大阪南港のかもめ大橋下にある釣り場について紹介します。
主なターゲットは、初夏から秋にかけてのアジ、サバ、イワシですが、夏の夜釣りではチヌやセイゴ、タコ、アナゴなどが釣れ、秋からは人気のタチウオで大賑わいとなり、そして一年を通してシーバスを狙ったルアーマンも多い釣り場です。
その他にも、秋から春先にかけてサヨリ、カサゴ、メバル、アイナメ、ウミタナゴなど、釣り物が少ない冬の寒い時期でも、釣果が期待できる釣りポイントです。
かもめ大橋は、魚影が濃いだけでなく、無料駐車場やトイレもありますので、大阪南港の釣り場の中では随一の人気スポットとなっています。
それでは、この魅力ある釣り場について、詳しく紹介しましょう。
かもめ大橋下にある釣り場については、2021年4月現在、本記事で紹介する内容から状況が大きく変わっています。
今後どのように変わっていくのか不明な状況であるため、紹介記事そのものは残しますが、追記や修正についてはすべて茶色文字で記載しています。
あくまで、2021年4月記事修正時点の情報なので、悪しからずご了承下さい。
【釣り場(海釣り)】かもめ大橋下の防波堤(波止)と護岸
まず始めに、かもめ大橋の下にあるこの釣り場へのアクセス方法と、釣り場についての特徴を紹介します。
次に、この釣り場での狙い目となるポイントや、ポイントごとに狙い目として釣れる魚などについて触れておきましょう。
そして最後に、この釣り場の概要を基本情報として纏めておきますので、興味が湧いた方は是非とも一度訪れてみて、釣りを楽しんで下さい。
かもめ大橋下釣り場へのアクセス
ここは、大阪市営バスのバス停である南港南四丁目から徒歩5分の場所にあり、車を所有していなくても釣行に来れる釣り場です。
ちなみにバスは大阪市営地下鉄四つ橋線の住之江公園駅から出て、玉出駅や北加賀屋駅を経由します。
15[大阪シティバス]のバス路線図はコチラをご覧下さい。
南港南四丁目から徒歩5分の釣り場
「地図データ:Google、ZENRIN」
この釣り場を訪れる方の多くは、大阪近郊に住まわれている方ですが、南港の中でも有数の釣りスポットということもあり、遠方から来られる方もいます。
遠方より訪れる場合で阪神高速4号湾岸線を使う場合は、近辺の出入り口はいずれもハーフICになっていますので、南方から来る場合(進行方向が神戸・大阪市内(天保山)方面)は南港中で降り、逆に北方から来る場合(進行が方向がりんくう方面)は南港南の出入り口を利用して下さい。
ナビで住所登録するならコチラ
〒559-0032大阪府大阪市住之江区南港南5-6
周辺情報を確認する方はコチラ
この釣り場にあった駐車場は記事修正時点で使用できません。
釣り場の近辺に有料駐車場もありませんので、送り迎えがない限りマイカーで来るのは難しい釣り場だとご認識下さい。
かもめ大橋下釣り場への入口
釣り場は、上図の様な門を通り抜け、さらに奥へ入っていったその先にあります。
あまり広い入り口ではありませんので、大型車で来られる方は注意して下さい。
釣り解放区へ続く通路は、この位置から入っていけますが、車は侵入することが出来ません。
記事修正時点で、この場所は以下のように様変わりしています。
かもめ大橋釣り解放区への入口
かもめ大橋下の釣り場の特徴
門を通り抜けて道なりに進むと、無料の駐車場が見えてきます。
かもめ大橋下の無料駐車場
駐車場は線引きのないところも含めると、50台程度は止めることが出来ます。
ただし、車の横付けで釣りができるスペースは15台程度の一部の限られた場所だけなので、ファミリーの激戦区になっています。
冬場の閑散期でもない限り、昼からゆっくり出掛けて・・・などと悠長にかまえた釣りでは、まず横付けポイントの確保は難しいでしょう。
ここは釣り人の多い釣り場で、なおかつ駐車場のすぐ前が釣り場となっていますので、比較的車上荒らしは少ない方だと思いますが、冬場の夜釣りなど、人が少ない時は注意しましょう。
トイレと洗面 / コンビニ
駐車場内にはトイレが完備されており、その横では手洗いも可能ですので、このあたりもファミリーに取っては嬉しいポイントです。
ただし、トイレは結構な香りが漂っていますので、長居は禁物です!!
