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養老漁港でサビキ釣りとアオリイカのヤエン釣り、カワハギ釣りの釣果

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養老漁港でアオリイカ、アジ、カワハギ、グレの釣果

どうもガチろっくんです。

ここ近年は秋になると新子のアオリイカを釣りに出る管理人ですが、今年もすでに3回のイカ釣り釣行に出掛けました。

2021年の一発目は京都の宮津にある養老漁港と朝マズメから午前中の釣りで9杯と満足の釣果でスタートし、同日夕方から伊根町の網干場の半夜釣りでは6杯のアオリをゲットし、上々のスタートとなりました。

同日のヤエン釣りの様子はコチラをどうぞ。

しかしながら、その後の和歌山マリーナシティへの午前中釣行ではアタリは皆無で、次の垂水のアジュール舞子での午前中釣行では訳あってヤエン釣りそのものを断念するという不本意な結果が続きました。

大阪湾界隈でのアオリイカの難しさを改めて感じさせられる釣りが続きましたが、そうこういっているうちに秋イカもシーズン終盤を迎えます。

このままでは後味が悪いシーズンのイメージが残るので、再度京都への出陣を決め、これまでの釣りでは、ヤエン釣りでもエギングでもボウズの経験がない養老漁港へ再度向かうことにしました。

ただ釣り途中に雨が降ってきて、ほぼ車の横付け状態に近い伊根の平田埋立地へ釣り場を移動することになり、短時間づつですがダブルヘッダーとなりました。

本記事では初戦の養老漁港でのサビキ釣りとアオリイカ釣り、そしてカワハギ釣りをお届けしますが、無敗を続ける釣り場の養老漁港への釣行、果たしてその釣果やいかに・・・

目次

養老漁港でサビキ釣りとアオリイカのヤエン釣り、カワハギ釣りの釣果

【釣 行】

2021年 11月 12日(金)5:30~08:30

釣り場:京都府宮津市 養老漁港

天気:曇り時々雨

潮 :小潮

事前にアミエビと死にアジ、そしてアサリを購入し養老漁港へ出発

いつものことながらアオリイカ釣行に出掛ける際、心配になるのは泳がせ用のエサのアジが釣れないことだ。

養老漁港なら10月一杯は、サビキ釣りで子アジの釣果はほぼ心配ないだろうが、11月も中旬に入る今回は楽勝というわけにはいかないだろう。

特に前週から秋雨前線の影響で天候が安定せず、一雨降る毎に気温が下がり、当日の最低気温も6℃と冷え込みが強くなっていた。

そこでアミエビだけでなく、万一アジが釣れずヤエン釣りが出来ない場合のことも考え、奥方様にスーパーで死にアジを買ってきておいてもらった。

実際に前回の京都アオリ釣行では、エサの活きアジが切れて、お土産用としてクーラーに確保していた死にアジで、5杯以上のアオリイカを釣り上げた。

さらに、前々から京都の波止釣りでも一度試してみたいと思っていたカワハギ狙いも兼ねようと、アサリのエキス付けを仕込んで持参することにした。

ちなみにこの日の、気象庁の天気予報では降水確率60%で午前中は雨、tenki.jpでは20%で終日曇りだったが、日を選んで釣りに出る余裕はなく、事前に色々と準備していたこともあり雨も覚悟の強行だ。

出発は午前2時半、池田木部まで阪神高速を使い、そこから下道の能勢街道(173号線)を小一時間ほど走り、今度は京丹波みずほから京都縦貫道で与謝天橋立ICまで行くつもりだった。

