どうもガチろっくんです。
先月のアブシン釣行が2022年の初釣りでしたが、辛うじてボウズ逃れとなる貧釣果でした。
7か月ぶりの釣りということで、釣れなくても十分に楽しめましたが、やはり海釣りに出掛けるならお土産が欲しかった。
一度釣りに出掛けたことで、釣り熱がぶり返し、次の釣行のことばかり考えるようになりました。
今年もはや6月の梅雨入り前、ちょうどマダコの新子が釣れ始める時期となります。
管理人自身は例年梅雨前後から夏場にかけてはタコ釣り釣行に出掛けることが多く、少し早いかなとは思いましたが、今回はオクトパッシングに出掛けることにしました。
しかしながら、釣果の方は完敗で、前回に続きブログに挙げるかどうか考えるような、ボウズすれすれのひどい結果になってしまいました。
今回の釣り場は南港の釣り公園、ターゲットはタコ、釣り方はタコエギを使ったオクトパッシング、果たしてその釣果やいかに・・・
南港魚釣り園護岸で新子タコのオクトパッシングも貧釣果
【釣 行】
2022年 6月 11日(土)05:40~7:30
釣り場:大阪南港にある魚釣り園護岸
天気:曇り
潮 :中潮
釣り具は事前に調達 南港にある魚釣り園護岸へ直行
近年は釣行機会も少なく、もっぱらその時期その時期で釣れている魚を狙って釣りに出掛けている管理人だが、初夏のマダコと秋のアオリイカにタチウオあたりは、ここ近年の鉄板釣行となっている。
昔はひたすらチヌばっかりやっていたが、現在はチヌ釣りに出掛ける機会はなく、家族に食材として喜ばれるものが対象魚の主体になってしまったというのが正直なところだ。
ただ、毎年続けているといっても、平均して月に1回程度の釣行なので、タコ釣りの釣行回数も安定しているわけではない。
ちょっと過去の記録を見直してみると、2020年は5回出掛けて18杯だったが、昨年2021年は1回しか出掛けず3杯(キロアップ含む)だった。
去年釣行1回にも関わらずおそらくタコエギやタコジグはそれなりに買い足しており、今回も在庫を調べずAmazonでタコエギを8個も追加してしまったものだから、タコ用品は売るほど余っている状況だ。
釣りに出掛ける機会は少ないのに、ついつい考えなしに釣り具を買ってしまう悪い癖は直さなければならない。
そんな感じなので、今回は釣りエサ店に寄る必要もなく、現場へ直行だ!(行き道に魅惑のフィッシングTポートがあるが、寄ればまた余計なものを買ってしまうので幸いだ。)
管理人は大阪在住だが、自宅のそぐそばに南港通りが通っており、大阪南港にある魚釣り園護岸までは20分ほどだ。
南港の魚釣り園護岸は午前5時から開園するが、開園に合わせて行くと混雑しそうなので、出発時間を5時にした。
南港の魚釣り公園は無料の海釣り公園だが、駐車場は民間の会社が経営しており、これには料金がかかる。
駐車場に到着したのは5時半前だったが、まずここで予想外の展開だ。
「あれ、1,500円?駐車料金ってこんなに高かったっけ!?」
確か1日最大1000円だったような気がしたので、家に帰って確認すると、数年前に来た時は『最初の30分は無料、30分以上1時間まで500円、1時間以上は1,000円』だった。
今日も朝一だけの短時間釣行で、たぶん停めても2時間~3時間で帰るので、これは釣り公園の場所を考えれば、かなり割高の出費と言える。
最大は仕方がないとしても、せめて1時間単位の料金設定をしてほしいと思うのは、朝一のみジギングに来るアングラーなども同じ思いではなかろうか。
駐車場内に入ると、先行客は20台ほどか。
釣り場の規模を考えれば、それほど大したことがないのは、この日が雨予報だったせいか、それとも釣れていないのか。
しかしながら、そう思っていたのは釣り場に出るまでで、実際には想定を大きく上回る釣り客がいたのは、この後分かることである。
南港魚つり園護岸と本日の釣り座
駐車場から長い1本道の通路をテクテクと歩く。
ロッド1本、クーラー1つ、傘1本の軽装備だが、キャリアーを持ってこなかったので、クーラーがなかなかに重い。
入り口の売店横にある自動販売機で、ペットボトルに入った160円のブラックコーヒーを1,010円投入して購入したが、おつりが全部100円玉と10円玉で返って来てげんなりする。
そしておつりを取ることに集中していたせいか、それとも考え事をしていたせいか分からないが、購入したコーヒーを取り忘れたことに気付くのは、後に休憩を取ろうとした時に判明したのだが、この時のショックは大きかった。
