どうもガチろっくんです。
前回の記事では武庫川一文字でのタコの新子釣り釣行をお届けしましたが、このとき合間に小一時間ほどだけガシラの探り釣りも行ってきました。
武庫川渡船のホームページ情報によれば、どうやら武庫川一文字ではこの時期に根魚が良く釣れるタイミングに突入するとのことです。
この日の管理人の釣行は、あくまでメインはタコ狙いでしたが、数枚の写真も撮ってきているので、ついでに浮気釣行のその様子を少しだけお届けします。
胴突き仕掛けを使ったガシラの際釣りをするのも久しぶりのことでしたが、果たしてその釣果やいかに・・・
武庫川一文字で胴突き仕掛けを使ったガシラの際釣り
【釣 行】
2020年 6月 18日(日) 7:00~8:00
場所:武庫川一文字(ムコイチ)
天気:曇り後雨 風強し
潮 :中潮
釣行前日に武庫川渡船の釣果情報でガシラの釣果が上向きとの情報を得る
前回メインのタコ釣り記事で色々と書いたので、釣行の経緯などの前置きは省略しようと思います。
メインとなる前編のタコ釣りからご覧頂く方は以下の記事をどうぞ
釣行の前日に武庫川渡船の釣果情報にて以下のような情報を目にする。
もちろんタコの釣果を調べていたのだが、どうやらこの梅雨前後の武庫川一文字では、中層付近でもガシラがガンガン当たってくるとのことだ。
よく数えたなぁと思う69匹という釣果も上がっているよう(しかもサイズもまずまず良い)なので、これはよほど活性が高いに違いない。
タコの活性が悪い時間帯や、最悪タコが釣れない場合に、ガシラのお土産を確保することは容易にできそうだ。
管理人の悪い癖で、すぐに二兎を追う者になりたがるが、今回は保険の要素も強いので良いだろう。
かくして当日は際釣りでもチョイ投げでもできる適当なタックルを1本持参することにした。
この日の武庫川一文字の様子
これは先の記事でも紹介したが、この日は武庫川一文字の5番に降りた。
平日でしかも雨模様ということもあり、5時半でも釣り人の数は15名程度と少なく、この後もほとんど増えることはなかった。
4時半の一番船に乗り。2時間ほどタコジグでタコ釣りをしていたのだが、新子が数匹釣れただけで、タコの時合らしいものは来ない。
干潮が11時台ということもあり、あんまりタコを粘ってガシラが釣れない時間になると嫌なので、潮が動いているうちに早々にガシラの際釣りに切り替えてみることにした。
胴突き仕掛けで青イソメを使ったガシラの際釣りの開始
釣果情報ではシラサエビの食いが良いということだったが、メインとしてタコ釣りをするのに、その上ブクブクまで持参するのはしんどい。
際釣りのエサは行き掛けにフィッシングマックスの武庫川店で青イソメを500円だけ買ってきた。
全長は65cmでエダスは10cmの2本針、何処にでも売っている一般的な胴突き仕掛けの底に6号のオモリをセットする。
ロッドやリールは何でも良かったが、ダイワのエギングロッド『エメラルダス』とスピニングリール2000番、ナイロンは4号を巻いてある。
あっという間に準備は終了し、一段高くなっている外海向きの波止に駆け上がる。
タコもガシラもポイントは変わらない。
ケーソンブロックのズレによるコーナー付近か、ケーソンの隙間が出来ている場所だ。
仕掛けをスルスルと落とし込んで底に着くなり、コンコンコンコンッ!
軽く合わせてケーソンの隙間に入り込まれないように、竿を沖側へ張り出しラインを巻き取る。
開始から数十秒でファーストヒットのガシラをゲットだ。
ただ、これは15cmにも満たないためリリースだ。
スカリはロープの長さの問題もあって内海側にセットしてあるので、取りあえず活かしておこうかと階段を下りていくのも面倒だ。
テンポ良く釣れるガシラ 確かに根魚パラダイスと言えそうだ
あまりにも早く1匹目をゲットできたことで、大いに期待感が高まる。
ただ、子ガシラばかりでは話にならないので、問題はお土産にできるサイズが上がるかだ。
エサを付け替え、気分よく同じ場所に仕掛けを落とす。
着底後に少しずつ仕掛けを巻き取り、今度は1mほど上げたところで同じようにアタリが出る。
合わせると難なくヒットし、2本針の上針に掛かっていた。
今度はなんとかお土産にできるサイズのガシラだ。
このサイズでもケーソンの隙間に入ろうとするのか、波止際へ突っ込んでくるのでドキドキする。
油断は禁物だ!
