今日は奥方様と姫君のお供で近所のスーパーのハシゴを予定していましたが、1件目の買い物を終えたところで、雨がポツリポツリ・・・
自転車での買い物なので一旦家に戻り、2件目は雨の様子を見ながら出直すことにしました。
家に着くや否や電話が鳴り、出るとお袋様・・・「出掛けるか?」
「何処へや?」と聞くと、場所は決まっていなかったがどうやら2週続けての『釣り』のお誘いのようだ。
先週数年ぶりに親子で釣りに出掛けたわけですが、今度はウチの若君(息子)を連れて行くというのです。
因みにウチの若君は前日から両親の元へお泊りに行っていました。
「雨やし、風も強いで! 今日は行ってもまずアカンやろ!?」と伝えますが、「雨の止み間にちょこっと竿を出したらエエやろ。」と電話の向こうから親父殿に切り返されます。
親父殿が言い出した時点で何を言っても無駄なのは分かっているし、チビを連れて行く時点で、管理人が『行かない』という選択肢は無いも同然でした。
チビはいずれ釣りには連れて行くつもりでしたが、何もこんな悪条件の日にデビューさせてくれなくてもいいのに・・・
かくして小学5年生でデビューを果たした管理人に対して、小学1年生でデビューすることになった若君。
結果的にこの後、汐見埠頭でサビキ釣りをすることになるのですが、果たしてその釣りセンスやいかに・・・
汐見埠頭へサビキ釣りに ~息子の釣りデビュー!!~
【釣行】
2014年 11月 2日(日) 15:00~17:00
場所:汐見埠頭
天気:曇り 風強し
潮 :長潮
小学1年生でも使える釣り竿(コンパクトセット)を購入
先日、チヌ用リール3種類を中古で購入した際、ずいぶん古い【アルテグラ1000】が混じっていたので、これをいずれチビに使わせようとしまっておいた。
この件については、以下の記事で紹介しました。
これに2mほどの安いルアーロッドでも新調して使わせようと思って出掛けた。
行きがけに泉大津のフィッシングマックスに寄り、いくつか竿を持たせてみるも・・・『竿を持つ』というより『竿を持たされている』という感じ・・・いかにもバランスが悪い。
そして小型のスピニングリールなのに重いという。(古いリールなので確かに重いが・・・)
そこで身の丈に合ったものを探した結果、購入したのはコチラ
165cmのグラスロッド、プラスティック製のリールがセットになった 【コンパクトセット】なるもの:2000円
そういえば、自身が釣りを始めた時に、初めて自分用の竿とリールを買ったのは、1mのグラスロッドにおもちゃの様なリールだったことを思い出した。
あんな短い竿とリールでウキ釣り、投げ釣り、サビキ釣り・・・と何でも御座れだった。
当時のものと比べるとずいぶん立派で、しかも2000円で手に入るのだから有難い。
結果的にはこの【コンパクトセット】、小学1年生の若君でも十分に使いこなせたので、購入して正解だったと言えるだろうか。
汐見埠頭港内でサビキ釣りをすることに
当日はいつ雨が降ってきてもおかしくない状況のため、車の横付けをできる場所であることが必須であった。
当初は、泉佐野コンビナートのドラム缶に行くつもりであったが、車で走っている間も雨がポツリポツリと降ってきた。
泉佐野まで行ってもドラム缶が空いていなかったら、場所探しに難儀するかもしれないので、急遽近場の【汐見埠頭】の様子を見てみることにした。
港内に着くと、ちょうど老夫婦が片付けをしている最中だったので、空くのを待つことにした。
釣果を聞くと、「今日は朝からやったけど全くダメ。一昨日はアジも周ってきたが、昨日もダメだった。」とのことだ。
確かにサビキシーズンも終盤で釣果が安定しない時期に入っているが、『聞かなけりゃあ良かった』と思いつつも、もはや場所を変えるつもりはなかった。
今にも降り出しそうな空模様だったが、釣りをしている間の2時間あまりは雨が降ることは無かった。
風が非常に強かったが、背中から吹く風だったので、釣りへの影響もまだマシな状況だった。
また、港内であるためか波の高さもなく、思っていたよりは悪い条件でもなさそうな感じではあった。
老夫婦が帰り、車を停め終えると、早速仕掛けを開始した。
若君 初めての釣り開始
よく使っているフィッシングMAXのアミエビ(2kg 780円)を使う。
この日は若君がカゴを振り回し、飛沫を飛び散らかすのを恐れて、アミエビの吸い込みバケツを使わずにそのままカゴ詰めすることにする。
一応は刺しエサのオキアミも用意した。
マルキューの【食わせオキアミスペシャル】のSサイズ(400円)
この時間からだと半分で十分な量なので、残り半分は持って帰り、次回の釣行まで冷凍保存する。
最近はこのタイプ(半パック×2)を購入する機会が多く、無駄なく使えるので有難い。
仕掛けはハゲ皮サビキ3本のカゴウキ仕掛けに、捨て針をメバル9号:ハリス1.5号の50cmを1本セットした。
アジも群れが小さいと、サビキには食わないが、エサなら釣れる場合があるので、この仕掛けを良く使う。
ウキから捨て針までの長さが竿の165cmまでに十分収まるように調整したので、それほど使い難さはないはずだ。
錘10号と少し重く、遠近両方に対応しているが、使うのは小学1年生のチビなので、目の前へ投げ込むことにした。
一端に竿を構える若君 ソコソコ様になっているような!?
