どうも、ガチろっくんです。
先日の和歌山下津港の釣行では、ウチの若君と両親の活躍で、100匹弱の豆アジを釣って帰ってきました。
可愛らしい豆アジだが、こうして並べてみると壮観
この時期、同じように豆アジを釣りに出掛けるファミリーも多いのではないでしょうか。
ただし、たくさん釣って帰っても、奥方様にだけ大変な思いをさせている釣り吉さんもいるのでは!?
今日はそんな悩み事を解消できる、お手軽な豆アジの捌き方というか、処理の仕方について書いてみよう思います。
なお、この豆アジ釣行をご覧になる方はコチラ
それでは早速・・・
豆アジは包丁を使わずに指だけで捌こう!!
豆アジは小さいだけでなく、身や骨も柔らかいので、包丁を使わずに、指だけで捌くことが出来ます。
以下で紹介する手順は、おそらく最も簡単でお手軽な方法ではないかと思います。
しかも、数匹処理するだけで何となくコツが掴めますので、包丁を使った魚の捌きが苦手な人でも問題ないでしょう。
まずは、両エラの間に指先を突っ込みます。
掴む場所は問いませんが、エラの辺りを指先で 胸ビレも含めて挟み込むように摘まみましょう。
そのまま下へゆっくりと引っ張ります。
うまくいくと、エラと内臓が引っ付いた状態で引き出せます。
急がず慎重に引き出すのがうまくいくコツになります。
不要部分を一括で取り除く
これは完璧にうまくいった状態のものです。
胸ビレも一緒に取れているのが分かります。
どうでしょうか・・・ここまでの作業時間は、5秒程度かな。
腹を裂いて水洗い
腹は指をスッと通すと、包丁で切ったように自然と裂けます。
内臓を抜いた腹の部分を水でサッと洗い流せばこんな感じになります。
かなりきれいな仕上がりでしょう。
尾頭付きの状態で、指で処理した豆アジ
豆アジはかなり小さいので、唐揚げなどにする分にはウロコは取らなくても問題はありません。
というか、ウロコを取ろうと思えば、柔らかい身に余計な傷を付け、処理の迅速性も欠き、新鮮味も損なわれます。
本記事は、豆アジの時期になると、非常に多くのユーザーさんにご覧頂いているので、『豆アジを指で処理する方法』について、実演動画も制作しました。
字幕と口頭解説も行っていますので、宜しれば合わせてご覧下さい
なお、サイズ次第で口当たりが悪くなるのはゼイゴだけなので、こちらは取ってしまった方が無難でしょう。
特に小さな子供がいる家庭では面倒でも取り除きましょう!!
ゼイゴの切り落とし
豆アジは小さく身も柔らかいので、ゼイゴを切り落とすのは少しだけ慎重さが必要になります。
あまり切れ味の悪い包丁を使うと、身をごっそりと削いでしまうことになりかねません。
それほど神経質にはならずに、堅い部分だけでも取れたらOKくらいの気持ちで臨もう。
また、頭を落とすタイミングですが、内臓を取り出した際に指で落としてしまっても良いし、ゼイゴを処理する際についでに頭を切り落としてしまっても良いでしょう。
管理人は今回、ほとんどは内臓を処理する際に、頭も一緒に落とす方法(指で簡単に骨を切り、頭を落とせる)で処理をしました。
あっという間に、この通り前処理終了
今回は90匹の豆アジを管理人と奥方様の二人で処理しましたが、あれこれ喋りながらで30分~40分程度で終了。
このうちゼイゴを取り除くのに15分程度は掛かったでしょうか・・・
まあこの程度なら苦痛を感じることなく、楽チンで行える範囲でしょう。
これで唐揚げの2度揚げにして、家族4人で2回分の食卓の一品になる予定です。
スナック感覚で丸まま食せば、普段あまり魚を食さない子供達にとっても良い栄養となるでしょう。
因みに管理人一家は、週のうち最低3回は魚が食卓に出ますので、どのような調理法でも好き嫌いなく食べるのですが・・・
この時期豆アジが回遊している釣り場は多いので、ファミリーで出掛けて釣りを楽しんだ後、今度は家族全員で魚の処理や食事まで一貫して楽しまれてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】
以下の関連記事にも魚の調理に関する記事がありますので、是非ともご覧下さい。