タコエギ仕掛けで釣るタコの釣り方【オクトパッシング】

投稿日:2017年7月17日 更新日:

どうも、ガチろっくんです。

先日記事にした釣行は、管理人としては久しぶりのタコ釣り釣行でしたが、この時はタコエギを使ったオクトパッシングを行い、梅雨時期の波止釣りにしては、まずまずの好釣果を得ました。

この模様についても、宜しければ後ほどご覧ください icon-arrow-circle-down 

 icon-caret-square-o-right 岸和田阪南港(材木整理場)でタコエギのタコ釣り

 

この記事の最後で、タコエギでのルアーフィッシングは、タコ釣りを行ったことがない初心者さんでも、手軽に釣果を得やすい釣りだと記載しました。

ただ、この釣りを勧めるにあたり、その仕掛けやタックル、釣り方についての紹介記事が当サイトにはない状況です。

そこで今回は、タコエギを使ったタコ釣りの方法について纏めてみました。

 

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【タコ釣り】タコエギ仕掛けを使ったマダコの釣り方(オクトパッシング)

この日最大のタコ

気軽にタコエギで釣れるタコ

いつの頃からそう呼ばれ始めたのか知りませんが、【オクトパッシング(オクトパスフィッシング)】というのは、単にオクトパス(タコ)とフィッシング(釣り)の造語ですね。

もともと擬似餌で釣ることが多いマダコですが、近年のルアーフィッシングの台頭に伴ってか、その人気はタコ釣りにまで波及してきています。

特に、従来のタコテンヤやタコジグを使う釣りではなく、イカ釣りでよく使うエギと呼ばれる類いのルアーを使ったタコのエギングが、非常に人気を集めています。

ここではその人気の釣法について紹介します。

まずは、タコエギを使ったオクトパッシングに適切なタックルと仕掛けについて紹介しましょう。

 

タコエギを使ったオクトパッシング向けのタックルと仕掛け

タコエギ仕掛け

タコエギ仕掛けの一例

タコエギ用のタックルと仕掛けは、至ってシンプルで他のタコ釣り仕掛けに比べると、比較的ライトタックルで臨めますが、もちろんある程度の強度は必要です。

一番シンプルな仕掛けは、ロッドにリール、PEラインにタコエギを直結という感じになります。

エギの交換を容易にするために、図のようにスナップ付きサルカンを入れても良いでしょう。

以下に、このタックルの概要を、簡単に説明しておきます。

 

 icon-check-square-o 釣り竿(ロッド)は先調子で硬めのものを使う

ロッドは先調子で1.8m~3m程度のものを用意します。

『水深が浅い』、『水面までの高さが低い』、『キャストは近投重視』なら短めのロッド、逆に、『水深が深い』、『水面までの高さが高い』、『キャストは遠投重視』なら長めのロッドが良いでしょう。

とは言っても、釣り場の状況はケースバイケースなので、中間をとって2.4mのロッドを使うのが一番無難だと言えます。

釣り竿の種類は問いませんが、とにかく硬めのロッドが適しており、タコ専用ロッドを除けば、船竿や投げ竿などが使いやすいでしょう。

もちろんエギングロッドや、ルアーロッドでも問題ありませんが、適合ルアーで30g(エギなら最低でも4号対応)程度、適合ラインがPEで1.5号(ナイロンで6号)程度は必要です。

なお、置き竿できる釣りではなく、エギングほどではありませんが、エギにアクションを与え続けますので、手首に掛かる負担を考えれば、重さは200g位までのロッドが良いでしょう。

 

 icon-check-square-o リールはスピニングリール、ベイトリールのいずれでもOK

リールについては、スピニングリールでもベイトリールでも、どちらを使っても問題ありません。

現実的には、ほとんどの方がスピニングリールを使っていますが、リールの重さとパワーの兼ね合いを考慮すれば、ベイトリールに十分なメリットがあり、玄人さんほどベイトを好む傾向が強まります。

防波堤のタコエギを使ったオクトパッシングは、あまり水深のある場所では不向きな釣りで、キャスティングの距離も、せいぜい50m程度までです。

それなら「使うリールも小型でOK」と言いたいところですが、実はそうもいきません。

タコ釣りでは最大ドラグ力が、6kgは欲しいところですので、巻き取りパワーの強いベイトリールなら200g以下の小型のものもありますが、スピニングリールの場合は、汎用的なものだと3,000番が目安となり250gを越えてきます。