また、昔は売店もあったのですが、今ではトイレの近くに飲料の自動販売機があるだけです。
駐車場と同じく、トイレや手洗い場、自動販売機などもすでに撤去されてありません。
かもめ大橋を渡る前の進行方向右側に、ローソンがありますので、買い物はコチラで済ませておくのが良いでしょう。
釣り場から歩いていくと10分ほど掛かり、車を動かすと駐車スペースの心配もでますので、買い物は釣り場へ来る前に済ませておくことをお勧めします。
救命浮環の設置
また、この釣り場には、至るところに救命用の浮環が入ったBOXが設置されています。
釣り場には安全柵などは一切ありませんので、お子さん連れで釣りに来られる方は、救命浮環BOXの近くで釣りをするのも良いでしょう。
もちろん、ライフジャケットの着用など、小さなお子さんには可能な限り注意を払ってあげて下さい。
このように、かもめ大橋の釣り場は、釣り人(特にファミリー)にとってはかなり恵まれた環境整備がなされています。
これで、南港界隈の他の釣り場よりも魚影が濃いわけですから、人気の釣りスポットになるのも頷けるでしょう。
残念ながら、今では一部の釣行可能な釣り人さんだけの釣りスポットになってしまったと言っても良いでしょう。
それでは、いよいよ釣り場の全容を紹介していきましょう。
釣りポイントの記載はそのまま残しておきますが、立ち入り禁止となっているポイントは、現在の状況を示す写真を追加しておきます。
かもめ大橋下の釣りポイント
「地図データ:Google、ZENRIN」
こうして衛星写真で見てみると、かもめ大橋下というよりかは、かもめ大橋横と呼んだ方が相応しいかもしれませんね。
さて、写真は上方が北となっており、赤く囲んだ範囲がかもめ大橋横釣り場での、主な釣りポイントになっています。
矢印で示した方向を見て頂ければ分かりますが、この釣り場は東西南北のいずれの方向へ向いても釣りが出来るポイントになっています。
大和川の河口先ということもあり、比較的風が強くなりやすい釣り場でもありますので、風の影響を受けやすいフカセ釣りなどの軽い仕掛けや、ルアーフィッシングを行う方などは、風向きに合わせたポイント選びを行うのも一つの手段になります。
釣り場は大きく分けて3つのポイントに分かれており、まずは、簡単な特徴だけを示しておくと・・・
ポイント①は、先に示した駐車場のすぐ前にあるポイントで、最もファミリーが集まりやすい釣り場になっています。(ここは一部を除いて立ち入り禁止となっています。)
ポイント②は、先端に白灯がある大和川沿いに面した防波堤になっており、内海に面した北向きと、外海に面した南向きに竿を出すことが出来ます。
ポイント③は、西側へ伸びた護岸と、その先は北向きへカーブした護岸になっており、ポイント②の南向きと釣れる魚は変わりませんが、足場はコチラの方が安全です。(ここは全面的に立ち入り禁止となっています。)
いずれのポイントでも、☆マークを入れた場所が好ポイントなっており、特に釣り人の多い時期には激戦区になります。
次に、各ポイントごとに更に詳しく紹介していきます。
釣りポイント(①駐車場前 ②白灯防波堤 ③護岸)と釣れる魚
・釣りポイント①【駐車場前】
駐車場前ポイント(1)
このポイントは一見すると湾内になっているので、潮が淀みそうなポイントとなっていますが、実際は少し異なります。
西向きに竿を出すポインですが、北からの木津川からの流れと西からの大和川の流れが、水路になったかもめ大橋の下でぶつかり合う場所の近くに位置しており、複雑な潮の影響でエサも豊富に湧くポイントになっています。
ファミリーフィッシングに来る方の多くが、このポイントに入ることを考えており、やはりメインはサビキ釣りでのアジ、イワシ、サバということになります。
