どうもガチろっくんです。
先週半ばの春の嵐で桜の多くは散ってしまいましたが、この日曜日は穏やかな天候に恵まれました。
この日は競馬のGⅠクラシック第一弾・桜花賞の開催日で、前夜にろっくんガチ予想を投稿するとともに、気合を入れてレースに臨むつもりでした。
「・・・でした」というのは、突然舞い込んだ両親からの釣りのお誘い。
ウチの若君が実家に泊りに行っていたのですが、向こうで釣りにでも行くかという話になった模様で、いつもの如く出発30分前の急な申し出です。
両親と一緒に行くのは、基本的にアジが回遊する時期が多く、まだ大阪・和歌山・神戸近郊の波止では、沖提を除いてアジは周っていないことを伝えました。
それでも言い出せば聞かないので、『取りあえず何でもエエから行ってみる』となり、ヤバゲなムードが漂いながらも何とかなるかと安易に考え、今年初となるホームの下津へ向かいました。
和歌山下津港で今年初の紀州釣りとひじき(鹿尾菜)狩り
【釣 行】
2016年 4月 11日(日) 15:00~18:30
釣り場:和歌山下津港 住友大阪セメント裏
天 気:曇り
潮 :中潮(ベタ凪)
いつもご覧になって頂いている読者様には良く知れたことですが、ここは管理人と両親にとってホームともいえる釣り場で、昨年の釣行では紀州釣りを中心に行いました。
最後に来たのは2015年11月1日で、およそ5ヶ月ぶりの訪問と紀州釣りになります。
最後に来た時の釣行はコチラ
親父と息子の紀州釣りチヌ(クロダイ)対決 勝てば官軍負ければ・・・
果たして今日はどんな釣行になったのでしょうか・・・
紀ノ川サービスエリアでトイレ休憩
両親と釣行に出る時は、午後からの出発ということもあり、どうにもお気楽な釣りになる。
この日も、紀ノ川のサービスエリアでゆっくりと休憩を取るなど、お気楽モード全開だ。
親父殿と若君
お袋様と若君
釣りという目的はあれども、両親にとっては孫とのスキンシップの場に出掛けるというイベントの意味合いを持つ。
でも、ゆっくりし過ぎてたら、『また3時になるでぇ~』と管理人は時間が気になって仕方がない。
この日の下津港の様子はソコソコ賑わっていた
途中、コンビニと釣りエサ店に寄って、釣り場に着いたのは14:30だった。
下津港(外海向き)
桟橋付近には、手前に一人、向こう側にファミリー3人が入っていた。
下津港(港湾向き)
テトラ側に数人(テトラの上にも一人)が入っていた。
コチラ側は水深が浅く、底もかなりガチャガチャしているので、あまり好んで人が入ることはない。
地元のオジサンに聞いた話だが、乗っ込みのチヌをやるなら、このポイントがベストらしい。
ただ、入っていた釣り人はフカセではなく、紀州釣りをしていた。
(夕暮れ間際に40cm程度のチヌが1匹だけ上がったようだ)
あと、写真には取っていないが、この日は沖山(マンション裏)の波止が賑わっていた。
紀の国屋でアジの釣果を聞いた時、一応沖山からの遠投でポツリポツリと上がる日があると言っていた。
やはり、この辺りだと沖山の波止が一番だろうが、地の人間も多く、気を使う釣りはしたくないので、管理人一行はほとんどがセメント裏に入る。
紀州釣り(管理人と親父殿)とカゴ釣り(お袋様)開始
紀州釣りのエサ
今日のエサは、いつも通り紀の国屋で購入したチヌぬかとアミエビ。
オキアミと冷凍ボケは、地元大阪のティーポートで購入してきたものだ。
管理人の釣り座は桟橋右側約10m
管理人が紀州釣りの準備を終えたのは、15:00くらいだっただろうか。
完全に干底状態で、海はベタ凪状態だった。
お袋様の釣り座は桟橋右横
お袋様は飛ばしウキのサビキ仕掛けに、オマケ針を入れていたが、アジが周ってくることは無いだろうから、厳しい釣りになるのは明白だった。
親父殿の釣り座は桟橋橋脚間
親父殿は、またまた一人離れて実績のある桟橋橋脚間へ出向いた。
遠いから写真を撮りに行くのも面倒なので、望遠で写真に収めた。
地元の良く知るオジサン(夏場になると桟橋橋脚間でアイゴ釣りをよくする釣り人)と長い時間話しこんでいた。
そして夫々、自分の釣りを開始すると・・・
丸々肥えたササノハベラ
早速上がってきたのは、ササノハベラ(イソベラ)
丸々と肥えて、なかなかの良いサイズだが、家ではベラを持ちかえっても誰も喜ばないので、これはリリース。
そしてその後も・・・
またベラ!
