どうもガチろっくんです。
今回は前回投稿の続きで、京都府の丹後半島への一泊車中泊の遠征のうち、二日目のアオリイカ釣行の模様をお届けします。
因みに、初日は間人城島公園の地磯と波止にてアオリイカをエギングとヤエン釣りで狙い、夜釣りでこの時期の秋イカとしては良型の800g超えを含む6杯の釣果となりました。
初日の釣行については、コチラをどうぞ
そして、二日目は養老漁港でのエギングとヤエン釣りのアオリイカ釣行です。
初日の好天と違い午後を迎える前に雨が降り始め、考えていたよりも早い時間に終える午前中だけの釣りとなりましたが、果たしてその釣果やいかに・・・
養老漁港でアオリイカのエギングとヤエン釣り
【釣 行】
2018年 10月 23日(火) 7:00~11:00
釣り場:京都丹後半島 養老漁港
天気:曇り後小雨
潮 :大潮
京都府丹後半島の養老漁港に到着
今回のアオリイカ釣行は丹後半島へ向かうということ以外、釣り場の選択についてはノープランだった。
前日の納竿後に食事をしようと車を走らせるも、開いている飲食店はおろかコンビニさえ見つからず、結局翌日のエサの調達のこともあるので、宮津まで来てしまった。
結果的に宮津の道の駅で車中泊し、5時に起床してから釣りエサ店へ向かう。
宮津の釣りエサ店で検索してみると、3件の釣りエサ店がヒットした。
購入するのはエサのアジを釣るためのアミエビだけなので、店は何処でも良かったが、ちょうど道の駅の近くに5時にオープンする【河岸釣具店】という店があったのでここへ寄る。
アミエビの一番小さいのを頼んだが、値段は400円と少し高め、更に、アミエビに氷が含まれておりお世辞にも良質とは言えないが、郷に入っては郷に従えと言うし、致し方あるまい。
アミエビを購入した後は176号線から178号線に入り、北へ向かって車を走らせる。
取りあえず伊根へ向かうつもりだったが、その途中には養老漁港があり、天気も悪いのでなるべく近いところが良いという話になり、二日目のアオリイカ釣行は養老漁港で行うことにした。
養老漁港には有料の駐車場があったが、どうやってお金を払えば良いのかが分からない。
とりあえず漁協の人に聞こうと思ったが、カギは締まっており人の気配も無い。
清掃協力金を入れるBOXがあったので、ここへお金を入れれば良いみたいだが、金額も分からなければどうやって支払いした車であることを知らせるのかも分からない。
そんな時、ちょうどエギングにやってきた若いお兄さんがいたので、お金の払い方を聞いてみると、代金の600円と一緒に車のナンバーを書いた紙をBOXに入れておけば良いとのことだった。
教えてもらったように駐車料金を支払い、漁港の先にある防波堤に向かう。
ヤエン釣りのエサとなる豆アジを釣る
養老漁港の釣り場に到着したのは6時半過ぎだったが、平日と言う事もあってか釣り人は少ない。
前日の釣り場である間人城島公園もそうだったが、大阪界隈での釣りばかりしている管理人としては、この釣り環境は羨ましく思える。
写真は養老漁港の沖向き波止で北向きになるが、先端にある白灯まで見渡しても、先行する釣り人は数人だけだ。
遠目に見ていると、どうやら皆エギンガーばかりのようだ。
写真を見ても分かるように、そこかしこに墨跡が残っており、アオリイカの魚影の濃さが伺える。
コチラは南向きの様子だが、手前にいるのは管理人の弟君で、他の釣り客は奥にエギングをするお兄さんが一人だけだ。
この写真でも見て分かるように、まだ目新しい墨跡がいくつも伺える。
ただ、墨跡を確認できるのは釣り人に取っては有難いことだが、墨跡を残しておくのは漁港の人たちにとっては迷惑行為だ。
完全にとは言わないまでも、軽く海水を流す程度のことはしておかなければならない。
少し横道へ逸れたが・・・
決して早い到着時間ではないので、急いでヤエン釣りのエサであるアジを確保すべく、サビキ釣りを開始する。