他のポイント較べると、潮が落ち着く時間も多いことから、秋口から春先にかけては、サヨリが周ってくることも多い釣り場です。
ただし、サヨリは警戒心の高い魚で、ここは人の多さで賑わう場所であるため、なかなか波止際までは寄って来ませんので、投げ仕掛けで少し沖目を狙ってやる必要があります。
その他、夏場はサッパ(ママカリ)やコノシロが湧いたり、タコなども波止際に寄り、寒くなればウミタナゴなども釣れますが、皆がアミエビを撒くので、イナやボラが集まり過ぎて、これに悩まされることも多々あります。
駐車場前ポイント(2)
L字コーナーとなった角付近ですが、ここは上記で挙げた青物はもちろん、アイナメやカサゴ、メバルなどのロックフィッシュも釣れる人気の高いポイントです。
左側に人が入らないように釣り場を確保し易いこともあり、必ず釣り人が入っています。
ファミリーでの釣行や、あまり釣りに慣れていない方の場合、釣行時にここが空いていれば、まずはここへ入ることをお勧めします。
潮の影響の受けにくさや、例え釣り人が多くなっても、他人の仕掛けとオマツリがおきにくいというメリットもありますので、是非とも覚えていておいて下さい。
駐車場前ポイント(1)と(2)は工事現場となっており、立ち入り禁止区域で、以下のような状況です。
かもめ大橋下 工事現場
駐車場前ポイント(3)
駐車場前の釣りポイントの中で、もう一つ特筆すべき場所があり、それは上の写真のポイントです。
門を抜けて駐車場の方へ向かわず、まっすぐ進んだところに位置していますが、ちょうどかもめ大橋のすぐ左下に当たる場所になり、ここでは車が2台か3台しか止めることが出来ません。
釣れる魚は、先に書いたものと変わりなく、特に良く釣れるという訳でもありません。
このポイントのお勧めは、多くの人数(二家族や三家族)で釣りに来た場合、うまくいけば釣り場がバラけることなく、一帯を独占して釣りが楽しめるという点です。
人気のポイントという訳でもないので、朝少し早く来れば、車を横付けできるこのポイントを独占できる可能性は大です。
実際の駐車場前釣り場の様子
これまでの写真では、あまり釣り人が写っていないものを使用して紹介しましたが、実際の釣り場の様子はこのような感じで、結構多くの釣り人で賑わっています。
釣り人の格好を見てもらえば分かりますが、写真はシーズン外れの1月ですが、それでも少し暖かければこの賑わいようなので、初夏から秋にかけての青物シーズンの賑わいようは、言わずもがなといったところでしょう。
駐車場前のポイントは、車の横付けが出来る人気ポイントでしたが、残念ながらこのような光景にはもう戻らないのでしょうか。
次にポイント②とポイント③の紹介に移りますが、車を横付けできるポイント①と違って、ポイントまでは少しばかり歩かなければなりません。
途中、かもめ大橋下を抜ける道はこのようになっています。
近辺は整理され、少し変わっていますが、かもめ大橋下をくぐるというのは同じです。
かもめ大橋の下はこんな感じ
コンクリートの階段が付いており、木の渡り廊下のようになっています。
右の写真では、向こう側に停まっている車が見えますが、これは既に紹介した駐車場前ポイント(3)です。
潮が上がってくると、この廊下のすぐ付近まで上がってきたり、一部浸かったりますので、その時は右の写真の右側にコンクリートの道が見えますが、ここを渡りましょう。
ただし、この場合は、頭のすぐ上に橋げたがあり、高さがないので橋げたに頭をぶつけないように注意しましょう。
かもめ大橋の下の様子
白灯や護岸方面へ向かう途中、かもめ大橋の下を抜けていきますが、ここの西側でも釣りが出来ないことはありません。
石畳の上まで潮が上がってきますので、潮が引いている時の限定になりますが、一応釣りは可能です。
