先日書いた記事の出だしに、「最近ヤフオクで【掘り出し物の釣り道具】を探してみたりしています。」なんて・・・
先日書いた記事はコチラ
そして、早速やってしまいました。
掘り出し物かどうかも、よく検討せずに・・・
しかも使う予定の無い買い物・・・リール3種類!!
見てるだけのつもりが、いつの間にか欲しくなってくる・・・う~む、オークションの魔力恐るべし。
目次
【チヌ用リール3種類】古き良き品をどう使いこなす!?
届いたヤフオク購入品
会社から帰ると、予定通り宅急便(はこBOON)が届いていました。
毎回同じ感じですが、ネットでの買い物が届いて、それを開封する時はワクワク気分です。
子供の前で『父親の威厳ってのはどこへやら?』って感じでしょう。
この辺りは幾つになっても、子供と一緒の感覚です。
⇩ 早速開封 ⇩
リール3種類
取りあえずフローリングに並べてみました。
これらを見てすぐに『ピン』ときた人、相当な**釣り師さんかな・・・
(**に入る魚は果たして・・・正解はこの後の記事の流れで。)
買ったリールは3つとも中古品・・・
⇒CHINUMATIC(チヌマチック)1000 SHIMANO
⇒VIKING(バイキング) ST-44 Daiwa
⇒ULTEGRA(アルテグラ)1000 SHIMANO
価格は宅急便料金と合わせて5800円。
チヌマチック以外は今となっては年代物と言えるもので、いずれも初級~中級レベルの小型リールですね。
しかしなんだが、この3種類をセットで出品してくる所が気に入りました。
オークションでの紹介記事にはありませんでしたが、出品者さんはチヌ釣り師さんで間違いないでしょうね。
管理人もブログデビューの自己紹介に書きましたが、昔はチヌ・チヌ・チヌでしたので、どうにも共感が湧いて勢いで買ってしまった感じです。
管理人の自己紹介はコチラ
今では五目釣りにベースが移り、今後もチヌ専門で狙いに行く機会はあまり無さ気な感じです。
でも折角の買い物だし、使用する機会が来る・来ないは別の話しとして、それぞれのリールの特性でも纏めておこうかと思います。
ただし、先にも言ったとおり、チヌマチック以外はかなり古いのでスペック情報が見つかりません。
ここではリールの特性とメリット・デメリット、管理人の思いなどを簡単に書き出しておきます。
CHINUMATIC(チヌマチック)1000 SHIMANO
【メーカー性能表より】
- ギア比 : 6.2
- 最大ドラグ力 : 5.9/0.6(N)/(kg)
- 自重 : 195(g)
- フロロ糸巻量 : 2-120、2.5-100、3-80(号-m)
- 最大巻上長 : 58(cm/ハンドル1回転)
- スプール寸法 : 30/19 (径mm/幅mm)
- ベアリング数 : 0(A-RB)/1(ローラー)
- ハンドル長 : 35(mm)
- 本体価格 : 9300(円)
シマノから発売された主に筏・カセ釣りに使われるリールです。
管理人にとっては、今回の購入の決め手となったのが、このチヌマチック1000が含まれていたことです。
ずっと昔にチヌマチックを使っていましたが、最近のものはバリュープライスのノーマル機でもずいぶんしっかりした性能を持っていると感じます。
本機も錆に強いローラーベアリングにA-RBが採用されており、また安定したドラグ力を発揮する作りになっています。
親指一本でクラッチON・OFFが可能な掛け合わせクラッチ、糸フケ防止機能、ダンゴカミ防止スプール、ダブルハンドル仕様、ダイレクトドライブにチヌマチックブレーキなど、上位機種と同じ機能が搭載されています。
大きなデメリットは交換用スプールの付属が無いことと、ボールベアリングが入っていないことによる耐久性の問題くらいでしょうか。
コストパフォーマンスを考えれば、管理人と同じ初級~中級レベルの人であれば、必要十分な満足いく性能を感じることができるでしょう。
【メリット】
- 定価で9300円(実売は税抜きで6,000円代)と良好なコストパフォーマンス
- クラッチ操作を含め、片手で操作しやすく、手に馴染みます
- ノーマル機種でも上位機種と同じ機能が備わっている
- もちろんシャワー洗浄も可能
【デメリット】
- 交換用スプールが付属されていない(スプールは別途要購入)
- ベアリングの問題から、大物釣り師さんには耐久性に難あり
現在発売されているチヌマチックのお勧めは、少し価格があがりますが、こちらのミドルスペック製品でしょう。
ミドルクラスの1000XT・1001XT(左ハンドル)は重厚感あふれるダークメタリックカラーになっています。
