春告魚メバルの特性 住処と時合(積極的にエサを捕食する条件)

投稿日:2016年2月23日 更新日:

メバルは春を告げる魚【春告魚:はるつげうお】と呼ばれており、これが釣れ始めると海の季節は春を迎えたという風に受け取られています。

釣り人の間でも、単純にこれが釣れ出すともうすぐ春という認識でいる方は多いことでしょう。

 

大漁のメバル

春告げ魚メバル

釣り物としてのメバルは非常に人気が高く、ファンにとって2月下旬以降は、一年のうちで最も釣果の期待が高まるタイミングと言えるでしょう。

もちろん真冬でもメバルは釣れますが、寒い時期はサイズが良いのが上がりますが、陸っぱりでは、なかなか数で納得の釣果を得るのは難しいことが多いでしょう。

やはり数が出てくる本番は、少し寒さが緩み始めるこの時期と、梅雨時期という事になるでしょうか。

メバルのシーズン本番を迎え、ここではタイトルの如く、メバルの特性の一つを紹介します。

 

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メバル(目張)の住処と浮き上がる時合

メバルは群れでいることが多い魚で、ほとんどが身を隠すことができる岩礁帯を住みかとしています。

 

岩場に身を隠すメバル

岩礁に身を隠すメバル

写真は岩場の間に身を隠しているメバルです。

メバルの向こう側には、同じように身を隠しているアコウが確認できます。

特に沿岸近くの浅場のメバルは、普段はこのように岩穴などに身を潜めていることが多く、このような時には積極的に穴から出てくることはありません。

ところが、ひとたび時合を迎えると・・・

 

メバルの群れ

浮き上がるメバル

上の写真では、大型岩の岩礁帯で隠れ場所はいくらでもあるにも関わらず、上を向いた独特の姿勢で浮き上がっています。

同じ場所でも岩穴などに隠れている時と、浮き上がっている時があり、一般的に浮き上がっている時が時合というふうに考えられます。

このようにメバルが積極的に浮き上がって捕食体制に入るには、いくつかの条件がありますが、それがメバルの時合と爆釣の条件となります。

メバルが積極的に捕食する条件を、簡単に纏めてみましょう。

 

メバルが積極的にエサを捕食する条件

メバルは非常に臆病な魚、警戒心が高い魚で、波止や磯の浅場で数釣りを達成するには、様々な条件が揃う必要があります。

その名【目張】にある通り、大きな目が外向きに張り出されており、実釣の経験からも視力は比較的良い方だと考えられますので、その警戒心の高さも納得できます。

魚の視力や視野についてはの詳細はコチラをどうぞ icon-arrow-circle-down  

 icon-pencil-square-o 海釣りで釣れる魚の視野と視力(動体視力)

 

それでは、簡単にメバルが積極的にエサを捕食する条件を示してみます。

 

メバルは夜行性の魚で夜釣りの釣果が際立つ

まず第一にメバルは基本的に夜行性ですので、日が暮れ始めてからが、表層へ浮き上がって積極的にエサを捕食し始める時間になります。

夜間は当然暗いことから警戒心が弱まるのですが、漁港の中なら狙い目は、常夜灯に照らされた海面と暗いところの境目が良いでしょう。

このような場所は小魚が集まるので、それにつられてメバルも寄りやすくなるのですが、同じように場所によっては、イソメ類の成虫が海中を泳ぎ回り、それがメバルの食欲に刺激を与えるケースもあります。

 

昼間でもメバルは浮き上がる

波止釣りでは夜釣りが主流のメバル釣りですが、昼間でもメバルは浮き上がります。

ただし、海が透ける様な状況ではまず期待できないでしょう。

夜釣りの時とは違い、多少潮がざわついて透けを消し、また、濁りが生じる程度の海の状況の方がメバルは浮き上がりやすくなります。

 

潮は大きく動く日が良いが、大きく動く時間はダメ

メバルは中潮や大潮の大きく潮が動く日が狙い目となります。

ただし、勘違いしてならないのは、【潮が動く日】であって【潮が動く時間】ではないことです。

メバルは潮が速い時間、海が荒れた状態では極端に食いが悪くなりますので、波の低い日で、ゆっくりと潮が動く時間が狙い目となります。

シーズン中にもかかわらず、真冬に釣果を上げにくいのは、海が荒れる日が多いからとも考えられます。

 

メバルは棚を掴むのが難しい

メバルは潮に左右される魚で、潮の流れ方一つで浮いたり沈んだりすると言われています。

例えば、つい今まで2ヒロの棚で釣れていたのが、急に3ヒロに沈んでしまうといったことが良くあります。

せっかく浮いていても、棚を外せばそれに気づかないケースがあります。

決めた棚を重いオモリでダイレクトに攻めるのではなく、まずは軽いオモリで幅広く棚を探り、メバルの棚を掴むことが先決です。

 

沖の深場に行くほど警戒心も緩くなる

メバルの魚影は沖の深場に行くほど濃くなります。

船からは型も数も期待でき、疑似餌でも大漁が可能で、地域によって様々な疑似餌が使われています。

船釣りではかなり広範囲の棚を狙える仕掛けを使いますが、波止釣りなどに比べ、底から浮き上がる範囲も広くなります。

 

海底の変化のある所がポイント

冒頭に記載したように、メバルは身を隠せる岩礁帯に住みつく魚です。

沿岸のメバルは捨て石やテトラ護岸のテトラの切れ目など、海底に変化のあるような場所につき、平坦な海底にはつきません。

そのため、寒いシーズン中は浮き上がっても場所を大きく変えるようなことはなく、底付近が狙い目になります。

ただし、水温の上がる5月~7月頃になると、波止際から掛け上がりまでの間を幅広く遊泳するようになり、浅い棚でも数上がることが多くなります。

 

ざっとメバルの特性というか、習性について記載してみました。

実はそれぞれのポイントや釣り方によって、メバルの浮き方や釣れ方には差があるのですが、上記は一般的な要因を書き出したものです。

メバル釣りはかなり奥の深い釣りですので、気にいったポイントがあれば足繁く通い、シーズンごとの特性を捉えた、自分なりの様々な釣りを身に付けていくのも楽しみの一つになるかと思います。

 

メバルの習性に関連する記事を追加しました。

 icon-caret-square-o-right 【魚の小ネタ】メバルの習性を表す『メバルの蚊柱』に『メバル凪』

 

【関連記事】

 icon-pencil-square-o 海釣りで釣れる魚の視野と視力(動体視力)

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