どうもガチろっくんです。
例年秋になると京都の京丹後や伊根、宮津、そして舞鶴へアオリイカ釣りに出掛ける管理人ですが、この日はアオリイカとアコウをメインターゲットに考え宮津の養老漁港へ遠征しました。
更にカワハギ釣りの用意もしてきていたのですが、コチラは短時間で11匹の釣果を得るも、ウマヅラハギばかりでサイズも小さい。
そこで、ヤエン釣りのエサとなるアジが切れたタイミングで、カワハギは水深のある伊根湾で狙うかということで、釣り場移動をすることにしました。
前回の京都釣行に続き、今回も短時間のダブルヘッダーということになりましたが、前半の養老漁港での釣りは先の記事で紹介済です。
因みに伊根湾にある網干場や平田埋立地、伊根漁港はいずれも足元からどん深の釣り場となっており、カワハギの魚影は濃いポイントとなっています。
いずれのポイントへ行っても良かったのですが、網干場と平田埋立地は駐車料金が掛かるので、この日は伊根漁港でカワハギのみに絞って狙ってみることにしました。
時間的にはすでに朝マズメも終了し、干潮前の11時からの釣りになりましたが第2戦の伊根漁港での胴突き仕掛けを使った際釣りのカワハギ釣り、果たしてその釣果やいかに・・・
伊根漁港の際釣りでカワハギ釣果~伊根湾のカワハギ釣りで爆釣!
【釣 行】
2021年 12月 10日(金)11:00~14:30
釣り場:京都府伊根町 伊根漁港
天気:晴れ時々曇り
潮 :小潮
宮津の養老漁港から伊根湾の伊根漁港へ釣り場移動
養老漁港では5時間弱の釣りとなったが、アオリイカが2杯に、アコウが1匹と狙ったメインターゲットをものにし、外道としてグレやカワハギのお土産もすでに確保している。
ただ、残念ながら、確保したカワハギは小さく、しかもウマヅラハギばかりだ。
このままではマズいと釣り場移動を決断し、養老漁港から車で10分ほどの距離にある伊根湾の釣り場に移ることにした。
一番近くの網干場はスルーし、湾奥の平田埋立地の釣り場がある七面山駐車場までやって来たが、穏やかな日和のお昼前の時間帯であったこともあり、観光客の車が結構止まっている。
この時間帯、平日ということもあり釣り人は数組だけだが、これだけ観光客がいると、結構近くまで様子を見に来たり、話しかけてきたりするのは経験上間違いない。
前回はヤエンや呑ませ釣りもしていたが、今回は対象魚がカワハギのみで、短竿1本のみの際釣りということも考えれば、なんかちょっとこっ恥ずかしい気もする。
結局平田埋立地も後にし、更に湾奥の伊根漁港の前までやって来た。
伊根漁港の構内は、関係者以外の車両は進入禁止になっている。
注意書きの横アタリにロッド1本にクーラーとバケツ類を下ろし、車を駐車場に停めに行くことにする。
行って帰ってで10分ほどは掛かるが、釣り道具をパクられるようなことはないだろう。
伊根漁港の駐車場は伊根町七面山駐車場か、道の駅「舟屋の里伊根」の駐車場を利用
伊根漁港で釣りをする場合は、前述の伊根町七面山駐車場か、道の駅「舟屋の里伊根」の駐車場を利用することになる。
上の写真は当日の写真ではないが、七面山駐車場の入り口になる。
駐車料金は日中なら30分100円で、21:00~08:00は30分200円、最大料金は3,000円だが、朝の8時で料金がリセットされるという、恐ろしく高額な駐車料金だ。
しかも、入場は5:00~21::00と融通も効かない売り手優位の駐車場だ。
この日は数時間の釣りなので、駐車料金はしれていたが、伊根漁港までは歩いて300m~400mほどあるので、七面山駐車場は利用しなかった。
道の駅「舟屋の里伊根」の駐車場は、伊根漁港から道を挟んだ反対側の丘の上(山の上?)にある。