このミスにより、この日の釣行時間が30分は短くなったと言って良いだろう。
南港魚つり園の護岸への入り口に立つと、自分が思っているよりもずっと釣り場は盛況だった。
護岸の右側(北側)も左側(南側)も、釣り人で一杯ではないか。
ここには南港南六丁目というバス停があるが、まだバスが走り始める時間ではなく、確かにバイクや自転車で来ている人も多かったが、それにしても多すぎる。
車で来ている人の多くが、家族連れや同行者がいる状況でなければこうはなるまい。
取り合えず管理人の目的地は、入り口から一番遠い南側の白灯波止なので、ここから更に5分ほどテクテクと歩き続ける。
途中先客の釣りの様子を覗うと、青魚のサビキ釣り(投げサビキ)、大型の青物狙いのショアジギング、チヌ釣り(フカセ釣りと落とし込み釣り)、タコ釣り(タコエギとタコジグ)が大半を占める。
歩いている途中で釣果が確認できたのはチヌだけで、小魚が入ったバケツなどもなく、この時間帯の釣果は芳しくないようだ。
そして、白灯波止までやってきたのだが、こちらもそれなりに釣り客が多く、間に入るのも気が引けるので、少し戻って西向きの護岸に釣り座を構えることにした。
出来ればコーナーに近い場所に入りたかったが、3人の先客がいたので、少し離れたところに釣り座を構えた。
釣り座と言っても、タコ釣りの場合はある程度探り歩くことが多いので、スタート地点と考えて良い。
ここから徐々に白灯台方面へ移動していくつもりだったが、、実際のところは、この後も釣り人がどんどんと入ってきて、ほとんど動けなくなってしまった。
タコ師の多くは釣り人と釣り人の間を転々としていくが、管理人は肝が小さいので、釣り人が多い時は一か所で粘る傾向が強い。
これって先日のアブシンの探り釣りで身動きできず、ボウズすれすれの釣果になった二の舞では・・・
取り合えず、オクトパッシングの準備に取り掛かる。
本日のタックルとルアー(エサ付き)
スタートのタコエギは実績の高いタコやんを使用することが多いが、この日はタコエギの中で最も安いマルシン漁具のオクトパスタップだ。
ルアーフィッシングなのかエサ釣りになるのか分からないが、オクトパスタップに鶏皮を巻き付けてある。
もちろん事前に家で巻き付けてきたもので、冷凍庫に保管しておいたものを持参した。
銅線巻き、PEライン巻き、輪ゴム巻きの3種類を用意し、ここでは詳しく話さないがそれぞれ一長一短ある。
そして、管理人のタコ釣りに使用するタックルは多くないが、この日は最も使用頻度の高いものを1本だけ持参した。
タコエギのオクトパッシングにも、タコジグの際釣りにも使用できる50号の船竿と、3号のPEラインを巻いたベイトリールだ。
最近はPEラインをダブルラインにすることで、ショックリーダーがなくても問題ないことが分かったので、この日もリーダーは使用しない。
あと、オクトパスタップはシンカーが軽いので、アイの部分にはスナップ付きの3方サルカンを使用し、6号のホゴオモリを組み込んでいる。
オクトパッシングのタックルとリグはシンプルなので、1~2分で準備は完了し、いよいよ1年ぶりのタコ釣り開始だ。
幸先よく一投目でタコゲットもその後続かず惨敗
取り合えずキャスティングして速攻根掛かりというのは避けたいし、ラインを慣らすというのもあって、30mほど遠投気味にキャスティングしてスタートする。
小刻みに竿先を震わせながら、ゆっくりとズル引きしてくる。
沖目は砂泥底となっていることと、潮が手前に動いていることもあり、テンションの掛かりは少ないが、海底の様子は良くわかり釣りやすい状況だ。
南港魚つり園は確か護岸から10m近くまで捨て石が入っていたはずだが、このあたりは竿1本分ほどまで引いてきてようやくシモリにあたり始めた。
捨て石の切れ目あたりでチョンチョン・チョンチョンと誘いをかけ、タコエギをしっかりと止める。
すると何となく掛かるテンションが大きくなり、「まさかなぁ・・・」と思いながら、ロッド大きくしゃくり上げると重みがのる。
ゴリゴリとリールを巻いてくるが、タコ特有の逆噴射の抵抗はなく、水面付近まで上がってくるまでタコなのか海藻やゴミなのかが分からない。
水面まで来て、タコの姿が見えてテンションが上がる。
『よっしゃー、タコや!』と喜びたいが、サイズが小さく周囲の目も気になるので、さっと写真だけ撮る。
