波止釣りで使う【竿受け】の種類(タイプ)と利便性(メリット)

投稿日:2015年12月9日 更新日:

竿受け(ロッドホルダー)は、磯釣りや船釣りにおいては、至極当然に使用されています。

それに比べるとファミリーフィッシングが多い波止釣りについては、竿受けの利用者の比率は低い方でしょう。

ただし、波止釣りを行う人は絶対数が多いので、竿受けの利用者はかなり多く存在し、波止向きの竿受けは多種多様に販売されています。

かくいう管理人も、竿受けの便利さを知ってからは、釣行時に忘れた時などは、終日ブルーな気分になるほどです。

ここでは、波止釣りで竿受けを使用することの利便性(メリット)と、波止釣り向きの竿受けの種類(タイプ)について紹介します。 

 

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竿受け(ロッドホルダー)について

【竿受け】は、【竿掛け】や【ロッドホルダー(Rod Holder)】というように呼ばれることもあります。

 

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竿受けに置かれた釣竿

上の写真のように、釣り竿を置いて(掛けて)おくための道具です。

竿受けといえば、置き竿での釣りスタイルをイメージされる方がおられるかもしれません。

ただ、必ずしもその理由だけで使用する道具ではありません。

その辺りのことについては、次に紹介する竿受けを使用することのメリットをご確認頂ければご理解頂けるかと思います。

 

波止釣りで竿受けを使うことによる利便性(メリット)

波止釣りで竿受けを使うことによって、多くのメリットが生まれます。

もちろん使う竿受けの種類や仕様によって、得られるメリットは多少異なりますが、ここでは代表的なものを紹介します。

 

釣り竿やリールに傷が付かない

釣り竿を波止に直置きしたり、テトラポッドに立てかけたりすると、当然釣り竿やリールがコンクリートと接触することになります。

いくら慎重に取り扱っても、仕掛けを引いてきてエサを付け代える度に、あるいは仕掛けを手直しする度に、岩面と接触させれば細かい傷は増えるばかりです。

波止によっては、金属柵やポールが設置されている所もありますが、設置後の時間とともに金属は錆びていきますので、岩面に置くのと大差はありません。

 

安価な釣り竿やリールを使っているうちは、タックルに付く傷もそれほど気にならないでしょうが、高価なものになればなるほど長く大事に扱いたいものです。

竿受けを使うことで、タックルに傷が付くといった余計なことに気を配る必要はなくなります。

 

釣り糸(道糸やハリス)に傷が付かない

上記と同じ理由になりますが、釣り竿を波止に直置きしたり、テトラポッドや金属柵に立てかけたりすると、道糸やハリスは接地面と擦れます。

防波堤そのものは、捨て石を組み上げて作られていたり、土台に捨て石や砂利石を敷き詰めてコンクリートを流し込んでいるので、表面は平坦ではなくザラザラした状態です。

また金属面も、錆(腐敗)により同じようにザラついています。

この状態で、エサを付けたり、仕掛けをいじったりしていると、釣り糸はザラザラ面上で引いたり引かれたりを繰り返し、気付けば釣り糸の表面は細かい傷が無数に付いた状態になります。

道糸に傷が付けば高切れのリスクが増え、ハリスに傷が付けば、急激なショックへの耐久力が弱くなり、折角の大物も取り逃す結果になりかねません。

 

竿受けを使うことで、釣り糸は中に浮き、釣り糸に傷を与えるような接触を避けることができます。

釣り糸に傷を付けないというのも、竿受けを使う大きなメリットの一つです。 

 

エサ付けや仕掛けの手直しがスムーズになる

釣り竿を竿受けに掛けておくことで、両手が自由に使える状態になります。

もちろん、釣り竿を波止に直に置けば両手は空きますが、上述のように、タックルに傷を付けないということを考えれば、波止への置き竿は避けたいものです。

竿を脇に抱えた状態で作業を行うことも可能ですが、エサ付け程度ならともかく、仕掛けの手直しや手を洗うといった作業は困難でしょう。

 

