どうもガチろっくんです。
2016年暖冬が続く中、西日本を中心に数十年ぶりとも言われた大寒波が襲ってきましたが、その後はまたまた穏やかな気候に逆戻り。
例年なら釣行に出るのも辛い時期ですが、今年の気候ならば釣行への足取りも軽く、早くも本年2度目の釣行へ出掛けてきました。
釣り場は前回初めて訪れた淡路島は浦港のテトラ帯、この時に逃がした大物が忘れられず、再び弟君と一緒にロックフィッシュ(根魚)の穴釣りで一勝負してきました。
果たしてその釣果やいかに・・・
淡路島の浦港へ穴釣り釣行
【釣 行】
2016年 1月 31日(日) 8:00~18:30
場所:淡路島 浦港テトラ
天気:曇り時々晴れ
潮 :小潮
余裕を持った出発にもかかわらず、釣りエサ店に寄るといつもの悪い癖が・・・
この日は小潮で、浦港周辺の干潮が6:00、満潮が10:30であり、最低気温が4℃、最高気温11℃であった。
満潮後の時合が終了するであろう、14:00~15:00には引き上げる予定で、朝は潮が動き始める7:00前には到着したいということで、余裕を持って4:30に出発した。
フィッシングマックス芦屋浜店
エサを買いにフィッシングマックス芦屋店に到着したのは、5時15分位だっただろうか。
さっと釣りエサだけ買って出れば良いものを、いつもの悪い癖が・・・
管理人が仕掛けを一通り見周りあれこれ迷っていると、弟君がサングラスを買うと言って選び出し始めた。
その後、穴釣りに使えるような短いタモを二人で探し始めるも、これは見つからなかった。
そうこうしているうちに、『やっぱり根ズレ対策で道糸をフロロに巻き替えた方が良いな』となって、二人で道糸を探し始める。
あれこれ探しているうちに、店を出たらなんともう既に6:00を過ぎているではないか!!
「えらいこっちゃ!!」と言って、再び慌てて車を飛ばし始める。
行きがけの釣りエサ店でついつい長居してしまうのはいつもの悪い癖なのだが、結局、仕掛け類、フロロ道糸、サングラスなどをついで買いしたにも関わらず、この日の釣行で何一つ使わなかったのだから救われない・・・
神戸淡路鳴門自動車道
神戸淡路自動車道に入ると、垂水の一文字も確認できるほど、既に陽が昇り始めていた。
以前は垂水の東エリア(福田川尻)のテトラ帯にもよく穴釣りに出掛けたが、獲物が小さいことが多く、駐車場代も掛かるので、長らくご無沙汰している。
ガシラの数釣りを楽しむなら、垂水のテトラも結構お勧めの釣り場だ。
浦港に到着 あちゃ~もう8:00やがな・・・
浦港の夜明け
浦港に到着したのは7:20、すでに夜は明けており、朝日が登り始めていた。
夜明けの写真を撮影に来ていたオジサンがいたが、確かに上手く撮れば幻想的な写真が取れそうな場所だ。
浦港の様子
ざっと浦港の様子を見周ってみたが、先着のお客さんは2名のみだった。
一人はフカセ、一人はエギングをしていたようだが、まだ来たばっかりなのか、釣果は無さそうだった。
どうやらこの時期、ここは船で出掛けるお客さんがほとんどのようで、波止釣りで賑わうことは無いようだ。
浦港のテトラ際
小潮なのでほとんど干満差はないが、既にボチボチ潮が動き始めている。
それにしても冬の海とは思えないほど穏やかだ。
海が荒れると穴釣りは道糸が揺られ、テトラでの道糸の擦れや、根掛かりが多発するのでやりにくくなる。
この場所での釣行は前回に引き続いての2度目なので、まだまだ勝手が分かっていないが、まずは仕掛けを安定させられる状況のようで安心した。
管理人の今日のタックル
この日の管理人のタックルは、『テトラDXⅡ 110cm』に『Daiwa VIKING ST44』をセットし、これにタル付きオモリ3号とカサゴネムリ針10号からスタートした。
エサはシラサエビ、大粒を用意したかったが、前日の予約締切時間に間に合わず、小型のものが中心となってしまった。
この日の管理人は、狙った穴で粘り続ける釣法が中心だったので、購入したシラサエビの8割近くはマキエに使ってしまった。
弟君はいつも通り、筏釣り用のタックルにブラクリ3号をセットしていた。
いつもと違うのは、エサがオキアミ主体で、いつも用意するアオイソメを用意していなかったのだが、これが後々の釣果を左右する問題になる。
さあ、いよいよ釣りを開始するか・・・って、もう8:00やで!!
4:30に家を出て、2時間あれば余裕で着くのに、何してたんやろ!?
既に始まっていたロックフィッシュの時合、終わるのも早かった!?
狙ったポイントに、シラサエビの撒き餌を行い、少し時間を空けてから仕掛けを落とした。
すると、すぐさま、ファーストヒット!!
ファーストヒットのガシラ
まずまずのガシラで、取りあえずはホッと一息つく。
この日の釣行は、前回のように数釣りが目的ではなく、20cmオーバーのロックフィッシュを仕留めることだった。
フットワークで釣るのはなく、同じ穴で釣り続けて、大物を呼び込む釣りがメインなので、数は期待していなかった。
それでも、一応釣ったロックフィッシュは、よっぽど小さくない限り、取りあえずスカリに活かしておくことにした。
弟君もお土産サイズをゲット
時合に嵌っているせいか、特に苦労することも無く、無難にガシラをゲットしていく。
弟君も15cmオーバーのガシラを仕留め、幸先良くスタートを切っていた。
ところが、この後、どんどんサイズが小さくなっていく。
15cmオーバーが顔を見せず、上がってくるのは10cm~15cmのリリースサイズばかりだ。
そして二桁を超えたあたりから、ガシラのアタリは消え始め、いつもの奴が現われ始めた。
早くも現れたエサ取りのベラ
アカン!!終わってしもた!!
