どうもガチろっくんです。
2018年の9月以降は、最近では珍しく立て続けに釣りに出ることができており、ブログでも釣行記録の更新が続いています。
家族サービスで買い物を終えた後の出発で、夜なら比較的出掛けやすいということもあり、今年は例年になくタチウオ戦が続いています。
タイトルに示した通り、今回もまたタチウオですが、りんくう公園裏のテトラポッド帯へルアーとエサ釣りの用意を携えて出掛けてきました。
ただ、今回は思いもよらないほど食いの渋いタチウオに大苦戦し、十分なお土産も確保できない厳しい釣りになりました。
ボウズにならなかっただけマシとも言える結果ですが、その釣行模様やいかに・・・
りんくう公園裏テトラ タチウオ釣りで惨敗の釣果
【釣 行】
2018年 10月 8日(日) 18:00~24:00
場所:大阪府営りんくう公園裏テトラ帯
天気:曇り
潮 :中潮
買い物ついでにサンマとサバを購入し、タチウオのエサとして持参
冒頭に書いたように、午後から釣りに出るので、家族との買い物は午前中のうちに済ませた。
生鮮食品コーナーを歩いていると、美味そうな生サンマが1匹100円で売っていた。
ふと思いついたのが、キビナゴは売っていないし、タチウオのエサを釣りエサ店で買うとエサ代が高く付くので、このサンマを買って帰って捌くことにした。
奥方様がサバを勝って帰ると言うので、ついでに一枚だけ餌用にサバももらうことにした。
サバは塩サバのようなので、多少は身が締まっているだろう。
サンマについては、身が柔らかすぎて三枚に下ろしにくいので、30分ほど冷凍庫に入れてから捌くことにした。
サバはそのまま1cm~2cm幅で、縦にカットしていくだけだから楽で良い。
サンマは取りあえず三枚に下ろした後、本来なら粗塩で締めたいところだが、そこまでの時間はないので、そのままカットした。
切り幅はサバと同じ程度だが、サバと違って長さがないので、少し斜めにカットしていく。
サバ半身とサンマ2匹で、合わせて50切れ~60切れほどの切り身が準備できた。
あとは行き掛けに釣りエサ店でキビナゴをワンパックだけ購入すれば、長時間の釣行にもエサ切れとなる心配はないだろう。
ただし、とある理由でキビナゴは入手出来ないことになるが、その件については次項で記載したい。
フィッシングマックスが満車状態でスルーし、りんくう公園へ向かう
タチウオをやる時の出発時間はいつも大体15時くらいだが、この日も例に漏れず15時過ぎに出発した。
目的地の貝塚人工島は管理人宅からは40分程度で着くので、明らかに早い出発だが、フィッシングマックスに寄るのと、釣り場での駐車場待ちを考えて1時間ほどは早めに出るようにしている。
途中大阪市と堺市の境にある大和川を渡る際に、『釣り吉』という釣りエサ店の横を通るのだが、ここが珍しく駐車場の空き待ち状態で、左車線が混雑していた。
三連休の中日ということもあり、釣り人が多いのは予想していたが、この異常な状態に何となく嫌な予感がしていた。
更に車を走らせること20分、フィッシングマックス泉大津店に入ろうと思った時に、嫌な予感は現実のものとなった。
『満車』・・・誘導員のオジサンが、立て看板を持って立っていた。
「エエ~っ、マジかいな。」
長年、釣行に出る時の大半は、ここへ寄っているが、駐車場の空き待ちが必要なほど混雑しているのは初めての経験だ。
「まあ、エサも持って来てるから、追加のキビナゴも要らんか・・・」ということで、この日は直接釣り場へ向かうことにした。
ただ、もう一つ悩ましい問題であるのが、釣り場の貝塚人工島のテトラだ。
ここまで釣り客が多いと、駐車場は絶対に空いていないし、空くかどうかさえ疑問だ。
それどころか、迷惑駐車の路駐組みがズラリと並んでいるのも間違いなく、そんな所へ自分の車も停めて駐車場の空き待ちをする訳にもいかない。
まんの悪いことにキャリアーも持参していないので、二色の浜の海浜緑地公園の駐車場から歩くには無理がある。
仕方がないので予定を変更し、『大阪府営りんくう公園』の裏手にあるテトラポッド帯へ向かうことにした。
りんくう公園第2駐車場に到着 帰りにひと悶着あり!!
