どうも、ガチろっくんです。
先日仕事帰りに実家に寄った際、弟君夫婦も来ており、ひょんなことから夏の釣り物のひとつアナゴの話になりました。
管理人にとってのアナゴは、過去に夜釣り釣行時に外道として何度かお目に掛かりましたが、せいぜい20cm~30cm程度のもので、すべてリリースしてきました。
ところが、弟君は西岸のテトラでの穴釣りで50cmを超えるサイズの実績が度々あり、しかも地元のオジサンに聞いてきた話だと、先端付近のテトラでサンマをエサにして穴釣りをすれば、マアナゴが数多く上がるというのです。
そのオジサン曰く、『イセエビの穴釣りをするのに、アナゴが邪魔をするから、サンマで先にアナゴを退治する!!』という、ホンマかいなと思わせるような話しでした。
話の最後は、ちょうどタチウオのサイズも上がってきている時期なので、深夜のマアナゴ、夜明け前のタチウオという2本立ての狙いで、釣行に出るかという結末になりました。
台風の進路は東北へ逸れつつあったこの日曜日、久しぶり(2015年5月以来)に西岸へ釣りに行ってきました。
さあ、果たしてその釣果やいかに・・・
和歌山青岸 マアナゴの穴釣りとタチウオのルアーフィッシング
【釣 行】
日時:2016年8月28日(日) 02:30~07:30
天気:曇り
潮 :若潮
深夜のマアナゴとカサゴ(ガシラ) サンマの切り身を使った穴釣り
自宅出発は00:15、いつものように泉大津のフィッシングマックスにより、オキアミとルアーを購入し、和歌山西岸に着いたのは02:15頃だった。
この日は西岸の先端付近まで歩く必要もあるため、釣りを始めたのは02:30を過ぎた頃になった。
エサのサンマの切り身とオキアミ
弟のマアナゴ実績はアオイソメという話だったが、この日は『オジサン情報の真偽を確かめる』という目的があるため、サンマの切り身を弟君が家で準備してきた。
サンマを使う以上、もちろんカサゴ(ガシラ)の良型も期待してのことだ。
一応、常に持っていく万能エサのオキアミ(この日はHIROKYU 生イキくん)も準備して、穴釣りを開始する。
まずはサンマで開始し、間もなくして2度だけアタリがあったのだが、いずれも針掛かりせずに、その後はピタリとアタリは止まってしまった。
夜明け前まであまり時間がないので、根気が続かずオキアミに変えると、すぐさま小さなアタリが・・・
深夜くらいは眠ってよクサフグ
アタリの小ささに比例した、小さなクサフグをゲット。
夜釣りなのでエサ取りもゴンズイなら致し方もないが、『フグくん深夜位は眠っておくれよ』と思いつつ、釣りを続ける。
お約束のカサゴ(ガシラ)
お次はお約束のガッシーがやってきた。
この日の本命はマアナゴだったが、やはりガシラが来るとなんか一安心する。
こちらは15cm有る無しだったので、即リリース。
その後、再びサンマに戻し、穴釣りを続けたのだが、釣れてきたのはガシラだけ・・・04:30までの2時間弱で、管理人の穴釣り結果は、ガシラのキープが1匹、リリースが2匹に、エサ取りのクサフグ1匹で終了となり、少し寂しい結果に終わってしまった。
因みに弟君は、サンマの穴釣りで置き竿スタイルと手持ちスタイルの2本の竿を出していたのだが、置き竿スタイルでちょいちょい好サイズのガシラをゲットしていた。
(少し離れていたのと、西岸のテトラは大型で移動が大変なので写真はなし)
