どうもガチろっくんです。
先週、日中は汗ばむ陽気も戻って暖かくなったので、メバルの半夜釣りに出掛けたと報告したばかりですが、気候も良く釣りやすかったので今週も続けて釣行に出ようと思っていました。
ところが一転、今週末は一雨来ただけで最高気温が6℃と、真冬を思わせる気候になりました。
しかも風速が5m~7mと、普段なら釣行を諦めるところですが、先週同行した弟君と今週も釣りの約束をしてしまっていました。
一応どうするか確認の連絡を入れると、『寒いのは問題ないし、風裏の釣り場やったらいけるやろ!』と、全く怯む様子はありません。
対象がメバルなだけに、海が荒れているので厳しい釣りは想定されましたが、まあエビ撒き釣りなら何とかなるかと予定通り出掛けました。
泉佐野市のある岡田浦漁港で強風下のもと臨んだエビ撒き釣り(電気ウキ釣りと探り釣り)、果たしてその釣果やいかに・・・。
泉佐野にある岡田浦漁港で波止際のエビ撒きで狙うメバル釣り
【釣 行】
2023年 12月 17日(日)18:15~22:30
釣り場:泉佐野の岡田浦漁港
天気:晴れ、強風
潮 :中潮
フィッシングマックスでシラサエビ4杯(2,200円)を購入し岡田浦漁港へ
今回は平均風速6mと強風下での釣りなので、まず釣り場に制限がある。
西北西の風なので、大阪湾だと沖向きの釣り場は全滅だ。
ある程度風よけとなる波止の高さがあり、港内向きでメバルが釣れる釣り場と考えると、過去に行っていたのは岡田浦漁港、樽井漁港、淡輪ヨットハーバーあたりか。
いずれも駐車場から結構歩く必要があるが、このうち岡田浦漁港だけは駐車場代が要らず、夜間なら気兼ねなく車を停められる。
ただ、港内向きは漁船が多く、釣りができるのは釣果が期待できない湾の最奥か、メバルも可能性はある堤防の先端付近のみだ。
出発は16時半、フィッシングマックスでシラサエビ4杯分(2200円)を購入し、岡田浦漁港へ向かった。
釣り場に着いた頃にはもう陽が落ちていたが、波止の先端を反対側から遠目に見ると誰もいない・・・というか漁港全体で釣り人はいない。
「そりゃそうか、日曜の夜で、しかもこの強風だと誰も好き好んで釣りには来んわな。」
ちなみに弟君は、19時半頃に合流する予定で、無事に岡田浦漁港の波止先端の内向きを確保できたと連絡を入れる。
電気ウキ釣りでメバルのエビ撒き釣りを開始するも、まったく釣れる気がしない
到着して車を降りてウインタースーツを着込むが、めちゃくちゃ風が強いし寒い。
波止の先端へ歩いて向かうだけでも、心が折れそうだ。
仕掛けをする前に、到着してすぐにシラサエビの撒き餌を開始する。
この釣り場は浅く上撒きで十分だが、エビが散ってしまわないように、一応振りまくって半気絶状態にして撒く。
この釣り場は一応風裏ではあるのだが、風よけとなる高い波止からは少し距離があるため、それなりに風が吹き込んでくる。
「これは難しい釣りになるか。」と思いつつ、電気ウキ釣り仕掛けを作り始める。
棚が浅くウキゴムの電気ウキ釣り仕掛けなので、仕掛けはあっという間に完成し、電気ウキ釣りを開始する。
1投、2投、3投と繰り返しキャスティングするが、ウキはピクリとも反応しない。
この時間帯、潮が南から北向きに流れていたので、少し北側寄りに狙いを変え、波止の正面方向へ引き続きキャストを続ける。
そうこうするうちに弟君が合流し、管理人のすぐ近くで電気ウキを流し始めた。
すると、始めるなり弟君のウキに反応が出て、合わせると無事にヒットしたようだ。
初ヒットのメバルは15cmもない小メバルだったが、とりあえずメバルがいることが確認出来て何よりだ。
しかしながら、結論から先に言うと、この電気ウキ釣りで釣れたメバルはこれが最初で最後だった。
この後、小一時間ほど電気ウキ釣りを続けたが、二人して全く当たりの出ない釣りと寒さに体力を奪われていく。
ただ、管理人に比べれば、まだ弟君はマシな方だ。
その理由は、電気ウキ釣りとぶっこみ釣りの二刀流だったので、一応の釣果を重ねていたためだ。
写真はハゼとアナゴで、ハゼはまずまず良型だったが、アナゴは25cmほどのミニアナゴだった。
こんな魚でもまったく釣れないよりかは楽しめるだけ良い。
ぶっこみ釣りなので、もちろんお約束の魚もゲットできる。
ぶっこみ釣りや際釣りなら、ほぼボウズはないガシラだ。
ただ、前回釣行に続き、今回も20cm越えのガシラはヒットせず、サイズは残念なものが多かったようだ。
ちなみに管理人だが、夕マズメからさすがに1時間半もエビ撒き釣りでアタリが出なかったら、このまま続けるわけにもいかない。
メバルが居るのは間違いないのだろうが、波風で沖目では浮き上がらないのだろうと、ここで作戦を変更する。