竿受けを使ったことがない人であれば、エサ付けの度に、竿受けへの竿の掛け・外しが面倒だと思う人もいるかもしれません。

そのような心配は皆無で、釣り竿を竿受けに掛けることや、竿受けから取り外すことに、労力は必要ありません。

むしろ竿受けに竿を掛けて作業をすることで、作業はスムーズに行われ、手返しも早くなります。

 

釣り竿の長さをフルに活用できる

波止に直に置き竿をする場合、釣り竿の1/3~1/2程度は、岩面に設置させる必要があり、竿の長さをフルに活かすことはできません。

釣法によっては、探れる範囲が変わり、釣り場によっては、波止際の障害物に糸を取られる恐れも強まります。

また、金属柵やポールに立てかけた場合、釣り竿は上を向き、釣り竿の長さをフルに活かせないだけでなく、垂れた糸が風でふける原因になります。

 

竿受けに釣り竿を掛けておけば、置き竿で使用しても、波止際で釣り竿を持って釣りをするのと同じように、釣り竿を前に張り出した状態で釣りができます。

釣り竿の長さをフルに活用できるとともに、トラブル防止に繋がります。

 

竿受けを使用すれば、疲れは軽減、釣りをしながらの休憩も可能

長い時間、釣り竿を持って釣りを続けるには、それなりの体力が必要です。

置き竿をしなければ、アタリの無い時ほど、ただただ釣り竿を持って待つだけの時間も増えるでしょう。

あるいは竿を一旦引いて、休憩に入るでしょうか。

そんな時でも竿受けに竿を掛けていれば、疲れることはありません。

ウキや穂先を眺めているだけ、すなわち置き竿状態で釣りを楽しめます。

もちろん食事やコーヒータイム、一服なども、釣りをしながらでも、自由に時間を取れます。

 

その他にも、竿受けの種類に応じたメリットが多くあります。

竿受けは自分の釣りのスタイルに合わせ種類(タイプ)を選ぶことが需要です。

それでは、波止釣りに向いた竿受けの種類を、確認してみましょう。

 

波止釣りで使う竿受け(ロッドホルダー)の種類(タイプ)

全般的に、波止釣りで使用される竿受けは、利便性を考慮し、ワンタッチや簡易設置が可能なものが多くラインナップされています。

竿受けの重要な要素に、釣り竿を掛けた状態での安定性の確保があります。

磯釣りと違って足場の良いこと、船と違って揺れがないこと、また、ターゲットが中型までが大半で、タックルが比較的軽装なことが主な理由でしょう。

それでは最後に、波止釣りで手軽に使える竿受けを幾つか紹介します。

 

クーラー取り付けタイプ(1) - クーラー受三郎 -

まず始めに紹介するのは、第一精工(株式会社)の【クーラー受三郎】です。

【クーラー受三郎】

クーラー取付タイプで、あらかじめ粘着テープとビスでポールホルダーを固定しておき、そこへ竿受けポールを差し込むだけの簡単設置です。

45cm~68cmの間で高さ調節が可能で、好きな位置にセッティングできるエサ箱ホルダーが付いています。

竿受部は首振りや角度調節が行え、竿尻部分は左右両側から竿を掛けることが可能です。

波止釣りで竿受けを使用されている方の定番商品で、釣り竿を掛けている際の安定感には対しては、高い評価があります。

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ icon-arrow-circle-down 

第一精工 クーラー受三郎

 

クーラー受三郎にも、仕様用途が拡がる人気の小継三段が、新たにラインナップされました(2016年12月7日)。

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ 

第一精工 クーラー受三郎 小継三段式.

