どうもガチろっくんです。
先週は2023年秋シーズン初の太刀魚釣行に出て、まずまず納得のいく釣果が上がりました。
釣り場はずいぶん昔に通い詰めた泉南は多奈川にある新日本工機裏で、ここ数年ご無沙汰の釣り場でしたが、周辺環境は変わっても釣りをしている時の雰囲気そのものは変わっていませんでした。
多奈川での太刀魚釣行はコチラです!
ただ、太刀魚釣りだけでは魚影そのものはどうなのかという点まで確認できなかったので、2週続けてということになりましたが、改めて多奈川釣行に出掛けることにしました。
当日は夜間は雨模様ということで、夕方から4時間弱の釣りとなりましたが、とりあえず釣果を得やすい日没までのサビキ釣りと半夜でのぶっこみ釣りを楽しんで来ました。
さて、狙いのアジとアナゴは多奈川まで出掛けずとも近場で釣れるターゲット、今回は絶対にボウズで帰れない釣りでしたが、果たしてその釣果やいかに・・・
多奈川新日本工機裏でアジのサビキ釣りとアナゴのぶっこみ釣り
【釣 行】
2023年 9月 30日(土) 17:00~20:45
場所:泉南群多奈川新日本工機裏
天気:曇り
潮 :大潮
本日の釣り座は多奈川新日本工機裏のテトラポッド帯
もともと夜釣りを好んで出掛けることが多い管理人だが、近年はよりその傾向が強く、今年も半分以上は夜釣りとなっている。
先週太刀魚釣りで多奈川に出掛けたすぐ後から、もう一度多奈川に釣りに行きたいという思いがつのり、珍しく2週続けて同じ釣り場への釣行となった。
この日はとりあえず多奈川にもアジは回遊しているのか確認したかったのでサビキ釣りの準備と、サビキ不発でもお土産に困らないであろうぶっこみ釣りの準備をして出掛ける。
エサは太刀魚釣りで使ったキビナゴが少し余っていたのと、アミエビの16切が冷凍庫にあったので、釣りエサ店へも寄らずに釣り場へ直行することにした。
到着時は潮はそれほど動いていない感じだったが、潮回りが大潮で満潮が19時ということもあり、潮位が高く風もそれなりに吹いていた。
釣り人も少なくどこへでも入れる感じだったが、ポイントは前回太刀魚釣りをした場所と同じ深日港へ続く西向きのテトラポッド帯に釣り座を構えた。
間もなく夕マズメの時間帯を迎えるということもあり、着いて早々に釣りの準備に取り掛かる。
まずは投げサビキ仕掛けのサビキ釣りでアジを狙ってみる
考えてみればテトラでのサビキ釣りは久しぶりだ。
護岸のサビキ釣りでもいつもウキを付けた投げサビキにしているのでその点は変わりないが、どうにもこうにもテトラ上は作業がやりにくくて仕方ない。
しかも吸い込みバケツを忘れたもんだから、いちいちアミエビを手で詰めるのが非常に面倒臭く、ラインがテトラに擦れるのも気になる。
まあアミエビは800gしかないし、さっと50匹ほどアジを釣って終われば良いかと思い始める。
ところが、そうそう思ったようには運ばないのが釣りだ。
近投でも遠投気味でもエサ取りの猛攻に悩まされる。
棚を深めにとればオセンが優勢、浅めにとればウリボウの比率が多く、狙いのアジはヒットしない。
しかも、サビキで釣れたサバをぶっこみ釣りに使おうと思っていたのに、サバすらも当たって来ないではないか。
30分以上この2魚種に苦労させられたが、陽が陰り始めた17時半過ぎにようやくアジが姿を現した。
『よっしゃ、アジや!』
たかがアジ、されどアジということで、やはり釣りたい魚が釣れるというのは嬉しいものだ。
豆アジサイズに小アジサイズが混じり、日没直前の頃になると20cmクラスのアジも顔を出した。
ただ、テトラでの取り込みは針を外す時にポロリが多く、3ヒットに1回くらいはオートリリースとなり、良型のアジも見事に逃してしまった。
そして、同じように日没時になると、待望のサバが一時的に回遊し、わずかな間だが20cm近いサイズを4匹ゲットできた。
これで、この後のぶっこみ釣りにのエサも困らないので一安心だ。
結局1時間ほどの時合いでサビキは終了することになり数は上がらなかったが、一応思い通りの釣果は得られたので満足できた。
アナゴのブッコミ釣りでは、お約束のガシラもゲット
さて、日没前からキビナゴをエサにして、市販の完成仕掛けを投入していたが、エサを取られるばかりで獲物はヒットできていなかった。
というか、テトラでのサビキ釣りとの併用は実質困難で、投げて放っておいただけなので釣れなくても致し方ない。
もともと数匹しかなかったキビナゴはあっという間に底をつき、釣ったサバを輪切りにしてココからが本番だ。
エサ持ちの良いサバの切り身なのでアタリが出るまで多少仕掛けを動かす程度だが、本格的にブッコミ釣りを開始して数分、アナゴらしいアタリが出る。
確実に掛けるなら飲み込むまで待てば良く、あまりラインにテンションを掛けないように少し待ってから合わせると難なくフッキングした。