ただ、特に良く釣れる訳でもないので、好き好んでこの場所で釣りをする人はまれなので、ここは通り過ぎましょう。
なお、この近辺には『貝を取らないように!』と注意書きがあるのですが、・・・(まあ、チヌのエサにする人以外は、誰も取らないとは思いますが、)一応お子さんもいることなので書いておきますが、貝毒のリスクが高いので、貝を取ったり持って帰る行為は絶対にしないで下さい。
・釣りポイント②【白灯波止】
白灯の波止ポイント
かもめ大橋下の釣りポイントでは、メインとなる釣り場になります。
特に写真の右側は大和川河口沿いになり、潮の流れも早く、魚影も最も豊富なポイントだと言えますが、初心者さんには少し難しい釣り場だとも言えます。
特に夏の終わりから初冬にかけては、タチウオが接岸してくるので、夕方の早い時間から、波止際にはズラリと人が並びますので、これに混じって釣りを行うには、それなりの経験が必要になるでしょう。
白灯の波止ポイント(外海向き)
白灯の波止ポイントの外海向き(南向き)では、かもめ大橋下の釣り場で釣れるあらゆる魚が釣れるといっても過言ではないでしょう。
その中でも、青物(アジ、サバ、イワシ)、チヌ、ハネ(シーバス)、タコ、タチウオがメインといったところになります。
風が強い場所ですので、軽い仕掛けは不向きですが、大物を狙うルアーマンは、やはりこの白灯波止からキャスティングをする人が多いです。
ただし、写真で見て分かるように防波堤の幅は、2mに満たない程度です。
釣り人がいれば、その後ろを擦り抜けていくのがやっとの幅ですので、お子さん連れでは危険が伴います。
また、寒い時期になれば、風もより強く吹く場所ですので、十分にリスクを念頭に置いて釣りをする必要があります。
白灯の波止ポイント(内海向き)
白灯の波止ポイントの内海向き(北向き)は、外海向きとはまったく異なるポイントと考えた方が良いでしょう。
潮の速さが緩くなるのはもちろんですが、風の影響も少なく、比較的釣りがし易い場所といえます。
ただし、潮の干満差が激しい大潮や海が荒れた日の満潮時などは、この場所自体が水に浸かってしまいますので、いつでも釣りが出来るという訳ではありません。
潮位が危ないなと思ったら、すぐに退避するようにしましょう。
ちなみに、釣れる魚は外海向きとそれほど変わりませんが、魚影の濃さはやはり外海向きに劣るのと、タチウオを狙うならやはり外海向きが良いでしょう。
白灯の波止ポイント(先端)
白灯の波止ポイントの中でも、潮がぶつかる白灯先端付近は一級ポイントです。
ここなら外向きと内向きの差は、それほど大きなものと考えなくて良いでしょう。
サビキ釣りから、フカセ釣り、エビ撒き釣り、チョイ投げ、ルアーフィッシング等、なんでも御座れのポイントです。
ただし、人気のポイントだけあって、シーズンオフを除けば、なかなか空いていることはありませんので、もし空いていることがあれば、ぜひともここに陣取りましょう。
・釣りポイント③【護岸】
護岸ポイント
それでは最後に、白灯波止より西側に位置する護岸ポイントについて紹介します。
ここは白灯波止と同じように、大和川の河口沿いということもあり、魚影も豊富なポイントです。
背後にある排水所のおかげもあり、白灯波止に比べれば、風の影響も受けにくい釣り場となっています。
背後に木が生えており、投げ釣りなどは不向きですが、もう少し奥(西寄り)まで進めば木も無くなりますので、長竿でキャスティングを伴う釣りも可能です。
夏の夜釣りでは、万能エサのアオイソメでチヌやセイゴが、タコテンヤで護岸際を探っていけばタコが、またチョイ投げではアナゴが数釣れることもあり、釣果に大きな期待が持てるポイントです。
護岸ポイントでフカセを楽しむ釣り人
風も波もなく穏やかな日は上の写真のような感じで、どのような釣りでも楽しむことができ、日中でもフカセ釣りでチヌをゲットしている姿を良く見かけます。
