どうもガチろっくんです。
前記事でも紹介したように、久しぶりにやってみたエビ撒き釣りの面白さに、少しばかり嵌っている今日この頃です。
今回は珍しく2週続けての釣行となり、またまたメバルを釣りに出掛けるつもりでしたが、予期せぬことでとん挫しました。
結果的にメバルは釣れずにわずかなアジだけを釣って帰るという、あまり喜ばしくない釣果に終わりました。
ということで今回は、貝塚人工島の沖向きテトラでメバルを釣るつもりが想定外のアジ釣果のみ、果たしていったい何が起こったのか・・・。
活きエビなかったらメバル撃沈でアジしか釣れん!!
【釣 行】
2024年 4月 20日(土)17:30~21:15
釣り場:貝塚人工島のテトラポッド帯
天気:曇り
潮 :中潮
活きエビが品切れ・・・青イソメと赤イソメを持参し貝塚人工島へ
この日の出発は16時20分、行きがけにフィッシングマックスに寄ってシラサエビを購入しよう思い、一応出掛けに生きエサ情報を確認すると、なんとシラサエビが品切れ状態だ。
行き掛けに寄ることができる南津守店、泉大津店、岸和田店のいずれもアウトだ。
そういえば例年ゴールデンウィークの頃になると、琵琶湖の禁漁のせいなのか、一時的に品薄状態となることを忘れていた。
そこでエビ活かしは持参せずに家を出たのだが、ふとT-ポートのことを思い出して寄ってみると、一応いくらかの在庫はあるようだった。
『しまった、ブクブクが・・・』と苦虫を噛むも、家に戻るわけにもいかないので、仕方なく青イソメと赤イソメを購入して試してみることにした。
17時半前には釣り場の貝塚人工島沖向きテトラ帯に到着した。
この日は土曜日で、陽気の良い釣り日和にも関わらず、先週同様にほとんど釣り人はいなかった。
立ち位置から見渡しても3組ほどしか確認できず、まああまり釣り物が多い時期でもないので、人気釣り場でもこんなものなのだろう。
そして、嫌がおうにも目に入ってきたのは、この時期によく見かける光景だ。
写真では確認し辛いが、視界一面に恐ろしいほどのボラが群れており、水面に突き出た背びれが気持ち悪い。
この周囲では釣りにならないので、少し離れた位置に釣り座を設けたのだが、それでも時折群れが近づいてくるので、百害あって一利なしだ。
夜になっても何処にもいかず、一度だけ仕掛け回収時に引っ掛けてしまったが、そこはすぐに外れてくれたので事なきを得た。
電気ウキ釣り開始もなかなかヒットせず、ようやく姿を見せたのはアジだった
いつもならポイントに入るなり、まず何を置いても活きエビの撒き餌をするのだが、この日はその作業は不要だ。
ただ、面倒な撒き餌ワークをしなくてよい代わりに、メバルが釣れないのであれば本末転倒になる。
エサの青イソメと赤イソメのパワーに頼るしかない所だが、正直この時はメバルの釣果を楽観的に考えていた。
時期的にまだバチ抜けが残っているし、マッチザベイトを考えれば、大漁とはいかないまでも数匹くらいは釣れるだろうと目論んでいた。
仕掛けはすでに家で作ってきたので、竿を伸ばしてウキゴム固定の電気ウキをセットし、棚を合わせれば準備完了だ。
釣り場に着いてから5分ほどで実釣スタートだ。
仕掛けを投入すると、間もなくアタリが出たように感じたので合わせたが、魚はヒットしなかった。
次の一投でも同じようにウキが入っている感じがするので合わせたが、これまた素針を引く。
まだ日暮れには幾分時間を残してのスタートだったが、天気が曇っているからかウキの視認性が悪い。
もう先に電気ウキを点灯することにして仕掛けを流すが、やはりアタリは出るのだがヒットはしない。
そうこうするうちに、隣で同じくウキ釣りしていた同行の弟君が、何か小物をヒットさせた。
仕掛けを回収してくると、付いていたのはアジだったが、残念なことに豆アジクラスだ。
使っている釣針が大きくて掛けるのが至難となっていいたようだが、犯人がアジだと分かれば何とかなるだろう。
