どうも、ガチろっくんです。
今日は前回記事の続きで、いつもお世話になっている我が家の出刃包丁【堺正宗】の手入れについて纏めました。
前編と後編に分かれた記事になりましたので、前編をご覧になっていない方には、ぜひそちらからご覧頂けると幸いです。
それでは、後編は前置きなしで作業内容を早速・・・
我が家の【愛刀 堺正宗】(出刃包丁)の手入れ【2/2】
手入れ前の錆びついた【愛刀 堺正宗】
保管にも注意を払っていたはずでしたが、前回使用時に少し錆が浮き始めたと思っていたら、あっという間にこんな状態に・・・
使用頻度は少ないですが、いつもお世話になっている愛刀なので、出来るだけの手入れをしよう
防水ヤスリ 400番
防水ヤスリ 1000番
刃、平、峯のいずれの部分にも錆がきていたので、まずはヤスリで表面を磨き上げます。
少し深く錆が入っている部分もあり、防水ヤスリは400番と1,000番の2種類を用意しました。
両面砥石 1000番/3000番
砥石を水に浸して準備開始
以前使っていた砥石がなくなり・・・というか、ベランダにほっぽり出していたのですが、間違って奥方様に捨てられたようです。
コーナンで新しい両面砥石(1000番/3000番)を購入してきました。
そういえば、もう何年も包丁を砥ぐのはサボっていたなぁ・・・
実は管理人は卒業後、1年だけ外食産業に勤めていたのですが、その時は包丁を砥ぐのは日課だったんですよね。
店舗では50cm位あるボウルをネギで満タンにするのが日課で、包丁の切れ味を常に維持しておかないと、仕上がりが悪くて・・・
その名残もあって、以前は、奥方様に何も言われなくても、良く家の包丁を砥いでたんですよね。
【錆び落とし】
まずは水で湿らせた防水ヤスリを使って、表面の錆を落としていきました。
多少深く錆びついた部分も、丁度400番で落とせるレベルでした。
【磨き上げ】
次に1,000番の防水ヤスリを使って表面を磨き上げていきました。
それほど時間が掛かることも無く、この包丁(リサイクル品)を購入した時と同じくらいの状態に戻せました。
1,000番の砥石で愛刀を砥いでいく
10分~15分程度水に浸しておいた砥石で、包丁を砥いでいきます。
まずは1,000番からですが、少し刃を立て気味にして砥石を削った後、峯側をコイン一枚分くらい浮かせた状態で、刃を砥いでいきます。
切っ先から刃元の方向へ、刃線を滑らせるように砥いでいきます。
【刃を砥ぎあげる】
同じように、こんどは反対の面を砥いでいきます。
切っ先から刃先、刃元へと刃線に沿って砥いでいきます。
自分で写真を撮っているので、片手しか映っていませんが、もちろん両手を使っています。
【3,000番で仕上げ】
3,000番での仕上げは必要ないかもしれませんが、せっかく両面砥石を購入したので、切れ味が上がるのならと思い、再度両面を砥ぎました。
【愛刀 堺正宗】の仕上がり(1)
以上で愛刀の手入れは終了ですが、光沢も戻り、良い感じに仕上がりました。
捌く魚が無く、大根での試し切りになりましたが、おそらくは魚に対する切れ味も戻っていることでしょう。
【愛刀 堺正宗】の仕上がり(2)
反対の面も錆は全て落ち、綺麗に仕上がりました。
これからは、もう少し短いスパンでメンテナンスを行うようにしようと思います。
あと、以外に早く終わったので、ついでに奥方様がメインで使っている包丁も砥ぎを入れておきました。
ゾーリンゲンの牛刀
ゾーリンゲンのペティナイフ
手入れしたのは、ゾーリンゲンの牛刀とペティナイフです。
ZWILLINGではなく、HERDER&COなので、比較的リーズナブルなゾーリンゲン包丁です。
最近少し切れ味が鈍ってきたという奥方様の話でしたが、シャープナーを持っていないので何もできずしまいでした。
こちらは刃線だけの手入れですが、砥いだ後は切れ味も戻り、奥方様も喜んでいたので砥石を買い直した甲斐もありました。
最後に、防水ヤスリと2面砥石の参考になりそうな製品を以下に紹介しておきます。
耐水ペーパーは同じサイズを複数枚持っていても必ず余って無駄になるので、様々な粗さのものを持っていた方が汎用的に使えます。
ここで管理人が使用した砥石を紹介しておきます。
砥石も同じように、仕上げの違いを持つ両面砥石の方がお勧めで、1000/3000か1000/4000アタリが砥ぎすぎることが無いので、使いやすいと思います。
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