どうもガチろっくんです。
お盆期間中ですが、すでに墓参りを済ませており、当初予定していた奥方様への帰省もなくなったことから、急遽釣りに出掛けることにしました。
本当だったら今シーズン中にもう一度新子のタコ釣りに出掛けたかったのですが、大阪湾でのオカッパリでの釣果がほとんど聞こえてきません。
管理人自身も今シーズンは直近2釣行で6杯とイマイチな感じで、もう8月も中旬に入ればボウズもあり得るかなとの思いが強く、リスク回避で違う釣りに出掛けることにしました。
ただ、今年も連日の猛暑で日中の釣りは避けたいというのもあり、夜釣りで楽しめるアナゴ釣りに出掛けることにしました。
さて、久しぶりながらボウズとは無縁の貝塚人工島で楽しむアナゴ釣り、果たして今回の釣果やいかに・・・
岸和田貝塚人工島の水路で夏の夜釣りのアナゴ釣り釣果
【釣 行】
2023年 8月 12日(土) 18:30~23:00
場所:岸和田人工島水路
天気:晴れ
潮 :若潮
本日の釣り座は岸和田貝塚人工島の水路でのんびり夜釣りができる
アナゴ釣りなら陽が沈む少し前に釣り場に到着すれば良いので、日中の暑さはほぼ避けられる。
この日は行きがけにフィッシングマックスに寄る必要があったので、少し早めの17時に出発した。
フィッシングマックスでは小サイズの電気ウキと青イソメを購入する。
タチウオ用の負荷の大きい電気ウキはたくさんあるが、小型の電気ウキは所有数が少なく、長らく使っていないこともあって出発前の準備で見つけることが出来なかった。
余計な出費をした分、青イソメは300円だけと最小限の出費に抑える。
なぜアナゴ釣りで電気ウキ?と思われる方がいるかもしれないが、それは後ほど明らかにする。
釣り場となる岸和田の貝塚人工島は人気スポットだが、この日向かう水路はこの時期混雑することはない。
釣り場に着いたのは18時半頃だった。
貝塚人工島水路だが、ご覧の通り休日の夕マズメ時にも関わらず閑散としている。
まあ同じ人工島内でも、沖向きプール波止やテトラ帯に比べると狙える魚が少ないというのもあるが、アナゴを釣る目的なら、岸和田界隈では釣果は良い方だと思う。
釣り場に着いて、取り合えずはブッコミ仕掛けを投入して、その他の準備に取り掛かる。
本日のアナゴ釣りのタックル・仕掛けとエサ
本日はアナゴ釣りということで、中通しオモリを使った簡単なブッコミ仕掛けを使う。
ただし、集魚効果はある方が確率は上がるので、仕掛けの中に75cmのケミホタルを組み込む。
あと管理人はウナギ針のチモトに蓄光チューブを組み込んでおり、写真ではチューブにブラックライトを当てているところだ。
面倒なので毎度毎度蓄光させているわけではないが、アタリが遠い時にさっとブラックライトを当てて仕掛けを投入している。
ちなみに、使用しているのはウナギ針だが、アナゴは釣り針を飲み込むことも多いので、チューブを組み込むことでザラザラの歯でハリスが痛むのを防止することにも一役買ってくれる。
アナゴの仕掛けや釣り方については詳しく紹介しているので、興味のある方は後ほどどうぞ。
そしてこの日使用したエサは、以下の2種類である
青イソメとサバの切り身だ。
青イソメは前述のとおり行き掛けに購入したもので、サバは現地調達したものをハサミで輪切りにしている。
そう、この時期なら大抵の釣り場で小サバが釣れるので、何もエサ屋で買う必要もないし、予め家で切り身を用意する必要もない。
サバは日中や夕方はもちろん釣れるが、夜釣りでも浅棚で電気ウキを流しておくと高確率で確保できる。
アナゴ釣りをするのに、どうせ青イソメをいくらかは購入するので、それを使ってサバを釣れば良いのだ。
アジやサバもお土産にするのならサビキ釣りをすればたくさん釣れるが、サビキと併用するとなると大掛かりになるし、アミエビも必要となる。
アナゴだけが目的なら、手軽な電気ウキ釣りだけ併用すれば、ブッコミでアタリ待ちの手持無沙汰も解消される。
この日はサバとアジ、毒魚のゴンズイだけがヒットしたが、狙えばガシラもお土産に加えられる。
ぶっこみ釣りも含めて、まれにチヌがヒットすることもあるので、取り込みたいなら一応タモは用意しておいた方が良い。
ちなみに、ガシラを釣るのにサバやアジの切り身をエサにするのも良いだろう。
アナゴ釣りの方は時合に釣果連発、その後はポツポツ
さて、肝心のアナゴのブッコミ釣りについてだが、釣り場に到着した頃はまだ日が出ており、エサ取りが活発に捕食し、本命のアタリはなかった。
この時間帯、滅多に釣れない魚がヒットする。
ミニサイズのホウボウだ。
船釣りで釣れることがある結構美味な魚だが、水深数メートルの浅場で釣れるのは珍しい。
最大60cmクラスになる魚だが、これは15cm程度しかなくリリースだ。