釣りエサ店にもよらずに、釣り場へ直行したものだから、りんくう公園の駐車場(第2駐車場)についたのは16時過ぎだった。
「そうそう、ここの駐車場の料金ってこんな感じだったわな。最大でも1,030円か、まあ仕方ない。」などと思いながらゲートをくぐる。
ただ、この後帰路に着く際、まさかこの駐車料金を巡って大問題が発生することなど予想だにしなかった。
結論から言うと【土曜日・日曜日・祝日】は別料金で、最大は8時間超~24時間までで1.240円だった。
思っていた金額と違い、上図の写真を撮っていたので見直すと、やはり土・日・祝のことなど何処にも書かれていない。
納得がいかず、りんくう公園のホームページを見ると、平成30年4月1日で料金改定があり、平日とそれ以外の日の料金設定がキッチリ記載されていた。
「メインボードに掲示もしてないのに、それ反則やろ! お金持ってなかったらどないすんねん!!」
もしかしたら何処かに記載されていたのかもしれないが、釈然とせずに帰路に着くことになったのは、ここから8時間後の話だ。
半年以上も前の料金改定が反映されていないボード・・・りんくう公園裏へ釣りに出掛ける人は、是非とも注意して下さい。
りんくう公園裏テトラポッド帯の様子 釣り人少なすぎて不安を抱く
この釣り場を知らない人でも、良く見る風景だと思うが、関空連絡橋の真下からの写真撮影だ。
到着時間が早すぎたので、いつものようにブラブラと釣り場の様子を見回ることにする。
コチラは関空連絡橋の下あたりから、南向き(左)と北向き(右)を撮影した写真だ。
橋の下の絶好ポイントを含めて、数人の釣り人が要るには要る。
ただ、この時期にしては少ない・・・それほど混雑するポイントでもないが、管理人のように他の釣り場から流れてきた人もいるはずなのに、明らかに少なすぎる。
ルアーマンも少ないので、もしかして、ベイトとなるアジやイワシが全然寄りついていないのか!?
かなりの不安を覚えながら、一応北側と南側のテトラも見回ってみる。
南側テトラには数人の釣り人の姿が確認出来たが、北側テトラはほぼ釣り人が居ないと言っても差し支えないほどだ。
これだけ広大な釣り場で、まもなく夕マズメを迎える時間帯が訪れるにも関わらず、数えることができるほどの釣り客しかいない。
正直、管理人も釣り場の移動を考えたが、かといって何処へ行けば良いのかという問題がある。
釣果情報のある釣り場は、何処も混雑しているだろうし、公園の中も含めて散歩をしているうちに小一時間ほど経ってしまっている。
駐車料金も発生していることを考えれば、もはや腹を括る意外に選択肢は無く、結局関空連絡橋の下あたりに釣り座を構えることにした。
本日のライトショアジギングタックル
実はこの日、新調したDAIWA Emeraldas V(エメラルダスV)を持ち込んでいた。
2018年7月に発売されたばかりの新製品だが、管理人が発売されたロッドをすぐに購入するなど滅多にないことだ。
ただ、ずっと使い続けていたエギングロッドがあまりにも古く、ここまで我慢して使い続けたご褒美のようなものとしての購入だ。
タイプは89MXなのでかなり硬調だが、2.5号以下のエギはあまり使わないし、今日のようにライトショアジギングにも使うのでこれで良い。
とにかく専用性よりは汎用性の高い製品を好む管理人にとっては、ピッタリのロッドだと思うので、これから数年間はメインロッドとしてお世話になるだろう。
そして、セットしたルアーは、前回に引き続きOcean Ruler(オーシャンルーラー)のGUN GUN JIG Ⅱ(ガンガンジグ2)で、20gのUVシルバーを使う。
すでに前回釣行でボロボロにされているが、リーダーだけ新品のDART LEADER 40lb 10cmを使うことにした。
ジグにもワインドにも反応を示さないタチウオ
タチウオシーズンも10月に入り、徐々に時合も後ろへずれつつあるので、薄暗くなるまでは無反応でも気にしない。
この日も18時過ぎにはキャスティングを開始したが、予想通りバイトはない。
貝塚なら周囲で釣れ始めたら分かるので、『いよいよ始まったか!』と時合の開始も認識できるのだが、周囲にルアーマンはいない。
少し離れた位置にウキ釣り師がいるので、これの動向を伺いながら釣りを続けるが、お互いにアタリのない時間が続く。
19時を過ぎたあたりであったか、ウキ釣り師がようやくタチウオを釣り上げる。
ただ、連続でヒットすることはなく、コチラも相変わらずノーバイトなので、ワインドに切り替えて、遠近の全層でシャクリまくる。
早巻き、遅まき、色々やっていると、もう何が何だか分からないようになって来た時に、ようやく1本目を釣り上げた。
1本のタチウオをヒットさせるのに、こんなに苦労するのも珍しい。
そりゃ秋になってもタチウオが寄らない釣り場もあるが、りんくうテトラは一応タチウオの実績あるポイントだ。
ワインドでも釣ったという感覚ではなく、どちらかというと釣れたという一匹だ。