駐車場に入れるには府道622号線をぐるりと回っていく必要があるが、駐車場から伊根漁港までの距離的は七面山駐車場よりも近い。
ただし、丘の上にあるので階段を260段ほど下る必要があり、もちろん車を取りに来る時は逆に260段ほど登ることになる。
道の駅の駐車場は24時間駐車可能で、もちろん無料というメリットもある。
この日は平日で、それほど多くの車も止まっていなかったので、体力は相当奪われるが、無料が嬉しい道の駅の駐車場に停めて釣り場へ向かった。
なお、いずれの駐車場からも伊根漁港までのアクセスは距離があるので、それゆえ先に伊根漁港の前に釣り道具を下してきたという訳だ。
本日の伊根漁港での釣り座と仕掛け、そしてエサ
伊根漁港に入ると右手に南東向きに伸びる小波止が目に入るが、これがメイン釣り場となる。
正面の護岸沿いは建物の前になり、漁港関係者の船が着いたり、作業を行うスペースなので、夜間委以外は釣りは出来ないものと思っておいた方が良い。
護岸で釣りをするなら、写真には写っていないが、左寄りに網干し場とその奥にスペースがあるので、そちらなら釣りも可能だ。
小波止には管理人を含めて3人の釣り人がいるだけだ。
二人は堤防の中程までの沖向きと漁港内向きでやっており、先端付近が空いていた。
所見の釣り場なので釣り座に拘りはないが、どのような釣り場でも潮通しの良い防波堤の先端付近は一級ポイントになっている。
漁船も頻繁に通るようで、この日はあまり関係ないが、ミオ筋もハッキリしていそうだ。
一見したところ、伊根湾の最奥ということもあり海は穏やかだし、潮の流れもあまり無さそうだ。
これなら、遊泳力の弱いカワハギでも問題なさそうということで、先端付近に釣り座を構えることにした。
因みに、この時間帯にカタクチイワシの回遊が頻繁に確認され、アミエビも持っているので少しばかりお土産を確保したかった。
ただ、ロッド1本でこの釣り場へ出てきており、サビキに使うロッドもサビキ仕掛けも車の中に置いてきていたので、イワシ釣りは実現できなかった。
使用するのタックルと仕掛けだが、管理人が穴釣りで愛用しているロッドの極光テトラと、ベイトリールのコロネットに自作の胴突き仕掛けをセットする。
胴突き仕掛けはスーパー回転ビーズを使用した3本針で、モトスがフロロ3号が1m、エダス(ハリス)はがまかつの糸付き針だが、フロロ2.5号3cmほどにカワハギ針4号だ。
底オモリはグローのコーティングシンカーの6号を使用した。
ちなみに、この自作仕掛けだが、現場では作るが大変(ビーズの穴になかなか糸が通らない)なので、予め家で作ってきたものだ。
この日使用したエサはアミノソルト漬けの冷凍アサリのみだ。
前回の釣りで半分余った冷凍アサリ(塩で2時間ほど締め済み)と、マルキューのバクバクソルトを50gほど持ってきた。
袋の中にアサリをぶっ込み、マクドのシャカシャカポテトのように良く降れば右の写真のようになり完成だ。
予め水分はある程度抜いているが、アミノソルトの追加で時間が経てば、更に少し締まったエサになり、アミノ酸による食いの良さアップだけでなく、エサ持ちの良さも向上する。
半ボイルの冷凍アサリは、生アサリと比べると食いが悪いとよく言われるが、堤防のカワハギ釣りに限れば、管理人自身はそれほど差があると感じない。
冷凍アサリもエサの下準備や使い方、付け方の工夫次第で生アサリに勝るとも劣らないと思うが、そのあたりのことは、本日の最終釣果を確認してもらえれば分かると思う。
湾内の内向きでカワハギ釣り開始~エサ取り多く意外と浅いと思ったら・・・
いきなり波止の先端に入るのではなく、取りあえず港湾内の静かな内向きでカワハギ釣りを開始する。