足場も良いので、ファミリーで穏やかな気候の時に、のんびりゆったりとした釣りを楽しむのも一興かと思います。
ただし、アジは少し潮が動かないと厳しいので、勝負は夕方からになるでしょう。
護岸ポイント(最西北向き)
先の写真も冬場のものですが、風や波のある日と無い日とでは、ここまで違う顔を覗かせます。
特に潮が上がってくるタイミングと被れば、南向きは大荒れの様相を呈します。
それでもタチウオの好ポイントなので、タチウオが釣れているうちは、夕方から来る人が後を絶ちません。
実はこの写真を撮った日は大晦日ですが、以下で紹介するオジサンの写真を撮った日と同じです。
一人アジの爆釣を楽しむオジサン
護岸での一級ポイントは、護岸最西の角付近となりますが、この日は角の手前10m付近のところで、オジサン一人だけがアジの爆釣を楽しんでいました。
気温はそれほど下がっていませんでしたが、波風が高く釣りには少し厳しい日で、他はまったく釣れていなかったことを考えると、このオジサンが只者ではないのか、やはりポイントが秀逸なのかということになります。
話を聞くと非常に優しいオジサンで、一緒に散歩に来ていたウチの姫君もあれこれとオジサンに話しかけていました。
このオジサンがアジを爆釣している様子は、動画にも撮影してきましたので、是非ともご笑覧下さい
釣りポイント③【護岸】は全面的に立ち入り禁止エリアになっています。
現在は以下のようにフェンスが張られ、注意書きが示されています。
かもめ大橋護岸ポイントは立ち入り禁止
フェンスに取り付けられた注意書きには、以下のような記載があります。
立入禁止
この先は安全上の理由により立ち入りを禁止しています。関係者以外が無断で立ち入ることは法令違反にあたります。また、このフェンス等を破損する行為は、器物損壊罪等となる犯罪行為であり、発見次第、直ちに警察へ通報します。
これまでの破損行為について、被害届を提出しています。
大阪港湾局 住之江警察署
告知
この先は安全上の理由により関係者以外の立ち入りを禁止しています。また、このフェンス等を破損する行為が続けば、水際への通路を閉鎖します。
大阪港湾局
立ち入り禁止エリアへ侵入しないというのは当たり前のことですが、フェンスを破壊してまでルールを破る人がいたようです。
これ以上、釣り禁止になる釣り場を増やさないよう、ルールは守りましょう。
釣り場情報のまとめ
【釣り場】
大阪南港かもめ大橋下の波止場
【住所】
〒559-0032大阪府大阪市住之江区南港南5-6
【問い合わせ先】
なし
【駐車場】
無料駐車場あり なし
【トイレ】
あり なし
【安全性】
足場は良く、比較的安全性は高い(白灯外向き以外)
【対象魚】
メイン:アジ、イワシ、チヌ、ハネ、タチウオ、タコ、アナゴ
サブ :サバ、サヨリ、コノシロ、カサゴ、メバル、アイナメ、ウミタナゴ、ボラ
【オススメの釣法】
サビキ釣り、フカセ釣り、タチウオ引き釣り、夜ウキ釣り、エビ撒き釣り、チョイ投げ、タコテンヤ釣り、ルアーフィッシングなど様々な釣りが楽しめます。
かもめ大橋から見下ろす白灯
今回紹介したこの釣り場は、一年を通して様々な魚種が釣れるポイントで、南港をメインスポットとしている釣り人に取っては、勝手知ったる釣り場となっています。
メインの獲物をゲットする前に、度々ボラのヒットで釣り針を失うのに悩まされることもありますが、人によってはそれもまた大物のヒットとして、楽しんだり盛り上がったりできるでしょう。
ただし、青魚やタチウオが回遊する時期は、釣り場が非常に混雑するので、思った場所へ入れないかもしれません。
『この日は絶対にこの場所へ来たい!』ということであれば、他人よりも早く釣り場に入るしかありません。