残念ながらマアナゴの釣果はゼロだったが、やはりサンマの切り身をベースにした穴釣りではサイズの良いガシラのヒット率が上がるようだ。
結局、この日オジサンが言っていた、『マアナゴがたくさん釣れる』という結果には至らなかったが、真偽を判断するにはまだ実釣経験が不足しているので、また機会があれば挑戦しようと思います。
タチウオのルアーフィッシング メタルジグVSシャッドテールワーム
04:30頃になると、隣でしきりにルアーを放っていた年配の方に、タチウオが初ヒットした。
それを見て、管理人はすぐさまルアーフィッシングの仕掛けの準備を開始する。
ダートリーダーにガンガンジグⅡ
管理人はメタルジグで攻めることにし、単純にダートリーダーにGUN2 JIGⅡ(30g)をセットした。
カラーはタチウオに鉄板とも言えるパープルを使用する。
一歩遅れて仕掛けを開始した弟君は、ワイヤーリーダーに16gのジグヘッド(ZZヘッド)を取り付け、白のシャッドテールワームにサーベルアシストをセットしたとのこと。
こちらもタチウオ狙いであれば、鉄板と言ってもおかしくない仕掛けだろう。
お互いに数投して、先にヒットさせたのは管理人だった。
本日初のタチウオなのでワンショット
サイズはベルトサイズに毛が生えた程度だが、本日の初ヒットのタチウオなので、弟君を読んで写真に収めてもらった。
タチウオの時合は短いので、弟君はそそくさと戻ってルアーを放り込む。
すると、管理人がフックを外すのに手間取っているうちに、次は弟君にヒット!!
しかしながら、これはテトラに上げて掴みにいこうとしたところで、サヨウナラ・・・
そして、続けて弟君にまたまたヒット!!
しかしながら、これもテトラに上げて掴みにいこうとしたところで、サヨウナラ・・・
『そんなアホな、なんじゃこりゃ!!』という弟君に、「フッキングが甘いんや!!」と話していると次は管理人にヒット!!
ところが、弟君の悪い流れを引き継いだのか、管理人もまさかのテトラに上げて魚バサミを取りに手を伸ばしたところで、タチウオ君はサヨウナラと海に帰っていく・・・
管理人と弟君のすぐ両隣には、他のルアーマンもいたため、何とも言えない気恥ずかしさを味わいつつ、テトラの上での取り込みの難しさに苦虫を噛む羽目になってしまった。
その後、管理人が2本目のタチウオをゲット(もうテトラの上には置かずに、宙を舞うタチウオを直接掴んだ)したところで、1時間程度の短い時合は終わってしまった。
タチウオの時合が終わった後、粘ってルアーを放っていた弟君に、50cm弱のサゴシがヒットして寄せてきた。
ただ、タチウオのヒットしか想定していなかったので、タモも持参しておらず、こちらは取り込めずに、最終的には切れてしまった。
日が上がってもルアーを投げる弟君
納得がいかない様子で、日が昇ってもしばらくの間ルアーを投げ続ける弟君。
2本のタチウオをテトラ上に上げ、1本のサゴシを寄せながら結局ノーフィッシュ!!
もう少しヒットが早ければ、隣でシーバスをしていた若者(タチウオのヒットはわざとバラしていた)がタモを持っていたから、サゴシは取り込めたのだが致し方なし。
日が昇ると管理人と弟君の隣でルアーを投げていた多くのルアーマンは、サッと姿を消してしまった・・・30分前の混雑した釣り場が嘘のようだ!!