波止際でもどん深の釣り場だと聞いていたが、落とした胴突き仕掛けは6mほどで止まった。
思ったほどの深さではないなと思っていると、さっそく突き上げるようなアタリが竿先を通して手元に伝わる。
釣り上げる前から獲物の正体は分かっているので、回避したいのもあるが、最初なので確かめる意味で合わせを入れて釣り上げる。
まずまずのサイズで良く引くが、掛かった魚はやはり外道のあの魚だった。
伊根漁港でのファーストヒットはエサ取りのイソベラだ。
時間が時間なので、ベラが沸いていても仕方がないが、カワハギを釣るには邪魔にしかならない。
この後も何度かベラとのやり取りを繰り返すが、ようやく竿先だけ細かく振動させるようなアタリが出る。
カワハギが当たれば即合わせするが、食いが渋かったり、獲物が小さい時は合わせのほとんどで素針を引くことになる。
合わせて下げて、合わせて下げてを繰り返しつつ、ようやくヒットさせることが出来た。
まずまずのウマヅラハギだったが、ウマヅラばっかの養老漁港に見切りをつけて伊根漁港に来たので、ここでもウマヅラかとなると少し意気消沈する。
どうにも、このポイントはベラが多く、カワハギは少ない感じなので、数メートルほどポイントを移動する。
そして、仕掛けを下ろしていくのだが、ここで驚きの現象に見舞われる。
ラインの出がいつまでも止まらず、フリーにしたリールはいつまでも回転を続ける。
『エッ、これ何!』
しばらくしてオモリが海底に到達し、ようやくリールが止まるが、小型のベイトリールなため、巻いているラインがもう数メートルしか残っていない。
足元に仕掛けを落として、エサが海底に到達するまでこんなに長く待つ様は、まるで船釣りをしているかのようだ。
仕掛けを上げるときにリールの巻き取り回転数を数えると、およそ60回転という驚きの数字だ。
コロネットの巻取り長は41cmなので、どうやら水深は25メートルほどあるようだ。
少し投入点をずらしてみるが、やはり同じだけの深さがあり、どうやら最初に釣っていたポイントが例外だったようだ。
「どんな波止の構造やねん!」と突っ込みたくなるが、やはり伊根漁港は波止際からどん深の釣り場ということで間違いなかったようだ。
そして、ここからはこのどん深の海底で釣ることになるが、生息する魚の気配が一変する。
まず仕掛けを下ろしても、速攻でエサ取りが当たってくるということがなくなる。
仕掛けを落ち着けて待つとアタリが出るが、どうもカワハギっぽいアタリで、合わせが決まりやすくなった。
そして釣れてくるのは・・・
まずまずのサイズのマルハゲだ。
ようやく納得できるサイズのカワハギが釣れて一安心する。
アタリは少ないが、当たればカワハギということで、期待感は高まる。
ただ、群れが小さい時は得てしてカワハギの警戒心も高く、まともなアタリが出ずにエサをやられることも多いし、素針を引くケースも多くなる。
この後、同じようなサイズのマルハゲを2匹追加し、ポイントを先端に移動することにした。
波止の先端はカワハギの魚影濃く、良型のカワハギ釣果増やす
釣り座を波止の先端に落とし、同じように胴突き仕掛けを落としていく。
カワハギが浮いていたり、他のエサ取りが多い時は、仕掛けを落としていく最中にエサに当たってきて、落ち方に違和感を感じることも多くなるが、そんな様子はない。
水深は先ほどと同じように25mほどあるようだ。
先ほどまでとの違いと言えば、仕掛けが着底するなり、速攻でカワハギのアタリが出たことか。
油断するとあっという間にすべてのエサをやられ、反応が消えるので、直感的に大きな群れがいることを感じさせる。
アタリが出れば即合わせを繰り返すと、いとも簡単に良型のカワハギが上がってきた。
