どうもガチろっくんです。
2016年の管理人の釣行実績は、平均して月に1回程度、ほぼ1時間~3時間程度の爆速釣行、なおかつファミリーフィッシングばかりで管理人自身は黒子を務めることがほとんどでした。
2017年は家族サービスに努めるとともに、もう少し自分の釣りも楽しめるように、うまく時間を作っていきたいと思います。
そして話は変わりますが、2017年の初釣りは昨年と同じ1月4日で、出向いた釣り場も同じ淡路島への釣行となりました。
昨年と違うのは夜釣りだったことですが、事前情報で風も強くなると分かっていただけに、我慢の釣りになることを覚悟しての釣行です。
さあ、果たしてその釣果やいかに・・・
淡路島の岩屋(淡路ジェノバライン発着所前)と浦港で初釣り アジのウキサビキとカサゴの穴釣りで2連戦!!
【釣 行】
2017年 1月 4日(木) 18:00~00:00
場所:淡路島 淡路ジェノバライン発着所
:浦港港内とテトラ帯
天気:晴れ時々曇り 風強し
潮 :小潮
岩屋の淡路ジェノバライン発着所では潮の速さと風に苦戦
さて、まずは岩屋での釣りだが、管理人は大阪市内在住で、淡路島まで遠征にやって来ることはほとんどない。
この日は考えていた時間よりも家を出る時間が遅くなり、淡路島に入った時点ですでに17:30、何とか日が暮れる前に釣りの準備を終えたかったので、淡路インターから一番近い岩屋港という選択になったわけだ。
岩屋港と一口にいっても、ここは釣りポイントの多さのわりに、釣果情報は少なく、ビジターの管理人にとっては、まず何処へいくべきかの判断が難しい。
取りあえず岩屋港のすぐ手前にある、シーズンであればアジ釣りで賑わう、淡路ジェノバライン発着所の様子を覗いてみた。
淡路ジェノバライン発着所先端の波止
淡路ジェノバライン発着所の一番外海に近い波止の様子だが、アジ釣り師はおろか、ルアーマンの姿もない。
ちなみに薄暗い写真だが、すぐ前の一文字の向こう側には、きちんと明石海峡大橋が写っているのが確認できる。
そうとう風は強いが、沖の一文字のおかげで、波はそれほど立っていない。
淡路ジェノバライン発着所テトラ帯
こちらは同じ場所での反対側の様子。
この日はアジとガシラ(カサゴ)の二段構えの準備をしてきている。
アジがダメなら早めに穴釣りにスイッチするという選択肢もとれるので、取りあえずこの場所で釣り(ウキサビキ釣り)を開始することにした。
ただ、18:30くらいだっただろうか、管理人がウキサビキをしている時に、若者二人組の穴釣り師がやってきたので、結果的に管理人がここで穴釣りをすることはなかった。
そして、ウキサビキで波止から5m~10mほど一文字へ向けてキャスティングしていると、数投目でウキがキレイに消し込んだ。
ウキサビキでアジゲット
幸先の良いことに、まずまず悪くないサイズのアジをゲットした。
まさかこんなにすぐにアジが来るとは考えていなかったので、バケツもクーラーの氷も何も用意しておらず、道具も片していなかったからバタバタ状態だ。
取りあえず写真を一枚撮って、一旦仕切り直そうと、先に身の回りの整理をし、アジを手際よく受け入れる準備をすることにした。
ところが、この5分程度の準備時間を経ると、釣り場の状況が一変した。
ウキサビキを始めた時点で、すでに少し速めの潮だったので、『撒き餌効くかなぁ?これ以上は速ならんといてよぉ!?』と心配していたのだが、その心配が早くも現実のものとなった。
仕掛けを落として20秒もすれば、仕掛けは遥か彼方へ・・・
『うん、秒速1mといったところか・・・』、この付近の潮の速さは知っているので、決して侮っていた訳ではないが恐るべし明石海峡!!
