どうも、ガチろっくんです。
大阪北港エリアの一角、『舞洲(まいしま)』の釣りポイントのひとつ『夢舞大橋下』(ゆめまいおおはしした)へ、タコエギを使ったタコ釣り(オクトパッシング)に行ってきました。
2018年も7月下旬に入り夏真っ盛りとなりましたが、今年は大阪湾内ではどこの釣り場も、タコが本格化しているような兆しがなかなか見えてきません。
かくいう管理人も7月上旬に、ボチボチタコのシーズンも始まるかと思い、南港の海釣り公園へタコジグとタコエギを携えて出掛けましたが、見事にノーバイト。
コウイカを釣って辛うじてボウズを逃れるという、厳しい戦いに終わりました。
それからリベンジの機会をうかがうこと2週間、ちょっとした時間が出来たので、短時間ながら近場の舞洲へオクトパッシングへ!
釣りサイトの釣果情報でも、船タコと一文字を除けば、一向に上向く気配のない2018年のオカッパリのタコ釣り、さあ、果たしてその釣果やいかに・・・
大阪北港舞洲 夢舞大橋下でタコ釣り 2018年はタコの外れ年になってしまうのか!?
【釣 行】
2018年 7月 21日(土) 20:00~22:00
場所:大阪北港舞洲 夢舞大橋下
天気:晴れ 強風
潮 :小潮
短時間決戦がゆえ、アクセス良く駐車場もある舞洲へ直行
管理人の釣行は突然決まることが多いのだが、この日もちょっとした理由で突然釣りに出掛けることになった。
翌日の日曜日に淡路島の由良に住む親戚の漁師さんところへ鱧(ハモ)をよばれに行く予定で、そのついでといってはなんだが、昼までマダイかアジを狙いに船を出してもらうつもりだった。
ところがその漁師さんが風邪を引いて治りきっていないとの一報が入り、高齢で無理もさせられないので、鱧だけよばれに行く予定に変わった。
船釣り予定がなくなり、朝もゆっくり出ればOKという予定に変わったのは良いが、同時にブログ記事の予定で考えていたネタもなくなってしまった。
そこで日も沈みかけた前日土曜日の19時過ぎに急遽頭に浮かんだのが、『短時間決戦の夜釣りなら、今からでもネタの収集に行けるか・・・いや、行きたい!』という欲求だ。
前回釣行では、タコジグに拘って痛い目を見たので、今回はタコエギ勝負にする。
幸い各種メーカーの製品種類別に5本のタコエギがストックされており、釣具屋へ寄る必要もないようなので、アクセスのよい近場でタコの期待も持てる舞洲へ直行することにした。
管理人宅から舞洲へのアクセスは、南港通りからフェリーターミナルを抜け、南港大橋を越えて咲洲(さきしま)へ渡る。
ATC(オートトレードセンター)前からは、夢咲トンネル(海底トンネル)に潜って夢洲(ゆめしま)へ渡り、更に夢舞大橋を越えれば舞洲(まいしま)だ。
咲洲と夢洲を結ぶトンネルが『夢咲トンネル(ゆめさきトンネル)』で、夢洲と舞洲を結ぶ橋が『夢舞大橋(ゆめまいおおはし)』というわけだが、この3つの人工島やトンネル、橋についてキチンと説明できる大阪市民はほとんどいないだろう。
ただ、舞洲は大阪港の中ではそこそこ有名な釣り場(アジング中心にルアーマンが多い)なので、意外と大阪市民よりも周辺地域の釣り人の方が、舞洲について認識しているかもしれない。
ということで、舞洲へ着いたのは、7時50分だったが、夜釣りが頭に浮かんでから40分後には釣り場に着いていた訳だから、ある意味家族からは確信犯だと疑われても仕方ないだろうが、今回は本当に思い付きで取った行動なのだ。
夢舞大橋の下に回り込んでくると、舞洲運動広場の横にコインパーキング(有料駐車場)がある(黄色の四角)ので、通常ならここへ停めるのが一番近い。
ただ、夢舞大橋の真下の道路は、駐車禁止時間が7時~20時となっており、夜8時以降ならこの道沿いに路上駐車できる。
到着したのがちょうど良い時間だったので、仕掛けをしながら20時が来るのを待ち、20時ちょうどに釣り場へ下りた・・・というか、すぐ隣が釣り場だ。
本日のタックルと釣り座
急いで家を飛び出したので、この日の荷物はタコエギを直結したロッドとリールに、水汲みバケツ一つと言う軽装備だ。
この時期のオクトパッシングは新子が多く軽装備で臨めるので、クーラーと氷すら用意していないが、短時間だし爆釣はないからこれで困る事はないだろう。
タックルについては、後で軽く記載するが、スタートルアーは、お馴染の『タコやん』で、パールピンクの3.5号とした。
写真が暗くて見えないかもしれないが、ストレートに舞洲の夢舞大橋下に釣り座を設けた。
時間もそれほどないので、釣り場の移動はしない。
というかポイント内でのランガンすらせずに、この日は結局この橋の下、20メートル程度の範囲内で探り続けた。
理由は2つあって、その一つは橋下にはこの距離で照明があり、その明るさゆえに夜釣りでも釣りがしやすいためだ。
狙う魚によっては少し明るすぎるのだが、タコなら何ら問題にならないだろう。
もう一つは、ここは海沿いにソコソコのスペースがあるのだが、護岸沿いは草が茂っている場所が多く、防虫スプレーを忘れたために、蚊に刺されるのを避けたかったためだ。
蚊に集られると気になって釣りにならないが、この場所ならその心配はほとんどないので、この点でも釣りはしやすい。
ただし、この時間だとすぐ後ろの道沿いを通る人は結構多いので、その目に晒されることは我慢せねばならない。
幸先よくタコがヒットするも後が続かず、エギの釣果が上回る!?