 

クーラー取り付けタイプの竿受け(2) - 吸太郎 -

次に紹介するのは、第一精工(株式会社)の【吸太郎】です。

【吸太郎】

クーラー取付タイプの真空吸盤を用いた竿掛けで、最大荷重が30kgです。

好みの位置に取付けができるので、竿受け角度の調節は自由自在で、軽い釣り竿であれば2本を掛けることもできます。

 

吸太郎

【吸太郎】の設置状態

取付後も竿尻を掛ける位置により、竿を上向き・下向きに出来ます。

超強力な真空吸盤ですので、磯竿や投竿などに対しても、竿等、釣り方や対象魚に合わせて好みの位置に簡単に吸着できます。  

吸盤仕様ですので、クーラーに傷が付かないメリットがありますが、使用後は水洗いによる塩抜きを行い、吸盤が劣化しないように保管する必要があります。

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第一精工 吸太郎

 

 バッカン取り付けタイプ(1) - バッカン受三郎 小継三段式 -

コチラは、第一精工(株式会社)の【バッカン受三郎 小継三段式】です。 

【バッカン受三郎 小継三段式】

36cm~45cmのハードタイプかセミハードタイプのバッカンに取付可能で、バッカンのフチ部と底側面を挟んでネジで締めるだけで簡単に取付けできます。

ここでは波止釣り向きとして紹介しますが、ちょっとした磯の上物に対しても使用可能で、メーカーサイトでは磯カテゴリに商品分類されています。

肉厚・太径パイプの使用で安定度を向上させ、折りたためば40cmバッカンにす収納できるコンパクト設定になっています。

46cm~95cmの間で高さ調節が可能で、好きな位置にセッティングできるエサ箱ホルダーが付いています。

竿受部は首振りや角度調節が行え、竿尻部分は左右両側から竿を掛けることが可能です。

 

なお、この商品は冒頭の写真で紹介したものと同じで、管理人もお気に入りで、よく使用しています。

人気の商品になりますし、この際ですので、後日、もう少し詳しい使用感を紹介しようと思います。

この商品専用の記事を追加しました(2016年4月18日)。

 icon-caret-square-o-right 波止釣りで有用な便利グッズ 竿受けの【バッカン受三郎 小継三段式】

 

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ 

第一精工 バッカン受三郎 小継三段式

 

バッカンの収容物が軽く(コマセが減って来た時など)ても転倒しないように、新たに転倒防止アームが設置された新商品が発売されました(2016年12月7日)。

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ 

第一精工 バッカン受三郎 アーム式小継三段.

 

バッカン取り付けタイプ(2) - ロッドタッチハード -

 コチラは、第一精工(株式会社)の【ロッドタッチハード】です。

【ロッドタッチハード】

ハードタイプあるいはセミハードタイプのバッカンに挟むだけで設置できる、簡易的な竿受けです。

素材はゴム製ですので、掛けた釣り竿を傷付けることはありません。

上図はハードタイプの商品ですが、通常のバッカンにもつかえるソフトタイプもあります。

 

ロッドタッチハード

【ロッドタッチハード】の設置状態

ロッドタッチハードに釣り竿を掛けた場合の一例図です。

構造上、バッカンの中にリールが入ってしまうことと、釣り竿の上下左右の角度を調節することが出来ません。

価格は非常に安価ですが、使用用途が限定される竿受けです。

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ icon-arrow-circle-down  

第一精工 ロッドタッチ ハード

 

防波堤に直置きするタイプ(1) - バンノー竿受け2号 -

コチラは、第一精工(株式会社)の【バンノー竿受け】です。

【バンノー竿受け2号】

バンノー竿受けはスチール製の1号もありましたが、こちらは販売終了となりました。

上図はバンノー竿受け2号で、アルミ製の2本継になります。

足場の良い場所であれば、あらゆる場所で設置することが可能です。

上図では、どのような設計か分かりませんので、広げた状態のものを示します。

 

バンノー竿受け

【バンノー竿受け】の設置状態

図の下に設置されたものが、バンノー竿受け2号になります。

釣り場に合わせて思いのままに変化させられる万能型というのがウリです。

また、折りたたみ可能なコンパクト設計になっています。

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第一精工 バンノー竿受2号

 