波止際でエビ撒きをしつつ、メバルとガシラの探り釣りで挽回
弟君がぶっこみ釣りで釣果を伸ばし、しかも底でメバルまでヒットさせていたので、管理人も同じようにぶっこもうかと思ったが、エギングロッドを持参していない。
しかも風が強いからメバリングロッドも要らんなぁと、出掛けに置いてきてしまった。
使えそうなロッドは、いつも車に積んである愛用の極光テトラとスーパーコロネットくらいだ。
スーパーコロネットでキャストは出来ないので、メバルを際に寄せて狙う作戦を敢行する。
一点心配なのはヘッドライトの光だったが、波止は海面まである程度高さがあるので、波止際なら何とかなるかと都合の良いように考える。
波止際の周囲にシラサエビを多めに撒き、メバルとガシラを誘惑する。
深さのある波止際なら底撒きのアコウ狙いにスイッチするところだが、ここはかなり浅いのでそれは難しい。
かくして波止際にメバルを浮かして釣る作戦を決行したが、結果的にはうまくいったようだ。
2投、3投していくうちに、非常に細かい小さなアタリが出て、合わせると・・・
無事にヒットしたのは良いが、アタリの大きさに比例したロリメバルだった。
当然リリースとなるが、こんな獲物でも管理人にとっては長く待たされたこの日の初釣果だ。
1匹釣ったことで、波止際にメバルが浮き上がってきているという期待は高まり、一応この後もメバルの釣果が続いた。
しかしながら、釣れたメバルのサイズは1匹目と大きく変わらない。
ちなみに、写真には電気ウキが写り込んでいるが、ウキ釣りで釣ったわけではなく際釣りだ。
2匹ともヒットした棚は表層1m未満で、浅すぎるからロリメバルしか来ないのかと考え、もう少し棚を深く取ってみるが、そうすると全く当たらない。
致し方なく1m未満で釣り続けていると、今度は違う魚も浮いてきたようだ。
エビ撒き釣りをしていると、十中八九は釣果に加わってくるガシラだった。
ガシラのくせに底付近では当たらず、こんな浅棚で当たってくるとは・・・。
活きエビを気絶させずにバンバン上撒きしているせいか、コチラが思う以上に足元の波止際直下の水深1mまでにターゲットが浮き上がっているのかもしれない。
ただ、警戒心が強いせいか、なかなかアタリは出ず、少し誘ったりしながら、少しづつ釣果を伸ばす。
そうこうしているうちに、一応キープサイズもヒットするようになった。
ヒットサイズが大きければ、リリースしても良いサイズのメバルだが、これをリリースするとお土産はなくなる。
15cm以上ありそうなものは、バケツを沈めて活かしておくことにした。
ちなみに、連続ヒットはほとんどなく、10分~20分おきに1匹上がるといった我慢の釣りが続いた。
結果的に波止際の探り釣りにチェンジし、数だけはそれなりに上げたのだが、終ぞ良型と呼べるサイズは釣れなかった。
風と寒さの戦いがありながら、釣果で熱気を帯びることも叶わず、22時半に諦めて納竿することにした。
岡田浦漁港での本日の釣果とエビ撒き際釣りタックル
【お持ち帰り】
なし
【リリース】
メバル:15匹程度(18cmまで)
ガシラ:7匹(18cmまで)
ハゼ:1匹(16cm)
アナゴ:1匹(25cm程度)
バケツを沈めてキープしていたものを写真に収めましたが、最終的にすべてリリースすることにしました。
弟君と二人で4時間頑張ってこの釣果、リリースの半分はロリメバルやミニガシラだったことも含め、かなり厳しい釣行となりました。
これは、次もロックフィッシュのリベンジ釣行になるかな・・・
エビ撒き際釣りタックル
- ロッド:プロマリン(PRO MARINE) PG 極光テトラDX 130H
- リール:ダイワ(DAIWA) コロネットII
- ライン:DUEL ( デュエル ) カーボナイロンライン4号
- ハリス:シーガー(Seaguar) プレミアムマックス ショックリーダー2号
- 釣り針:がまかつ 活エビ(ハネ・チヌ) フック 茶 8号
- オモリ:第一精工 ゴム管オモリ丸型3号
- その他:NTスイベル(N.T.SWIVEL) タル型サルカン10号
- ブクブク:ハピソン(Hapyson) YH-735C 乾電池式エアーポンプミクロ
当日は胴突き仕掛けではなく、中通しの1本針で際釣りを行いました。
余りにも渋いので、途中オモリを外してカミツブシ大大1個で試しましたが、魚の警戒心は特に変わりませんでした。
当日の釣りの様子は動画でも撮影してきましたので、お時間のある方は合わせてご覧ください。
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