20cmには届かないが、波止釣りでこのサイズのカワハギなら納得のサイズだ。
これくらいのサイズになってくると針掛かりも良くなるので、釣りやすくなるというメリットもある。
ドン深の釣り場で浮いていないということなら、数釣りも期待できるだろう。
もちろん、エサ取りが居ないわけではなかったが、嬉しいことにそのエサ取りはベラではないのだ。
まずまずのサイズのチャリコだ。
釣果が少なければお土産にできるサイズで、とりあえずブクブクを入れた活かしバケツに放り込んでおくことにした。
少し叩くようなアタリと引きがあれば、チャリコということで、この後も時折顔を出し、合計5匹ほどのヒットがあった。
とにかく、それなりにロッドを曲げて引きごたえのあるサイズが上がってくるのが楽しい。
もちろん、小型のカワハギも上がってくるが、それでも養老漁港のサイズよりは一回り大きい。
面白いようにカワハギが釣れてくる。
針の吸い込みも良く、ほぼ無警戒で食ってきている感じだ。
時間は正午を過ぎており、潮もほとんど動いていない状況でのこの食いの良さは、カワハギ釣りの知識の常識を無視するものだ。
いや、潮が動かない時間帯だからこそ、先端付近に移動してきているのかもしれない。
ほんの一時間ほどの間に、二桁以上のカワハギが確保できた。
エアーポンプを入れた活かしバッカンは、カワハギで賑わっている。
しかもウマヅラは少なく、ほとんどがマルハゲだ。
やはりこの初冬の時期以降のカワハギ釣りは、水深が重要だということを再認識させられる。
ちなみにこの日のカワハギ釣果は、まだまだこんなものではないのだが、ここで一旦余談になるが、読者の皆さんに有用な情報を共有しておこうと思う。
伊根漁港の小波止の先端付近ではサンバソウではなくイシダイが釣れる!?
このカワハギ釣りをしている時に、マダイやイシダイ独特の叩くようなアタリがあり、合わせを入れるとうまくヒットした。
ただ、ヒットした魚のサイズが想定以上にでかく、まったく引き上げることができず、なすすべなくロッドが海面まで引き込まれ、最終的には針を折られてバラシてしまったのだ。
仕掛けを直しながら、掛かった獲物が、真鯛かなぁ・・・コブダイかなぁ・・・など考えていると、一人の年配のおじさんがやって来て話しかけてきた。
たぶん、ヒットした時に「ヤバい、ヤバい、何やこれ、デカイ!」などと声を出してやり取りをしていたので、ヒットに気が付いて遠目に見ていたのかもしれない。
「カワハギやってたんたけど、なんかでかい魚に針折られれましたわ。」と話すと、答えてくれた。
そのおじさんが言うには、この波止の先端付近の足元はスリット形状で内側が空洞になっており、石組みの漁礁になるようなものも沈んでいて、そこにイシダイが棲みついているという。
しかも縞模様が消え始めているようなサイズが生息していて、そのイシダイを狙いに来るベテランさんが、良く釣りあげているのを見かけるというのだ。
「エっ、ホンマに!?縞が消える言うたら、40cm近いクラスが釣れるんですか?」と聞き直すと、両手を広げて『こんなイシダイや!』とビックリするようなサイズを示す。
「いや、それやったら、こんなヒョロイ小針なんか折られても仕方ないかなぁ。カンダイかなぁと思ったんですけど。」と言うと、『いや、それは、イシダイや。』と再度念を押してきた。
教えてくれてありがとうとおじさんに感謝を伝えつつ、「いや、そのサイズはないやろ。(両手の広がりは50cmくらいあった。)」と思いながら、カワハギ釣りに戻った。
その後、順調にカワハギの釣果を伸ばしていたのだが、なんと、まさかのその時は再度訪れた。
『ゴツ、ゴツ』
小さくも重たく竿先を叩くアタリはカワハギとは全く異質のもので、先のヒットのこともあったので、すぐに先ほどと同じ大物のアタリだと察知した。
