どうもガチろっくんです。
ちょうど一年前のタチウオの釣れ始めの時期に、貝塚人工島の沖向きテトラへタチウオのワインド釣行に来ました。
ルアーならではの時合の短さに苦労し、ほどほどの釣果でしたが、短時間で確実に釣果が得られるのもタチウオの魅力です。
人が多いのが嫌なので、昨年は結局それ一度きりのタチウオ釣行(実は一昨年もタチウオはジギングで一度だけ)でしたが、今年もタチウオが上がり始めるのを見ると、やはり出かけたくなります。
そしてやはり賑わいを見せるのは、大阪界隈では貝塚人工島が断トツと言って良いでしょう。
短時間釣行なら比較出掛けやすいこともあり、今年も貝塚人工島の沖向きテトラへ出陣することにしました。
さあ、果たしてその釣果やいかに・・・
貝塚人工島テトラで太刀魚の引き釣り(エサ釣り)
【釣 行】
2018年 9月 15日(土) 18:00~20:00
場所:岸和田貝塚人工島 沖向きテトラ
天気:曇り
潮 :中潮
今年の太刀魚始めは・・・ワインドか引き釣りか!?
出発は15時00分、いつものようにフィッシングマックスに寄って、タチウオの仕掛けを物色する。
昨年も同じようにワインドにするか、引き釣りにするかで迷ったのだが、結局買い物が必要のないワインドにした。
去年とシチュエーションは変わらないが、一つ違うのは、今年の夏休み後は台風や週末の雨で家族サービスが減り、財布に多少の余裕があることだ。
毎年使い続けているジグパラのワームでワインドをしても良いし、ジグもたくさん持っているのでジギングでも良かったが、今年はタチウオにもお金を使おうと思い、引き釣りにすることにした。
さすがにタチウオゲッターをゲットする余裕はないので、面倒だがワイヤー巻きの安価なタチウオテンヤ2個とキビナゴを購入し店を出た。
貝塚人工島では必ず駐車場待ちが発生するため、早めに到着しておきたかったのだが、この後、岸和田のだんじり祭りによって臨海線が通行禁止になっているのが分かり、26号線へ迂回する羽目になった。
貝塚人工島に到着、ベランダも外向きテトラもやはり大混雑
管理人宅から人工島までは、小一時間も掛からないのだが、結局釣り場に到着したのは17時を過ぎていた。
ベランダの駐車場は当然満車状態で、道沿いには無数の車が路上駐車されていたが、幸いなことに駐車場待ちをしている車はいなかった。
到着したタイミングも良く、程なく釣りを終えた親子連れの車と入れ替わりで、駐車することができた。
ベランダの駐車場が難しいようなら、最悪海浜緑地の有料駐車場に入れる必要があり、到着時間が遅れたことが大きな痛手になるところだった。
ただ、幸いだったと喜んでばかりもいられないのは、この路駐の迷惑駐車の状況だ。
この時期は日常の風景なのだが、ここは毎度のごとくパトカーが巡回してきて、近隣の迷惑になっていると、路駐の車の持ち主に対して注意喚起が行われている。
駐禁を切られるか否かは問題では無く、釣り人の当然のマナーとして、駐車禁止区域へ車を駐車するのは止めよう。
車を停めて、とりあえずベランダに上がりプール前の様子を伺うと、当然のごとく、もはや人が入るスペースなどない。
この日はタチウオだからクーラーも必要なので、なるべく車に近いところへ入りたいが目の前のテトラも・・・
車に近い位置のテトラは、すでに等間隔で釣り人が入っている。
ジグを投げている人が多いので、タチウオまでは行わずに帰る人も出そうだが、今から人が増えて来る可能性も否めない。
結局のところ、かなりの距離を歩く必要はあるが、北向きに歩いて入れるところを探すしかない。
今日の釣り座と太刀魚の引き釣り仕掛け
北向きに歩いて行くと、徐々に釣り人の間隔は広くなっていく。
この日は5分程度歩いたところで、釣り座を構えることができた。
時間は17時半頃で、周囲ではすでにワインドをしている人もいたが、まだタチウオの姿は確認できない。
幾分の余裕もあるので、ゆっくりと準備に取り掛かる。
エサのキビナゴは、青色に着色したものと、赤色に着色されていたものがあった。
タチウオのエサ釣りなどほとんどする機会がなく、良し悪しは分からないのでどちらでも良かったが、取りあえず青色を選んでみた。
アミノ酸液に漬けこんだ釣りエサは結構多いが、これもその一つのようだ。
仕掛けは引き釣り仕掛けだが、ロッドとリールはワインドでも使用しているエギングロッドだ。
テンヤはYAMASITAの【猛攻】6号(L)を用意し、これにアシストフックをセットした。
時期的にはSかMを使用する方が良いのだろうが、ベルトサイズが釣れて持って帰っても嫌がられるので、この方が良いだろうと考えていた。
この時点では、活性の高い時合だけ釣って帰るつもりだったので、ケミホタルはセットしなかった。
開始早々のアクシデント そして短い時合は終わる・・・
仕掛けを終えた後、いつものように取りあえずコーヒーで一服する。
周囲でたくさんワインドしているルアーマンがいるので、一匹釣れ出してから始めても何ら問題ないだろう。
18時半くらいから始まるのかなと思って見ていたら、まだ十分に明るさが残る18時過ぎに隣の釣り人が1匹目を上げた。
「さあ、戦闘開始だ!!」と勇んでキャストを開始する。
『ガガッ!』
2投目でアタリがあり、合わせると『グゥ~ン、グゥ~ン』と結構よい引きをするので、一瞬期待したが途中から掛かっているのかどうかも分からないほど軽くなる。
ファーストヒットはベルトの50cmで、これは掛かりが浅かったので、空中で針を外してリリースしてやる。
取りあえず1匹釣って、今日は大丈夫と思っていたその時・・・
『ブツッ!』・・・ボチャン・・・
隣のお兄さんの前方10m付近へ、テンヤが着水する。(お兄さん、ビックリさせてごめんなさいね。)
『えっ、なんで切れたん?』
訳が分からずに仕掛けを引いてくると、あろうことかフィッシャーマンズノットで繋いだリーダーがすっぽ抜けしていた。
『アカン!このタイミングのトラブルは完全にアカンパターンや!!』
徐々に薄暗くなるこの時間帯に、リーダーから組み直すのは時間が掛かる。
去年のワインド釣行では、入れていたケミホタルにタチウオが食い付き、ラインを切断されるアクシデントに見舞われことで、お土産を確保するために時合が終わっても釣り続けるという厳しい戦いに追いやられた。
急がなければ!!