ちょうど朝マズメの時合に突入しており、波止際までアジが寄っていたので、あっという間にエサの調達は完了した。
前日に引き続き15匹程のアジを確保したが、どうにもサイズが小さく豆アジレベルだ。
もう少し大きめのアジを確保したかったが、陽は昇っているのでいつまでもアジ釣りに拘ってはいられない。
そう、管理人としては、今回の釣行の目的の一つ、新しいエギングロッドへの墨付けを達成しなければならないのだ。
アオリイカのエギングにて墨付け完了
先日購入したのはDAIWAのエメラルダスV 89MHだが、別にアオリイカを釣るために購入したロッドではないというのが正直なところだ。
ただ、やはりエギングロッドを購入した以上は、早いうちにエギングでアオリイカを仕留めておきたい。
今日は弟君はエギングをせずにスタートからヤエン釣りでいくようだが、管理人はエギングを優先することにした。
写真に手が写り込んでしまったが・・・
スタートはデュエル(DUEL)のイージーQ ダートマスター夜光ブラック(ナイトマスター)3号を使用する。
ロスト覚悟で波止際まで徹底的にボトムを攻める。
アオリがヒットする時は、出会いがしら的に意外と早くゲットすることも多いと思うが、そう簡単に事は運ばなかった。
波止を数mずつ横へ移動しながら、これでもかというほど打っていく。
20分程打ってから、ルアーローテーションでパタパタQのオレキンに交換し20分、アタリはなく再び夜光ブラックに戻す。
50m以上は歩いたのではないかという時、突然の『ドーンッ!』
グィ~ン、グイーンと逆噴射を浴びるたび、緩々にしたドラグが少しだけ出ていく。
手応えでサイズが大したことがないことはすぐに分かったが、身切れしないように慎重に寄せて抜き上げる。
胴長17cmで300gを少し割るアオリイカで少し小さいが、新ロッドでの最初の獲物はやはり嬉しい(厳密に言うと、すでにタチウオを釣り上げており、これが最初の1匹ではないのだが。)。
のべ2日間で5時間程はしゃくり続け、苦労してゲットしたアオリとなったので、記憶にも残るだろう。
これにて本釣行の目的の一つ、エメラルダスVへの墨付けは何とか無事に完了した。
この頃、ヤエン釣りをしていた弟君は、すでにアオリをヒットはさせていたのだが、捕り逃していた。
管理人も、エギングタックルを置き、お土産確保へ向けてヤエン釣りを開始する。
ヤエンでアオリイカを狙うも思ったように釣果を伸ばせず納竿
デイのアオリということで警戒心の高さもあるのだろう。
隣同士でアジを泳がせていた弟君のドラグが再び走るが、管理人がヤエンを取りに行こうと思っていたら、早くも離されてしまう。
脳天を噛まれているのでアオリイカには間違いないのだろうが、もう少しドラグを緩めるべきだったかと悔いは残る。
少し経ってから、今度は管理人のドラグが走り、十分に頭を落とす時間を与えて寄せて来るが、今度は弟君にヤエンを投入してもらった直後に離されてしまう。
「擦れすぎやろ!」
首から完全に落とされていたので、なかなか納得がいかない。
エサのアジが小さ過ぎるので、あまり時間を掛け過ぎる訳にもいかず、前日と打って変わって苦戦する。
二人して『おかしいなぁ』と難しさを感じつつ、アジを沖向きへ誘導する。
この釣り場は潜らせすぎると、どうやら沈みテトラがあるのか、それとも根が深いだけか分からないが、アジが根に入ってしまう。
そうこうしているうちに、弟君にバイトがあり、三度ドラグが走る。
「おい、慎重にゆっくり食わせろよ!」と言う管理人。
『・・・』黙って止まったドラグを見つめ、竿先で軽くイカが乗っていることを確認する弟君。
時間にして約5分、緊張の一瞬だが、ほとんど寄せて来ることもなく、もうヤエンを入れてくれという弟君。
『大丈夫かよ、根に掛けんなよ。』と、早すぎるヤエン投入に疑問を持ちつつヤエンを滑らせる管理人。
