どうもガチろっくんです。
この日曜日に、泉大津にある汐見埠頭の砂上げ場で、家族と一緒にサヨリ釣りに出掛けました。
いつものように朝起きて、さあ今日はどこへ出掛けるかという話で、ウチの若君はゲーセンへコインゲームをしに行きたいという。
一方姫君は珍しく、釣りに行って自分の竿で釣りたいという。
どちらの願いも聞き入れる方向で考えますが、ご飯を食べて釣りの準備をすると、出掛けるのは昼前になります。
流れとしては昼過ぎまで釣り、昼食を食べてからゲーセン、夕食を食べて帰路に着くというようにしたい。
大阪近郊の近場だと日中ではアジも厳しいので、あまり時間も潮も問わず、最近チラホラと釣れ始めたサヨリを狙いに行くことにしました。
汐見埠頭の砂上げ場はどうやら3年ぶりで、この場所でのサヨリのウキ釣りも初めてですが、果たしてその釣果やいかに・・・
泉大津の汐見埠頭砂上げ場でサヨリのウキ釣り ~ファミリーフィッシング~
【釣 行】
2019年 9月 7日(日) 11:30~13:30
場所:泉大津 汐見埠頭 砂上げ場
天気:晴れ
潮 :小潮
泉大津の汐見埠頭の砂上げ場はまずまずの釣り人数
急な申し出であったので、海釣りとしては中途半端な10時半という時間に家を出発する。
サヨリなら南芦屋浜が良さそうだが、釣行後のゲーセンは堺浜にあるムービックスへ行くつもりなので、神戸方面は逆方向になってしまう。
目的地を泉大津の汐見埠頭にしたのは、家から40分も掛からない距離で帰りに堺浜へ寄るのに近いのと、ファミリーフィッシングに向いた足場が良い釣り場だからだ。
あと、自分の竿で釣りがしたいという姫君の要望を考えれば、足元でも釣りが出来る釣り場が必要だ。
彼女の竿は安物の延べ竿の2.7mなので、足元までサヨリが寄ればウキ釣りでも釣果を出せるだろうと考えたためだ。
行き掛けにフィッシングマックスに寄って、短時間勝負なのでアミエビ小を1個だけ買った。
釣り場に到着したのは、11時半頃。
朝から来ていたサビキ釣り師は、すでに帰り始めているらしく、釣り人の数はそれほど多くなかった。
釣り場の全体写真を撮り忘れてしまったのだが、人気の釣り場にも関わらず、姫君の向こう側に釣り人の姿が見えないので、およそ空き加減はお分かり頂けるであろう。
因みに周囲でサヨリ釣りをしている釣り人もなく、到着してすぐは一抹の不安を覚える。
本日のサヨリのウキ釣りのエサと仕掛け
前述の通り、アミエビは小(800g)を購入したが、2時間ほどしか釣りをしないのでこれで足りるだろう。
刺し餌には家で冷凍保管しておいたサシアミとイカの切り身を持参した・・・と言いたいところだが、いざサシアミを使おうとした時に誤りに気付く。
前回武庫川釣行で紀州釣りに使用したオキアミと、サシアミを間違えて持ってきてしまった。
仕方がないので、水分を含んでいてエサ持ちは悪くなるが、サシアミは冷凍ブロックからピックアップして使用する。
イカは、イカそうめんを購入した時や、アオリイカ釣りに出た際に、いつも数本ずつミニジップロックにとって保管しているものだ。
昨年から長期に亘って保管していたものだが、今回で在庫切れになったようなので、時期的にボチボチとアオリ釣行も考えるか。
この日はチビ達にサヨリを釣らせるが目的なので、1.8mの短竿にささめ針の【お!サヨリOK 極掛遠投】をセットする。
まだ時期も早いので、針は極小のサヨリ針3号だ。
万一のことも考えて磯竿も持って来ていたが、最後まで使用することはなかった。
因みに、姫君の延べ竿のウキ釣りについては、断念せざるを得ない状況だった。
釣りの最中にサヨリをアミエビで引っ張って波止際まで連れて来るも、群れも小さく警戒心も高いのでマキエで足元には居着かなかった。
結局、竿1本で釣れたら交代というよく行うスタンスに落ちついた。
エサ取りに苦戦するも、何とかサヨリをポツリポツリ!