この重さの優位性もベイトリールでのメリットになりますが、トラブルが発生しやすいというデメリットも兼ね備えています。

初心者さんにはトラブルの少ないスピニングリールを、ベイトキャスティングに慣れた方であれば、ベイトリールを使うことをお勧めします。

 

 icon-check-square-o 道糸(ライン)はPEの一択

安価なラインで十分ですので、出来るだけPEラインを使いましょう。

タコエギの場合は1.5号~2号でOKですが、ロッドとリールが十分に頑強なタックルであれば、3号を使用しても良いでしょう。

タコ釣りは根掛かりが多いだけでなく、タコが岩礁に張り付くこともしばしばありますので、伸びの大きなナイロンラインは不利です。

もちろんキャスティングや、タコエギのアクションにも影響を及ぼしますので、PE以外のラインは釣りを難しくさせます。

食いの良さ(タコの場合は乗りの良さ)に気を配る必要がないこの釣りでは、実質はPE一択だと思っておいても良いでしょう。

 

 icon-check-square-o エギはイカ用ではなくタコエギを使う

イカエギもタコエギもルアーの中では、同じ餌木という部類に属していますが、見た目はわずかな違いでも、釣果は較べるべくもない圧倒的な差が生じます。

イイダコであればイカ用の餌木でも釣れますが、マダコを釣るのであれば、きちんとタコ用の餌木を使用しましょう。

イカエギとタコエギの違い

(左)イカエギ/(右)タコエギ

因みに、タコエギとの主な違いは以下の2点になります。

  • フックの形状が、細かいカンナではなく、掛け針になっている。
  • イカ用の餌木に比べて、同じ餌木の号数でも重量は重い。

まず、フックですが、イカエギのカンナでは針が全方向に向けて広がっていますので、ズル引きすることが多いオクトパッシングには、根掛かり多発の原因となり不向きです。

また、カンナが小さ過ぎて、せっかく掛けたタコを逃してしまうケースが多発しますので、掛け針(テンヤ用のカンナ)が採用されたタコエギを使用しましょう。

シンカー(オモリ)を含めた餌木の重量の違いは、前傾重心の違いにも現れますが、これはリフトアンドフォールが中心のイカエギと、ズル引きが中心のタコエギでは、アクション性能の違いによるものです。

もちろんイカ用の餌木を改造してタコ用の餌木としても使用できますが、この際は、上記の2点をタコ用として改良を加える必要があります。

 

タコエギを使ったマダコの釣り方

タコは甲殻類の中でも、特にカニが大好物なのですが、人工の防波堤は、捨て石や敷石、波止際に付くイガイなどの存在もあり、カニが豊富に存在しています。

普段は沖目にいるタコも、捕食時には堤防近くの掛け上がりや岩場、そして岸壁にまで寄ってきます。

 

敷石が入った波止際

波止際の敷石近辺は絶好のポイント

写真のような場所には、カニが豊富なだけでなく、タコの隠れ家となる場所も多く、目の前をタコが通っていくのを見かけることもしばしばあり、わずか数メートル先の落ち込みが絶好のポイントだったりもします。

このようなガチャガチャした場所や、もう少し沖目の岩場にいるタコを狙うのが、このタコエギを使ったオクトパッシングになります。

ただ、防波堤の構造を考えれば、沖目といっても遠投する必要はありません。

波止の掛け上がりより向こう側に岩場があればポイントになりますが、逆に砂地ばかりであれば、そこを狙っても十分な釣果は得られません。

キャスティング距離は、波止の掛け上がりがある少し向こう側の20m~30mを中心とし、そこからエギにアクションを加えながらズルズルと底を引いてきます。

タコエギでの釣り方の最重要ポイントは、このアクションとズル引きになりますが、このテクニックについては、少し詳しく説明しておきましょう。

 

タコエギのアクション

YO-ZURI 『タコやん』の説明書

コチラは管理人がよく使うタコエギの使用説明書ですが、タコエギのアクションについて非常に分かりやすく、簡潔に纏められています。

一般的な防波堤からキャストして、タコを釣り上げるまでの一連のフローが描かれていますが、①~⑤までの各ステップに沿って、もう少し詳しく説明していきましょう。

 