2度ほどシャクリを入れると、前日に引き続いて使用していたチヌ竿は弧を描く。
『よっしゃ、掛かったわ。』と一安心の弟君。
もう取り逃すことは出来ないので、サイズに関わらずタモを入れる用意をする。
苦労してゲットしたアオリイカは、管理人がエギングで仕留めたサイズよりは少し大きい300gオーバー。
すでにボウズはなかったのだが、2杯目のアオリイカを釣り上げ、二人してホッと胸をなでおろす。
この頃から、ポツリポツリと細かい雨が落ち始める。
エサはまだ十分にあるし、納竿予定の正午までも時間があるが、雲行きはかなり怪しい。
互いに1杯づつ上げているので焦ることはないが、出来ればもう少し釣果を伸ばしたい。
少し時間を置いてから、今度は管理人の竿に重みが掛かり、少し聞いてやるとドラグが走り出した。
「よっしゃ、来た!」
少し走るとドラグが止まったので、首を落とし始めたかと思っていたら、再度ドラグが走り出す。
何か違和感を感じるが、しばらくするとドラグが止まり、今度はコンコンコンと竿先を叩く。
明らかに不自然だが、ここで引き寄せるのは怖く、アジがまだ生きていたのだと思い込みたい気持ちで一杯だ。
少し止まったままになったので、もう一度竿で聞いてやると、三度ラインがスゴイ勢いで走る。
「アカン、アオリちゃう!!」
もう十分に丸呑みしているようなので、一気に引き寄せてくると、やはり首を振っているので魚で間違いないようだ。
ある程度引いてきたところで、犯人を確認しておきたいので、一応ヤエンを投入するように弟君に伝える。
二度・三度シャクリを入れると、ヤエンがうまく掛かったようで、一気に浮かせて引き抜くと犯人は・・・
何となくそうじゃないかと思っていたが、犯人はエソだった。
まあ、何も食わないよりかはマシだが、エソはちょっと・・・
この後、更に30分ほどアジを泳がせ続けるも、管理人・弟君ともアオリのアタリはない。
時折雨もパラつき空模様もかなり怪しくなってきたので、これにて納竿することにした。
丹後半島遠征の最後がエソだと締めが悪いので・・・
ブログに正面から姿を現すのは久しぶりのような気がしますが、折角の弟君との釣行なので、記念に管理人の姿も写真に収めて貰うことにしました。
本遠征の釣果とタックル
【お持ち帰り】
トータル:8杯(胴長16cm~26cm、280g~820g)
マアジ:15匹(15cmから22cm)
【リリース】
エソ:1匹
カワハギ:3匹
小ガシラ(カサゴ):3匹
管理人がこの日アオリをゲットしたエギングタックルのみ、以下に紹介しておきます。
【エギングタックル】
リール:ダイワ(Daiwa) 17エクセラー 2506H-DH
ルアー:デュエル(DUEL) エギ EZ-Q ダートマスター 3号 夜光ブラック(ナイトマスター)
本日の釣果は、記事中で紹介した通り、アオリイカ2杯(胴長18cm、300g前後)とエソだけに終わりました。
うまくすればもう少し釣果を伸ばせたと思いますが、エギングで相当な時間を使ってしまったので、致し方ありません。
今回の丹後半島遠征では、初日の間人城島公園、二日目の養老漁港ともに、比較的多くのアタリがあり、アオリイカの本場ならではの魚影の濃さを感じることができました。
ただそれでも、この辺りを知る人に聞くところによると、今年はアオリの釣果は良くないとか・・・恐るべき丹後半島ですね。
結果的に管理人・弟君とも4杯づつで8杯のアオリイカを釣果に収め、十分満足のいく釣行となったのは言うまでもありません。
イカ好きのウチの姫君の期待を一身に背負って臨んだ今回の釣行でしたが、その目的も達成できて何よりです。
たまには大阪湾を離れて、遠征してみるのも良いものですね。
それでは、また・・・
初日の間人城島公園での釣行も、是非ともお楽しみ下さい
その他のアオリイカ釣行の記事もどうぞ
コメント