スペック詳細の確認は上記リンクからどうぞ。
VIKING(バイキング) ST-44 Daiwa
VIKING ST-44 Daiwa
ダイワから発売された筏・カセ釣りの専用リールです。
1984年に登場し、2003年には生産を終え、バイキング筏44という商品にモデルチェンジしています。
定価は4,980円で値段が安いのが最大のメリットでしたが、荷重のバランスの良さ、フリー性能の良さ、糸グセのつきにくさなどのメリットも大きいです。
スプールはワンタッチで交換可能、すべり調整の為に形状を改造されている玄人も多いようです。
ドラグ機能が無いので、魚とのやり取りは人差し指でのサミングを使うことになります。
改造紹介も多いことから、今なお多くの釣り人に愛用されている製品で、このフォルムがたまらなくカッコ良いですね。
管理人としては、筏・カセの掛かり釣りは数回程度しか行ったことが無いし、もう長いこと行ってないので、この先の使用用途は今のところ不明です。
スプールの空回りでのバックラッシュが大丈夫そうであれば、掛かり釣り以外での他の使い途も探してみようかと思います。
穴釣りで使用すると、ゲーム性が高まって、楽しめることが分かりました。(追記)
【メリット】
- 定価で4,980円と圧倒的なコストパフォーマンス
- 荷重のバランスが良い
- 糸グセがつきにくい
- スプールはワンタッチ交換可能(2個で1000円程度と安い)
- 構造が簡易で改造がし易く、プロおすすめの改造法などもあり
【デメリット】
- もはや新品で入手するのは不可能
- スプールが回りすぎる
- ドラグ機能などなく、簡易すぎる構造
- 簡易構造が故に、操作に慣れと技術が必要
因みに、現在販売されているVIKING(バイキング)は以下の製品です。
ダイワ(Daiwa) チヌ タイコリール バイキング筏 44
名作であったバイキングST-44の後継機種として相応しく、相も変わらぬ人気を誇っており、ハンドルに巻き戻りの遊びがある点(これをメリットととるかデメリットととるかは使う人次第)なども、そのまま引き継いでいます。
実売価格が4,000円台(税抜き)というのも人気の理由で、ドラグ機能がないこと以外は、この価格であればカスタム性やメンテナンスの簡易性も含めて文句なしのスペックです。
メタリック調のVIKINGも渋い・・・というかやはりこのフォルムが人を惹き付ける魅力を持っている感じがします。
ULTEGRA(アルテグラ)1000 SHIMANO
ULTEGRA 1000
今回入手したアルテグラは・・・まあ、オマケみたいなものと考えています。
SC-401って型式ですが、さすがにこれだけ古いと情報も拾えませんでした。
むしろ当ブログの読者の方でこの製品の特性をご存知の方がいれば、逆に教えて欲しいくらいです。
90年前後の製品ではないかと推測していますが、とにかく重い・・・
1000番でこの重さというのも、非常に懐かしい感じがします。
ただ、これだけ古い製品にも関わらず、きれいに使用しているようなので、これは先々子供が釣りに付いてくるようになれば、使わせようかとも思っています。
1,000円位で売っている安価リールよりは、間違いなく使い勝手が良いことでしょう。
取りあえずは、来るべき日まで大事にしまっておくことにします。
【2017年9月17日追記】
とうとうアルテグラ1000を道糸を巻き、ウチのチビ助に使わせる日がやって来ました。
まだまだ未熟なテクニックなので、本格的な使用は今後になりますが、使いこなせるようになってくれることに期待しています。
あと、アルテグラといえば、2017年モデルも発売されましたが、すごいスペックです。
昭和と平成の新旧比較をすると、自分も長く釣りに携わってきたなぁと改めて実感します。
SHIMANO(シマノ) リール 17 アルテグラ 1000
以上が今回の買い物についての、大まかな纏めになります。
これが良い買い物になるのか、無駄使いになるのかは、管理人がこの道具達をまだまだ現役でうまく活かすことが出来るのかどうかに掛かっているわけです。
ただ、誰かに「エエ買いモンしたやんっ!!」なんて言って欲しいのが、典型的な大阪人である管理人の本音だったりもして・・・
まあ、兎にも角にも、買った以上はこの中古リール達で、必ずや価値ある魚をゲットします!!
最後に意気込みを新たにする【ガチろっくん】でした。
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