どうだろ・・・釣り始めて1時間も経っていないと思うのだが、ガシラのアタリが消えてベラが現れたら、それはもう終了の合図と受け止めて良い。
まったくガシラが釣れないわけではないが、上がってくるのはスカリに入れる気も起らない10cmに満たない可愛らしい子ガシラばかりだ。
そしてお昼を迎える前には子ガシラも、完全に姿を消してしまった。
こうなってしまうと、やはりスタート時間が1時間以上も遅れてしまったのが悔やまれる。
お昼の時合は、見せ場も全く無いから写真もない
次の時合は13:00~14:00頃か・・・かと、昼食を取ることにした。
ただ、穴釣りは潮汐による昼間の時合はあまり当てにならない。
案の定、昼食後の釣りで、上げ潮に入ってきても全くアタリがない。
そして、エサ取りのアタリはあれども針掛かりもしない。
ベラなら針掛かりくらいするだろうに・・・犯人も分からない。
ハゲ針に替えて犯人を特定することも出来たが、そんな気も起らないほど心が折れかかっていた。
弟君に至っては、「浦も他と同じか」とポイントを疑い始め、「青が無いのが痛い」とエサのせいにし始めた。
確かにエサの問題で釣法の選択肢が狭まったことはあるが、ポイントについてはまだまだ決断を下してはならない。
ここは近場ながら、『実は根魚のパラダイスではなかろうか!?』と、前回釣行で期待を抱いた場所だ・・・なんとかせねば!!と気を引き締め直す。
15:00には引き上げる予定だったが、これを大幅に遅らせ、夕方からの時合を狙うことにした。
天の助けのアオイソメ 陽が落ちて襲来するガシラ(カサゴ)
16:00を過ぎても相変わらずアタリがない状況が続いたが、リミットが近づいてきたことで、余ったシラサエビをふんだんに撒き始めた。
すると、ようやくガシラがポツリ、ポツリと上がり始めた。
弟君のオキアミの探りには全く変化がないので、シラサエビの撒き餌の効いている穴でアタリがあって素針を引いた後に、弟を呼び寄せてシラサエビを使って、その穴へ仕掛けを投入させた。
すると・・・
ようやくゲットした20cmのガシラ
やっと帰って来たか・・・本当に苦しい戦いが続いたが、ようやくガシラが帰ってきたようだ。
しかも今日一の20cmのガシラだ。
ところが、シラサエビがもう数匹しか残っていない・・・撒き過ぎた!!
残ったシラサエビで弟君がもう一匹ガシラをゲットして、シラサエビは無くなってしまった。
オキアミがあるが、冷凍と解凍を繰り返してグチャグチャになったものしか残っていない。
『ウ~ん、折角の時合も万事休すか!?』と納竿が頭に浮かんだ時に、隣で見よう見真似で穴釣りをしていた初心者さんのカップルが、「もう帰るんですけど、残ってるエサ要りませんか?」と声を掛けてきた。
このカップルさん、弟君がガシラを釣り上げた時に、「すごい、すごい、ここって魚ちゃんと釣れるんや」とか「その魚って食べられるんですか?」とか言っていたので、ホント正真正銘の初心者さんだった。
おしゃれなシャツだけでジャンバーも着ておらず、場違いな格好でエライ寒がっていたので、長い時間は釣りができずに、小一時間ほどで帰っていった。
『ちゃんと道具を買って、釣りを始めてみようか!?』と言っていたので、これから本気で釣りを始めるのかもしれないが、遊びに出て風邪を引いたら元も子もないので、防寒対策はちゃんとしましょうね。
横道に逸れてしまったが、受け取ったエサを見てみるとなんとアオイソメ!!
これで完全に息を吹き返したのは、言うまでもなく弟君だ。
「おっ、青やんけ!! 薄暗なって来たから、ちょうどエエわ!!」と納竿どころか、逆に車からヘッドライトを取り出して来て・・・完全にもう一勝負するつもりやん!!
まあ、お土産サイズが少ないので、もう小一時間ほどやっていくことにした。
そして、昼間の沈黙が嘘のように、バタバタとまずまずのサイズのガシラが上がり、何だったら水深20cm程度の所まで浮き上がっているものも出る。
丁寧に探れば数もサイズも結構いけそうだったが、時間も時間だっただけに18:30に敢え無く納竿とした。
スカリに確保していた今日の釣果
写真上は21匹、小さすぎるものは即リリースしたつもりだったが、あまりにも悪い時間があったので、数匹はスカリに入れてしまっていたようだ。
弟君が15cm以上だけを8匹持ち帰ることにしたが、残念ながらお目当ての20cmオーバーはゲットすることが出来なかった。
【本日の釣果】
・お持ち帰り
ガシラ:8匹(15cm~20cm)
・リリース
ガシラ、タケノコメバル:20匹程度(15cm未満)
ベラ:2匹(12cm程度)
本日はかなりの苦戦を強いられた釣行になった。
この日は穴に潜り込まれて切れたものも少なく、大物に至ってはヒットすらなかった状況だ。
まあ、朝マズメをほとんど逃してしまったことを考えると致し方ない。
ただ、夕方からのラッシュは素晴らしく、やはり浦港のテトラは魅力あるポイントではなかろうかという思いを、辛うじて残すことが出来て良かった。
【この釣り場の釣行記録】
淡路島の大磯港と浦港のテトラへ初出陣 ロックフィッシュ(根魚)の穴釣り!!
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