ぶっこみ釣りの初ヒットは35cmには届かないアナゴだ。
捌きやすさを考えればサイズ的にはもう少し欲しいが、これくらいのサイズが良く釣れるのも確かだ。
この釣り場は砂地多めの岩礁混じりなので、アナゴ釣りにはもってこいではないだろうか。
そして、次にヒットしたのはブッコミ釣りではお約束の魚だ。
言わずと知れたガシラだが、これは20cmはありそうなまずまずのサイズだ。
十分お土産になるので、これはキープする。
ガシラ釣りをする時は夜釣りでもよく穴釣りをやるが、どちらかというとぶっこみ釣りの方が釣れるサイズは良いような気はする。
ちなみにこの後もガシラはちょいちょい釣れる。
ただ、持ち帰りするかどうか微妙な感じのサイズで、結局この日は20cm以下はすべてリリースすることにした。
もちろん、ガシラばかり釣れるわけではなく、同じ数程度アナゴも釣れてくる。
アナゴの方は30cm未満はリリースするよう考えていたが、最終的にリリースしたのは1匹だけだったような気がする。
入れ食いとまではいかないが、アタリが途切れることはなく、釣っていて非常に面白い。
ちなみに、ガシラ、アナゴともにこの日の良型は納竿前の20時半ごろにヒットした。
引いてきた感じの重さが違うので良いサイズと思ったが、このガシラは25cmあり、お土産サイズとしては嬉しいサイズだ。
ここまで結局1匹しかキープしていなかったので、ガシラ釣果にも華を添える結果となった。
そして、アナゴの方もようやく40cmを超える良型と言えるサイズが釣り上がった。
しかし残念なことに、このアナゴは釣り針を外した後、バケツ際を掛け上がり脱走してしまった。
痛い失態となったが、テトラで釣りをしている以上、オートリリースは良くあることなので致し方ない。
この時点で時間は20時45分、エサのサバはもう一匹あるので続ければまだ釣果は追加できただろうが、もうそれなりに土産はできたのでここで納竿することにした。
本日の多奈川新日本工機裏でのアジとアナゴの釣果
【お持ち帰り】
アジ:25匹(18cmまで)
ガシラ:2匹(25cm、21cm)
アナゴ:5本(40cmまで)
サバ:1匹(18cm)
【リリース】
ガシラ:3匹(20cm以下)
アナゴ:1本(30cm以下)
エサ取り:オセン、ウリボウ多数
ターゲットとしていたアジは思ったほど数釣れませんでしたが、良型を含め相当数がオートリリースとなってしまったのが痛かったです。
アナゴは最終5本の持ち帰りですが、アナゴはお土産としては喜ばれる方なので、最近アナゴ釣りの頻度が高くなっています。
ガシラは夏場はリリースすることも多いですが、このサイズならさすがに持ち帰りたいですね。
ちなみにエサとして使ったサバが1匹余ったのは、また次の機会のエサにと考えての持ち帰りです。
アナゴ釣りタックル
- ロッド:ダイワ(DAIWA) エギングロッド エメラルダス 89MH
- リール:ダイワ(Daiwa) スピニングリール 17エクセラー 2506H-DH
- PEライン:クレハ(KUREHA) PEライン シーガー PE X8 1.5号
- アナゴ完成仕掛け:がまかつ(Gamakatsu) ウナギ・アナゴ遊動仕掛 12-4
- オモリ:第一精工 パックオモリ六角型 10号
今回はアナゴ釣りタックルのみの紹介で、ロッドはエギングロッドを使用しましたが、チョイ投げができるロッドなら何でもOKで2.4m~3m程度が使いやすいです。
今回は楽な完成仕掛けを使いましたが、市販仕掛けは強度が高すぎるので、大抵は2.5号程度のハリス強度で自作仕掛けを使っています。
その際のポイントはウナギ針、夜行チューブ、そしてケミホタルの使用といった点でしょうか。
アナゴ釣りには警戒心を与えにくい中通しが最適で、一応アナゴ以外の外道の大物が来ても取り込める仕掛けが良いですね。
アナゴ釣りの仕掛けや釣り方のコツは別途詳しく紹介していますので、この釣りにご興味のある方は以下の記事をご覧下さい。
ライトタックルしかお持ちでない初心者さんでも気軽に楽しめます!
今回は多奈川の魚影を確かめてみる意味も含めた釣行でしたが、狙った魚も一通り釣れたので満足のいく釣りになりました。
また機会があればさらに違う釣りでも魚影を確認してみたいと思います。
ちなみに、管理人の釣りはシーズン的にタチウオやアオリイカの時期ということもあって、次の釣行も夜釣りを兼ねたものになると思います。
週の初めくらいから貝塚界隈にもタチウオが戻ってきたようだし、例年よりも泉南のアオリの釣果情報も多いような気もします。
秋の新子のアオリイカ釣りでは例年京都まで出向きますが、今年は泉南界隈で試してみるのも面白そうですね。
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