どうもガチろっくんです。
先週は土曜日にアオリイカを釣りに京都遠征を考えていましたが、残念ながら天気は雨予報で、高速料金とガソリン代を使って雨なら目も当てられないので取りやめました。
ただし、土曜の雨は午後からということで、とりあえず金曜の夜といっても明けて土曜の深夜ということになりますが、再度タチウオを釣りに出掛けることにしました。
貝塚人工島に行けばよいのでしょうが、ここは好釣果が続いていれば人がいっぱいになるので、どうにも今シーズンは行く気がおきず、他を探します。
釣果情報を見ていると、南港魚つり園護岸でもタチウオが上がり始めており、どうやら大阪湾奥にもタチウオが入り始めている様子です。
そこで今回はより近場で釣り慣れた阪南港と忠岡人工島へ出掛けることにしましたが、この判断が致命的な失敗となりました。
近場で手軽に楽してタチウオを釣ろうと目論んだ阪南港と忠岡ホクシンテトラ帯での太刀魚釣り、果たしてその釣果やいかに・・・
阪南港と忠岡ホクシンで太刀魚釣りもアタリはサバばっか!
【釣 行】
2023年 10月 14日(土) 00:15~04:30
場所:阪南港 のち 忠岡コンビナート
天気:曇り
潮 :大潮
阪南港でサバに苦しめられるも、辛うじて太刀魚釣る
金曜日の出発は会社から帰って一息ついた後なので、どうしても遅くなる。
この日も23時半を過ぎての出発で、最初の釣り場である阪南港に着いた頃には日付けが変わっていた。
この時間帯の先客は2組、シーズンを通して人気がない釣り場で、管理人自身もそれほど訪れない。
タチウオが釣れていたらもう少し釣り人が集まりそうなものだが、みんな釣果が確実な人工島に行っているのだろうと、都合の良いように考える。
ほぼ貸し切り状態なので、釣り座は右の高台に構えた。
この日はタチウオの電気ウキ釣りだが、着いてすぐはかなり潮が速く、電気ウキが沖へ沖へと流されていく。
周囲に他の釣り人がいないので、スプールをフリーにしていたらラインがどこまでも出ていき、70mほどで回収する。
3号仕掛けなのでキャスティングで遠投するのも難しい距離だ。
用意したエサはフィッシングマックスのキビナゴブラックと、前回淡輪ヨットハーバーで釣って持ち帰ったイワシだ。
中途半端に小さいウルメイワシだったので、お土産にしても要らんと言われると思っていたが、案の定そうなったので、エサにでも使おうと冷凍しておいたものを半分持参した。
ちなみに釣りを開始して早々にアタリが出るが、どうもタチウオではなくサバのようだ。
いつものように仕掛けにはがまかつの貫きタチウオを使っているので、サバなら簡単にはフッキングできない。
キビナゴはもちろん、イワシでも長くは保てず、エサの消費が激しい。
30分ほど悪戦苦闘した末に、ようやくヒットさせたら、やはりサバだった。
ある程度のサイズがあってもサバはお土産として嫌がられるが、切り身にしてエサにできるのでキープしておく。
最近、サバの切り身でばかり釣りをしているような気もするが、とりあえずサバの切り身をぶっ込んでおけばボウズはない。
釣り開始から1時間ほど続けていると、ゆったりとした前アタリの後ウキがスライドするタチウオらしいアタリが出る。
サバに苦戦していたので、ついつい早合わせしてしまい素針を引いたが、次のキャストでも同じようなアタリが出た。
今度はじっくりと食わせ、電気ウキが横に走った時に大きく合わせる。
引き具合からしてサバではないのは明確で、波止際まで寄せて来た時に突っ込んだのでタチウオだと確信する。
無事に釣り上がって来たのは、指3本ちょいで70cmクラスのタチウオだった。
エサの消費があまりにも早いので、このままサバに苦しめられて終わってしまうのではと危惧していたので、とりあえずボウズを逃れて安心する。
この後、もう一度タチウオっぽいアタリが出たが掛からず、その後はまたサバに苦しめられる。
とりあえずエサを何とかせねばと、サバを輪切りにして、これを持参したエサと併用する。
同時にアコウでの一発逆転を狙い、エギングロッドでブッコミ仕掛けにサバを付けて投入する。
電気ウキ釣りではサバに食ってくるのもサバだったが、ぶっこみの方は狙い通りにアコウがヒットする。
しかしながら、目論見が外れたのは・・・
残念なことに、この日釣れたアコウは20cmしかなく、お土産にできないサイズだ。
今年はアコウの釣果が多いが、リリースサイズのアコウはこれが2度目だ。
この後、しばらくしてお約束のガシラも釣り上がる。
このガシラも20cmあったが、もうリリースすることにした。
