どうもガチろっくんです。
珍しく1か月に3度もの釣行に出掛けた2018年の9月、初戦は貝塚人工島でのタチウオの引き釣り、2戦目が南芦屋浜北側水道でのサヨリのウキ釣りでした。
そして今回の3戦目は、初戦の釣果が不完全燃焼だった貝塚人工島の沖向きテトラでの、タチウオのリベンジ戦です。
前回のタチウオ釣行記事の最後で少し触れましたが、ルアー1本だと夕マズメのわずかな時間の時合が終われば、その後は厳しい戦いが強いられます。
そう思ってキビナゴの引き釣りで臨んだ釣行だったのですが、自身の初歩的なミスによるトラブルの発生や、タチウオの食いの渋さもあり、思うように釣果を伸ばせませんでした。
前回タチウオ釣行の様子はコチラ
タチウオに限らず、最近の釣行ではなかなか好釣果とまではいかない釣りが続いている為、今回は数釣りを目論んで、ライトショアジギングとキビナゴを使ったウキ釣りの2連戦で臨むことにしました。
釣行時間も夕方からの5時間と十分に余裕を持った釣りで、盤石の態勢で臨むことになりました。
後は管理人の腕次第、さあ果たして思うような釣果を得て、リベンジは果たせたのか・・・
貝塚人工島のテトラでタチウオのジギングとウキ釣り
【釣 行】
2018年 9月 22日(土) 18:00~23:00
場所:岸和田貝塚人工島 沖向きテトラ
天気:曇り
潮 :中潮
予想外に少ない釣り人・・・連日渋いという事前情報の影響か!?
管理人宅から貝塚人工島までのアクセスは、ほぼ臨海線1本で40分程度だ。
先週のようにだんじり祭で通行禁止になっている訳ではなさそうだが、駐車場待ちを考えて出発は15時30分と、少し早めに出る。
いつものようにフィッシングマックス泉大津店に寄ると、店内はこれから釣りに出る客でごった返していた。
特に太刀魚のコーナーは人が入れ替わり立ち代わりで、相変わらず大人気だ。
管理人も、ジグはたくさん持っているので、ウキ釣り仕掛けだけを物色して、そそくさと店を後にした。
道中は順調に進み、貝塚人工島のベランダ下の駐車場に到着したのは17時前だったが、どうも様子がおかしい。
路駐の車がほとんどおらず、30分程度の待ち時間を覚悟していた駐車場も、ほぼ待ち時間なく入れることができた。
ん?もしかして『ルールを守って迷惑駐車は止めよう!』と号令を上げた、先週の釣行記事が効を奏したのかと、一瞬自惚れかかったが、まあそんなハズはないだろう。
【釣りのネタ帳】がそこまで影響力のあるブログになるには、まだまだ道のりは遠い。
釣り場に出てみたら分かったが、先週に比べてずいぶんと釣り人が減っている。
駐車場からほとんど歩かずに、十分に入れる場所が確保できた。
この一帯だったら釣り場なんて何処でも良いので、車から近ければ近いほど助かる。
しかしながら、この空きようは・・・やはり事前に管理人もキャッチしていた、『ここ最近で一気にタチウオの食いが渋くなった。』という釣果情報は信憑性がありそうだ。
一抹の不安が湧いてくるが、釣り場が混雑していないのは嬉しい・・・どっちつかずの状態だが、一つ心の支えとなるのは、今日はウキ釣りの用意があることだ。
本日のタチウオ仕掛けとエサ
2本立ての一発目は、ライトショアジギングになるが、管理人はジギングは滅多にしない。
専用タックル(ロッド)など持っていないが、タチウオなのでエギングロッドを使用する。
ただ、なぜかメタルジグはそこそこ持っているので、一丁前に何を使うか迷うことができる。
太刀魚ならDAISO(ダイソー)の100円ジグでも良かったが、奮発してお気に入りのOcean Ruler(オーシャンルーラー)のGUN GUN JIG Ⅱ(ガンガンジグ2)で、20gのUVシルバーを下ろした。
因みにリーダーなしのワイヤー直結仕掛けだが、よほどの大物か、あるいはよほどスレている場合を除けば、この時期ならこれで問題ない。
予想外に釣り場へ早めに入れたことで時間が余ったので、ついでに先にウキ釣り仕掛けも作っておくことにした。