大阪近郊で釣行に出やすく、魚影は豊富で、ファミリーフィッシング向けの設備は揃っており、安全性の高い釣り場でもありますので、是非とも早起きして、訪れてみてはいかがでしょうか。
また、これから本格的にチヌのフカセ釣りを始めようと思っている方にとっても、ちょうど良い練習場になるのではないでしょうか。
ずいぶんと様変わりし、残した記事が寂しく感じますが、またいつか全盛期のように復活する日を願って、最後まで記事をご覧頂いた方には更なるお願いをしておきたいと思います。
以下は、公益財団法人 日本釣振興会 大阪市部と大阪釣具協同組合、そして大阪府釣り団体協議会からの連盟でのお願い文書です。
「かもめ大橋で釣りをされる皆さんへ」と題されたこのチラシは、近隣釣具店(伊勢吉、Tポート、上島釣具店)と大阪府釣り団体協議会に配布され、釣り人に周知する努力をされています。
もうすでに、かもめ大橋の釣り場は、全面閉鎖寸前の危機の状態です。
路駐などの違法駐車をやめ、自分達で出したゴミは持ち帰り(専用ゴミ箱が設置されていますが、これは苦肉の策で、捨てて帰るのではなく持ち帰りましょう)、そして立ち入り禁止エリアには侵入しない。
当たり前のことが守られなければ、この釣り場は近いうちに閉鎖され、また一つ大阪から釣り場が消えることになります。
昔からあるこの良き釣り場を、皆さんの意識で何とか守っていければと今はただ願うばかりです。
最後までご覧頂いた方には感謝致します。
【その他の南港釣りポイント】
【釣り場ガイド】大阪南港フェリーターミナル 南港大橋下の波止
コメント
コメント一覧 (2件)
9月23日(土)に、こちらのかもめ大橋下の釣り場へ行ってきた者です。この日、入り口にチェーンがかかって車での進入が禁止されていた事とトイレは黄色のフェンスがトイレの前で扉を塞いでいたので使用出来ませんでした。
この日だけなんでしょうか??
匿名さま
こんばんわ、匿名さま。
『釣りのネタ帳』管理人の『ガチろっくん』です。
この度、折角のかもめ大橋下への釣行について叶わなかったのは残念でした。
もし、当サイトをご覧頂いた上で、釣行に出られたのであれば、申し訳なく思います。
管理人としては、出来る限り最新の情報を反映させたいと思っていますが、個人ブログの範囲でできる管理ですので、どうぞご容赦下さい。
なお、お問い合わせの件ですが、早速調査を行いました。
どうやら入口に下記の内容の看板が張り出されているようです。
「当局所有のこの土地については、ごみの不法投棄が多く発生している状況です。不法投棄ゴミなどをすべて撤去のうえ、適正な土地管理を行うための工事に着手しましたので、平成29年8月31日をもって、車両出入り口を封鎖しました。これに伴い、駐車場並びにトイレの使用はできません。出入り口1か所においては、人は通行可能ですので、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いします。 大阪市港湾局」
かもめ大橋では、以前より心ない方のゴミの不法投棄が多く見受けられました。
おそらく釣り人ではない方のほうが、不法投棄をされているような感じさえありました。
当サイトでも、釣り場の保全のために、釣り人のマナーとしてゴミの持ち帰りなどについて、記事中で訴えかけるようなこともしておりますが、今回こうして、またゴミ問題で釣り場の利用が制限されるのは、非常に残念なことです。
本件では、いつまで閉鎖という期間は設けられておりませんが、本記事は日々多くの方にご覧頂き、釣行に出る方も多い釣り場ですので、紹介内容は一時的に修正を行うようにしたいと思います。
末筆になりましたが、この度のコメントにつきましては感謝致します。
それでは、良きフィッシングライフを!!
ガチろっくん