いざ釣りを開始すると、管理人が思っていたよりは釣りのカタチになっている。
隣の人との距離が2m程度しかなく危ないので、仕掛けを投げ入れるのは管理人が行ったが、竿をしっかりと構え、リールを巻き上げて仕掛けを回収することは難なくクリアーできた。
ただ、管理人が仕掛けを投げ入れた直後からリールをチョコチョコ回すので、管理人としてはアミエビのカゴ詰めと仕掛けの投げ入れに追われ、自分の竿を出す余裕はなく、当日は世話役に徹することにした。
あと、お袋様もチョコマカと動き回るチビを気にしてか、釣りをせずにチビの面倒をみることにした模様だ。
親父殿だけは良いところを見せようと、サビキ仕掛けを遠投、近投、様々な棚の探りとあれこれチャレンジしていたが、エサ取りすら当たって来ない状況だった。
若君の初めての釣行は釣果なくボウズで終結
2時間ほど釣りを続けたが、明確なアタリがあったのは親父殿も含めて5回程度だけか。
いずれも針掛かりはせず、本気のエサ取りのようにエサが連続でなくなることが無い。
中途半端なエサの残り方からいって、メバルではないかと・・・
アミエビを撒いていると数回浮いてきた黒い群れがあり、明らかにオセンではなかった。
若君はリールを巻く時は張り切るくせに、自分のウキへの集中力は全くもってなし。
ウキにアタリが出ていても、気が付かないのか知らんぷりだ。
どうにも隣で釣りをする少し年上のお兄さんばかりが気になる模様だ。
17時前には一瞬だけ小さなアジの群れが横切ったのか、付近で5~6匹だけ20cm程度の良型のアジが上がった。
ただ、数十人は釣り人がいるのに、釣れたのが数匹しか確認出来ないのでは話にならない。
その後、17時を過ぎてもアジは周ってこないので、諦めて納竿することにした。
片付けをしているうちに、辺りはドンドンと暗くなり、ふと気付けば周りは夜のタチウオ仕掛けの電気ウキがポツリポツリ。
なんともまあ見事な早変わりだこと!!
最終的に、我が息子の初めての釣行は、全くのボウズに終わった。
時期的なものもあるが、最近はアジを釣りに行くのにも、ボウズになることもあり、大阪近辺の釣りはホントに難しくなったように思う。
管理人が子供の頃はアジでボウズなど考えられず、『アジは針を外すのが面倒やからもうエエわ。』なんて贅沢な事を言っていたものだ。
今回の釣行の目的はチビに釣りを経験させるというものではあったが、やはりボウズとなると半分しか経験させていないようなものなので、周囲の者にとっては消化不良である。
本人は喜んでいたので釣りに連れて行ったことは良かったのだが、それとは別に『次は必ず何かしら釣らせる!』と決意を新たにする管理人と親父殿であった。
あと、安全な波止に連れて行っても、チビがチョコマカと動き回り、周りが気が気じゃなくなるので、次回はライフジャケットを購入していかないとね。
こちらの釣行の模様は【釣りのネタ帳】動画でも、ダイジェスト版として紹介しておりますので、宜しければご覧下さい。
息子の釣りリベンジ戦の模様を記事にしましたので、宜しければ続けてご覧下さい。
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