どうもガチろっくんです。
訳あって少しばかり投稿が遅くなりましたが、ゴールデンウィークが始まる前に仕上げていた記事のお披露目です。
ゴールデンウィークを前にしてハネのエビ撒き釣りに、乗っ込みのチヌは最高潮を迎え、管理人の住む大阪界隈から神戸方面の大阪湾では、かなり釣果も盛り上がっているようです。
4月初旬に泉佐野食品コンビナート(食コン)にて、雨の中粘って何とか目的のハネをゲットした管理人ではありましたが、どうにも不完全燃焼という気分も拭いきれず、何とかリベンジ戦を!と思っていました。
ゴールデンウィークに突入すれば、家族サービスに追われる日々になり、その後の釣行予定も財布との相談になりますので、シーズンがピークを終える心配も付きまといます。
そこでこの土曜日に、再度食コンにエビ撒き釣りのリベンジ戦に出ることにしました。
なにも釣果はホドホドの食コンに拘る必要はなかったのですが、『食コンの借りは食コンで!』と勝手に一人でいきり立ち(いやいや、実は車の横付けが楽だからというのが最大の理由ですが・・・)、喜び勇んで乗り込んだ大阪側ドラム缶の桟橋前。
さあ、果たしてその釣果やいかに・・・
泉佐野食品コンビナート(食コン) ハネとチヌのエビ撒き釣り
【釣 行】
2017年 4月 29日(日) 6:00~10:30
場所:泉佐野食品コンビナート(食コン)大阪側ドラム
天気:晴れ
潮 :中潮
新装開店のフィッシングマックス泉大津店に寄るも、なぜか購入は二色浜店で行う!?
行き掛けに、先週から新装開店になったばかりのフィッシングマックス泉大津店に寄ってみた。
外観だけでも写真を撮ってくれば良かったが、今回は一人での釣行で、いつものようにアチコチで撮影を行う余裕もなく、全体的に写真が少ない記事だが、その点はご容赦をば。
泉大津店では店内を1階だけグルッと回ってみたが、それほど目新しさを感じさせるわけでもなく、ただ、慣れないせいでどこに何があるか探すのが大変だった。
ゴールデンウィークのポイント5倍セールと、ロッドやリールなどのレジにて更に10%引きセールなどを行っていたが、取りあえずエビ撒きカゴや、遠投ウキなどの小物を幾つか見回るも、購入するのは止めた。
というのも、前日にシラサエビの大粒を予約する電話を入れた際に、担当者から『ない!』と一言だけの即答に悪い印象を持ったせいだ。
ネット情報では活きエビの在庫は普通に◎(十分有り)だったので、大粒だけないとも思えず、おそらく忙しくて対応しきれないせいかと推測したが、その後、二色浜店に連絡を入れたら普通に快く受け入れてくれた。
二色浜店は泉大津店に比べて少々手狭で店内の盛り上がりも欠けるが、この日の管理人の買い物に困るほどのことはない。
かくして大粒サイズ1,000円、通常サイズ2,000円の活きエビと、遠投棒ウキ、底撒きカゴなどの小物も合わせて二色浜店で購入した。
会社としてはいずれで売れても一緒なのかもしれないが、購入する客としてはやはり気持ち良く買い物をしたいといった心情が表に出た結果となった。
もし二色浜店でも同じように『ない!』という返答が来ていれば、本当に無かったのかもしれないが、それはそれで今後しばらくフィッシングマックスで買い物をすることはなく、T-ポートへ寄ることになっていたかもしれない。
大阪の泉南近辺は大型の釣りエサ店も多く、彼方此方と購入店を巡れるのは、釣り人に取っては幸せな環境にあると言えるだろう。
リベンジ戦はもちろん前回釣行と同じ大阪側ドラムカン桟橋前 静寂に包まれた釣り場
この日の釣り場は、前回雨の中の釣行というだけでなく、全くアタリすら無かった泉佐野食品コンビナート(通称:食コン)の大阪側ドラムの桟橋前だ。
最終的に何とかハネ1匹を仕留めたが、弟君と二人で臨んでの釣果にもかかわらず、本当にボウズと紙一重の勝負だった。
この日の釣行は、宜しければ後ほどコチラをどうぞ
釣り場に着いたのは5時半頃で、先客が数名いるも、釣り場は静寂に包まれていた。
本日の食コン大阪側ドラム桟橋前
静まり返った食コン大阪側ドラムの桟橋前だが、この日の潮は中潮で悪くはないはずだ。
この時間は風もほとんどない状態なのは有難い。
というのも、前回釣行時はドラム缶の竿一本ほど前を攻めて結果がイマイチだったので、この日は桟橋の際まで約25mほどの遠投エビ撒き釣りの予定だからだ。
管理人はあまりこのポイントへ釣行に来ることはないので、この釣り場の特徴と、いかにすれば成功率が高いのかを把握していない。
釣りは同じ場所へ足繁く通い、まずは釣り場を把握することに始まると考えているが、管理人自身がハネのエビ撒き釣りを行う機会はあまり多くないので、ある意味どこへ行ってもアウェーでの戦いになる。
