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ボウズ逃れに最も効率の良い釣法は【穴釣り】だ!!

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穴釣りで釣果が確実なカサゴ(ガシラ)

どうも、ガチろっくんです。

ここ最近、釣りのネタ帳では釣り用語である【ボウズ】に関連する記事を3本続けて紹介してきました。

管理人の勝手な思いが大いに反映された内容ではありますが、まだ海釣りを始めて間もない入門者さんや初心者さんのお役には立てる記事になっているのではないかと思います。

ご興味のある方はコチラからどうぞ icon-arrow-circle-down 

  釣り用語の“ボウズ”について少しばかり考えてみた!

  エサ取りだけの釣果でも【ボウズ】とは言い切れない!?

  ささめ針の仕掛け『ボウズのがれ』で釣果を出すために!?

 

釣りをする上で狙った魚を釣ることが出来ないボウズという結果は、釣り人なら誰しもが経験することなので特別なことではありません。

ただ、折角釣りを楽しみに出掛けている訳ですから、釣果の有無、もっと言えばお土産の有無はやはり重要です。

出来ることならボウズの頻度は少なければ少ないほど良く、ボウズ釣行が続けばモチベーションの低下にも繋がります。

 

そう考えると、ボウズ関連のシリーズ記事の最後には、もう一つどうしても加えておかなければならない内容があります。

それは、『どうすればボウズにならなく済むのか!?』という単純な問いに対する答えです。

海釣り(ここでは堤防釣り)に出掛けて、必ずボウズを回避出来る釣りがあるのなら、これほど心強いものはありません。

ところがよくよく考えるまでもなく、実は管理人の身近なところに、ボウズとは縁遠い釣り方がありました。

あなたは【穴釣り】という釣り方についてご存知ですか。

実はこの穴釣りという釣法が、堤防釣りの中で最もボウズのがれに効果的な釣り方であり、管理人もよくこの釣りに出掛けます。

あるいは他の釣りがメインであっても、釣果が得られず困った時に、ちょこっと穴釣りでお土産確保などといったこともします。

ここではボウズのがれの一つの手段や方法として、穴釣りを知っておくことをお勧めしようと思います。

 

目次

ボウズを逃れる最も効率の良い釣法は【穴釣り】か!?

釣りでいう『ボウズ』の定義は、釣ろうと思った魚が1匹も釣れないことを言い、外道は釣れても本命が釣れなければボウズです。

多くの釣りサイトのみならず、日経新聞にも記事として載るくらいなので、これが一般的な定義なのでしょう。

 icon-arrow-right釣り用語の由来 ボウズや外道、語源知る楽しみも 

 

それならば意識的に対象魚を絞らなければ良いのではないか。

近年は専ら小物釣り師に徹することも多い管理人ですが、対象魚を絞らない釣りをする場合のボウズはほぼ経験がありません。

前にも書きましたが、釣果が少なかったり、サイズが小さかったりする理由で帰りに全てリリースして、「今日はボウズだ!」という自己認識で帰路に着くことは度々ありますが。

ただ単純に釣果を得るという目的であれば、ここで紹介する管理人の考え方は、初心者さんを『ボウズ』から救えるものだと考えます。

結論から先にお伝えしますと、冒頭で記載した通りボウズのがれ対策のために【穴釣り】を奨める内容になります。

自身が望む釣りで狙った対象魚の釣果が得られないということは少なくありませんが、それだけでボウズというのであれば、もうそこら中ボウズの釣り人だらけです。

実際には本命は釣れず、外道となる魚の釣果だけであっても、ボウズと表現する人はほとんどいないでしょう。

そうであれば、本命が釣れない場合の対処として、あるいは釣果を諦めかけた際の最後の手段として、この穴釣りがあると念頭に入れて行動すれば、『ボウズのがれ』として役に立つことは間違いありません!!

ただし、穴釣り云々の前に、予めボウズを避けるためにはいくつかの条件があるので、そのあたりをもう少し詳しく話しておきましょう。

 

釣行時にはメインターゲットを絞らない!?

今日の本命ターゲットは!?

今日の本命ターゲットは!?