余裕をブッこいていたさっきまでの自分が嘘のように、急いでリーダーを組み直し、もう一つ買ってきたタチウオテンヤをセットする。
もう一つのテンヤは、YAMASITAの【超発光】LL(8号)・・・ばかやろう、ドラゴンでも釣るつもりか!
なんで素直にターゲットに合わせたサイズを用意しなかったのか、アクシデントに見舞われてから後悔することは殊のほか多い。
仕掛けを組み直している最中も、隣のワインドは順調に数を伸ばしているようだ(サイズまでは分からないが)。
やっぱり時合は30分程度 今年もお隣さんよりも粘って納竿!
ケミもアシストフックもなしだが取りあえず急いで仕掛けを直し、キャスティングを再開する。
周囲は暗くなり始めていたが、何とか時合が終わるまでには間に合ったらしい。
余裕がなかったので写真がないのだが、間もなくF2.5~3.5を太刀魚を1匹、もう1匹目、そして少し時間を空けて更にもう1匹釣り上げる。
時計は19時を過ぎていたが、この時点ですでにアタリは遠のいているのか、両隣のワインドはすでに帰り支度を始めている。
エサでやっている管理人には、活性の高い時合のようにはいかないが、時折アタリは出る。
ただ、テンヤのフックが大きすぎて掛からないのと、30gでは沈降速度が速すぎて思ったように誘えない。
アクシデントでバタバタしていた管理人も、ようやく落ち着きを取り戻し、今度はタチウオの写真がないことに別の意味で焦りを感じ始める。
何とかヒット直後の写真も欲しいと思っていたら・・・
久しぶりのヒットでサイズを確認せずに、魚ハサミで挟んでしまったベルトサイズ。
太刀魚は弱い魚なので、挟んでしまうとリリースしても死んでしまう。
仕方がないので、奥方様にどやされるのを覚悟の上で、持ち帰ることにした。
この後、幾らかのアタリがあるも掛けられず、少し時間を空けてヒットさせたが、タチウオのサイズが上がる気配は無い。
昨年に引き続きアクシデントはあったが、何とか最低限のお土産は確保することだけは出来た。
エサ釣りだから粘ればもう少し釣れそうだが、ちょうど切りが良い時間とお土産数でもあるので、20時ちょうどに納竿とした。
本日の釣果とタックル
【お持ち帰り】
タチウオ:5本(F2~3.5、70cm程度まで)
【リリース】
タチウオ:1本(F2、50cm)
【本日のタックル】
本釣行で使用した管理人のタチウオタックルを、以下に紹介しておきます。
- ロッド:谷山商事 エギスパート8.4ft
- リール:ダイワ(Daiwa) スピニングリール 17エクセラー 2506H-DH
- ライン:STARMAX PEライン 1号 4編 5色マルチ
- リーダー:ヤマトヨテグス(YAMATOYO) フロロショックリーダー 30m 3号(12lb)
- テンヤ1:ヤマシタ(YAMASHITA) テンヤ 猛光太刀魚テンヤ 波止 シングル L
- テンヤ2:ヤマシタ(YAMASHITA) 猛光太刀魚テンヤ波止ダブル LL
- フック:メジャークラフト ジグパラ アシストフック5本入 L
ロッド以外はすべて現在も販売されている製品です。
格安製品の寄せ集めのようなタックルですが、その実はコスパの高い製品が揃っていると思っています。
ただし、記事中でも書きましたが、F3程度がターゲットサイズの中心なら、テンヤはワンサイズ小さい方が針掛かりが良くなるし、扱い易くなります。
あと、管理人はタチウオをやる時は基本的にケミホタルを使いますが、この日は使用しませんでした。
ケミホタルは集魚効果だけでなく、陽が落ちてからも釣りがしやすくなります。
必ずしもプラスに働く訳ではないのですが、釣りそのものの初心者さんは取りあえず入れておいた方が良いでしょう。
今年は貝塚人工島に限らず、泉大津や泉南界隈全体的にタチウオが良いと聞いていたので、満足のいく釣果とは言えない釣行でした。
短時間釣行なら手返しの良いルアーに軍配が上がりそうですが、今回はリーダーが抜けるといった初歩的なミスを犯したので、むしろキビナゴの引き釣り(エサ釣り)で助かったとも言えます。
いずれにしても、昨年は一度きりのタチウオ釣行でしたが、今年はリベンジ戦に挑みたいと思います。
釣ってきたタチウオは小さいながらも、家族皆でうまいウマイと言いながら食べたので、変な魚を持ち帰るよりは喜ばれそうです。
いっそのこと、久しぶりにどっしり腰を据えてウキ釣りでもするか・・・ただ、たくさん持って帰ったら、それはそれで嫌がるからなぁ。。。
【この釣り場での釣行記事】
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