『釣り場』によって釣れる魚は違う【海水魚の場合】

投稿日:2014年8月17日 更新日:

前回紹介した記事ではどんな場所へ行けば、どんな【淡水魚】が釣れるのかを纏めました。

今回は同じように、【海水魚の場合】について纏めます。

前の記事に興味がある方はコチラをどうぞ

 icon-caret-square-o-right 『釣り場』によって釣れる魚は違う【淡水魚の場合】

 

日本ではほとんどの人が日常的に海水魚を食べています。

淡水魚でない理由は、漁獲量の違いや手に入る魚種の多さ、単純に美味しいといったことが主な要因ですが、これは海釣りをする場合においても、同じような恩恵が受けられます。

海釣りではクーラー一杯の魚が釣れたり、いろんな釣り方で何十種類もの魚と出会えたり、釣った魚を持って帰って美味しく食べられるなど、非常に大きな楽しみがあります。

日本は海に囲まれた国であり、手軽に海水魚を釣りに行ける環境に恵まれています。

それでは、早速海水魚の釣り場と釣れる魚を紹介しましょう。

 

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『釣り場』によって釣れる魚は違う【海水魚の場合】

一般的釣りが行える様々な釣り場に分けて、どのような場所で、どのような種類の魚が釣れるのかを紹介してみましょう。

 

波止/一文字

波止(防波堤)釣りは車が横付けできるところも多く、足場がいいのでファミリーでも安心できる最も身近な釣り場所です。

沖にある波止は一文字や沖提と呼ばれています。

一文字に行くには有料渡船を利用する必要があり、手軽に行けないだけに魚影は濃く、非常に魅力あるポイントになっています。

波止は人工の構造物ですが、魚が棲みつきやすく、釣れない魚を探す方が難しいくらい豊富な魚種が釣れるポイントです。

波止の外側には消波目的のためにテトラポッドが設置されている場合も多く、これも魚の棲みかとして一役買っています。

殴り書きをするには魚種が多すぎる・・・ざっと思いつくだけで数十種類はいるので、特徴に分けて紹介します。

 

・ファミリーフィッシングの本命

アジ・イワシ・サバ、コノシロ、カマス、サヨリなど

 

・ベテラン釣り師が専門に狙う

チヌ、グレ、アイゴ(毒)、タチウオ(夜)

 

・食べて美味しいロックフィッシュ

ガシラ、メバル、アイナメ

 

・砂地がある場所に多い

カレイ、キス、マゴチ、ハゼ、アナゴ(夜)

 

・たまに釣れるちょっぴりマイナー魚

ウミタナゴ、タカノハダイ

 

・シーズンになれば波止を賑わせる大物回遊魚

ハマチ、サゴシ、シオ、カツオ、スズキ、シマアジ

 

・釣れて嬉しい高級魚

ヒラメ、アコウ、サンバソウ

 

・漁礁がある潮通しが良い波止の大物

マダイ、シイラ

 

・エサ取りとしてや、毒のある魚として釣り人を悩ませる

フグ(毒)、カワハギ、スズメダイ、ベラ、シマイサギ、オコゼ(毒)、
ゴンズイ(毒)、ハオコゼ(毒)

 

・魚以外で釣れる生き物

タコやイカ、イセエビ、ワタリガニ、貝、ヒトデ、ウミウシなど

 

磯/地磯

磯は一言でいうと岩場ですが、有料渡船に乗って渡るのが主流です。

場所によっては、地磯といって陸続きで歩いて行ける所もあります。

自然環境そのままの状態から、アウトドア感覚の強い釣りである半面、安全性や利便性には欠け、女性やファミリーには不向きな場所がほとんどです。

大物の強烈な引きや駆け引きが楽しめる釣り場ですが、ある程度釣りの経験を持った人が始める釣りとも言えるでしょう。

また、高価な道具やエサ、遠方までの出征による交通費など、手軽にできる波止釣りに比べ、費用もずいぶんとかかります。

磯で釣れる魚は、波止で釣れる魚と似通っていますので、一部だけを書きますが、全体的にサイズが一回りも二回りも大きくなります。

 

磯の人気ターゲット:グレ、チヌ、イシダイ

思わぬ外道:イスズミ、イシガキダイ、ブダイ

回遊している大物:ヒラマサ、ヒラスズキ、ブリ、カンパチ

超大物で捕獲難度もS級:ハタやクエ

 

もちろんカサゴやメバルなどのロックフィッシュやベラやカワハギなどの外道も掛かってきます。

 

河口(汽水域)

海水と淡水が混ざり合う汽水域は、潮切堤から河口へいくほど海水(塩分濃度)が多くなります。

ただし、完全に混ざり合うことはなく、上層に淡水が、下層には海水の比率が高くなっています。

釣れる魚は海にいて汽水域を好む魚が多く、逆に淡水を嫌う魚は汽水域には近寄ってきません。

釣り場の特徴としては上流からの砂が体積している釣り場が多く、カニやゴカイ、貝やアナジャコなどエサとなる生物も豊富です。

主なターゲットは、代表的なものでチヌ、キビレ、スズキ、ボラ、マゴチ、ハゼ、メッキ、アナゴ、ウナギ、ヒイラギなどが上げられます。

 