釣り場に到着してすぐに、橋げた付近を攻めるオクトパッシングを開始した。
手前竿一本程度(5m程度)は、かなりガチャガチャしており、潮の流れも早いので油断するとすぐに根掛かりしてしまう。
先行者がいなければ、良いときは数投のうちにヒットすることも多いタコ釣りだが、この日のファーストヒットもソコソコ早くやって来た(15分ほど)。
新子の時期なので、このサイズでもまだ小マシな方だと言えるだろう。
1年ぶりの前回がノーバイトなので、久々のタコのヒットになるが、引いてくるうちに軽くグイーンと逆噴射の感触があったので、サイズは小さくとも楽しめた。
『なんや、タコおるやん。』
この時は意外と早いうちに1杯釣れたことで、少し安心して楽観的になったのだが、残念ながら後が続かなかった。
釣れてきたのは、海藻と、貝に、そして・・・
よくあるパターンのエギヒットだ。
それほど古くはないようだが、残念ながらフックの根元が錆びて折れそうだ。
これはリリースする訳にもいかないので、ゴミとして回収して帰ることにする。
1時間ほど粘ってみたが、ダメなのでルアーチェンジする。
取りあえず『タコじゃらし』の吸盤レッド3.5号にチェンジしてみた。
30分程使ってみたが、どうもこのエギでこのポイントでは、オモリが根に絡み付くことが多く、目の前の根に近づくたびに根掛かりが頻発してドキドキする。
反応がないようなので、『蛸墨族』のオレンジゴールド3.5号にチェンジする。
こちらは根の絡みは軽減されたが、依然としてタコの反応はない。
反応があったのは・・・
『またかよ』とため息の出る、エギの再ヒットだ。
非常に根掛かりの多いポイントなので、おそらく大量の餌木が沈んでいるのだろう。
今度はカンナのついたエギのようだが、舞洲のこのポイントでイカをやる人もいるということか?
取り敢えず、これもゴミとして回収して帰ることにする。
結局、蛸墨族でも30分程キャストを繰り返し、時計を見ればもう22時だ。
ホワイトグロー系も使ってみたかった気もするが、この調子だとおそらく結果は変わらないだろう。
明日は淡路島へ行く予定で、晩御飯も食べずに出てきたので、遅くなって奥方様にどやされる前に、潔く納竿することとした。
舞洲での本日の釣果とタックル
【お持ち帰り】
マダコ:1杯(400g)
エギ:2本
【リリース】
なし
1杯だけの釣果なので何も語ることはできませんが、やはり今年のタコはまだ本格化していないという印象を受けました。
他にもそこそこオクトパッシングに来ていた人はいましたが、確認できる限りでは釣果は上がっていませんでした。
前回のリベンジを期した釣行でしたが、短時間決戦だったとはいえ、今回もまた何とかボウズは逃れたという厳しい結果になりました。
【本日のタックル】
本釣行で使用した管理人のタコ釣り(オクトパッシング)のタックルを記載しておきます。
タコエギのオクトパッシング
・ロッド:シマノ ロッド ホリデー FUNE 船 50号 2.4m
・リール:カストキング(KastKing) Royale Legend
・ライン:OPA PEライン 3号 500m 4編 5色カラー
・ヒットエギ:YO-ZURI タコやん 3.5号 パールピンク
この日の舞洲はかなりの強風が吹き荒れていましたが、小潮ながらも潮は良い感じに流れており、決して悪い状況ではなかったように思います。
1匹ヒットした際には、まさかその後まったく続かないという結果は、予想だにしていませんでした。
大阪湾はじめ近辺の釣り場でも、今年(2018年)の波止タコは芳しくなく、新子シーズンの到来が遅れていると言われています。
実際に昨年と比べると、釣りサイトの釣果情報は圧倒的に少ないというのが現実です。
台風、大雨、猛暑いずれが理由という訳ではなく、複合的な理由によるものでしょうが、一昨年・昨年が当たり年だったために、余計に少なく感じるのかもしれませんが。
年々、人気が上がっているオクトパッシングですが、始めたばかりの初心者さんには少し釣り難しい状況が続いています。
その魅力を知ってもらうためにも、もう8月も真近ではありますが、今後の本格化に期待したいところです。
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