さらにベラ!!
上がってくるのはベラばかりだ!!
桟橋橋脚間で紀州釣りをやっていた親父殿からも、『ベラばっかりや!』と遠くで嘆いていたのが聞こえてくる。
それでもしばらくして、潮が動き出し、いい雰囲気になると・・・
カサゴ(ガシラ)
ウキを押さえて上がってきたのは、15cm程度のカサゴ。
どうせ紀州釣りなら、数上がることもないだろうし、サイズも微妙なのでコチラも即座にリリース。
残念ながら、この後、エサ取りのフグと、同じ程度のガシラを各々1匹づつ追加しただけで、本日の釣果はこれにて終了。
夕暮れ時になっても、凪状態は変わらず、潮は上がってはきたが、ほとんど動いていない状況だった。
親子3人、紀州釣り・飛ばしサビキともにお土産をゲット出来ずに納竿!!
そしてウチの若君はと言うと・・・いつも魚が釣れ始めたらお袋様のところで参戦するのだが、この日はお袋様のところに全くアタリが来なかったので、到着直後からゲームをし帰りまでスタンばったままだった。
何をしに来たのか分からないが、釣りよりもゲームをしたいというのが、若君の本音なので・・・まあ本望だっただろう。
そして、タイトルに戻るが、この日は釣りではお土産をゲット出来なかったが、この時季特有のあるものをゲットしたので、紹介しておこう。
石畳の上に群生するひじき(鹿尾菜)をゲット
釣り場到着直後のことだったが、すでに上記でも紹介したように、干底の状態であった。
以下の写真のような状況であるが、石畳の上を見ると、何やらえらい海藻が繁っているのが分かるだろう。
石畳の上に繁るヒジキ
全てではないが、これの多くは、なんとひじき(鹿尾菜)だ。
管理人はあまりひじきを好まないのだが、親父殿が好物だったのだ。
案の定、管理人に『石畳へ下りて採って来てくれ』と言う。
面倒だが、水汲みバケツに水を汲む必要もあったので、仕方がなくついでにひじきを採取することにした。
立派なひじき(鹿尾菜)
石畳に下りて近くで見ると、立派なひじきが茂っていた。
黒色化していないまだ緑が残ったもので、プリップリのものをチョイスして採取した。
採取時間は1~2分で終了し、なんの労力も要らなかった。
レジ袋に一杯のひじき
とりあえずスーパーのレジ袋に一杯分だけ採取した。
まあ、あんまりたくさん採っても、処理するのが大変だろうし。
因みにこのひじき、茹でこぼして天日干しで乾燥させれば、1年程度の保存食になる。
どうやら親父殿は、地元のオジサンに、より上手く処理する方法について、聞き出していたようだが。
【本日の釣果】(全てリリース)
・ベラ 10匹程度(18cmまで)
・ガシラ 2匹(15cm)
・フグ 1匹(15cm)
【本日のお土産】
・ひじき(鹿尾菜) 1袋
今年初のホームでの紀州釣りと飛ばしサビキ釣り釣行は、お土産となる釣果は得られませんでした。
なんとなく、釣行前からそんな雰囲気は漂ってはいたのですが。
ただ、まあ一応ひじきというお土産をゲットしましたたので、今日はひじき狩りに来たということにしておきます。
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