どうもガチろっくんです。
近年は釣行機会も少ないことから、カゴ釣りや投げサビキのアジ、胴突きや穴釣りでのロックフィッシュ、食べて美味しい獲物を手堅くを狙うことが多くなっていました。
チヌやグレを持って帰っても家族は喜ばないし、また、ボウズの可能性も増えるので致し方ないというところです。
ところが、最近は両親との釣行機会が増え、こうなるとお土産になる魚(主にアジ)はお袋様がゲットしてくれます。
そこで管理人も自分が好きな釣りを楽しむことができるようになり、一昔に嵌り込んだ、紀州釣りでのチヌ熱が再発しました。
今回はこの紀州釣りでチヌぬかを使用する際にバッカンの汚れを気にしなくて良くなる、お手軽テクニックを道具の小ネタとして紹介します。
チヌ紀州釣りのヌカでバッカンを汚さずに使用する方法
紀州釣りではチヌぬかダンゴを使いますが、こちらは使用するバッカンを汚し、長く使っていると、臭いがこびり付いて洗っても落ちないようになってしまいます。
長く紀州釣りをしていると不思議なもので、配合に使うサナギの臭いですら香ばしく感じる自分自身は良いのでしょうが、そんなものを家の中に置かれる家族にとっては迷惑千万と言えそうです。
まあ確かにバッカンの洗い落としなどがあると虫が湧く原因にもなるし、清潔を保つに越したことはないので、そもそもバッカンを汚さない使い方をすれば良いといつしか考えるようになりました。
ここでは、紀州釣りのデメリットの一つであるチヌぬかによる汚れや臭いを、バッカンに付けないで使用する方法を紹介します。
準備するものはバッカンと特厚ゴミ袋だけ
紀州釣りをする人の多くは、写真のようなバッカンを使用していると思います。
写真は管理人が長く愛用しているDaiwa TOURNAMENT 40cmで、フカセ釣りや紀州釣りには超お勧めのバッカンなのですが、ここでは趣旨が変わってしますので、製品紹介は控えます。
はや10年ほど使用していますが、外見含めて紀州釣りに使用しているとは考えにくいほどキレイです。
ゴミ袋は主に業務用で使用される少し特殊なものになります。
通常の家庭用45Lのゴミ袋では、サイズが小さいというのと、袋の強度が足りないという問題点があります。
写真のポリ袋は70L用で0.05mmの厚さですが、90L用の0.08mm程度の厚さのものを準備する余裕があれば、なお良いかと思います。
0.05mmの厚さで70L用は1枚50円、90L用なら1枚70円程度のコストが掛かりますが、コストを掛けるだけの価値はあります。
例えばAmazonでは上記と同じような製品が10枚入りで販売されているので、バッカンの大きさや自分の用途に合わせ用意すれば良いと思います。
バッカンにゴミ袋を被せて、その中でヌカを練ればOK
バッカンとゴミ袋のセットは、単純にゴミ袋を被せるだけで準備完了です。
ゴミ袋の端は、バッカンの底部と地面で押さえ込むようにしましょう。
また、バッカン内部のゴミ袋は少し余る程度に、余裕を持たせておきます。
そうすることで、この後、バッカン内でヌカを練る際にスムーズに作業できます。
この状態で紀州ヌカを練っていきます。
ゴミ袋がセットされていない場合と同じように練れば良いですが、混ざりが悪い部分はビニールを持ち上げてやると、底からひっくり返すことも出来ます。
特厚ゴミ袋を使用しているので、いくら無茶をしても破れることはありません。
釣りを終えてもバッカンの洗浄は不要 ワンタッチで後片付け完了
ゴミ袋を被せてた状態でも、もちろん竿受けはセットできます。
竿受けをゴミ袋の外側にセットすることで、竿受けのセット部分もヌカで汚れることはありません。
更に、ゴミ袋はバッカンの周りを包むように被せてあるので、バッカン内部だけでなく、ヌカの飛び散りによって外部の側面も汚れるなんてことはありません。
薄暗くなって来たので納竿しますが、納竿後の後片付けは、竿受けを外した後に、ゴミ袋を外すだけです。
ワンタッチ操作なので、仮に釣りを粘って薄暗くなってしまっても、片付けは迅速スムーズに行えます。
バッカンにこびり付いたヌカの洗浄が必要なく、後片付けがすぐに終わることで、夕マズメの時合いを日没ギリギリまで粘れるというのは良いですね。
ご覧のように当然ながらバッカンは綺麗なままの状態です。
匂いもつかないので、釣り場でのバッカン洗浄のみならず、家に帰ってもバッカンを洗浄する必要がありません。
また、余った紀州ヌカもそのままゴミとして持ち帰れます。
一石二鳥どころか、三鳥も四鳥もあるメリットだらけの運用です。
以上が、紀州釣りでバッカンを汚さずに使用する方法で、フカセ釣りでも同じように運用できます。
誰もが思いつくような方法なのですが、意外と同じような事をしている人は少ないように思います。
汚れだけでなく、匂い対策にもなり、わずかなコストで大きなパフォーマンスが得られます。
今後、新しいバッカンを購入されるような方は、ぜひ運用を検討されてはいかがでしょうか。
【追記】
近年は以下のようなバッカン用の専用シートが販売され、バッカンを汚さず使おうという釣り人さんも増えました。
少し割高ですが、専用に設計されているので、バッカンの大きさに合わせてスリムにセットできるというメリットがあります。
ただ、管理人自身はバッカンの側面も丸ごと汚さないように使いたいので、今でも前述のゴミ袋を使用しています。
バッカンの汚れ防止におすすめのゴミ袋
最後に、今回の主役である特厚ゴミ袋と、記事中で登場した管理人愛用のバッカン、竿受けの製品紹介です。
ゴミ袋はワタナベ工業の製品なので、販売開始から仕様も変わらず、安定のロングヒット商品になっています。
ダイワのトーナメントバッカンは、2019年に外見が変わりましたが性能は変わらなかったと思います。
使い勝手が良く頑丈なので、今持っているバッカンがキレイな状態を維持しているので、今後も管理人自身は買い替えることはなさそうです。
管理人は波止釣りがメインなので、竿受けは立って使うことも考えて、小継三段タイプを使っています。
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