砂浜(サーフ)

砂浜から仕掛けを投げて、底物を狙うのが主な釣法で、初心者でも簡単に入門できます。

仕掛けを投げた後は、当たりが出るまで待ち、当たりが出れば既に針掛かりしている場合が多いため、引いてくるだけで釣果が得られます。

岩場で行う場合は熟練も必要ですが、砂浜では根掛かりもなく、釣り以外の楽しみもあることから、子供や女性にもお勧めできる釣り場です。

主なターゲットはカレイ、キス、アイナメ、ベラ、ハゼ、アナゴ(夜)などですが、チヌ、ヒラメ、マダイ、スズキ、エイなど思わぬ大物が釣れることもあります。

 

漁師さんや専門の船頭さんが釣り船で沖へ連れて行ってくれます。

船を一隻貸し切ってしまう仕立船と、知らない釣り人同士が同乗する乗合船があります。

当然どちらもそれなりの費用が必要になり、仕立船は乗り込む人数や対象魚によって6時間程度で3万円から10万円位、乗合船なら同じ6時間程度で1万円以下で楽しめます。

本職の専門家が魚探を使用して魚影を探したり、ポイントとなる漁礁へ連れていってくれるので、釣果のほうは大きな期待が持てます。

釣れる魚はどのような船に乗るか次第ですが、マダイやアマダイなどのタイ釣り、アジやハマチ、カンパチ、ブリなどの青物狙い、漁礁の底物でガシラやハタ、メバル、砂地でのキス、カレイ、ヒラメなど、またタチウオ狙いやカワハギ狙いなどに特化した釣り、イカ釣り船などさまざまです。

場所によってはトローリングでカジキやマグロなどの巨大魚を釣るという夢のようなシチュエーションも経験できます。

 

有料釣り場

釣り場には有料である場所も少なくありません。

それでは、どのような場所が有料釣り場で、どの程度の料金が必要で、どのような魚が釣れるのでしょうか。

 

漁港内

最近は漁港内で釣りをするのに、駐車場代込の有料制になっている所が多いです。

明らかに私有地でない駐車場所もあったりしますが、清掃協力金という名目になっています。

昔は漁港内で釣りをするのに、有料の場所はそれほど多くなかったと思いますが、釣り人のマナーの悪さがこのような状況を作り出しているのも確かです。

釣り禁止になってしまった場所もずいぶん多くなりました。

トイレや売店の設置もあったりしますので、一日500円~1000円程度なら、気持ちよく協力して釣りを楽しみましょう。

釣れる魚は、【波止】で記載したものと同様です。

サイズは少々小振りになる場合が多いです。

 

海釣り公園

海釣り公園は初心者やファミリーでも安心して海釣りが楽しめる釣り場所です。

もちろん有料ですが、一日500円~2000円程度までと、一文字の渡しや船釣りに比べるとリーズナブルで手軽かつ安全に楽しめます。

海釣り公園は潮周りが良い場所に波止や桟橋を設置してあり、付近に人工の漁礁を沈めることにより、魚が集まりやすく棲みやすい環境を整えてあります。

シーズンごとに様々な魚種で賑わい、初心者からベテランまで幅広い釣りが楽しめる場所です。

釣れる魚は【波止】で記載したものと同様です。

 

筏/カセ

比較的穏やかな湾内に浮かべた筏に渡船で渡してもらい、その上で釣るのが筏釣り、筏の代わりに廃船となった小舟を使用した物はカセ釣りと言います。

何れも有料ですが、釣果はそれなりに期待できます。

筏釣りのターゲットは何といってもクロダイ、外道としてグレ、アイゴ、カワハギ、ボラ、その他様々なエサ取りが来ますが、糠ダンゴを使う釣法そのものがクロダイを釣るために行うといっても過言でないでしょう。

サビキ釣りによりアジ、エギングによりアオリイカを釣る人などもいますが、筏に乗る以上はチヌを狙いたいですね。

 

海上釣堀

海に設置された釣り堀のことです。

上記の筏同様静かな湾内に、10m~15mの筏を浮かべ、水中に深さ10m前後の網を張り生簀状態にして、その中に海水魚を放流しています。

陸上に設置されたプール状の生簀に海水を引き込み魚を放流しているところや、陸続きになっているところもあります。

料金は貸し切りと個人で変わりますが、それなりの人数で行けばいずれにしても1万円程度で楽しめ、釣果も十分に期待できます。

足場もしっかりしており、ファミリーや女性でも安心して楽しむことが出来ます。

釣れる魚は養殖された物がほとんどですが、マダイ、イサギ、ハマチ、カンパチ、ヒラマサ、イシダイ、グレ、シマアジ、スズキ、ヒラメ等になります。

 

以上が海水魚を釣る場合の、『釣り場』によって釣れる魚の違いになります。

海釣りでもターゲットに合わせた釣り場へ行く必要がありますが、これから釣りを始めようと思われている方は、まずは海釣りの基本である波止釣りから始めてはいかがでしょうか。

 

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