エエ雰囲気やから、はよせんと暗なるで。」とプレッシャーを与えてやる。
親父殿はそそくさと自分の釣り場へ戻り、紀州釣りを再開する。
桟橋前は近投ポイントなので、まだしばらくはウキも見えるだろう。
管理人は写真を撮ったり、他にお土産が無いのでチヌを締めたりしているうちに、辺りは暗くなり、一応紀州釣りを再開するが、ウキは見えない。
『もうだめか・・・』と思い始めた時に、遠くから親父殿の声が聞こえてきた。
「母さん、タマおくれ。年無しや!!」と。
管理人も竿を置き、タマとカメラを持って親父殿のもとへ駆けつける。
『遠いねん!もっと近くで釣れよ!』と思うのだが、親父殿の実績あるこだわりのポイントだから仕方がないか・・・
駆けつけると、チヌは既に石畳の上まで上がっており、この時の石畳までの水深は50cm程度しかないので、もう潜り込まれる心配はない。
取りあえず親父殿の雄姿を写真に収め、チヌを覗きこむと・・・どうやら騙された!!
「何が年無しや、全然足りへんわ!!」
お袋様にカメラを渡し、管理人が取り敢えずタマを入れてやることに。
このポイントは桟橋下まで10m程度だが、いかに早く桟橋から離すかと、石畳の上へ引き上げる時に、石畳の切れ際に潜り込まれないかが、勝負の分かれ目だ。
写真を見れば分かるように、石畳の上までチヌを引いて来れば、横へは泳げても、下への突進はないので、もうほぼ仕留めたと思って問題ない。
かくして親父殿が仕留めたチヌのサイズは・・・
年無しにはほど遠いが、40cmオーバーなので、親父殿も納得の釣果だ。
桟橋下は根掛かりも多いし、エサ取りの宝庫なので我慢の釣りとなる。
ただし、チヌがくればサイズは期待できる。
管理人のようにカイズが続くというような可能性は皆無と言って良い。
どうやら、この日は管理人の完敗という形で、親父殿に軍配が上がった。
管理人も親父殿も、この釣果を最後に納竿とした。
この後、チヌを管理人に持って帰れという親父殿。
「大きな黒チヌは土産にはいらん!」と返すも、しつこいので持って帰ることに。
その代りに、現場でチヌを締めてもらい、腹を出すと、出るわ出るわのチヌヌカ。
『やっぱり、チヌは要らんわぁ・・・』と思うも、締めてしまったので、後戻りは出来ず、仕方なく持ち帰って煮付けにして食べることにした。
【本日の釣果】
・お持ち帰り
カイズ(クロダイ):1匹(26cm)
チヌ(クロダイ):1匹(43cm)
・その他エサ取り
チャリコ:3匹(15cm程度)
ベラ:2匹(15cm程度)
家に帰ってから、チヌ2匹を並べてみた。
17cmしか変わらないのに、随分差があるように感じるし、迫力が違う。
やっぱりチヌは40cmオーバーからやなぁ・・・と改めて思った。
因みに、この日の帰路は、あれやこれやと親父殿の講釈が延々と続いた。
寝不足と疲れで眠りたい管理人だったが、親父殿の講釈には『それは違う!!』というところがチョイチョイあり、気になって眠れやしない!
それでもこの日は黙って反発しなかった・・・何をどのように反発してもダメなことを理解しており、釣りにおいては、勝者こそがその日の先生となる資格を持つのだ。
『勝てば官軍、負ければ・・・』というのは、釣りにおいても言えることだ!!
ではまた・・・
こちらの釣行の模様は【釣りのネタ帳】動画でも、ダイジェスト版として紹介しておりますので、宜しければご覧下さい。
この場所での釣行記事は、下記にたくさんありますので、興味のある方は是非ともご覧下さい。
コメント