MENU

【釣り場ガイド】大阪南港フェリーターミナル 南港大橋下の波止

当ページのリンクには広告が含まれています。
フェリーターミナルポイント

どうもガチろっくんです。

今日はいつの日か記事にしようと思っていた、管理人にとっての海釣りの原点の一つとも言える、思い出の釣り場について紹介します。

ここで紹介する釣り場は、管理人が小学生の高学年の頃、半日授業だった土曜日の午後から、近所の友人とともに自転車をカッ飛ばし、ちょくちょく訪れた大阪南港のフェリーターミナル駅の近所にある釣り場です。

時にはニュートラムに乗って出掛けることもありましたが、この電車に乗って子供同士で釣りに出るという行為に、妙な緊張感と高揚感を経験したことを覚えています。

親に話せば子供だけの海釣り釣行の許可など下りないので、内緒で出掛けるということに、冒険心をくすぐられていたこともあったのでしょう。

そして今でも強く印象に残っているのは、初めてチヌ(クロダイ)を釣ったのがこの場所であったことで、それ以降長らくチヌ釣りの魅力にはまり、今なおチヌを狙った釣行に出る機会は少なくありません。

管理人にとってそんな所縁のある場所なのですが、今回久しぶりに散歩がてらこの釣り場を訪れ、写真や動画を収めてきました。

折角なので、思い出話だけでなく、正式に釣り場として紹介しようと思います。

 

目次

【釣り場(海釣り)】大阪南港フェリーターミナル 南港大橋付近の波止

まず始めに、この釣り場へのアクセス方法と、釣り場についての特徴を紹介します。

次に、この釣り場での狙い目となるポイントや実際に釣れる魚などについて触れ、そして最後に、この釣り場の概要を基本情報として纏めておこうと思います。

なお、昨今大阪の魚釣り解放区では、立ち入り禁止区域や釣り禁止エリアに変わっている場所も多く見受けます。

本記事は最新の情報を反映されている訳ではありませんので、その点ご了承頂くとともに、万一そのような場合はルールを守ってお楽しみ頂けますよう、宜しくお願い致します。

 

釣り場へのアクセス

ここは、ニュートラムの愛称で知られた大阪市交通局南港ポートタウン線のフェリーターミナル駅から徒歩5分の場所にあり、車を所有していなくても釣行に来れる釣り場です。

管理人の子供の頃のように、自転車で来ている方も結構います。

 

フェリーターミナル場所

駅から徒歩5分の釣り場
「地図データ:Google、ZENRIN」

この釣り場を訪れる方の多くは、大阪近郊に住まわれている方で、下道を通り車で来る場合でも迷うような場所ではありません。

万一、遠方より訪れるケースで阪神高速4号湾岸線を使う場合は、近辺の出入り口はいずれもハーフICになっていますので、南方から来る場合(進行方向が神戸・大阪市内(天保山)方面)は南港中で降り、逆に北方から来る場合(進行が方向がりんくう方面)は南港南の出入り口を利用して下さい。

ナビで住所登録するならコチラ

 icon-chevron-circle-right 〒559-0031 大阪府大阪市住之江区南港東4丁目1

周辺情報を確認する方はコチラ

 icon-chevron-circle-right Googleマップ

 

なお、近所には大阪南港フェリーターミナルの有料駐車場がありますが、釣り場のすぐそばには駐車スペースが2か所に分かれてありますので、こちらを利用すれば良いと思います。

 

駐車スペース1

図の下側の駐車スペース(1)

後ほど釣りポイントの紹介で出てくる西にある波止や、湾内で釣りをする場合には、このスペースに駐車するのが良いでしょう。

なお、こちらの駐車スペースの近くには、港湾内へ下りていく階段が設置されています。

 

港湾内へ続く階段

港湾内へ続く階段

こちらの写真ですが、大股で階段を登ろうとしているのは、ウチの姫君です。

 

駐車スペース2

図の上側の駐車スペース(2)

もし桟橋で釣りをするのなら、桟橋入口のすぐ隣に駐車スペースがありますので、コチラに停める方が近くて利便性も良いでしょう。

 

釣り場の特徴

この釣り場に来る方は、主にファミリーやお歳を召した方、あるいは管理人の子供の頃のように友人同士といったケースが多いです。

また、会社帰りの社会人を含め、夕まずめ時から半夜でルアーを楽しむ若者も結構いるようです。

ただ、いずれにしても、長時間ガチで腰を据えて獲物に挑むといったケースは少なく、余暇の一時に気軽に釣りを楽しむような場所、あるいは初心者さんの練習場といった雰囲気のある場所です。

 

フェリーターミナルポイント

釣り場の全体図
「地図データ:Google、ZENRIN」

次に、釣り場の全体像の紹介ですが、写真は上方が北となっています。

釣り場の北寄りには西へ向けた桟橋が、東寄りには北へ向けた波止があり、外海(西側)からの潮の流入が少なく、潮止まりになった湾が形成されています。

主な釣りポイントは、湾内全体と北にある桟橋の北向き、そして西にある波止の西向きとなっており、ほぼどこでも釣りを楽しめるようになっています。

ただ、桟橋と湾内は船が定着することもあり、基本的には釣り禁止となっていますので、なるべく西にある波止で釣りをしましょう。
(とはいっても、現実的には皆さん、桟橋や湾内も含めて好きな場所で釣りをしています。)