仕方なく、L字コーナーの潮の緩そうなところへ仕掛けを落としてみるが、それでも1分と仕掛けを流すことが出来ない。
ウキを竿で持ち上げた状態をキープすると、ピクリピクリと弱弱しく竿先を叩くアリがあり、上げてみると・・・
まだ残っていたイワシ
この寒い中、まだイワシが残っていたのね。
イワシは持って帰る予定もなく、ニャーニャーとエサにありつこうと、管理人の横に張りついて離れない猫がいたので、これに献上することにした。
この後、数投だけウキを流してみたが、潮が早くなれば風も強くなるといった具合で、徐々に釣り場は爆風状態になってきた。
『ただでさえ寒いのに、これは敵わん!!』ということで、場所を淡路ジェノバライン発着所へ繋がる桟橋のすぐ右側へ移ることにした。
この場所で釣りをしていると、岩屋港と明石港を繋ぐ高速船の利用者が度々乗り降りするのに横を通るため、少々気恥ずかしさを感じる。
多くの釣り人で賑わっていれば問題ないが、この日は管理人とルアーをキャストしている若者が一人だけという、閑散とした状況だった。
結果的には、この場所でも潮の流れが速めだったため、1匹の獲物もゲットすることなく、数投しただけで釣り場を後にした。
岩屋港方面の他の釣り場へ行くという選択肢もあったが、これがビジターの弱いところか、どこへいけば潮と風の影響を受けにくいのかが分からない。
『明石海峡から離れるしかないか・・・それなら!』と、少しは釣り慣れた浦港へ向かうことにした。
浦港の船着き場付近で再度アジを狙う
浦港に着いたのは19:30、人っ子一人いない状況で、いくらこの日が1月4日といっても、管理人の住む大阪であれば、どこの釣り場であってもあり得ない状況だ。
しかも浦港は結構暗いので、誰もいないと少々不安になるではないか。
暗くて釣り場の引いた写真が載せられないので、以前訪れた際に撮った写真で、どの場所で竿を出したかを示しておこう。
浦港港湾内・係留場所
浦港へ移ってアジをウキサビキで狙った場所は、浦港港湾内の船舶係留場所で、ここは完全な湾内になっているため、潮はほとんど動かないし、波も立たない。
風だけは北東から吹いているので防ぎようがなかったが、それでも岩屋に比べたらずいぶんとマシだった。
浦港内でウキサビキをする様子
ウキサビキを始めると、数投おきにポツリポツリとアジが上がったが、残念ながら結果的には2匹増やしただけで終えてしまった。
というのも、ここでも、2匹の猫に張りつかれて、アジが掛かると、人を恐れることもなく平気で横取りしようと狙ってくる。
始めに釣れた一匹は水汲みバケツに入れたのだが、いきなりバケツからはじき出された。
アジを持っていかれずには済んだが、それ以降はアジが掛かっても、竿を置く訳にもいかず、波止際の空中でアジを取り込んで針を外そうとしていたら、4匹掛かったうちの2匹を落としてしまった。
ただでさえ、獲物が少ないのに、何たる無様なことか!!
そして、20時半を過ぎるとアタリも無くなり、21時に不完全燃焼ながら、これにてアジのウキサビキは終了とした。
次なるターゲットは穴釣りでのカサゴ、負けられぬ勝負で勇んでテトラへ出陣し、それなりの釣果で巻き返しを図るのだが、まさかの痛恨のアクシデント発生・・・
浦港のテトラポッド帯でガシラ(カサゴ)の穴釣り
貧釣果に終えたアジに変わって、当ブログサイトでハウトゥ(How to)を多く投稿している穴釣りでは、それなりの釣果を得て挽回せねば帰れまい。
先ほどと同じように、真っ暗で竿を出した場所の紹介が出来ないので、以前に収めた写真で示しておく。
浦港テトラポッド帯南向き
浦港の防波堤は東向きと南向きに伸びており、これに沿うように外向き全面に中型のテトラポッドが配置されている。
『当然狙いは東向き』と言いたいところだが、この日は波風が高く、テトラ際も畝りが強いので、仕掛けが落ち着かない。
潮位も低く、カキが水面上に出ており、これではリスクが高いばかりで、獲物の数以上に仕掛けを失いかねない。
そこで、この日は南向きのテトラをメインに攻めることにした。
写真で確認できるのだが、南側テトラは砂浜に面しており、砂浜へ近づくにつれて、底が砂地に変わり、根掛かりのリスクは激減していく。
ただし、水深も浅くなっていくので、日中や食い気がない時間帯はヒットの期待は薄い。
かくして、南向きのテトラをメインとして、ちょこちょこと東向きにも脚を運ぶことにした。
穴釣りを開始して1時間以上、子ガシラが一匹掛かっただけで、ほぼ生体反応が感じられなかったが、23時位からだろうか、ようやくガシラの食い気が立ってきた。
ガシラ(カサゴ)ゲット!!
少し時間は掛かったが、まずまずのガシラをゲットした。
しかしながら、このガシラは抱卵しているので、取りあえずスカリに生かしておくことにした。
続いて小さめのガシラ
食い気が立ち始めると、勝負は早い。
今までの生体反応の無さが嘘のようだが、これは穴釣りを長く経験している人にとっては、至極日常的に経験することだ。
穴に居ようが居まいが、穴釣りにおいても時合は確実に存在する。
ただし、この時合は他の釣りと同タイミングでやって来るかというと、そうとは限らないのがポイントだ。
それゆえ、ボウズが多い人には、自分の好きな釣りで、時合外の釣れない時間に、穴釣りでもしてオカズを確保されてはいかがかと、管理人はお勧めしている。
まずまずサイズのガシラ
夜釣りということもあり、上がってくるガシラはまずまずのサイズが多いが、なかなか納得の一匹は上がってこない。
ただ、それ以上に気になるのは、時期的なこともあるのだが、抱卵しているガシラの方が多いことだ。
お土産が少ないので、すべてリリースという訳にはいかないが、抱卵しているガシラはなるべく海へ返してやりたい。
食い気は立つも、抱卵しているガシラが多い穏やかな南向きから、再び東向きテトラへ脚を運ぶ・・・がこれが痛恨の事件の発端となる!!