一度目のアタリの時は違和感を感じつつも確信はなかったが、イシダイの話を聞いた後なら、確かにイシダイのアタリと同じだと思える。
管理人自身は、当サイトの釣行記事にも上げているが、初冬の時期に船釣りでイシダイを釣りに出ることもあるので、その時のアタリとオーバーラップするのが感じ取れた。
ダメ元だが『バシッ』っと大きく合わせを入れると、同じようにイシダイが走り出し、スリットになっているという足元へロッドがグーンと引き込まれる。
やり取りの時間は3秒~5秒くらいか、案の上何もできずにバラしてしまうが、今度は針はそのまま返ってきたので、歯にでも引っ掛かっただけかもしれない。
愛用の極光テトラは、ロックフィッシュなら40cmまでは何とか勝負になると思っているが、イシダイが相手となると30cmクラスでも勝負にならないかもしれない。
この日ヒットしたイシダイのサイズは釣りあげていないので不明だが、おじさんの言うようなサイズが本当に上がるのであれば、伊根漁港は通常の湾奥の釣り場という枠には収まらない、類まれな釣り場なのかもしれない。
カワハギ釣りは爆釣の域に到達 エサ切れで気持ちよく納竿
カワハギ釣りでは、一時的に警戒心が高まり、エサの食い込みと針掛かりが悪くなる時間帯もあったが、アタリが途切れることは無かった。
時折、竿を大きく曲げ、『これは大物か。』と思わせる時があるが、ほとんどマルチヒットによるものだった。
カワハギだけでなく、チャリコも混じってくるので、余計に重みを感じるのだろう。
ダブルヒットは多いが、さすがにトリプルヒットとなると、この1回きりだったように記憶している。
とにかく群れが回復するたびに、エサの食い込みが良くなるので、1匹掛かってもそのまま仕掛けを置いておくと、サビキ釣りのようにマルチヒットにつながることも多い。
ただし、針掛かりしたカワハギが暴れると、警戒心を与え群れを散らす恐れもあるので、基本は1投1殺を狙って手返しの速さで釣果を伸ばす。
肝パンのカワハギとウマヅラハギのダブルヒットも、まずまずの良型なので、重量感たっぷりの引き応えだ。
終盤のクライマックスを迎える頃には、愛用のタックルはカワハギの小さなアタリを逃さず、完全に無双モードに入っていた。
当サイトではブログに連動したYoutube動画も上げたりしているが、もう1年以上ほったらかしになっていたような気がする。
この釣り場での様子を撮影していたら、イシダイのヒットに、カワハギ無双と面白い動画に仕上がっただろうから残念だ。
結局、エサのアサリが無くなってしまうまで、アタリが途絶えることは無かった。
スレ掛かりも数回あり、良く走るので楽しめたが、きっと海底はカワハギパラダイスと化していたのだろう。
最終的には、伊根漁港では、ほとんどがマルハゲでウマヅラハギの割合は1割程度だった。
これは先に書いたように、水深が深いということがあると思うが、もしかしたらこの釣り場は海底に砂地が多いのかもしれない。
伊根漁港はカワハギに釣りには絶好の釣り場で、合わせてイシダイも狙える釣り場と記憶にインプットし、予定より少し遅い14時半に納竿とした。
伊根漁港での本日の釣果とカワハギ釣りタックル
【お持ち帰り】
カワハギ:41匹(18cmまで)
ウマヅラハギ:5匹(23cmまで)
【リリース】
イソベラ:3匹
チャリコ:5匹
伊根漁港で釣れたものに限定すると、釣果は上記のような感じです。
ポイントを水深25mの海底に変更してからは、当たればカワハギかチャリコで、他のエサ取りのヒットは皆無でした(カワハギがたくさん釣れたので、チャリコはリリースしました)。