ただ、前回と同じやり方をしたのでは、また同じ轍を踏む可能性も高く、前回釣行時に桟橋際でハネをヒットさせているのを複数目撃したので、この日は遠投エビ撒き釣りを行うことにした次第だ。
遠投用の棒ウキを2本購入
というわけで、前述のフィッシングマックス二色浜店での釣り具購入の話にここで繋がるのだが、この日は遠投用の棒ウキ2本を買い足した。
もともと遠投ウキも持ってはいるが、少々重い仕掛けに使うタイプなので、棚の浅いハネのアタリをキャッチするのにはあまり適していない。
この釣行を前に、yahooオークションで遠矢ウキにも入札していたが、残念ながら価格的に折り合わず、落札には至らなかった。
さすがに桟橋前(桟橋の橋脚の際狙い)に遠投するのに、新品の遠矢ウキを導入する金銭的余裕はなく、桟橋にぶつけて折れてしまっても諦めがつくヨーヅリ(Yo-zuri)とキザクラ(KIZAKURA)を準備(2本で2,000円弱)した。
この日のエビ撒き釣りは底撒きだが、仕掛けに底撒きカゴを直接セット
活きエビは底撒きカゴでマキエ
遠投エビ撒き釣りでは、上撒きではポイントまでシラサエビが飛ばないので、底撒きカゴを使う。
この日はマキエ用の専用竿を出さずに、仕掛けのサルカン部分に直接底撒きカゴをセットするパターンを選択した。
本記事は初心者さんにも多くご覧頂くと思うので、詳細までは書ききれませんが、以下に簡単にエビ撒きとウキ釣りの手順を示しておきましょう。
【写真左】
- 底撒きカゴの底にナス型オモリをセットする。
- カゴを道糸とハリスの連結サルカンの道糸側に取り付ける。
- カゴにエビを詰めて、ポイントまでキャストします。
【写真右】
- 写真右はポイント投入直後で、このウキがゆっくりと沈む。
- エビを撒く棚を秒数をカウントしてコントロールする。
- 撒きたい棚で竿をしゃくり上げて、カゴを開いて撒き餌する。
【その後】
- 仕掛けを回収して、カゴを取り外す。
- 通常のウキ釣り仕掛けになるので、活きエビを付けてポイントにキャストする。
- 2回~3回に一度、上記のマキエ操作を行いながら、アタリが出るのを期待する。
エビ撒き釣りには数種類のマキエワークとウキ釣りの仕方があり、管理人自身も状況に応じて3種類ほどの釣り方をしています。
残念ながら、現時点では、当サイトでエビ撒き釣りの方法(テクニック)を紹介した記事はありませんので、また機会があれば釣法・仕掛けのカテゴリーで紹介したいと思います。
因みに、活きエビの一般的なマキエの方法については、テクニックのカテゴリーで紹介記事がありますので、宜しければご覧下さい。
なお、本日のタックルについては、後ほど簡単に紹介します。
エビ撒き釣り開始後はアタリ出ず、まずはチヌのお目見え
釣り始めにマキエだけを3投行い、その後、ハリスと針をセットし釣りを開始した。
この日のポイント付近の水深は、5ヒロ~6ヒロ程あり、まずは3ヒロで開始したが、1時間以上経ってもウキはピクリとも反応しなかった。
棚を深めようかと迷っていたら、ウキに反応が出て、軽く押さえ込んできた。
ようやく出たアタリにゆっくり待つ余裕もなく、素早く合わせたが素バリを引いてしまった。
同じポイントへ放り込むと、今度はウキに反応が出た後、ゆっくりとウキが沈みこんだ。
『ピシッ!』
『ガツッ!』
上手くヒットしたが、首を降っている。
案の定、ヒットしたのは・・・
34cmのチヌ
やはりヒットしたのは、チヌだった。
あまり抵抗感もなく難なく寄せてきたので、引き抜いても良かったが、ファーストヒットということと、ギャラリーも多かったので、引き抜き損ねると恥ずかしいので、タモを入れた。
取りあえず釣ったチヌはストリンガーに掛けて泳がしておくことにした。
チヌもマキエに惹かれて、ずいぶんと浮き上がって来ていたようなので、活性は低くはないのだろう。
同じころに少し離れた位置でハネが上がるのを目撃した。
そこで、棚を思い切って2ヒロまで浅くし、様子を伺うことにした。
ハネをバラした後のタイミングで、フィッシングマックスの取材がやって来た!!
棚を浅くした後も、しばらくの間アタリはなかった。
時間ばかりが経過して少々焦りも生じたが、海の状態はベタ凪状態から少しざわつき始め、何とも良さげな雰囲気を醸し出し始めた。
そんな時、ゆっくりとウキを押さえ込むアタリが出た。
『ピシッ!』
『ガツッ!』
乗った!と思うと同時に走り出した。
結構なサイズかと思うや否や痛恨のバラシ!!
というか、針掛かりが悪かったか、浅すぎたか!?
