どうも、ガチろっくんです。
今年もいよいよ梅雨が明け、夏真っ盛りで堤防釣りでは夜釣りの本格シーズンに突入します。
夏は日中の暑さを避けて夜釣りに勤しむ釣り人さんも増える時期ですが、夜釣りのデメリットは視界の悪さだけではありません。
そう、本記事のタイトルにも上げていますが、特に夜の堤防釣りの釣り場には多くの虫が存在し、とりわけ鬱陶しいのは刺されるとかゆみが出る蚊です。
今年は5月後半頃には蚊がポツポツ出現し、6月に入ってすぐの夜釣りでは、大量発生した蚊に悩まされました。
当然虫除けスプレーをふんだんに振りまくっているので、蚊に食われることはほぼありませんでしたが、それでも周囲をブンブン飛び回るので、気になって釣りに集中できない状況でした。
致し方なく、それ以降は虫よけスプレーと蚊取り線香を併用しましたが、今年はなぜ今まで使用しなかったのかと思える便利グッズを釣り場に持ち込みました。
夏の夜釣りの蚊対策(虫除け)~堤防釣り場は虫だらけ~
初夏から初秋にかけては、気候的にも釣り物的にも夜釣りが賑わいを見せるシーズンですが、管理人自身は年がら年中夜釣りの釣行に出るケースが多いです。
真冬でも夜間にガシラ釣りに出るケースもあるので、夜釣りを楽しむのは夏に限ったことではないのですが、とりわけ虫除けスプレーを常備しているのは以下のような釣りの時でしょうか。
梅雨の前くらいから初夏に釣りに出掛ける新子のマダコ、梅雨終わりから初秋の頃のアコウ、夏の終わりから晩秋までの太刀魚、そして初秋から初冬の頃に出掛けるアオリイカ(秋イカ)です。
さすがに晩秋の頃になれば、蚊をはじめヘッドライトの光に引き寄せられる小虫にも悩まされることはなくなりますが、一年のうち半分くらいは何かしら虫よけ対策を用意している感じです。
過去には虫除け対策を忘れて釣りに出掛けて、釣りにならない経験をしており、夜釣り釣行が多い管理人にとっては、防虫対策は釣り具を持って釣りに出掛けるのと変わらない感覚です。
虫除けスプレーと蚊取り線香のコンボがおすすめ
さて肝心の虫除けですが、蚊が少なければ虫よけスプレーだけでも問題ないと思います。
管理人自身も大抵は虫よけスプレーだけ持って釣りに出ています。
ただし、虫よけスプレーだけと言いましたが、かなり噴射しまくっています。
肌が露出している部分は、腕や手はもちろん、首筋、顔、耳にまで噴霧します。
頭は帽子でガードしているのでスプレーしませんが、シャツやズボン、靴下が露出している場合はそこにも噴霧します。
そして、虫よけスプレーの効果は2時間くらいで消失するので、ある程度時間が経てば再度同じように振りかけます。
これだけ虫除けに暴露されると健康被害は大丈夫かという点がありますが、管理人は虫除けでは一般的で効果の高い化学物質「ディート」を含むものを使用しています。
これまでディートを使った虫除けスプレー単独の使用では健康上の重篤な副作用は報告されていないようですが、他の薬剤と同時使用の複合的影響で神経障害などを招くこともあるようです。
まあ、中途半端にかけて蚊に食われるのも嫌なので、しっかり噴霧はしますが、ふり過ぎには注意するといったレベルでしょうか。
そして、少し話が戻るのですが、今年は例年に比べると明らかに蚊の量が多い気がしました。
6月頭の釣行で虫除けスプレーだけでは周囲に蚊が飛び回って釣りに集中できないので、その次からは釣り座の近くに蚊取り線香を設置するようにしました。
以前から蚊取り線香の効果の高さは認識していて、風向きの変化も考慮して釣り座の周囲2,3か所に割った線香を配置して釣りをしていました。
この方法は効果が高く蚊が寄り付かなくなるのですが、デメリットが2点あります。
- 直置きなので油断していると線香の先が地面に付いて消えてしまう。
- 釣り座を移動できないので、ランガンする釣りには使えない。
太刀魚やアオリ、アコウのエサ釣りでは問題ないのですが、オクトパッシングやメバリング、ロックフィッシュゲームなど、移動を伴う釣りに不向きというのは痛いところです。
そこで何か良い方法はないものかと思っていたのですが、たまたま奥方様と蚊取り線香の話をしているときに、100円均一で吊り下げ式のホルダーが売っていると耳にしました。
吊り下げ式なら身体にもセットできるだろうと、早速買ってきてもらったのが以下のような製品です。
左はDAISOでミニサイズの蚊取り線香とホルダーを、右の標準サイズは売り切れていたのでライフで買ってきたようで、いずれも100円だったということです。
これは使えると思い、早速釣り場に持ち込んで使用してみました。
蚊取り線香ホルダーはショルダーバッグ兼ウエストバッグに吊り下げると、周囲に蚊取り線香の煙と香りが立ち上がります。
残念ながら当日は強風で蚊が全くいなくて、その効果を実証できませんでしたが、釣り座の周囲に設置するのと同じような煙の感じなので間違いなく使えそうです。
ホルダーの金の部分で、線香が燃えているのに近い部分だけ一部熱くなっていましたが、ぶら下げて使っているので危険もありません。
自分自身にセットしていれば釣り座を移動しても、常に煙に巻かれる感じになりますが、蚊取り線香そのものは人に無害な成分だと聞います。
蚊取り線香の効果で虫よけスプレーの使用量を減らせれば、願ったり叶ったりといったところでしょうか。
今まで何十年も釣りをしてきて、なぜ今まで知らなかったのかという反省点はありますが、これは夏の夜釣りに非常に強力な便利グッズを手に入れたと言えそうです。
因みに100均製品ではなく、蚊取り線香の金鳥やアースの純正品も普通に販売されており、アースの製品は安価でベストセラーにもなっていました。
以上、今回は夜釣りで使える防虫対策の便利グッズを簡単に紹介しました。
夜釣りに出る釣り人さんは何らかの防虫対策をしていると思いますが、蚊取り線香の効果や利用法をご存じない方はご参考にどうぞ。
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