エサのウキ釣りもあまり反応がなさそうなので、今一度、ワインドからジグに戻してもう少しキャストを続けてみる。
30分くらいは続けただろうか、もうさすがに電気ウキにシフトしようとしていたら・・・
ようやくヒットしてきたのは、F2.5の小さなタチウオだ。
針掛かりも悪くないので、このまま放してやりたいところだが、本能が警告してくる。
『それリリースしたら、お土産ないよ。』
さっとクーラーにしまい込み、いよいよ本気で勝負に出ないとヤバいと思い、辛うじてボウズを逃れた初披露のエギングタックルを置く。
本日の電気ウキ釣りタックルとエサ
電気ウキ釣りタックルは、ルアーを開始する前の明るい時間帯に、予め用意していた。
特に工夫もない通常の電気ウキ釣り仕掛けで、とりあえず貫き針で開始する。
棚はこの後、コロコロと変更することになったが、とりあえずは1.5ヒロで開始する。
本日のエサは、すでに紹介した通り、サンマとサバの切り身だ。
キビナゴを追加するつもりが買って来れなかったので、エサの量は大した量ではなかったが、結果的にこの日はこれでも余った。
満を持さないタチウオの電気ウキ釣り
ブログ的には『満を持してのウキ釣りスタートだ!』といきたいところだったが、現実は厳しかった。
一応周囲でも電気ウキが浮いており、アタリも出ているようなのだが、全くと言ってよいほど食い込んでいない様子だ。
期待感の薄いスタートだったが、予想通りまともなアタリが出ない。
何度か押さえ込むようなアタリは出るのだが、最終的にウキを沈めこむようなアタリが出ない。
待っても最後まで食わない、誘っても追ってこない、そして、早めに合わせてももちろん掛からない。
しかも一度アタリが出たら、次のアタリがでるのはいつになるのか分からない。
おそらく30分~1時間の間に1回当たるくらいのペースなので、慎重にならざるを得ないが、針には乗ってこない。
ウキ釣りを始めて2時間以上は経過したであろうか、ようやく・・・
合わせるのが怖くて、慎重になり過ぎ、思いっきり飲み込まれている。
F3のタチウオだが、この時期に1本のタチウオを釣るのがこれほど難しいのも珍しい。
この日の干潮は23:30、時間帯が悪いのもあったのだろうが、この後も時折くるアタリを捉えられず、時間だけが過ぎて行く。
納竿までにもう1度だけヒットさせたが、フッキングが甘かったのか、抜き上げる直前の最後の抵抗時に抜けてしまった。
釣果が十分でない為、なかなか終わるという踏ん切りがつかなかったが、いよいよ時計は0時を回ってしまった。
思いもよらず長期戦になったため、奥方様の就寝時間が近づき、『まだ帰って来ないのか!?』とLINEが届く。
致し方なく『もう帰るところ』と返答し、ここで諦めて泣く泣く納竿とした。
本日の釣果とタックル
【お持ち帰り】
タチウオ:3本(F2.5~3、70cmまで)
【リリース】
なし
【本日のタックル】
本釣行で使用した管理人のタチウオタックルは、以下のような感じです。
ライトショアジギング
- ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダスV 89MH
- リール:ダイワ(Daiwa) スピニングリール 17エクセラー 2506H-DH
- ライン:STARMAX PEライン 1号 4編 5色マルチ
- ワイヤー:がまかつ(Gamakatsu) ワイヤーリーダー 10cm-φ0.3mm
- メタルジグ:OceanRuler(オーシャンルーラー) ガンガンジグ2 20g UVシルバー
- ワインド:エコギア(Ecogear) パワーダートコンビ 20g グロウ
電気ウキ釣り
- ロッド:シマノ ロッド ホリデー 磯 R 遠投 3-450PTS
- リール:DAIWA(ダイワ)フリームス11 2000
- 電気ウキ一式:冨士灯器 必釣夜釣人 赤 3号
- フック:がまかつ(Gamakatsu) 喰い渋りタチウオ仕掛II つらぬき仕様5号
- ケミホタル:ルミカ(日本化学発光) パワー太刀魚75レッド
今回は数・サイズともに、非常に厳しい最終釣果となりました。
実はエギも持参しており、タチウオの気配が弱いのなら、エギングにシフトしようかとも思っていました。
ただ、1匹・2匹釣れてしまうと、お土産として中途半端過ぎて、踏ん切りがつきませんでした。
ウキ釣りの仕掛けも、途中からフロロの1本針にして、何とか食い渋りをキャッチできないかと工夫もしたのですが、思い通りにいきませんでした。
今回の釣り場は空いていたので、気を使わなくて良かったですが、釣果が伴わないと何のこっちゃないですね。
どうやら、今年の太刀魚は、更にリベンジ戦に出向く必要がありそうです。
釣り場はどうするか・・・他にも空いている釣り場はあるし、また違う釣り場へ出向いてみるか・・・悩ましい問題です。
【2018年のタチウオ釣行】
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