この後、管理人も無事にボウズ逃れの1匹を釣り上げた。
やはり豆アジサイズで、この釣果は弟君が飲ませのエサにするというので持っていかれた。
この時はまだ日が沈めばメバルも顔を出すだろうと思っていたのだが、思惑通りにいかないのが釣りだ。
この後も、そして陽が沈んでもアタリを出す魚はアジしかいなかった。
ただ、そのアジも決して群れが大きいわけではないようで、1回アタリが無くなると10分、15分途切れたりする。
たまに微妙な前アタリが出ると、『今度こそはメバルか。』と期待するのだが、その期待は悉く裏切られる。
表層からボトム付近まで棚を大きく振ってみるも、アジ以外のアタリは皆無だ。
そこで一旦メバリングを試してみることにした。
メバリングはアウト⇒青イソメ付けるとやっぱりアジ⇒結局ウキ釣りに戻す
一旦ウキ釣りタックルを置いて、メバリングを試してみることにした。
スローシンキングのフロートを使い、遠近の表層からボトムまで引いてみたが、全くアタリがない。
普段からルアーはあまりやらないので、アタリがないとすぐに諦めてしまう傾向がある。
得にこの日はイソメがあるので、エサに逃げやすい状況だ。
20分ほどやってダメだったので、同じ仕掛けのままワームの代わりに青イソメをジグヘッドに刺してみた。
すると効果てき面で、すぐさまバイトが発生し、上手くヒットさせることが出来た。
ヒットさせることができたのは良いが、やはり釣れるのはアジだ。
ただ、時間帯も遅くなってくると、アジのサイズも幾分小マシになり、小アジサイズに昇格していた。
この後、もう2回ほど青イソメでヒットさせ、アジの釣果を追加したが、獲物が小さいので面白みが少ない。
これならまだウキ釣りの方が楽ができて面白いので、再び電気ウキ釣りに戻す。
ただ、ヒット率を上げるために針を5号に変更し、針掛かりを良くした。
残念ながら時間が経過して干潮前の潮止まりとなり、少ない魚信がさらに遠ざかり、思ったように釣果は伸ばせなかったが、数匹は追加できた。
この日は終ぞ1匹のメバルも姿を見せず、もう少し早くアジ狙いに切り替えていればという後悔の念に押されながら21時15分に納竿とした。
貝塚人工島テトラでの本日の釣果と電気ウキ釣りタックル
本日の釣果
【お持ち帰り】
アジ:13匹(15cmまで)
【リリース】
なし
釣れたアジはいくつか弟君の呑ませのエサに提供し、最終的には13匹と寂しいお土産となりました。
ただ、普段アジはサビキばかりで機械的に釣っているので、たまには素朴なウキ釣りで楽しむのも良いのです。
ただし、テトラはポロリが多いので、できれば釣りがしやすい日中の足場の良い波止で楽しむのがベターですね。
電気ウキ釣りタックル
- ロッド:MACHチヌ2号450(ロッドはもう販売していません)
- リール:ダイワ(DAIWA) スピニングリール フリームス
- ライン:東レ(TORAY) 銀鱗 スーパーストロング ブラックマスター 3号
- ハリス:シーガー(Seaguar) シーガー グランドマックスFX 1.75号
- 釣り針:がまかつ 活エビ(ハネ・チヌ) フック 茶 5号
- ウキ:冨士灯器(Fuji-Toki) 電気ウキ FF-3
- その他:ウキゴム、カミツブシ大1個、ガン玉3号1個
リールのみ後継機を示していますが、仕掛けそのものは特筆すべき点はない普通のウキ釣り仕掛けです。
当日の釣りの様子は動画でも撮影してきましたので、お時間のある方は合わせてご覧ください。
釣ったアジは、家族4人で食べるには物足りない感じでしたが、2度揚げしてスナック感覚で美味しく頂きました。
間もなく豆アジの群れが本格的に接岸する時期となり、今年もアジが釣れる人気の波止は大混雑するのでしょうね。
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