 

釣りポイント(①波止(防波堤) ②桟橋 ③湾内)と釣れる魚

・釣りポイント①【西の波止(防波堤)】

西側の波止

西側の波止の様子

管理人が子供の頃、メインで釣りをしていたポイントですが、波止の東側の湾内よりも、西側の外海向きの方が良く釣れます。

サビキ釣りでのアジ、イワシ、サバがメインの獲物になりますが、サッパ(ママカリ)やコノシロ、セイゴやイナ(ボラの子)、ウミタナゴも釣れます。

時折、仕掛けにボラが掛かってしまい、仕掛けを切られたり、取り込むのに難儀することがあります。

またサビキ釣りの青物以外を狙うのなら、ターゲットはチヌ(クロダイ)やハネを狙われるのが良いでしょう。

管理人が訪れたこの日も、波止入口付近でハネをルアーで狙っている若者、外海向きでサビキでアジとイワシを釣っている年配の方、そして、波止先端付近ではフカセでチヌを狙っている釣り人がいました。

 

波止の両サイドの潮の様子

湾内(左)と外海向き(右)の様子

波止の湾内向き(東側)と外海向き(西側)では、これだけ潮の動きが違います。

 

波止先端

コチラは波止の先端

夏から秋口にかけてはタチウオが接岸することも多々ありますが、この場合は波止から外海向き先端付近が、夜釣りの絶好ポイントになります。

 

ただし、ここの波止は幅が2m程度しかありませんので、背中合わせで釣りをするのは危険なので気を付けましょう。

また、風が強い日はまともに煽られ非常に危険ですので、危険を感じたら波止に降りるのは止めましょう。

 

・釣りポイント②【北の桟橋】

人気の桟橋

北にある桟橋の様子

この釣り場では、桟橋が一番人が集まる人気ポイントになります。

特に先ほどお伝えしたように海からの西風が吹くときは、西の波止ではまともに風を受け、危険も伴いますので、コチラに来る方が多くなります。

やはりサビキ釣りがメインで、釣れる魚はアジ、イワシ、サバ、サッパ(ママカリ)、コノシロ、ボラ、ハネ、チヌなどポイント①と変わりありません。

 

桟橋入口

桟橋入口ではサビキでイワシがヒット

桟橋入口付近の角でサビキをしていたおじさん二人はアジを狙っていましたが、この時は釣れるメインはイワシでした。

この釣り場全体に言えることですが、朝夕以外の日中でも青魚がポツリポツリと釣れます。

ただし、群れは大きくないので、一時にバタバタと釣れても、長続きしないケースが多いでしょう。

 

このポイント②の特徴の一つですは、桟橋北向きは河口になり比較的魚影も濃いのですが、木津川を下ってきた水が、水路のようになった南港大橋下へ流れ込んできますので、潮の状況によっては東から西へ激流となる時間があります。

足元のサビキ釣りならそれほど問題ありませんが、ウキ釣りやちょい投げなどでは、仕掛けが流されて苦労するケースに見舞われることが多くなります。

そしてもう一点挙げておくと、桟橋には船が着いていることが多いので、これがストラクチャーとなり、ハネ(スズキ)やアジングに適したポイントになっています。

 

桟橋についた船

波止から桟橋に着いた船を撮影

先にも紹介しましたが、ここでは半夜でルアーを楽しむ若者が多くいます。

これまで何度もシーバスの大物ポイントとしてメディアに取り上げられたこともあるせいでしょうか、大阪市内近郊でシーバスを楽しむ若者にとっては、一度は訪れたことがあるポイントになっています。

管理人はハネの釣果は目撃していますが、シーバス(スズキ)と言えるほどの大物の釣果を目撃したことが無いので、釣果の真偽のほどは定かではありませんが・・・

 

・釣りポイント③【湾内】

湾内の模様

湾内の様子

湾内で釣りをするなら、西の波止か南側でするのが良いでしょう。

特に小さなお子さんを連れてのファミリーフィッシングであれば、南側の陸続きの波止がスペースも広くて安全なので良いと思います。(東側は船が止まっていることが多いので。)

所々に海面付近まで伸びた階段がありますので、万一のことも考え、その付近で釣りをされてはいかがでしょうか。

ただし、先に紹介した波止や桟橋に比べると、潮の流れが少ない分、釣りはし易いですが、釣果を伸ばすのは難しいかもしれません。

釣れる魚はサビキ釣りでのイワシやママカリ、イナなどがメインとなり、夜釣りであればチヌやハネなどの大物も期待できます。

 

貝を割った後

貝を割った後!?