開始直後はサヨリの波紋も確認できず、苦戦濃厚な雰囲気だった。
居れば釣れるが、居ないと釣れないのは回遊性の魚だから仕方がない。
ただ、そんな時でもヒットしてくるのは・・・
サヨリ釣りではお馴染のエサ取りであるママカリ(サッパ)だ。
こいつもまた時間を問わずやって来るが、陽が高い時間でサヨリが回っていない時に悩まされる相手だ。
チビ達はママカリでも釣れたら喜ぶが、管理人は面倒臭い。
遠投すれば群れも少ないようなので、出来るだけ沖目から引いてくることにする。
始めて15分頃した頃だろうか、にわかにウキ周辺の水面が騒がしくなるが、見ている限り群れは小さい。
ウキがスゥーと横に走るが、姫君はガン無視している。
「ほれ、合わさんかいな!」
『なんて!?』
「サヨリが引いてるやん。合わさんと掛からへんで。」
『合わすって何。巻くの?』
チビ達もたまに釣りに連れてくるが、まだこのレベルだ。
管理人が手取り足取りなのが悪いのだが、合わす必要もないサビキ釣りが多いということもあり致し方ないか。
しかも短竿を使って遠投しているので、シッカリ糸ふけを取っておかないと合わせが届かないというのも、なかなか理解してくれない。
そうこうしているうちに、今度は向う合わせでOKの状態でサヨリが水面を飛び跳ねている。
「ほれ、巻いて巻いて。」
無事にサヨリを釣り上げた。
初めてサヨリを釣り上げた姫君は、『サヨリ恐い、角が出てる。刺さる。』と・・・
なるほど、それは一目見た率直な思いだろうが、親としては子供はやはり面白い。
「大丈夫、角柔らかいし、先尖ってないし、刺さらへんから触ってみ。ほら角持ったらエエやん。」
角の先を指先でチョンチョンし、刺さらないことを確認して安心したようで『カワイイ』と。
はい、兄にいと交代。
引き続き若君がサヨリ釣りを始める。
兄は妹よりも集中力がないので、すぐにウキから目を離す。
アミエビだと瞬殺されるのでイカを刺すが、サヨリのサイズが小さいのもあって、この日はイカの食いが悪いようだ。
しかも面倒なことに、イカを刺すとママカリが食いやすいのと、あとチョコチョコとフグにハリスを噛み切られて帰って来る。
ただ、群れが近づけば何とか・・・
勝手に釣れてくるサヨリをゲットする。
サヨリは口が硬く針掛かりが悪いので、合わせて掛けないと数を伸ばすのは難しい。
この日は群れも小さく、すぐに散ってしまい、一回去ると次に寄るまで少し時間が空く。
これではロースコアの戦いは必至だ。
途中、少しだけ管理人も竿を持ち、少しだけ数を稼ぐ。
チビに竿を持たせていたら、ハリスを切られてばかりだった犯人も釣り上げた。
ウキを引いてくると、上からフグらしき姿が確認できていたのだが、犯人はシマフグだった。
ハリが赤塗というのも、余計に悪いのかもしれない。
2時間ほどの釣りで、10本ほど針を持って行かれた。
サヨリが寄っていない時は、管理人が竿を持ち、寄ってきたらチビ達にチェンジする。
そうこうしながら、ポツリポツリのヒットだが、何とか数を稼いでいく。
暑くて車のハッチ下で観戦していた奥方様も、途中少しだけ参戦する。
一応、奥方様は合わすという操作は理解しているので、数を伸ばす戦力にはなる。
そんなこんなしながら、2時間ほどでアミエビは終了した。
皆が平等に3匹づつのヒットだったが、何とか無事にサヨリの釣果が得られて一安心だ。
ただ、家に帰ってサヨリのウキ釣りと、アジのウキサビキ釣りはどちらが楽しかったか聞いてみると・・・
姫君曰く『アジの方が面白い』。
なるほど、たまに連れて行く釣りレベルでは、やはりたくさん釣れる方が楽しいか。
管理人がファミリーフィッシングで楽を出来るようになる日は、まだ少し先の話になりそうだ。
本日の釣果とタックル
【お持ち帰り】
サヨリ:12匹(16cm~20cm)
【リリース】
ママカリ:5匹(15cmまで)
シマフグ:2匹(5cm)
シマフグの猛攻で、ハリスが10本ほど噛み切られるという厳しい展開でした。
ただ、サヨリ釣りの勝手が分からない子供達が中心の釣りで、短時間の釣行でもあったので、まずまずの釣果だと言えるでしょう。
サイズはエンピツサヨリで、ほとんどがサシアミでのヒットだったので、イカで楽ができるという管理人の目論見は外れました。
【本日のタックル】
本釣行で子供達が使用したタックルを、以下に紹介しておきます。
- ロッド:ダイワ(DAIWA) リバティクラブ ライトパック 20-180
- リール:シマノ 17 アルテグラ 1000
- ライン:サンライン(SUNLINE) ナイロンライン クインスター 600m 3号 イエロー
- 仕掛け:ささめ針 お!サヨリOK 極掛遠投 S
- 替え針:ささめ針(SASAME) サヨリ鈎(赤)糸付 3-0.8号
ロッドはちょい投げやルアー、足元のサビキ釣りなどのために、数年前に若君のために購入した短竿ですが、昨年に世代が変わったので、上記では新しいタイプの紹介となります。
サヨリ仕掛けは全長が1mほどしかないので、小さい子供が扱いやすいショートロッドでも十分釣りになります。
使用したスピニングリールのアルテグラはもっと古く、20年以上前の製品で今では中古でも見つからないと思うので、ロッドと同様に現時点での最新モデルの紹介です。
最も小型のスピニングリールで十分楽しめます。
サヨリの仕掛けは、ほとんどの人が市販の完成仕掛けを使いますが、一箇所結ぶだけで釣りが可能で初心者でも簡単に扱えます。
替え針もハリス止めに引っ掛けるだけなので、ワンタッチで交換可能です。
残念ながら現時点では、当サイトではサヨリのウキ釣りの方法について紹介した記事はないので、また機会を作って紹介したいと思います。
泉大津の中でも、汐見埠頭の砂上げ場は足場も良く、ファミリーフィッシングにはお誂え向きの釣り場です。
今回はサヨリ釣りで出掛けましたが、釣り人のほとんどはサビキ釣り(投げサビキ釣り)です。
これからの時期は、朝夕のサビキ釣りと、夕方以降になるとタチウオ師が増えますが、サヨリなら日中の釣りで釣果を出せます。
サビキ釣りに少し飽きたり、あるいはサビキで釣果が上がっていない時間帯に、持参したアミエビを使って、サヨリ釣りで釣果を増やしておくというのも良いのではないでしょうか。
この釣り場におけるその他の釣行の様子は、以下からご覧ください。
ファミリーフィッシング 一年ぶりの汐見埠頭(砂上げ場)でサビキ釣り
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