①キャストして着底

釣り場によって変わりますが、20m~30mを目安に仕掛けを投げ入れ、タコエギが着底するまで待ちます。

②ズルズルと引きずる

竿は動かさず寝かしたままで、リールの【ダダ巻き】で良いので、5秒間で1mほどの速さでゆっくりとタコエギを引きずってきます。
砂浜だと抵抗を感じませんが、引っ掛かりを感じれば岩場がありますので、リールを巻くのを止めて、④で示した【ふりふりシェイク】を行います。

③リフト&フォール

【ダダ巻き】をしている最中や、大きな根に掛かりそうな時には、思い切って竿を振り上げて、タコエギを持ち上げてやります。
そのままフォールさせることで、タコエギを目立たせることができ、タコの目にとまる機会を作ります。

④ふりふりシェイク

②で紹介しましたが、タコエギを引いてきて引っ掛かりのある場所には、岩場や根が存在します。
この位置でリールを止め、竿先を上下にチョンチョンチョンチョンと5cm~10cmほど軽く揺さぶってやると、タコエギはシンカーで引っ掛かったままなので、その位置でお尻を振るようにダンスします。
ここではこの動きをここでは【ふりふりシェイク】と呼んでいますが、この動作が最もタコを誘い出す効果的な動きになります。

⑤合わせて一気に取り込む

【ふりふりシェイク】を行った後は、いったんタコエギの動きを止めて、最低でも5秒はジッと待ちます。
長い場合だと10秒以上待つこともありますが、この時間がもっともタコがエギを抱いてくる可能性が高くなる瞬間です。
軽く竿できいてやり、少しでも重みを感じるようであれば、思い切って大合わせしましょう。
タコがフックに掛かれば、ずっしりと重みが掛かりますので、出来るだけロッドを煽らないで、リールの巻きで寄せてきます。
とにかく陸に引き上げるまでは、決してラインを緩めないように、海面まで来ても油断せずに一気に引き抜きましょう。

 

以上が、タコエギでの釣り方の基本的な操作になります。

タコエギを使った基本アクションは、経験がなくても簡単に誰でもすぐに行え、しかもこの基本操作だけでも十分にタコはゲットできます。

ズル引きしていても、フックが上向きで浮いている状態なので、他のタコ仕掛けに較べて根掛かりが少ないというのは、大きなメリットです。

まずはこの基本操作を身に付けて、タコを釣る要領を経験し、その後、自分なりのアクションを色々と試しながら、タコをゲットする機会を増やしていきましょう。

それでは、次にタコ釣りを行う際に、身に付けておきたい知識についても、簡単に紹介しておきましょう。

 

タコ釣りの特徴、環境条件、釣り場、時期など

この内容を細かく書いていくと、新たな記事がもう1本必要となりますので、ここでは掻い摘んで箇条書きで紹介しますが、知っておいて損はない内容ばかりですので、是非ともこの機会に覚えておいて下さい。

  • タコは波止際以外では、ほぼ浮き上がりませんので、タコエギ釣法は海底以外ではヒットしません。
  • タコはそれほど警戒心が強くないので、目立つものに貪欲に捕食(アタック)してきます。
  • タコエギはラトル構造の製品も多く、引きずることで出る音で誘うというのも有効です。
  • タコは大きく動いているターゲットをあまり捕食しませんので、タコエギを止めるという動作は非常に重要です。
  • タコは比較的時合いを重視する必要がないターゲットですが、潮が動いていない時は活性が落ちます。
  • タコは真水を嫌いますので、長雨や大雨の後の水潮の際は、釣果が落ちる傾向があります。
  • タコはカニが豊富にいる釣り場であれば、どこでも釣れますが、湾内よりは外海向きが良いでしょう。
  • タコは夜行性ですが、タコエギを使ったこの釣りは、もちろん夜釣りでも有効に使えます。
  • タコは周年釣れるターゲットですが、良く釣れる時期は春先から秋口で、数・サイズは8月が最も期待できます。

以上、タコエギでのオクトパッシングをする上で、知っておいた方が良いことを、ざっと書き出してみました。

タコ釣りについては、環境条件や釣り場、時期などの縛りがほとんどなく、いつでも誰でも気軽に取り組める釣りである事が伺えます。

 