穴釣りロッドではなく、2.7mほどあるエギングロッドを持ってきたのは大正解と言えるだろう。
引き続き・・・
ガシラがヒットするが、このサイズももうワンサイズ欲しいところだ。
やはり釣果情報を鵜呑みにするのは危険だが、1投1匹が続くので、どうやら活性が高いのは間違いなさそうだ。
あと、情報通り確かにガシラは底から浮いているようだ。
アタリがなくて、もう巻き取るかというような中層から上層にかけての水深が浅い位置でも当たって来る。
ただし、中層付近になってくると・・・
回遊しているサバもヒットしてしまうのだ。
1回サバが釣れてしまうと、立て続けに邪魔をされた。
やはり中層より下で勝負する方が良いかと、攻めるポイントを移動しながら下層付近を集中して攻める。
そうこうしていると20cm程度のまずまずと言えるガシラが釣れた。
この後も、1投1匹とは言わないまでも、かなりの高確率でヒットが続いた。
これだけ釣れると面白く、ガシラのお土産をもう少し増やしたい気持ちはあったが、1時間もしないうちに雨が降り始めた。
天気予報を見ると、釣り場の位置はすっかり雨雲に覆われており、これから雨が強まるのは明白だ。
まだメインとなるタコのお土産がほとんど確保できておらず、否が応でもタコ釣りに戻らねばならない。
リリースサイズのガシラも多かったが、小一時間ほどで二桁以上の釣果が出れば十分満足ということで、ガシラ釣りはこれにて終了とした。。
本日のガシラ釣果とタックル
【お持ち帰り】
ガシラ:4匹(22cmまで)
【リリース】
ガシラ:8匹くらい?(15cm未満)
サバ:3匹(15cm未満)
スカリに入れていたガシラは8匹いましたが、15cm未満が4匹いたのでこれはリリースし、お土産は家族4人分の4匹としました。
リリースサイズが多かったですが、小一時間でこれだけ釣れたという事で、前情報通りかなり活性が高い状況でした。
【本日のタックル】
- ロッド:ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス 89MH・V
- リール:SHIMANO AERLEX 2000
- ライン:サンライン(SUNLINE) ナイロンライン クインスター 600m 4号 イエロー
- 仕掛け:オーナー(OWNER) 胴突波止カサゴノ基本 8-1.5
- 底オモリ:第一精工パックオモリナス型 6号
上記のタックルのうちリールはもう販売終了の製品で、今で言えば人気のシマノ(SHIMANO) セドナ 2500と同等クラスのリールと考えてもらえば良いかと思います。
胴突き仕掛けを使った際釣り(探り釣り)については、当サイトでも詳しく紹介した記事を用意していますので、この釣り方に興味のある方はコチラからどうぞ
記事投稿(2020年6月23日)現在、武庫川一文字の釣果情報では引き続きガシラの好釣果が続いているようです。
今回のように活性の高い状態であれば、多くの釣り人さんにとって数釣りの最高記録の達成は難しくないかもしれないでしょう。
もちろんリリースサイズも多く混じりますが、釣果が十分に確保出来たら、ミニガシラを逃がしてあげる余裕もできますね。
メインとなる釣りの合間に少しだけ時間を割いてガシラのお土産を確保するも良し、活きエビを使ってガシラと中層のメバル、あるいは底のアコウにターゲットを絞って狙うも良しかと思います。
本情報で釣行を思い立った方は、この好機を逃さないように、武庫川一文字へ急ぎましょう。
P.S
マスクがないと入れてもらえないので、ライフジャケットと合わせてお忘れなく!!
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