お昼前からの3時間半での釣果なので、爆釣だと言って良い好釣果になりました。
因みに午前中の養老漁港の釣りも合わせると実質8時間ほどの釣りになりますが、最終的には以下のような釣果になりました。
【トータル釣果】
アオリイカ:2杯(胴長15cm)
アコウ(キジハタ):1匹(28cm)
グレ:3匹(25cmまで)
カワハギ:43匹(19cmまで)
ウマヅラハギ:14匹(23cmまで)
エサに使った小アジ:6匹(15cmまで)
その他エサ取り:8種類30匹程度(リリース)
午前中はサビキ釣り、ヤエン釣り、ロックフィッシュゲーム、際釣りと4刀流を駆使した忙しい釣りでしたが、午後はカワハギ狙い1本で釣果を伸ばしました。
管理人の地元の大阪では、1日の釣りではまず叩き出せない釣果で、今回もまた京都の釣り場のスペックの高さ(魚影の豊富さ)に感心させられる釣りとなりました。
アオリイカ・アコウのサイズと、カワハギ(マルハゲ)の最大サイズは、いずれも前回の釣果よりダウンしましたが、数では圧倒する結果となりました。
本日のタックル紹介は、伊根漁港で使ったカワハギ釣りのタックルと仕掛けのみ紹介しておきます。
胴突き仕掛けのカワハギ釣りタックル
- ロッド:プロマリン(PRO MARINE) PG 極光テトラDX 130H
- リール:DAIWA コロネット2 (2020モデル)
- ライン(道糸):DUEL ( デュエル ) カーボナイロンライン 4号イエロー
- ライン(幹糸):東レ(TORAY) ライン トヨフロン スーパーLハード 3号 50m 透明
- サルカン:NTスイベル(N.T.SWIVEL) スナップ付タル クロ 10
- 替え針:がまかつ(Gamakatsu) 糸付 競技カワハギ 速攻 30本 4号-ハリス2.5号
- オモリ:フジワラ(FUJIWARA) 夜光ビニール ナス 6号
カワハギの完成仕掛けは、シーズンに入ると店頭でもECサイトでも売り切れになることが多いですが、今回はスーパー回転ビーズを使った自作仕掛けを使いました。
あと本記事をご覧いただいて、カワハギ釣りで冷凍アサリを試してみようと思われた方は、安い値段と簡単なひと手間で釣果が変わるので、是非とも以下のようなアミノソルトで締めたアサリを使ってみてくださいね。
アミノソルト締めのアサリの作り方と使い方については、別途記事で紹介もしています。
京都遠征の時は、朝マズメと夕マズメのいずれの時間帯も釣りをして帰ることが多いのですが、今回は前回同様で仕事明けであまり睡眠をとれずに出発し、翌日も仕事ということで早めに切り上げました。
ただ、朝マズメと昼過ぎまでの釣りでこれだけの釣果が得られ、京都の釣りでは度々釣り場のスペックに驚かされることがあります。
ちなみに今回の伊根漁港は初めての釣り場でしたが、地元の年配の方から得たイシダイ情報は非常に有用な情報でした。
駐車場からの距離があり、トイレもないので、この情報がなければ管理人としては敬遠しがちな釣り場ですが、次に訪れる時は、時期が合えばイシダイにチャレンジしようかという気になりました。
伊根湾なので、おそらくこのどん深の釣り場もアコウには持ってこいのはずなので、これと合わせて狙えれば、京都まで遠征する価値は十分にありそうです。
なお、同日の釣りで、ダブルヘッダーの初戦となる養老漁港の釣りについても紹介していますので、お時間があれば合わせてお楽しみください。
【京都釣行】アオリイカ、マダコ、アコウの釣果ってどんな釣り!?
伊根湾の平田埋立地で際釣りのカワハギ釣りと呑ませ釣りのアコウの釣果
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