夕マズメの時合い時ははあっという間に終わり、アナゴが顔を出したのは完全に陽が落ちて、しばらくたった20時前だ。
これは40cm程度のマアナゴだったが、この時期ならまずまずのサイズだと言えるだろう。
もともとあまり大型のアナゴが釣れる釣り場ではないので、このサイズでも良い方だと言える。
1匹目を釣るまでに結構時間が掛かったが、2匹目は連続でやってきた。
2匹目のサイズは30cm未満で、このサイズは針がかりしないことが多い。
上手い具合にヒットしても、細くて捌くのが大変なのでリリースサイズだが、取り合えず後の釣果確認のためにバケツに生かしておく。
この後も連続までとはいかないが、比較的アタリが多い時間帯に突入し、釣果を伸ばしていく。
アナゴは前アタリがあって、しばらく待って本アタリが出ることが多く、向こう合わせで掛かることが多い。
ただ、大きめのサバの切り身をエサにして針先が隠れてしまっている時は、しっかり合わさないと針掛かりせずに抜けてしまうこともある。
少し待って大きめの抑え込みがあれば、素針を引くことを恐れず思い切って合わせる方が良いように思う。
アナゴは時合い時に一気に釣果を伸ばすことが重要だが、この日はロッド1本でやっているので、余計に取りこぼせない。
この日は20時から21時半くらいにアタリが集中したが、大抵21時を過ぎるとアタリが遠のくという特徴もある。
そして、アナゴが釣れている時間帯も、エサ取りは当たってきたが、アナゴの気配が薄くなるとその傾向はより顕著になる。
この日のブッコミ釣りのエサ取りは上図のように、チャリコ、ゴンズイ、ヒトデ、ウニといった面々だった。
どちらかと言えば、サバよりも青イソメを付けるとエサ取りのヒット率もあがるといった感じか。
アタリ感知の鈴を鳴らさずに、穂先がグイ~グィ~となるようなときはヒトデのような魚類以外が捕食している時が多い。
良い時間帯が終わり本命のアタリが遠退いたことで納竿も考えたが、この日は帰る時間を気にする必要もなかったので、もう少し粘ってみることにした。
ただ、他の魚と違ってアナゴの場合は再度連発するような時合が来るわけではないので、この後1時間ほどでポツリポツリと追加するにとどまった。
ただ、残念ながら追加で釣ったアナゴもサイズはリリースサイズだった。
エサのサバはまだ残っていたが、青イソメはすでに使い切っており、時間的にもこれ以上釣果を伸ばすのは難しいので、この2匹の釣果で納竿とした。
本日の岸和田人工島でのアナゴ釣果
【お持ち帰り】
アナゴ:4本(40cmまで)
【リリース】
アナゴ:4本(25cm以下)
エサ取り:色々
最終的に8本のアナゴ釣果となりましたが、小マシなサイズの4本をお土産とし、残りはリリースしました。
サバとアジはアナゴ釣りのエサ用に釣ったものですが、すでに昇天しており、次回以降の釣り次第で切り身エサとして使えるので持ち帰ることにしました。
アナゴ釣りタックル
- ロッド:ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス 89MH
- リール:ダイワ(Daiwa) スピニングリール 17エクセラー 2506H-DH
- PEライン:クレハ(KUREHA) PEライン シーガー PE X8 1.5号
- ハリス:Seaguar プレミアムマックス ショックリーダー2.5号
- 釣り針:がまかつ(Gamakatsu) シングルフック 管付うなぎあなご 12号
- オモリ:タカタ お多福P 10号
- チューブ:TOHO(東邦産業) ムラムラパイプ 超ケイムラ 夜光グリーン
- ケミホタル:ルミカ(日本化学発光) ケミホタル75 イエロー(2本入リ)
ロッドはエギングロッドを使用しましたが、チョイ投げができるロッドなら何でもOKで、で2.4m~3m程度が使いやすいです。
市販仕掛けは強度が高すぎるので、少しハリス強度は下げた自作仕掛けを使っています。
ポイントはウナギ針、夜行チューブ、そしてケミホタルを使用している点でしょうか。
アナゴ釣りには警戒心を与えにくい中通しが最適で、一応アナゴ以外の外道の大物が来ても取り込める仕掛けとしています。
アナゴ釣りの仕掛けや釣り方のコツは別途詳しく紹介していますので、この釣りにご興味のある方は以下の記事をご覧下さい。
ライトタックルしかお持ちでない初心者さんでも気軽に楽しめます!
今回は久しぶりのアナゴ釣りに出掛けましたが、アタリも多く楽しい釣りとなりました。
夏の日中の釣りは体力が削がれるので、夜釣りでアタリの鈴の音を聞きながら、まったりと楽しめるアナゴ釣りは快適です。
さて、今年は大阪湾のタチウオの接岸が遅いようですが、次は何を釣りに出掛けましょうか・・・
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