どうもガチろっくんです。
ここ最近は6回連続で新子のマダコ狙いの釣行に出掛け、短時間釣行ばかりながら、調子よくボウズなしの6連勝となりました。
7月も下旬に入り、ボチボチタコも最後にするかなと思っていたら、家族から「もうタコは冷凍庫に一杯残ってるからエエで!」と言われました。
そんな感じで急にストップをかけられると、「あれ、じゃあ何を釣りに行く?」となり、メバルは終わっているだろうし、太刀魚には早いし、家族帯同ではないのでサビキというのもやる気が起きない。
そう思って釣果サイトを覗くと、夏シーズンの代表魚であるキスが大阪近郊でも釣れているという情報を目にしました。
ふだんキスを狙いに出ることはまずないのですが、チョイ投げなら気軽に楽しめるかということで、急遽キス狙いに出ることにしました。
さて、2年ぶりになるキスのちょい投げ釣り、果たしてその釣果やいかに・・・
大津川尻釣り場でキスのチョイ投げ釣り釣果
【釣 行】
2024年 7月 21日(日) 5:00~9:00
場所:泉大津と忠岡の大津川尻
天気:晴れ
潮 :大潮
泉大津の大津川河口のテトラポッド帯はアタリなし
長い釣り経験の中で、海釣りを始めた当初は投げ釣りをしていたので、キスもそれなりの経験はあるが、結婚後に投げ釣りタックルはすべて処分したので、今ではキスやカレイの釣行とは無縁だ。
ちょい投げ釣りならライトタックルでできるのだが、半夜のぶっこみ釣りをすることは多くても、朝方からのチョイ投げをすることはほとんどない。
もともと夏場は夜釣りや短時間釣行ばかりだが、これは管理人が暑さに弱いというのが大きな要因だ。
この日は4時過ぎの出発としたが、釣り場である大津川河口に到着したのは5時頃、暑くなるまでの3時間か4時間の釣りになるだろう。
対岸には忠岡の高場があり好釣り場だが、ここは確か今立ち入り禁止になっている。
少し上流に水銀灯の波止があるが、こちらは釣り場が狭いので、混雑は必至だろう。
そこで泉大津側の釣り場に入ったのだが、ここはテトラポッド帯でもすぐ後ろの防波堤が高く、日除けになってくれるというメリットがある。
本日のタックルはエギングロッドに2000番のスピニングリール、ラインはPEの1.2号を巻いてある。
仕掛けは10号の天秤オモリに完成仕掛けをそのままセットするだけだ。
中通しになっていないことが気になるが、まあこの時期のキスなら問題ないだろう。
用意したエサは石ゴカイ330円(左)と青イソメ330円(右)だ。
青イソメは使わない可能性が高いが、エサ釣りをする時には、いつも念のためと合わせて買っている。
一応石粉も持参したが、おがくずが小さめで滑り止めとしてよく効いたので使わなかった。
5時15分頃だったと思うが、キスのチョイ投げ釣りを開始した。
ちょい投げと言っても30m~50mくらい投げ、頑張れば80m近く飛ばすことも可能だ。
キスの群れに出会うために、遠近さまざまなポイントを引きずりながら探るがアタリはない。
30分、1時間と時間だけが無常に過ぎるが、ハゼすらも当たってこない。
日が昇り始めて気温も上がってくるが、後方の防波堤の日除けは機能しており、それほど快適さは損なわれていない。
ただ、このままでは、時間だけが過ぎてボウズになるのではないかと懸念がある。
対岸の釣り場は日除けがなく、暑さとの戦いは必至だが、ボウズとの天秤に掛ければ自ずと結論は出た。
開始1時間半を経過したところで、釣り場を移動することにした。
忠岡側の大津川尻の波止でキス連発!!
忠岡の水銀灯波止へ移ってきたのは7時だったが、あ、暑い・・・。
やはり日除けがないと、この時間でもすでに30℃を越えている。
先端は人気ポイントで、5人ほど先客がいたので、波止の中ほどのテトラ上から釣りをすることにした。
この後も続々と先端に釣り人が入って行ったので、これは正解だったと言える。
もちろん、正解というには釣果が必要だが、コチラに移ってからは1投目からキスが連発した。
10cm~12cmほどのキスだが、初夏のキス釣りならピンギスが多いのは当然だ。
ピンギスも普通に美味しいので、いつもと違ってキスの釣果はすべて持ち帰る。
うまくすれば、キスのダブルヒットも可能なほど魚影は十分濃そうだ。
ある程度分かってはいたことだが、同じ大津川尻でもこれだけ魚影が変わるのには理由がある。
この釣り場にはマリーナがあり、また渡船も含めてしょっちゅう船が通るので、同じ大津川沿いでも差が出るのだと勝手に思っている。
エサ取り1つ当たらなかった先の釣り場とはえらい違いだ。
この日のエサ取りは上記の通りで、ハゼ、ヒトデ、ヒイラギ、チャリコ、クサフグといった面々だ。
特にハゼは2桁近くヒットし、キスの釣果数とそれほど変わらなかった。
そして肝心のキスだが、この日の良型は1匹のみだった。
良型と言っても17cmのキスなのでそれほど喜べないが、ピンギスだけというよりは幾分気分も変わる。
これが釣れたことで、この日のミッションは成功したと言える。
この後もキスとハゼを繰り返し釣りながら、いくぶん釣果を伸ばす。
そして午前9時、とうとう暑さに根負けし、納竿することとした。
(残ってる釣り人もすごいし、この時間から釣りに来る人もすごいわ・・・)
本日の大津川尻でのキスの釣果
【お持ち帰り】
キス:13匹(17cmまで)
【リリース】
ハゼ:10匹程度(12cmまで)
その他:ヒトデ、クサフグ、チャリコ、ヒイラギ複数
時間的なものを考えれば、ターゲットとしていたキスはそれなりに釣れましたが、良型は1匹、10cm越えが数匹、大半はピンギでした。
キスタイムとハゼタイムが分かれているような感じでしたが、常に何かしらアタリは続きました。
今の魚影なら、暇を持て余さないので、お子さん連れでも楽しめそうな感じですね(先端が良いですが、ここはテトラでも比較的安全です)。
キス釣りタックル
- ロッド:ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス 89MH
- リール:シマノ(SHIMANO) リール 13 アオリスタ BB 2500
- PEライン:クレハ(KUREHA) PEライン シーガー PE X8 1.2号
- 完成仕掛け:ささめ針(SASAME) ちょい投鈎 投五目 6号
- オモリ:ハヤブサ(Hayabusa) ライトショット 立つ天秤 スマッシュ 10号
ロッドはエギングロッドを使用しましたが、チョイ投げができるロッドなら何でもOKで2.4m~3m程度が使いやすいです。
今回は楽な完成仕掛けを使いましたが、ピンギスの時期なら6号くらいの小針仕掛けが良いと思います。
あとオモリは立つ天秤を使いましたが、潮が緩い釣り場で近投だけなら6号程度でも良いかと思います。
当日の釣りの様子は動画でも撮影してきましたので、お時間のある方は合わせてご覧ください。
今回は急な展開でキス釣りに出掛けることになりましたが、久しぶりにやってみると面白かったです。
ブルブルブルと手元に伝わる小気味良いアタリと、魚影の美しさはピカ一ですね。
また食べて美味しいので、家族からは量が足りんと言われました。
タチウオが始まる前に、もう一度くらいキス釣りに出掛けても良いかと思う今日この頃です。
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