使っていたメバル針はキレイにそのまま帰ってきた。
残念だが、どうにもアタリが少ないので、ついつい早合わせしてしまう。
ハネ(推測)をバラして間もなく、フィッシングマックスのリアルタイム取材が巡回してきた。
ストリンガーを入れているので、当然「どうですか?」と話を聞きに来るが、「ハネは上げてないよ。」とだけ答えた。
巡回員は「あっ、チヌですか。ストリンガー上げて写真取らせてもらって良いですか?」と聞くので、「勝手に上げて写真撮ってもらったら良いよ。」と、お決まりのようなやり取りを行う。
さっきのハネが上がっていたら、管理人込みで釣果情報サイトに載せてもらっても良かったが、チヌだけなので・・・
後ほど帰ってから、サイトを確認したら・・・
フィッシングMAXホームページの釣果情報サイトより
遠まきながら、写真に写る管理人の姿と、ストリンガーに掛けていたチヌの写真がアップされていました。
バラシ、バラシで3度目の正直でハネゲット!!
その後、ハネの時合が来たのか、小さいながらもアタリが出始めた。
何度か素バリを引いて、『おかしいなぁ・・・』と何が悪いかなぁと考えていたら、マキエが入ったポイントと、仕掛けがうまく重なり、何となく当たりそうな気配がムンムン漂ったその時!!
ウキがスゥ~と、これまでになく気持ち良く沈みこんでいく。
『ピシッ!』
『ガツッ!』
乗った!・・・そしてデカい!!と思わせる程のパワーだ。
ドラグを締めていたので、ラインが出ず竿が引き込まれそうになる。
とっさにドラグを緩め、少しだけパワーを逃がそうとラインを手出ししたのが運のツキ・・・
『ブツッ!』と『バッシャーン!』は同時!
絵に書いたようなスズキのエラ洗いを食らい、1.75号のSegur Grandmax FXは無残にも切断された。
桟橋の下まで約25mほど、まさかあの位置で水面上に飛びあがり、エラ洗いを食らうとは予想していなかった。
「あ~ぁ、これやらかしたら、今日はもうアカンか・・・」
2度目のバラシで、またポイントも荒れるだろうし、エビブクのシラサエビも弱り始めたので、もうダメかと思いながら針を結び直し、エビ撒き釣り釣りを再開する
少しの間、またアタリもない静寂の時間が続いたが、意外にも早く三度ハネは周ってきたくれた。
この日は中潮ながら潮の流れも緩く、もしかしたら予想以上にポイントにはマキエが効き、エビパラダイスになっていたのかもしれない。
ウキに反応が出始めて、2度ほど素バリを引いたように思うが、その後3度目の正直のチャンスが訪れた。
『ピシッ!』
『ガツッ!』
乗った!
先の2回ほどのパワーは無いが、決して小さくはない引きだ。
もうミスは出来ないが、慎重になり過ぎても良くない。
普通にハネとの引き合いを2度・3度と繰り返し、今度は無事にタモに収まった。
51cmのハネ
前回は46cmのハネだったので軽かったが、今回は50cmをオーバーしてくれたので、まずまずのファイトだった。
兎にも角にも、今回もギリギリの勝負であったが、無事にハネをゲットしホッと出来た。
逃がした獲物は大きいと言うが、今回は思いが膨らんでのものではなくて、逃したのは本当にスズキクラスだったと思う。
この後、もういっちょと思って、わずかに残ったエビで数投のキャストを行ったが、4度目がアタリを出すことは無く、10時半過ぎに納竿とした。
本日の釣果とタックル
本日の釣果
【お持ち帰り】
ハネ:1匹(51cm)
【リリース】
チヌ:1匹(34cm)
メバル:1匹(15cm)・・・記事中で紹介せず
【本日のタックル】
- ダイワ リバティクラブ 磯風 3号-5.3m
- ダイワ フリームス 2004
- 東レ ライン 銀鱗スーパーストロングNEO 3.5号
- クレハ シーガーグランドマックスFX 1.75号
- がまかつ 活エビ(ハネ・チヌ)針 茶 8号
- ヨーヅリ チヌウキ 2号
- 第一精工 改良型餌撒きボールS
- その他、ウキ止めの糸、カラマン棒、サルカン、ガン玉は汎用品
本釣行では、結果的にはチヌ1匹とハネ1匹、そして記事中では触れなかったメバル1匹の釣果に終わりましたが、アタリもほどほどにあり、悪くはない釣行だったように思います。
そして管理人的には、桟橋付近への遠投カゴ釣りの狙いと釣り方が的中し、今後の釣行にも明確な手応えを掴めたのが何よりでした。
意外にも周囲ではあまりハネを上げているのを目撃しませんでしたが、前回釣行時のように潮が澄みわたっているわけでもなかったので、時間をかければもっと釣果は上がったでしょう。
これからエビ撒き釣りのシーズンも終盤に突入しますが、時間が許せば三度活きエビを携えて、この釣り場へ赴きたいと思います。
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