オクトパスフィッシングにお勧めのタックル

投げ釣りや船釣り用の頑強なタックルを持っていれば、オクトパッシングは楽しむことはできます。

ただ、タコ釣り向けのタックルを使うことで、疲れ(特に手首への負担)と釣果に大きなプラスの影響を及ぼすことは確かです。

ただ、『タコ釣りセット』のように、中途半端に安価で販売されている製品の中には、タックルが重過ぎて、むしろ逆効果のものも多く存在します。

ここでは、タコエギを使ったオクトパッシング向けのタックルについて、参考となるような製品を一通りだけ紹介しておきます。

 

タコエギでのオクトパッシング向けのタックル

まずは、この釣りのタックルの中で、唯一お金を掛けてもそれだけの価値があると思うロッドから紹介します。

ルアーロッドに定評のソルパラのタコシリーズ、略して「タコパラ」と呼ばれています。

上記は、遠投性能に優れたスピニングモデルで、ベイトリールに不慣れな初心者でも扱い易いロッドですが、もちろん、同タイプでベイトモデルも販売されています。

大型のタコにも負けないパワーがあり、少し柔らかめにデザインされたティップによりアタリを取りやすくなっています。

タコ専用モデルになっていますが、キャスティングはもちろん、岸壁での落としこみにも対応できる仕様となっています。 

 

タコを極めるつもりであれば、いつかは手に入れたいプロ仕様のタコ専用ロッドです。

クトパスフィッシングの名人で、タコの先駆者であるデビル渡辺氏が監修を務めたロッドというだけでも、購買意欲がそそられます。

ロッド長が7.6ftで最大PEで8号まで使えるパワーは桁外れで、キロオーバーの大型タコでも簡単に抜くことが可能でありながら、ロッドの重量がなんと171gしかないという驚くべき高性能ロッドです。

上記のTKFC-762Hは、クラーケン専用ベイトキャスティングモデルですが、スピニングモデルも同様に販売されています。

 

次にリールですが、管理人はタコ釣りで使用するタックルでは、ロッドはそれなりに性能の高いものを使用しても良いと思っていますが、リールについてはとにかく頑強で、最大ドラグ力が優れたものであれば、安価なもので十分だと考えています。

根の周りを攻めることと、タコの重量が1kgオーバーが普通ということを考えれば、高性能なリールを使っていても壊れてしまえば元も子もないという考えからです。

ですので、コチラは最近売り出し中で、安価でありながら高強度・高性能を謳っているカストキング社のスピニングリールとベイトリールを、各1点ずつだけ紹介しておきます。

カストキング(KastKing) Sharky‖

カストキング(KastKing)Royale Legend

スピニングリールのSharkyⅡは2000番でも最大ドラグ力8kg、ベイトリールのRoyale Legendは最大ドラグ力8kgと、国内のバリュープライス製品ではお目に掛かれないパワーを有した仕様になっています。

また、いずれの製品もボールベアリング数2桁を誇る構造なので、一体製造コストはどうなっているのか不思議でならないくらいです。

ちなみに、管理人はRoyale Legendの性能と価格の魅力に惹かれて購入し、現在(2017年7月)このリールをタコ釣りにも使用しています。

実釣での使い勝手も良く、そのコストパフォーマンスの高さを実感(耐久性は使用歴が浅いので未評価)したので、続けてスピニングリールの購入も検討中です。

 

その他、PEラインとタコエギについても、それぞれ1点ずつだけお勧めの製品を紹介しておきます。

タコ釣りを行っている方なら使用されている方も多い人気製品だと思いますが、管理人もそのパフォーマンスには非常に満足しています。

 

 

以上で、タコエギを使ったオクトパッシングについての紹介を終わります。

何度も言うようですが、この釣りは初心者さんでも気軽にタコの釣果が得られる、魅力ある釣りの一つです。

他のタコ仕掛けに較べて根掛かりが少なく、コストパフォーマンスに優れた釣りというのも嬉しい要素です。

何か新しい釣りを試そうと探されている方は、是非ともこの釣って楽しい、食べて美味しいマダコを狙いに、ロッド1本で防波堤に出陣されてみてはいかがでしょうか。

 

【追記】タコジグを使ったオクトパッシングについても、紹介記事を作成しました。

 icon-pencil-square-o タコジグ仕掛けを使ったタコの釣り方【オクトパッシング】

 

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