どうもガチろっくんです。
2022年秋シーズン最後のアオリイカ釣りに行ってきました。
午前の養老漁港は雨、午後の網干場は風と厳しい展開でしたが、夕方からの半夜で何とか釣果は確保できました。
今回は釣りの模様を動画に収めてきたので、写真記事少なめで動画と合わせて紹介しようと思います。
さて、養老漁港と網干場でのアオリイカの電気ウキ釣りとヤエン釣り、果たしてその釣果やいかに・・・
【京都釣行】アオリイカ、マダコ、アコウの釣果ってどんな釣り!?
【釣 行】
2022年 11月 22日(火)6:00~9:00、12:30~22:00
釣り場:宮津養老漁港、伊根町網干場
天気:雨のち曇り
潮 :大潮
朝一は養老漁港で雨にたたられるも、弟君がマダコをゲット
2022年秋シーズンの釣りは、毎度のように悪天候にたたられている。
今回も風速6m予報だったが、天気は曇りで持ちそうということで強行する。
このタイミングを逃せば、秋のアオリイカシーズンが終わってしまうと思ったからだ。
しかしながら、朝一に養老漁港へ着いた際は、風はそれほどでもなかったのだが、予想外の雨に降られる。
そして雨が降ると風も出てくるということで、養老漁港ではアオリイカのウキ釣りとヤエン釣りを併用したが、ほとんど釣りにならなかった。
一度だけヤエンのドラグが鳴ったが、シーズン終盤で警戒心が高く、竿先で軽く聞いてやりだけでアジを放されてしまった。
アジのサビキ釣りを除けば、まともな釣果は弟君がヤエンで釣りあげたタコくらいだ。
ちょうどピッタリ1kgあったマダコだ。
京都はほとんどの釣り場で漁業権が設定されており、タコ釣り禁止の釣り場ばかりだが、たまたま釣れたタコならお土産にしても問題ないだろう。
大阪湾のタコと違って、このサイズでもイボの中に泥はなく、きれいなタコで処理は楽ちんだった。
8時くらいになると、波風も高くなってきた。
この釣り場はもともと海鳥が多く、漁船が帰ってくるとそれを追いかけて上空を飛ぶ海鳥をよく見かける。
しかしそれ以上に、なんかやけに海鳥が集まってくるなぁと思ったら、狙いはアジの群れだった。
夜明け直後から、小アジがぴちゃぴちゃと跳ね回り、結構大きな群れで泳ぎまわっていたのだ。
そして、その時は突然訪れた。
雨風で釣り人がほとんどいないというのも、海鳥が降り立ちやすい条件だったのかもしれない。
結構大きな群れが近くで暴れまわり、何度か降りて来るので、しばらくの間は釣りにならなかった。
こんな状況でもエギをキャストするエギンガーさんがいたが、見ていて危ないので冷や冷やした。
脅威とも言えるこの模様は動画に収めてきたので、宜しければご覧ください。
正午に網干場へ移動し、カワハギ釣り
結局、雨風が強く波も高くなってきたので、9時には養老漁港での釣りを終える。
ここから、湾奥の釣り場で風を避けるかと考え、まず平田埋立地の釣り場を見に行くが、こんな天気なのに観光客が多くて釣り場に入る気がしない。
次に伊根漁港に向かったが、お目当ての先端の釣り場には先客がいた。
伊根漁港の様子は伊根の道の駅から遠めに見えるので、道の駅で駐車して朝ご飯を食べながら、先端が空くのを期待した。
しかしながら、こんな天候にもかかわらず一時間以上たっても先客は頑張っており、どうにも空く気がしなくなってきた。
釣り吉と言うのは何処にでもいるものだ。
この時間からなら駐車場代は高くつくが、仕方がなく網干場の釣り場へ向かうことにした。
護岸に数組の釣り人がいて、小波止の先端に人が一人入っている。
どうせなら波止に行きたいので、先端まで行くと女性が一人良いサイズのアジを釣っていた。
話を聞くと旦那さんが護岸で釣りをしていて、様子見に波止の方へ来てみたということだった。
すぐに護岸へ戻って行ったので、先端に入ることが出来た。
ただ、新しい墨跡は明らかに少なく、やはりアオリイカはシーズン終盤を思わせる雰囲気になっていた。
とりあえず管理人は先端でカワハギを狙ってみることにする。
最近の釣行では毎回カワハギのタックルと、エサのアサリを用意している。
もう先に結論も合わせて伝えてしまうと、30分ほどの釣りしかしていないが、12匹のカワハギを釣る。
時間帯が悪いのもあるがエサ取りが多く、ヒットするカワハギも小さいので、すべてリリースした。
カワハギの数は決して少なくないので、効率の良い数釣りにはなるが、このサイズを持ち帰るのは家族にも喜ばれない。
このカワハギ釣りの様子も動画に収めてきたので、宜しければ合わせてご覧ください。
夕方からアジが回ってきたのでアオリイカ釣り開始
カワハギ釣りを終えた後、車に戻って少し昼寝をする。
そして、夕方になると風も2m程度で波もなくなり、本格的にアジも釣れ始めた。
前回来た時は日中でもアジが釣れたが、水温が下がっていたせいか、この日は日中に群れはやって来ず、ポツリポツリだったようだ(管理人が寝ている間、弟君が釣り続行していた)。
お土産用に1食分で30匹ほど、あとアオリのエサ用にサビキ釣りで30匹ほどアジを確保した。