管理人のいつもの穴釣りタックル
写真は昨年浦港へ穴釣りに来た際のものだが、管理人のこのタックルは、『極光テトラDXⅡ 110cm』に『Daiwa VIKING ST44』をセットしている。
この日も同じタックルを使用しており、ヤフオクでVIKING ST44を入手してからは、専らこのタックルを愛用していた。
ところが!なんと、この愛用のタックルが、管理人にとって浦港の秘蔵の穴ポイントの中へ吸い込まれてしまった。
寒くてポケットに手を突っ込んで置き竿をしていたら、あろうことか蹴っ飛ばしてしまい、テトラに引っ掛かってくれることも無く、縦向きに沈んでいってしまった!!
このあと、ジグを持ちだして必死で穴からの回収を図るも、竿には引っ掛かってくる手応えがあるのだが、テトラに引っ掛かって抜けてこない。
沈みきった場所が広くなっており、おそらく竿が横向きに寝てしまったのだろう。
かなりの時間をかけて回収を試みたが、仕掛けを2本を切ってしまい、あえなく断念することとした。
管理人愛用の穴釣りタックル
この日取った写真の中を探すと、お別れ前の愛用のタックルの全容が写った写真が一枚だけ出てきた。
最後はいつものように記事中で『管理人の今日のタックル』として紹介したかったが、夜釣りゆえに写真撮りが難しく、この日は写真を撮っていなかったので、それも叶わなかった。
悔いが残るばかりだが、『今までお疲れさん』とこれまでの数々の功績に感謝したい。
極光テトラDX 110cmは管理人がお勧めしている穴釣り竿の1本で、安価でいつでも再入手が可能だが、おそらくDaiwa VIKING ST44は、オークションを探し歩いても、もう2度と手に入らないだろう。
代用の穴釣りタックル
この時点で納竿も考えたが、ここで止めると獲物も少なく、愛用のタックルを使用した最後の日が貧釣果で終わってしまう。
1匹でも釣果を伸ばすため、代用のタックル(DX同等品の竿とShimano Demi)を持ちだして、再度南向きテトラへ移動し、穴釣りを再開した。
ガシラを追加ゲット
南向き再開した後は、少しの間ガシラがポツリポツリとヒットし、即リリースの小型を含めて数匹のガシラを追加した。
ただし、この日はほとんどがサンマの切り身でヒットしたもので、夜釣りで万能の青イソメの食いも渋く、オキアミに至ってはノーバイトだった。
エサの用意を一つ怠ると、エライことになっていたかもしれないが、サンマの食いが良ければ安価なだけでなく、エサもつけやすいので、冬の穴釣りには非常にありがい。
話は変わるが、実はテトラにまで引っ付いてきて、横で待っていた猫に根負けして、ガシラとタケノコメバル各1匹を献上した。
そして、日が変わった午前0時に納竿とした。
今日の釣果
今日の釣果
大漁とはいかなかったが、厳しい環境条件の中、まずまずの釣果を確保することができた。
【本日の釣果】
・お持ち帰り
アジ:3匹(15cm~18cm)
ガシラ:5匹(18cm~20cm)
・リリース
ガシラ:10匹程度(10cm~15cm)
・猫に献上
タケノコメバル:1匹(12cm程度)
ガシラ:1匹(12cm程度)
本日は冬の夜釣りらしく、非常に難しい釣りになったが、初釣りとしての釣果としてはまずまず納得している。
ただ、やはり愛用していたタックルの喪失はこれ以上なく痛い。
サミングのテクニックが必須のVIKINGだったが、エサ取りの層を突き抜けて、あの穴の底まで一気に落ちていく間隔を味わえないとなると、今後穴釣りをする度に、いつまでも思いだして寂しい気分になりそうだ。
ST44を求めて、またしばらくオークションサイトに張りついてみようか・・・
【この釣り場の釣行記録】
淡路島の大磯港と浦港のテトラへ初出陣 ロックフィッシュ(根魚)の穴釣り!!
淡路島の浦港テトラで穴釣り 納竿間際にガシラ(カサゴ)の襲来!!
穴釣りに関する人気記事をどうぞ
以下にも関連記事がたくさんありますので、是非ともご覧下さい。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんは。
本格的ですね。
釣りはやったことほとんど無いですけど見てたらやってみたくなってきました。
でも素人じゃ難しいんでしょうね(´Д`)
頑張ってください。
ぽちっと。
匿名様
こんばんわ、コメント有難う御座います。
釣りは決して小難しいものでもありませんし、始めは誰しも未経験者さんですよ。
当サイトでは、これから釣りを始めようとしている方に対しても分かり易いように紹介した記事がたくさんありますので、ご興味が湧けばまたご訪問下さい。
とはいっても、今の寒い時期に釣りを始めることはお勧めできませんので、
暖かい時期になったらご検討されてはいかがでしょうか。
ガチろっくん
とても参考になりました。
ありがとうございます!
自分を変えるブログ管理人 サブ様
サブさん、はじめまして。
コメント有難う御座います。
当サイトの情報が何かのお役に立てて幸いです。
また、機会があれば覗いて下さい。
ガチろっくん