防波堤に直置きするタイプ(2) - サーフ三脚 レバー式DX2号 -

コチラは、第一精工(株式会社)の【サーフ三脚 レバー式DX2号】です。 

サーフ三脚 レバー式DX2号

三脚については、投げ釣りをされる方が主に使われる、竿受けの定番です。

複数本の竿を出し、置き竿が基本の投げ釣りでは、三脚は非常に利用価値の高いアイテムになります。

サーフ三脚DX2号

サーフ三脚 レバー式DX2号 

三脚ですので、設置状態のものも示しておきましょう。

この商品は脚の3本をシッカリとつなげており、非常に高い強度を誇ります。

ガタツキのない特許一体成形の蝶番を使用しており、安定性は従来商品の2倍にもなるとのことです。

三脚は高さや継ぎの数など、同じ製品でも種類がありますので、自分の釣りに合った商品を選ぶことが重要です。

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ icon-arrow-circle-down  

第一精工 サーフ三脚レバー式 DX2号

 

第一精工は竿受けでは信頼のブランドで、三脚でも非常に多くのラインナップが揃っていますが、同等製品をコンパクトで割安に販売しているTAKAMIYA(タカミヤ)の製品についても、ユーザーからの評価は高くお勧めです。

いろいろ検討してみたい方はコチラからどうぞ icon-arrow-circle-down  

第一精工 三脚ラインナップ

TAKAMIYA 三脚ラインナップ

 

波止のパイプに設置するタイプ - スーパーパイプ受太郎W -

コチラは、第一精工(株式会社)の【スーパーパイプ受太郎W】です。

【スーパーパイプ受太郎W】

海釣り公園や防波堤に設置されているパイプへ、タテ付け・ヨコ付けに加え、垂直パイプへの取付をも可能にした商品で、取付自由度をアップさせています。

 

スーパーパイプ受太郎Wの設置写真

【スーパーパイプ受太郎W】の設置状態

写真で確認出来るように、波形アームが搭載されており、ロッドを左右に立てかけることも可能で、エサ付けや取り込み時にロッドを立てかけることで、ロッドの横すべりを防ぎます。

収納時にはコンパクトに折りたたむことができます。

クランプには鏡面仕上げのパイプでも、滑りにくいノンスリップラバーが付いており、タテヨコ取付だけでなく、他の竿受けと同じように、首振りや角度調節も自由自在に行えます。  

設置できる場所は限定されますが、多種多様な使い方ができる商品です。

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ icon-arrow-circle-down  

第一精工 スーパーパイプ受太郎W

 

自分自身に取り付けるタイプ - ウエストホルダー -

 コチラは、第一精工(株式会社)の【ウエストホルダー】です。 

【ウエストホルダー】

竿受けというイメージでは、一風変わった商品になります。

釣りをする際、立ち続けたり移動する渓流釣りや、海釣りなら足場の悪いテトラポッドの釣りでお薦めの商品です。

 

ウエストホルダー設置例

【ウエストホルダー設置状態】

あまり重い釣り竿での使用には向きませんが、磯竿2号 5.4mまで対応できるような仕様になっていす。 

仕様や規格の詳細、購入はコチラからどうぞ icon-arrow-circle-down  

第一精工 ウエストホルダー

 

以上、竿受けの代表的な商品について幾つか紹介しました。

竿受け(ロッドホルダー)は、価格の割に利用者のメリットが大きく、非常にコストパフォーマンスが高い製品です。

おそらく多くの釣り人にとって、竿受けは一度使い始めると、その便利さが故に、二度と手放せなくなるグッズになっていることでしょう。

竿受けを使用した経験がない方には、是非一度自分の釣りに合った竿受けを検討し、使用してみることをお薦めします。

きっと、あなたの釣りライフを、より充実したものへと向上させてくれるのに、一役かってくれる相棒となってくれるでしょう。

 

【関連記事】

 icon-pencil-square-o 波止釣りで有用な便利グッズ 竿受けの【バッカン受三郎 小継三段式】

以下にも便利グッズの関連記事がありますので、是非ともご覧下さい。

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