というのも、電気ウキ釣りの方がサバと小アジの追加釣果のみで、太刀魚が釣れる気配が全くなく、この時点で釣り場の移動を考えていたためだ。
この日はぶっこみで釣果を伸ばすつもりはなく、例えもう1本でもタチウオを釣り上げたかったというのが本心だ。
かくして、阪南港のすぐ隣にある、忠岡ホクシンへ場所移動する。
ホクシンテトラポッド帯で太刀魚の電気ウキ釣り
忠岡に移って来たのはホクシンの白灯に入りたかったためだ。
阪南港から遠めに見るとほとんど人がいない様に感じたが、実際に移ってくると結構釣り人がいて、致し方なくテトラポッド帯に入ることにした。
阪南港ではタチウオが1匹釣れたことで、なかなか釣り場移動の踏ん切りがつかなかった。
イワシはすべて消費し、キビナゴも残り少なくなってからの場所移動だ。
失敗しがちなパターンだが、この日に関して言えばどっちにしても状況は同じだったかもしれない。
とりあえず、キビナゴはここぞという時に取っておくことにする。
サバは阪南港で釣った者がまだ数匹残っているので、これをぶつ切りにして釣りを開始した。
ちなみに忠岡はアコウの実績は高いのだが、テトラでウキ釣りとぶっこみ釣りの併用は疲れるので、電気ウキ釣りに絞る。
キャスティングしてすぐにアタリが出るが、どうやらここでもサバが多いようだ。
もう10月も半ばだというのに、水温が高い状態が続いているので、小サバさえも居着いているようだ。
キビナゴと違ってサバをエサにしていると、すぐにエサを取られることはないが、それでもエサは消費していく。
消費したらまたサバを釣れば良いのだが・・・
まずまず良型のサバも釣れるが、しかしながらサバを釣って、それをエサにして、またサバを釣る。
なんと不毛な作業を繰り返しているのだろう。
途中からエサ用にサバを確保するため、いちいちテトラを上ってクーラーボックスまで行くのが面倒になってきた。
釣れたサバももうリリースすることにし、ひたすらタチウオが来るのを待つが、その時はやって来ない。
時間は4時を過ぎ、太刀魚が接岸するならもうアタリがあってもおかしくないが、むしろサバの活性が上がっている。
これはもうダメかと諦め、取っておいたキビナゴをエサにしたら瞬殺され、あっという間に終わりを迎えた。
結局この日は待ち望んだ追加のタチウオ釣果は達成時出来ず、失意のうちに納竿することになった。
本日の阪南港と忠岡コンビナートでのタチウオ釣果
【お持ち帰り】
タチウオ:1本(F3、70cm)
サバ:2匹(23cmまで)
アジ:1匹(14cm)
【リリース】
アコウ:1匹(20cm)
ガシラ:1匹(20cm)
サバ:数匹(20cm~25cm)
お土産は実質タチウオ1匹で、残ったサバとアジは次回以降にまたエサで使います。
サバは結構良いサイズのヒットもありましたが、それでも25cm程度が最高サイズだったでしょうか。
舞子や明石のように大サバが釣れたら価値があって、家族もお土産として受け入れてくれるんでしょうが、大阪市内近郊では難しいですね。
電気ウキ釣りタックル
今回は残念な釣果でしたが、一応本釣行で使用した管理人のタチウオタックルの紹介です。
- ロッド:シマノ (SHIMANO)磯竿 17 ホリデー磯 3号 450PTS
- リール:SHIMANO エアノス 4000番
- ライン:クレハ(KUREHA) PEライン シーガー PE X8 1.5号
- 電気ウキ:ルミカ(日本化学発光) ウキ 烈光 Bタイプ 3号 グリーン
- 仕掛け:がまかつ(Gamakatsu) 喰い渋りタチウオ仕掛2 つらぬき仕様4号
- その他:シモリ、カラマン棒、中通しオモリ3号、ガン玉、ウキ止めの糸など小物
リールは後継機がでていますが、希少品で値が吊り上がっているので、リンクは付けていません。
電気ウキは明るくて感度も良く、遠投も可能なおすすめ製品で、3号オモリで十分ですが、今回は波の高さが低かったのでガン玉を打って微調整しました。
仕掛けは近年の電気ウキ釣りではがまかつのつらぬき仕様1択で釣果を上げています。
深夜の釣り難しさはあるものの、4時半まで粘ってダメだったので、釣り場選択でミスったのが最大の敗因だと思います。
太刀魚も群れが大きければボチボチ大阪湾奥まで入ってくる頃合いですが、水温を考えれば少し早かったかもしれません。
今回は予定を変更しての太刀魚釣行でしたが、次回こそはアオリ釣行かなと思っています。
11月に入ったら、もう一度くらいタチウオのリベンジ釣行に出るかと思う今日この頃です。
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