釣り人の皆さんは釣行に出る前には、何らかの魚をメインターゲットに選びますね。

ターゲット次第で準備するタックルや仕掛け、購入するエサや出掛ける釣り場も変わるのですから当然のことでしょう。

しかしながら、その行為が既に『ボウズ』の可能性を高めているということに気付いていますか。

例えば、管理人はチヌをやりますが、これをターゲットに絞った時は、だいたい紀州釣りで臨み、他の釣りにかまけている暇が無くなるので、一気にボウズ率が上昇します。

初心者さんがサビキに絞ってアミエビしか用意しなければ、青魚が周遊してこない場合の融通は利かないでしょう。

上の写真には波止釣りで人気の一般的な魚をいくつかピックアップしましたが、時期や条件、腕前という要素を外してしまえば、実はいずれも専門性が高くボウズの可能性のあるターゲットになります。

初心者さんの場合は、「取りあえず夕食のオカズになる何かしらの釣果があれば良いや。」というのであれば、ターゲットは絞らずにおく!!

そうすれば本命も外道もないし、これで必然的に五目釣りが出来るような仕掛け、エサを準備することを考えることになるでしょう。

具体的には刺し餌として万能の【オキアミ】、【アオイソメ】、寄せエサとして【アミエビ】を用意するのが無難でしょう。

 

釣り場は波止でテトラが併設された場所

釣り場については、あまり高さのない波止でテトラポッドの設置されている部分と設置されていない部分が共存する波止を選べば理想的です。

テトラが併設された堤防

テトラが併設された堤防

写真は和歌山の青岸にある波止(白灯)ですが、南向きは足場の良い波止になっており、北向きは紀ノ川の河口部分にあたるのですが、テトラポッドが設置されています。

こういった場所を選べば、足場の良い波止釣りばかり行う人でも、いつもと同じ釣りが楽しめます。

そして望むべくもなく、【ボウズ】のリスクが高まり、来るべき時が来てしまったら、テトラポッドへ穴釣りに出陣すれば良いのです。

ただし、この西岸のテトラは大型で足元の危険性が高いので、出来れば中型のテトラが設置された場所が良いでしょう。

 

まずは自分の楽しみたい釣りを存分に!!

まずは自分が楽しみたい釣りを、釣ってみたい魚を狙うのが良いでしょう。

ウキ釣り、サビキ釣り、胴突きの際釣り、投げ釣り、カゴ釣り・・・果ては落とし込みや紀州、ウキフカセに至るまで・・・

上記で挙げた釣法は、書き出しに近いほど初心者さんがやり易い釣りになっていると思いますが、これらの釣り方で自分にあった釣りを色々試してもらえば良いと思います。

ただし、ルアーを行う人に対しては、今回の記事はあまり参考にならないかもしれません。

穴釣りならワームでも十分に対応は可能なのですが、基本はエサ釣りの五目釣りをベースに考えている記事内容となっています。

 

ボウズが決定的になる前に【穴釣り】で釣果を!!

いろいろと釣りを行ってみたが、『全くアタリが無い』、『もう時合が過ぎた』、『周囲も釣れている様子が無い』・・・などなどボウズを予感させる雰囲気が漂ってくる時間帯があります。

こんな時こそ【穴釣り】の出番になります!!

以下は、先に紹介した和歌山の青岸の際釣りで、ボウズ濃厚になった際に穴釣りで釣果を挽回した記事です。

あわせて読みたい
青岸で際釣り撃沈も、穴釣りで挽回!! どうもガチろっくんです。 2月は寒波が続き、なかなか釣行に出る気も起こりませんでしたが、3月に入りこの週末は比較的穏やかな天候に恵まれるとのことで、1ヶ月ぶりの...

 

以下は管理人の感情が含まれた表現というか、思いが込められた記載になりますが・・・

何も釣れなくて悲壮感が漂っているこの時に、【穴釣り】の仕掛けを始め、同行している仲間に「ちょっと様子見てくるわ」と、一声を掛ける時のあの高揚感!!

ベイトリールをセットした短竿とスカリだけを持ち(シラサを使う場合はクーラーも)、テトラを下って行くときの期待感は半端なく、先程までのボウズすら覚悟していた悲壮感が一変する瞬間です。

そして期待通りに2つ3つとガシラ(カサゴ)の釣果が得られると、テンションマックスで更なる期待感を抱くとともに、「ちょっと小さいけど・・・食いは悪ないな。」などと言いながら、早速仲間の元へ報告へ向かいます。

余裕が出来たことから、足取りも口も軽く、「今のうちにガシラでも釣っておいたらエエねん!」と仲間を誘い、またまた勝ち戦が確定した戦場へ向かう。

この穴釣りでそれなりの釣果が確保できれば、余裕を持って先ほどやっていた釣りに戻ることも出来ます。

あるいは、釣果が得られる楽しさから、そのまま穴釣りを続けてしまうケースも多くなるでしょう。

 

安価なタックルで、エサを選ばず、手軽に釣果が得られる【穴釣り】

穴釣りで釣果が確実なカサゴ(ガシラ)

穴釣りで釣果が確実なカサゴ(ガシラ)

『今まで何を釣ろうしていたんだろう?』とさえ考えさせられる、穴釣りで手軽に釣果が得られるカサゴ(ガシラ)

穴釣りは、使うタックルは安価な竿にリール、仕掛けはオモリに針だけと単純、エサは汎用の物なら何でもOK、特別な知識やテクニックはほとんど必要のない手軽な釣り方です!!