結局、メタルジグ対シャッドテールワームのルアー対決は管理人の勝利に終わり、テトラから波止側へ戻ってみると・・・
サビキ釣りのアジで賑わう一角
青岸白灯先端の内海の一角だけ、アジが寄っていて賑わっていた。
ただ、このアジの時合も短く、この後1時間もしないうちに誰もいなくなってしまった。
青岸白灯付近から東向きに撮影
青岸白灯波止の南側も深夜ここへ到着した時には、タチウオの電気ウキがズラッと並んでいたのだが、嘘のように人の姿が消えていた。
この日は天気が心配なこともあっただろうが、正直この時期の西岸の波止は、朝夕のマズメ時以外は、青物は寄らないことがほぼ確実なのだろう。
紀州釣りのチヌ釣り師は多いが、ほとんど白灯の先端付近までは来ないし、南寄りの岸壁沿いに密集しているのだろう。
白灯波止テトラ帯でのロックフィッシュ(根魚)は手堅いが、ここのテトラは大型なので危険が伴うし、青物とそれを求めるファミリーが集まらなければ、足場の良い波止であっても混雑することはほとんどない。
帰る前に、波止とテトラの際でもう一勝負するが・・・
タチウオが2本しかゲット出来ず、落としてしまった方が多かったので、帰る前に波止際でロックフィッシュ狙いでもう一勝負することにした。
波止際で穴釣り
先端付近の北側テトラは、深さはあるのだが、テトラの組み型のせいか岩盤が入っているせいか分からないが、底まで落とせる穴が非常に少ない。
しかしながら、この波止際だけは難なくエサを底まで落としこめるので、外向きで穴釣りをするよりも安全で釣果に恵まれるケースも少なくない。
ところがこの日は嫌な奴が数多く存在していた。
コツコツコツコツ小さく当たればゴンズイ
完全に日が昇っているのに、ゴンズイが数多くヒットした。
弟君と二人で短時間で10匹程度の釣果を得たが、ガシラは3匹だけで、その他はすべてゴンズイだった。
夜釣りでは1匹もヒットしなかったので、まさか日が昇ってこれほどゴンズイに悩まされるとは思わなかった。
粘ればガシラの釣果は増えたかもしれなかったが、さすがにこれだけゴンズイが掛かると危いし、07:30頃に諦めて納竿とした。
【本日の釣果】
お持ち帰り
カサゴ(ガシラ):16cm~20cm 7匹
タチウオ:指3本 2匹
リリース(エサ取り含む)
カサゴ(ガシラ):15cm以下 10匹程度
ゴンズイ:10匹程度
クサフグ:1匹
和歌山青岸 本日の釣果
ほとんどのガシラをゲットした弟君が『今日はガシラはいらんなぁ。』と言うのでタチウオをお土産に持って帰り、タチウオ2本をゲットした管理人はタチウオは要らなかったので、ガシラを持って帰るというあべこべの結果になった。
この日の目的の一つ、【アナゴの件】の検証は次回以降へ持ち越しとなったが、久しぶりの青岸釣行はまずまずの釣果であり、バラシは多かったがそれなりに楽しめた。
これから先、まだまだタチウオはサイズもアップして楽しめるだろうし、穴釣りのカサゴは相変わらず季節を問わず安定しているので、興味のある方は日が昇り始める前に青岸へ着くように出掛けて、ロックフィッシュとタチウオの二本立てを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
【この釣り場での釣行記録】
コメント
コメント一覧 (4件)
泉大津のフィッシングマックス…懐かしいです。僕はよく岸和田の山田渡船で中波止に行きエビ撒きでハネ釣りとチヌ釣りしてました。トシ無しを釣った思い出の場所もあります。和歌山はもっぱら大引やすさみでグレ狙いのフカセ釣り。40センチオーバーの竿の感触が忘れられません。
すみません、勝手に思い出に浸ってしまいました。
良い釣果を出せる年となります様に!
Toshiya Oki 様
コメント有難う御座います。
管理人も泉大津のフィッシングマックスは、昔の泉大津釣り具センター時代からのお付き合いです。
Toshiyaさんは、ずいぶんと大物釣りを楽しんでこられたようですね。
私もチヌを良くやりますが、負けずに頑張りたいと思います。
また、お時間がある時にでも覗きに来て下さい。
ガチろっくん
まぐれです。大阪に赴任して最初に行った時にトシ無し釣って、翌日は運を使い果たしたのか?サッカーで右腕骨折しました。3か月後、まだ治り切っていない右腕で尾鷲で40オーバーのグレがかかり、左腕でやり取りした事が忘れられません(笑)
また伺わせてください。
Toshiya Oki 様
Toshiyaのブログ記事を少し拝見しました。
コメント内容のイメージ通り、非常にアクティブでスケールの大きさが伺えました。
また、寄せて頂こうと思いますので、宜しくお願いします。。
ガチろっくん