ロッドは3号4.5mの磯竿遠投モデル、リールは2000番でナイロン2.5号、強度と軽さを兼ね備えたタックルだ。
仕掛けは冨士灯器の『必釣夜釣人3号』をベースに、がまかつの仕掛け針【つらぬきタチウオ】と【喰い渋りタチウオⅡ】の2種類を途中交代でセットした。
エサは先週引き釣りを行った際に、ほぼ半分くらい余ったフィッシングマックスのキビナゴ(青)を持ってきた。
1時間程度ならこれでも良かったが、この日は数時間は粘るつもりなので、追加で行き掛けにスーパーでキビナゴを買ってきた。
マックスのキビナゴより小ぶりだが、3倍くらいの量が入っていて半額ちょいなので、圧倒的に割安だ。
冷凍されていない生キビナゴは身が締まっていないので、1本針の背掛けなどだとエサ持ちが悪いが、腹から背への貫き掛けにするのなら問題ない。
実際にこの日は、エサ持ちも食いの良さも、何ら変わらなかった。
タチウオのライトショアジギング開始! 時合遅く焦ったが釣果は確保
釣り場へ早く入れたことで、すべての準備を終えても、まだ18時前だった。
左隣のジギンガーが40cm程度のサゴシを上げていたので、キャストを開始しようかと思ったが、万一大物がヒットしてもタモを持って来ていないし、トラブルに見舞われたらまた時合を逃しかねない。
大人しく18時まで一服をしながら様子を伺うことにした。
ところが、18時を過ぎても1本も上がらないタチウオ、ちょっと様子がおかしいなと思いながら、管理人もキャストを開始する。
まだ陽があったが、右隣はすでにウキ釣りを開始した様子だ。
最近は陽が落ちる時間も早くなって来たので、周囲はどんどん暗くなっていく。
『なんでコレ』、『おっかしいなぁ』などと、隣に聞こえる程大きな独り言を発しながら、周囲の様子を伺いながらジグにアクションを付けてみるが反応はない。
そうこうしているうちに、はや1時間近くたった19時前に左隣のジギンガーにタチウオがヒットした。
陽が沈んでいたので、ケミホタルを入れるか、もういっそのことウキ釣りにチェンジしようかどうか考えていた時だ。
そして、ほぼ同じタイミングで管理人にもアタリが出るが乗せきれない。
2回ほど地団駄を踏むが、3度目の正直でフッキングに成功する。
上がってきたのは指3本に届かないF2.5程度のタチウオだ。
この時間帯は、このサイズが多いためか乗らないことも多かったが、表層でのアタックが多いので、どうやら遅めではあるが、時合には間違いないようだ。
右隣のウキ釣り親子も、連発とはいかないまでも、時折空中で電気ウキを揺らしている。
取りあえずは、アタリが出なくなるまでは続けてみようと、メタルジグのキャストを続ける。
やはり一時程は群れも大きくないのか、立て続けのヒットとまではいかなかった。
最終的には20時前までの1時間ほどで、F3.5までのタチウオが合計5本の釣果だった。
ケミなしのケイムラシルバー1本だが、どちらかといえばワンピッチジャークよりはスローリトリーブ(ただ巻き)の方が反応が良かった。
この時間になると、周囲は電気ウキ釣りばかりなので、当初予定よりは遅い時間のスタートになったが、管理人もウキ釣りを開始することにした。
タチウオの電気ウキ釣り 外道のサバが混じり、ポツリポツリもやはり手堅い
ウキ釣りに移行した段階では、すでに時合も終わっていたので、仕掛けの投入、即ヒットというわけにはいかなかった。
ただ群れが散ったこの時間になると、やはり狙った層を流せるウキ釣りは有利で、電気ウキがジワ~と沈むタチウオ独特のアタリが出る。
タチウオは早合わせは禁物とよく言われるが、貫き仕掛けだと始めの食い込みで針掛かりすることも多いし、食い渋りのような小さなアタリが続くことも少なく、意外と勝負は早い。
この日はエサ釣りに変えても、ヒットするタチウオは指3本(F3)が中心だった。
1匹2匹釣れると、しばらくアタリが遠ざかったりするが、近辺でヒットすると自分の所にも周ってくることが多いので、またアタリが出る。