「穴釣りなんて釣りじゃない!」などと心無い発言をする人がいるのも事実でしょうが、黙って無視するか、執拗であれば「釣りをやってて、釣りの定義も知らないのか!!」と一喝してやれば良いと思います。

 

対象は専らカサゴが中心のロックフィッシュ(根魚)となる【穴釣り】ですが、他にもアイナメやメバル、ときにはアコウも釣れ、いずれも食べておいしいお土産に最高の魚ばかりです。

ボウズが多い人には、安価にタックルが揃い、いつでも手軽に釣果が得られるこの【穴釣り】をぜひマスターして欲しいと思います。

【根掛かりとの戦い】という苦労も経験するでしょうが、それもいくつかの知識とタックルと経験で、軽減できるようになります。

穴釣りでの根掛かりを軽減する方法については、また後日、記事にしてみたいと思います。

穴釣りで根掛かりを軽減する方法について、記事を追加しました。

 icon-caret-square-o-right 【穴釣りマスター】仕掛けの工夫で根掛かり対策を!!

 

ボウズを経験するというのは、長い目で見ると、釣りの上達には欠かせない要素なのかもしれません。

ただし、そればかりでは釣りを楽しむという目的の半分が達成出来ず、釣りを始めたばかりの人なら楽しみを知る前に、釣りそのものを止めてしまいかねません。

ボウズが続いている人は、一度この穴釣りという釣法で憂さを晴らしてみてはいかがでしょうか!!

 

穴釣りをご存知ない方は、まずは穴釣りという釣りの概要についてご覧下さい icon-arrow-circle-down 

ロックフィッシュ(根魚)を狙い撃ちする【穴釣り】!!

 

その他にも当サイトでは、穴釣り対するイロハからの紹介記事が揃っています!!

【穴釣りマスター】への道 3箇条の基本的心得とは!?

【穴釣りマスター】仕掛けの工夫で根掛かり対策を!!

【極めロッド】穴釣りには『極光テトラDX』がお勧め!!

【極めリール】穴釣りには小型の両軸リールがおすすめ

根魚(ロックフィッシュ)の穴釣りで有用なブラクリ仕掛けの種類

目指せ穴釣りマイスター!!【おすすめタックル完全版】

 

【関連記事】

  釣り用語の“ボウズ”について少しばかり考えてみた!

  エサ取りだけの釣果でも【ボウズ】とは言い切れない!?

  ささめ針の仕掛け『ボウズのがれ』で釣果を出すために!?

 

以下にも穴釣りの実釣記事を含めて、関連記事はたくさんありますので、是非ともご覧下さい。

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんばんはm(__)m
    色んな釣りがありますが、釣りに行くとなれば何方もお土産になる釣果を期待して楽しみに出掛けますね。
    勿論私もそんな一人ですが、穴釣りをするしないで結果は大きく変わると私も思います。
    勿論穴釣りできる釣り場所を選択する必要がありますが、こればかりは全く同じ意見ですね。
    先月に深日港まで釣りに行きましたが、すべて穴釣りで釣果を得てお土産を持って帰れました。
    穴釣りはリスクを伴いますけど、ボウズを避ける事ができる方法ですね。

    • ガッシーさま

      おはようございます、ガッシーさん。
      よく釣りに出掛ける人ほど、魚の活性が低くてどうしようもない時期や時間を経験していると思います。
      もちろん穴釣りでも全く反応のない時間がありますが、必ずしも他の釣りと一致しないのは嬉しいですね。
      ボウズ続きで釣りの楽しさをあまり味わえていない初心者さんなどには、こういう釣りがあるというのを知っておいて欲しいです。
      ただし、ガッシーさんのいうように、テトラでの穴釣りは同時に危険も伴うということも、合わせて認識してもらわなければいけませんね。

      深日港のテトラには20年以上前に、かなり通っていた時期があります(新日本工機裏の方です)。
      近年は年に1回行くか行かないかですが、昔と比べるとガシラの魚影は少なくなり、サイズもダウンしたように感じます。
      ただ、それでもまだお土産はきちんと確保させてくれる、昔ながらの良い釣り場ですね。

      ガチろっくん

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