新子の時期なので、200~300gのものが複数釣れて満足していたら、リリースしてもおかしくないサイズだが、それでも今年初のタコということもあって嬉しい。
まさか一投目から釣れるとは思っておらず、幸先の良い結果に期待が高まる。
そして、そこから3投ほど、時間にして10分後くらいか、早くも2杯目のタコゲットと言いたかったところだが、これは海面ポチャでオートリリースしてしまった。
サイズは1杯目と同じようなもので、3.5号のタコエギを使っているせいもあり、フックに掛かっていない状態で上がってきたのだろう。
バラしてはしまったが、このヒットで1杯目の釣果が出合い頭ではなさそうだと思え、ますます期待は高まった。
ところが、そんな期待とは裏腹に、その後、キャストを繰り返し、根掛かり覚悟のリスクを冒して攻めても、一向にタコは餌木に乗ってこない。
1時間ほどしたところで、少々腕も疲れてきたので、コーヒーブレイクやと思い、小休止を取ろうとした。
しかしながら、クーラーに先ほど買ったはずのブラックコーヒーがなく、ここでまさかのやらかしに気付く。
この釣り座から、改めて売店までコーヒー1本を買いに行くには、あまりにも遠すぎる。
朝起きて飲まず食わずで出てきたので、時期的にのどは乾くし、また無いと分かればなお欲しくなるのは人の性だろう。
タバコ休憩だけして、タコ釣りを再開するが、引き続きアタリがない時間が続き、これがまたやけに長く感じる。
時間はまだ7時半前で、釣り開始から2時間も経っていなかったが、雲行きも怪しく小雨がぱらつき始めたことで、なおやる気を維持するのが難しくなる。
幸先の良いスタートだったにも関わらず、まさかの新子タコ1杯のみの釣果となってしまうが、ここで納竿することにした。
南港魚つり園護岸での本日の釣果とタックル
【お持ち帰り】
タコ:1杯(100g未満)
【リリース】
なし
1年ぶりのオクトパッシングは、新子のミニダコ1杯という貧釣果になりました。
家に帰ると、奥方様や子供たちから「なんや、これだけ!?」と厳しい評価を受けました。
ただ、湯がいて醤油マヨと一緒に出すと、新子のタコは非常に柔らかくておいしいので、「もっと釣って来て。」と要望が出たのは狙い通りです。
なお、本日は満足のいくような釣果が出せなかったので、おすすめ仕掛けとしての説得力もないので、タックル紹介全般はなしとします。
ただ、タコエギについて耳寄り情報があるので、その点だけ紹介しておきます。
マルシン漁具のオクトパスタップは、オクトパッシングを楽しむアングラーにとっては、言わずと知れた最安のタコエギ(販売価格は200円程度)ですが、釣具店によっては置いていない店も多いです。
Amazonや楽天市場などのECサイトでの取り扱いもありますが、これらはむしろ送料の方が高くつくので、結局他のタコエギと変わらない値段になっていました。
ところが、記事作成現在で、Amazonでは元来のオクトパスタップの価格そのままの送料無料で販売されており、シンカー付きのダンシング八ちゃんも同様です。
先に記載した管理人が何も考えずにタコエギ8個を追加したのは、これに気付いたためで、オクトパスタップ4種類とダンシング八ちゃん4種類の8本で2,000円弱で買いました。
在庫過多か、何かの間違えかは分かりませんが、消費税を考えれば店頭で買うより安いので、オクトパスタップやダンシング八ちゃんを使っているユーザーさんは一度サイトを覗いてみては如何でしょうか。
【2023年4月追記】
最近の物価の上昇に伴って、オクトパスタップの最安入手も難しくなってますが、安くなったタイミングでうまく入手できれば良いのですが・・・
今回は大阪湾の釣りとしては毎度安定して釣果を出してきたタコ釣り釣行でしたが、まさかのボウズすれすれの不本意な釣果となってしまいました。
まだ梅雨入り前ということもあり、武庫川一文字は新子も上がり始めましたが、岸和田一文字はまだシーズンを迎えておらず、本番はこれからです。
マダコは当たり年と外れ年の差が大きいターゲットですが、去年・一昨年はまずまず良かったので、今年も良い年になるといいですね。
今回の結果を受け、管理人自身の次回の釣りも、マダコのリベンジ釣行になりそうです。
南港魚つり園護岸の釣り場については、各ポイントも含めて詳しく紹介していますので、ご興味のある方は是非ともご覧ください。
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