周囲に同じウキ釣り師が要ると、タチウオは釣れるタイミングが分かりやすいので、集中すべき時の判断もしやすい。
時々思いもしないタイミングで、いきなり勢いよくウキが沈みこむのは、コイツの仕業だ。
この日はちょいちょいサバがアタリを出すので、ウキから目を離せない状況でもあった。
結構、一撃でキビナゴが取られたりするので、ボ~としているとエサの付いていない仕掛けをいつまでも流すことになりかねない為だ。
まあ、釣りをしていてアタリが出るのは嬉しいことなので、相手がサバだと分かっていても楽しみはある。
中には25cmをオーバーするサバもヒットしてきたが、さすがに30cmを超えるサイズには巡り合わなかった。
最近はULSJ(ウルトラライトショアジギング)などといって、ジグサビキでアジやサバを狙う人も多く、このサイズでも本来なら良いお土産になるのかもしれない。
ただ、ウチの奥方様はサイズ云々に関わらずサバはいらないというので、サバは基本的にすべてリリースだ。
この後も、1時間に3本程度のペースではあるが、F3~F3.5のタチウオを順調に釣り上げていく。
もちろんウキを流すだけでは食いが渋いので、棚を深めてみたり、誘いを入れるなどして様子を伺う。
傍から見ているとタチウオのウキ釣りは楽そうに見えるが、エサの交換も頻繁に行う必要があるので、意外と忙しい。
気が付けばすでに時計は23時を指しており、釣り開始から5時間も経過していた。
どうりで腹が減ったと思っていたが、飲み物は持って来ているのたが、食べ物は持って来ていない。
タチウオも程よいくらいには釣れ、今から帰れば奥方様も起きているだろうということで、23時これにて納竿とした。
本日の釣果とタックル
【お持ち帰り】
タチウオ:16本(F2.5~3.5、75cmまで)
【リリース】
サバ:5本(30cm未満)
【本日のタックル】
本釣行で使用した管理人のタチウオタックルは、以下のような感じです。
ライトショアジギング
-
- ロッド:谷山商事 エギスパート8.4ft
- リール:ダイワ(Daiwa) スピニングリール 17エクセラー 2506H-DH
- ライン:STARMAX PEライン 1号 4編 5色マルチ
- ワイヤー:がまかつ(Gamakatsu) ワイヤーリーダー 10cm-φ0.3mm
- メタルジグ:OceanRuler(オーシャンルーラー) ガンガンジグ2 20g UVシルバー
電気ウキ釣り
- ロッド:シマノ ロッド ホリデー 磯 R 遠投 3-450PTS
- リール:DAIWA(ダイワ)フリームス11 2000
- 電気ウキ一式:冨士灯器 必釣夜釣人 赤 3号
- フック1:がまかつ(Gamakatsu) つらぬき太刀魚仕掛5号
- フック2:がまかつ 喰い渋りタチウオ仕掛2 つらぬき仕様 5号
- ケミホタル:ルミカ(日本化学発光) パワー太刀魚75レッド(2本入リ)
今回はまずまず納得の釣果を得ることができましたが、どうやら貝塚人工島のタチウオも日ごとに渋くなってきているようです。
ただ、シーズン初めにベルトサイズがどっと押し寄せた時は爆釣し、その後はサイズアップとともに徐々に食いも渋くなるのが通例です。
特別なことではないのですが、ちょいちょい釣りに出ている釣り人には徐々に起きている変化でも、大半の人は週末だけや、月に1度・2度だけの釣行なので、突然悪くなったように感じるんですよね。
爆釣とか大漁という単語を聞けば、ヤッパリ数がたくさん上がることを期待する人の方が多いのでしょうが、食べることを考えれば、タチウオはやはりサイズが欲しいところです。
これまでワンシーズンにそう何度もタチウオ釣行には出なかった管理人ですが、意外にもチビ達が喜んで食べることが分かったので、今年はワンサイズ上を釣るために、もう少し続けてみようかとも考えています。
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