どうもガチろっくんです。
前回投稿した以下の記事、『息子のサビキ釣りリベンジ戦 助松埠頭は大混雑!!』の続編となります。
悪条件のなか親父殿の思い付きで急遽息子の釣りデビュー戦に臨むも、案の定ボウズに終わりました。
このままでは終われないということで、サビキ釣りシーズンもほぼ終了している中、助松埠頭へリベンジ戦に向かいましたが、助松埠頭は大混雑で釣り場に入れませんでした。
致し方なく移動してきた先は、先日ボウズをくらった汐見埠頭の砂上げ場、望むべくもなくここで再戦することとなりました。
前回以上に湾奥では時合がシビアになるこの時期、息子の汐見埠頭でのリベンジ戦の釣果やいかに・・・
息子のサビキ釣りリベンジ戦 汐見埠頭で再戦!!
【釣行】
2014年 11月 23日(日) 15:30~17:30
場所:汐見埠頭
天気:晴れ 向かい風強し
潮 :大潮
若君ライフジャケットを装着し、ニュータックルにご満悦
汐見埠頭に着くと、助松埠頭とは打って変わって向かい風が強烈に管理人一行を襲う。
『助松埠頭と汐見埠頭は目と鼻の先なのに、なぜにこんなに状況が違うのか?』
『このあたりも釣り人の混雑度合いに影響を与えているのか?』
などと思いながら、早速サビキ釣りの準備に取り掛かる。
汐見埠頭に着くと、行きがけにフィッシングマックスで購入したライフジャケットを若君に装着した。
ダウンジャケットの上からでもサイズ調整でピッタリフィットだ。
これで波止際でウロチョロされても、前回よりは少しだけ気も休まるだろう。
そして、こちらも先ほど購入した【Daiwa】RIGHT PACK 20-180だ。
リールは先に折ってしまったロッドとセットになっていたスピニングリールを、そのまま使用する。
オモチャみたいなリールだが、チビが使うので軽さ重視だ!
仕掛けは前回同様、ウキサビキにチヌ1号ハリス1.5号50cmのオマケ針をセットした。
2度目の釣行ながら、勝手にクーラーの上に陣取り、何となく釣りをしている様になっているではないか・・・
若君の前回は足元での釣りであったが、今回は竿2~3本分先へ仕掛けを投入することにした。
もちろんまだ投入は管理人の仕事・・・結局この日も管理人は自分の竿を出せないで終わる。
意外に早くアジがヒットするも・・・
釣り始めて30分程度が経過した。
親父殿もお袋様も既に仕掛けを終え、親父殿は足元で、お袋様は遠投で、と役割を分けてアジを狙っている。
しかしながら、何のアタリもなければ、エサを取られる気配もない。
またこのパターンかぁ・・・と思いかけた矢先に、予想を裏切るヒット!!
親父殿が足元で小さいながらもアジをヒットさせた。
もう11月も終わりなのに、釣れたアジは豆アジかよと言いたくなる。
ただ、まだ暗くなる前で、周りも全く釣れていない状況だったので、予想していなかった釣果だった。
奥で笑いながら、こちらの様子を伺っているのがお袋様。
アジの群れが離れていかないように即座に足元での釣りに変更する。
お袋様に続き、若君の仕掛けも足元への投入に変更。
『さあ、いつでも食っておいで』・・・たった一匹のアジの姿を見ただけでも、テンションは上がる。
撒き餌効果を最大限発揮するため、多少棚の違いはあるが3人の仕掛けを近いポイントへ投げ入れ、アジの群れが立ち止まってくれることに期待する。
ところが、おかしいっ、全然アタリが続かない。
前回来た時に隣で釣っていた家族連れがアジをヒットさせた時もそうだったが、周ってきたアジが立ち止まらない。
アミエビが撒かれていても、たまたま通り掛けに食った奴が釣れるだけで、まったく後が続かない。
もう時合と言っても良い時間なのに・・・群れが小さすぎるのか、そもそもはぐれが回遊しているだけか!?