そして夕方5時くらいからヤエン釣りと電気ウキ釣りを開始する。
しかしながら夕方の時合は一度だけヤエンにアタリが出ただけで、これはヤエンを入れる前にアジを放されてしまい、あっという間に日も暮れてしまった。
二人で4本の竿でやっているのに、ほぼアタリがないということで、やはりシーズン終了を感じさせる。
それに翌日は祝日で休みにもかかわらず、この人気の小波止で管理人以外に釣り客が1組2人しか来ていないのも、そんな悲壮感を後押しする。
もうダメなんじゃあないかと、油断していたら・・・
電気ウキが水中深く沈んでいて、何の苦労もなくアオリイカをゲットできた。
『よかったぁ、アオリボウズにならんで・・・』
京都のアオリ釣行では、ほぼボウズの経験がないのだが、この日はその可能性を感じただけに嬉しい1杯だった。
しかし、やはり時合らしい時合はなく、この後少し時間が空いてから、再び電気ウキにアタリが出る。
2杯目のアオリイカは150g程度しかないイカだったが、脚1本だったので弟君にタモ入れしてもらった。
全然釣れていなかったので、こんなアオリでも逃すわけにはいかないといった感じだ。
シーズン終盤で数釣れないにも関わらず、サイズまで小さいのは本当に残念だ。
ちなみに、この後、嬉しいお土産がヤエン釣りにヒットする。
このアコウは33cmだった。
実はこのアコウの前にも、アコウらしきものがヒットしたのだが、ヤエン釣りでチヌ竿にラインはナイロンなので、一気に根に入られてしまった。
明らかにこのサイズより大きなアコウだったと思う。
この釣り場は水深があり、アオリ以外にもアコウが多いポイントなので、呑ませのようなヤエン釣りならチャンスは大きい(伊根湾全体的にアコウが多い)。
その後、9時くらいに3杯目のアオリイカをヤエン釣りでゲットする。
相も変わらずサイズは200gと小さい。
この後、何とか一発逆転の価値あるキロサイズをと粘ったが、アタリがない時間が長く続くのがしんどく、活きの良いアジもなくなったので、22時に納竿することとなった。
アオリ釣りの様子も動画にまとめましたので、宜しければご覧ください。
本日の京都釣行の釣果とタックル
【お持ち帰り】
アオリイカ:3杯(胴長20cmまで)
小アジ:29匹(12cmまで)
アコウ:1匹(33cm)
マダコ:1杯(1kg)
【リリース】
カワハギ:15匹程度
その他エサ取り:10匹程度
マダコは弟君が釣ったものですが、要らないというので貰いました。
雨・風・波と厳しい条件の釣りでしたが、最終的に一応のお土産は確保できたので、満足のいく釣りにはなりました。
今回ヒットしたエサ取りは、サビキ釣りや際釣りでのオセン、コッパグレ、フグ、ベラなどです。
電気ウキ釣りタックル
- ロッド:シマノ (SHIMANO)磯竿 17 ホリデー磯 3号 450PTS
- リール:ダイワ(Daiwa) フリームス(2018) LT2500D
- 電気ウキ:ルミカ(日本化学発光) ウキ 烈光 Bタイプ 3号 グリーン
- 仕掛け:がまかつ(Gamakatsu) お墨付きアオリイカ仕掛ハネアゲ式 (M)
- その他:シモリ、カラマン棒、ウキ止めの糸、割ビシなど小物
*ホリデー磯とフリームスは、実釣で使用したものではなく、その後継機を記載しています。
電気ウキはとにかく明るく、遠投したいという方におすすめですが、自立式ながら浮力調整のために1号もしくは1.5号のオモリ負荷を乗せるとアタリも出やすく、より使いやすくなります。
あと、前回に続き『がまかつのお墨つき』を使い回しましたが、かなり針掛かりが良い仕掛けで、今回も2回しかアタリがなかったのですが、2回ともゲットできました。
ヤエン釣りタックル
- ロッド:MACHチヌ2号450(ロッドはもう販売していません)
- リール:シマノ リール 13 アオリスタ BB C3000HG
- ライン:クレハ(KUREHA) PEライン シーガー PE X8 300m 1.0号 5色分け
- リーダー:クレハ(KUREHA) ハリス シーガー グランドマックスFX 60m 1.75号
- 釣り針:aorinet(アオリネット) アジフック 20本入 黒 S
- ヤエン:カツイチ(KATSUICHI) オカサンヤエン S
今回はヤエンストッパーは使用していません。
あれば便利な小物
アオリイカをするのであれば、アジ活かし用のポンプとアジ掬いを用意しておくことをおすすめします。
さて、今回は秋イカの最終釣行でしたが、何とかアオリイカを釣ることが出来て良かったです。
カワハギの方は20cmの大判サイズが釣れるような状況ではなくて、すぐにストップしましたが、コチラはまだ12月前なのでもう少し猶予がありますね。
それにしても、今シーズンは太刀魚がダメそうなので、次は何を釣りに出掛けようかな・・・
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