イガイを割った後でしょうか・・・当日はこの近辺に貝殻が転がっていました。

ヘチ釣り(落としこみ)でチヌを狙っていた痕跡と考えて良さそうです。

(余談ですが、湾内の最奥は潮だまりとなっており、ゴミが流れつくのですが、ゴミの中に年無チヌの死骸も浮いていました。)

 

投げ釣り

投げ釣りを楽しむ親子

また、湾内では投げ釣りやチョイ投げをしている親子の姿も見かけました。

残念ながら何も釣れていないようでしたが、子供達ははしゃぎ回っており、釣りを楽しみに来たか、遊びに来たのか分からないような感じでした。

この南寄りの釣り場では、このように釣り以外でも自由に遊べる十分なスペースがありますので、こういった楽しみ方も良いんじゃないでしょうか。

 

 icon-check-square-o 釣り場情報のまとめ

【釣り場】

大阪南港フェリーターミナル 南港大橋下の波止(船着き場)

【住所】

〒559-0031 大阪府大阪市住之江区南港東4丁目1

【問い合わせ先】

なし

【駐車場】

大阪南港フェリーターミナルに有料駐車場(1日最大500円)

路上駐車スペースも有り

・・・いずれも車の横付けは不可

【トイレ】

なし

【安全性】

足場は良く、比較的安全性は高い

【対象魚】

メイン:アジ、イワシ、サバ、ママカリ、コノシロ

サブ :チヌ、ハネ、タチウオ、ウミタナゴ、ボラ

【オススメの釣法】

サビキ釣り、ルアーフィッシング

 

今回紹介したこの釣り場は、管理人が子供の頃訪れていた時(30年前)と、ほとんど変わらず当時のまま時間が止まっているかのような状況でした。

青魚が回遊する時期の日曜日でも、それほど活況という訳でもなく、ゆったりとした時間の流れの中にある空間です。

潮だまりのゴミっぽさや、お世辞にも綺麗とは言えない水質というマイナス要素も多い釣り場ではありますが、比較的安全な釣り場(ただし、風の強い日は西の波止は危険)であり、何より大阪近郊でお手軽に釣行に出やすいというメリットがあります。

これから釣りを始めるのに練習の場を探している方や、小さなお子さんと一緒にファミリーフィッシングを楽しみたいという方は、サビキ釣りのタックルを用意して、気軽に出掛けてみてはいかがでしょうか。

 

【その他の南港釣りポイント】

 icon-pencil-square-o 【釣り場ガイド】かもめ大橋下 大阪南港随一の人気ポイント

 icon-pencil-square-o 【釣り場ガイド】南港魚つり園護岸 大阪市内屈指の好ポイント

 

シェアに感謝!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 二度目の訪問となりますトシです。
    この場所は、僕が友人を連れてきて、その友人が大物をバラし、それ以来、その友人が釣りにハマった・ぼくがハメた?…いやチヌがハメた場所です(笑)。
    その知人は奈良県人で、僕は現在山形なので、もう一緒に釣行することはおそらくないですが、今でもお互いの釣果情報のやり取りをしています。
    それにしてもさすが関西の人はみんな気持ちがオープンですよね。こうして詳細にポイントを解説してくださるのですから…こちらの方たちの文化なのでしょう。東北では釣果情報をあげる人はいますが、ポイントはなかなか教えたりする人がいません。いいかわるいかは別として文化の違いを感じます。

    • トシ 様

      こんばんわ、トシさん。
      大阪湾(特に南港)で釣りをすれば、思わぬ巨チヌに出会い、それが原因で釣りにハマる人は多いでしょうね。
      ただ、フェリーターミナルの南港大橋下は、それほどメジャーな釣り場ではないので、大阪人でも釣行に出た経験のある人は、それほど多くないですよ。
      それが、大阪に赴任でやって来たトシさんの口から、飛び出すとは思いもよりませんでした。
      人一倍アクティブなトシさんならではといったところでしょうか。
      推定15キロオーバーのザックを抱えてのトレッキング・・・想像するだけで冷や汗が出る40代の自分が情けなくなりますよ!!

      ちなみに、釣りポイントの紹介は、これから当サイトでカテゴリーに加え、少しづつ取り組んでいこうかと思っていることです。
      私はこれまで(これからも?)波止釣りを中心に行ってきましたが、経験の浅い場所では、地元のオジサンぽい人を見つけては、釣果を尋ねたり、釣り方やポイントの特徴を教わったりしてきました。
      大阪人の良いところととるか、悪いところととるかは・・・シチュエーションによりますか!?
      ただ、それは誰にでも出来ることではないでしょうから、ある釣り場を訪れようとする誰かにとって、少しでも役に立つ情報を提供できるのであれば、記事や写真、時には動画で紹介していこうかと思っています。
      自分の紹介できる範囲などたかが知れていますが、初心者さんやファミリーフィッシングを楽しもうとしている方にとっては、釣行前に少しでも事前情報があれば安心感も生まれると思いますしね。

      ガチろっくん

Toshiya Oki へ返信する コメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次