良く理解できないまま、納得がいかないままに、また黙々と仕掛けを投入しアタリの無い時間帯が続く。
ああっ!! 若君が待望のアジを・・・ようやく帰れる
時間は17:00を過ぎた。
薄暗くなると、僅かながら魚影が濃くなった気もしたが、親父殿とお袋様がアジを一匹づつ追加しただけだ。
この2匹はわずかに20cmを切るサイズで、まずまずのアジと言える。
ただ、1匹目と同じパターンで、続けて釣れることが無い。
周囲でもほとんどアジが上がっている様子はなく、釣り場は全体的に盛り上がりに欠ける。
刻一刻と暗くなってくる釣り場・・・夜釣りの準備はしていない。
『まずい、若君だけが釣っていない!!』
これじゃあ帰れないからと、両親も管理人も電池の切れかけたヘッドライトを出してきて若君のウキを照らす。
そして17:30相変わらずアタリの気配は無く、もうボチボチ潮時かと思いかけたその時、若君のウキが消し込んだ!!
「来た!!」管理人は大きな声を出すも、若君は何の事か全く分かっていない様子だ。
取りあえず管理人が横から竿を掴み、合わせだけ入れた。
『どうやら、乗った模様』・・・
「ほれ、魚が来てるんちゃうか、巻いて巻いて!!」と若君に言うと、「うんっ、重い!」とか「なんか固い」とか言いながらリールをカリカリ巻いていく。
そのスピードがあまりにも遅いので、『頼むから外れるなよぉ。』と、見ている周囲は冷や冷やする。
そして何とか無事に取り込むことに成功した。
待望のアジを釣り上げ、満面の笑みを見せる若君に対して、これでようやく帰れると、一仕事終えたような感じの管理人と両親。
風も吹き荒れ寒く、これで無事に納竿と相成った。
長い一日が終わりを告げたように思うのも束の間、まだこの物語に続きがある。
釣れたアジは帰ってすぐに食す
帰りの道中、若君の口は流暢で、疲れているその他三人にとっては、相手するのがむしろ辛い。
「僕が一人で釣った」、「僕の魚が一番大きい」、「僕が釣った魚を皆で食べる?」、などなど何度も同じ事を繰り返す。
よっぽど嬉しかったのだろうが、でも、管理人自身が初めて釣果を得た時って、そんなにテンション上がったかなぁ?
家に着いてからも、今度はウチの奥方様と姫君相手にさんざんしゃべり倒した挙句、「僕の釣った魚を今日みんなで食べるから!!」と言い出した。
これはもう、今日魚を調理して食べるしかなさそうだ。
急遽奥方様に、アジは4匹いるので2匹ずつで2種類のメニューを出すように要請した。
始めに親父殿が釣った15cmに満たないアジと、最後に若君が釣った**cmのアジは刺身にするために3枚下しにする。
1匹1分程度でウロコ取りも含めて3枚に下ろしてしまうのだから、ウチの奥方様も大したものだ。
あっという間にアジのお刺身が出来上がり。
4人家族だから、一人あたり2切れずつ分配することになった。
釣ったばっかりなので、コリコリと非常に歯ごたえも良く、美味しく頂けました。
次に途中に親父殿とお袋様が1匹づつ追加したアジだが、体高もあって丸々太っている良いアジだ。
こちらは18cm程度で、アジフライにすることにしたようだ。
面倒なら焼くだけで良いと伝えたが、少しでも美味しく食べれるようにと。
油断してると写真を取る間もなく背開きで中骨を抜き、パン粉を付けるところまでいってしまった。
管理人も魚はそれなりに捌くが、どうやら奥方様の手際の良さには、まだまだ敵わないようだ。
アジフライも良い色に揚がったようだ。
今晩の本来のおかずに、アジの刺身とフライが加わり、豪勢な食卓になり、皆で分けてすべて美味しく頂きました。
先ほどサイズを公開しなかったが、贔屓目に見て19cmと言っておこう。
これによりこの日一番の大物をゲットしたのは若君ということだ!!
今日は何とか若君に獲物を釣らせることが出来てやれやれである。
それにしても、たった2時間ほどの釣行なのに、なんと長い一日に感じたことか・・・
自分の釣果ではなく、人の釣果を心配しなきゃいけない状況って・・・どっと疲れました。
こちらの釣行の模様は【釣りのネタ帳】動画でも、ダイジェスト版として紹介していますので、宜しければご覧下さい。
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