ところが仕事の帰りが遅く、あまり寝ていなかったこともあってか、ボ~としていてその先の京丹後大宮まで行ってしまった。

与謝天橋立から京丹後大宮までは無料区間なので再度高速に乗って引き返し、宮津市内から国道178号線を北上し養老漁港へ向かった。

養老漁港に5時到着もまだ真っ暗
養老漁港に5時到着もまだ真っ暗

養老漁港漁港の管理事務所横にある駐車場(清掃協力金は600円)に到着したのはちょうど5時頃で、平日で天気も不安定ということもあってか駐車車両は1台だけだった。

あと、漁港関係者が結構多くて、慌ただしく出船準備や作業をしており、漁港の規模の大きさと活況を感じる。

道具が多いのでキャリーカートを引いていくが、この漁港は通路の多くに網が干してあるので、ところどころで手持ちの道具を置いてキャリアーを持ち上げて運ぶ作業が面倒だ。

むしろ2往復して道具を運び込んだ方が早く釣り場に入れたのではなかろうか。

本日の釣り座と仕掛け、そしてエサ

当日の養老漁港の様子
当日の養老漁港の様子

養老漁港の波止に上がると、そこかしこに墨跡があるのだが、どうも10月の釣行時とは違って新しい墨後は少ないようだ。

天候不良が続いていたこともあるのだろうが、どうやら時期的なものの可能性の方が高そうだ。

ただ数は減ってもまだアオリの釣果は上がっているだろうし、釣り座にこだわりはないので、いつものT字の突き当たりに入った。

実は地元のおじさんからアオリのポイントとして良いシモリがある場所の情報を得ていたのだが、荷物も重いし近いところが楽という利便性の気持ちが勝ってしまった。

しかし、日が昇り始めた朝マズメの時間に、この広い波止に釣り人が管理以外に2人しかいない(写真では見えないが、堤防の南北に一人づつ居た)というのは、釣りそのものがし易いのは有難いが、やはり釣果が出るのかは気になる要因だ。

本日のサビキ釣り仕掛けとヤエン釣り仕掛け
本日のサビキ釣り仕掛けとヤエン釣り仕掛け

本日養老漁港で使用したサビキ釣り仕掛けとヤエン釣り仕掛けは上図の2種類だ。

まずエサのアジを釣るための仕掛けだが、秋が深まれば深まるほど時間帯によっては波止際だけではアジが来ない場合もあるので、一応ウキサビキ仕掛け(投げサビキ)にしておいた。

サビキはいつも使う安定して食いの良い泉州サビキを切らしていたので、安い仕掛けながら割と実績の高いHayabusaのピンクスキンを使用する。

京都釣行でのサビキ釣りは、やたら豆アジが多いので豆アジ用の仕掛けも持参はしていたが、結果的にこの日は不要だった。

ヤエン釣り仕掛けは8本編みのPE1.0号にフロロリーダーはいつものシーガーFXの1.75号を矢引(80cm程度)でセットし、これにサルカンフックとヤエンストッパーを装着した。

だいたいいつも決まった仕掛けとセッティングだが、ヤエン釣りはなんと言っても仕掛けが楽で良い。

ちなみに一緒に写っているヤエンはオカサンヤエンのSだが、管理人自身はヒットしたうちの8割以上はこのヤエンを投入している。

新子なら20cm程度のもう少し小さいヤエンの方が掛かりも良いのかもしれないが、このヤエンで掛からないサイズならバラしても後悔はないので、今のところは絶大な信頼を寄せるこのヤエンを使い続けている。

本日のエサ -アミエビと死にアジ-
本日のエサ -アミエビと死にアジ-

エサのアミエビは事前にフィッシングマックスで購入して冷凍しておいたものだが、国産アミエビが不漁のせいか流通状況が悪いようで、かなり価格が跳ねあがっていた。

近年のサビキ釣りでは、沈みの良い国産のアミエビをほぼ使用しているが、今回は久しぶりに輸入物のアミエビを入手した。

あと、死にアジは前述のようにスーパーで購入してきたものだが、15cm程度の子アジが全部で11匹入っていた。

結局、この後行うサビキ釣りですぐに生きアジが確保できたので、使った死にアジは1匹だけで、残りは食材としてお土産に持ち帰ることになった。

ちなみに、カワハギ釣りのエサについては、後ほど仕掛けと一緒に紹介する。

サビキ釣り開始~アジの釣果少ないが多種多様な外道のエサ取りが登場

夜明け前からアジのサビキ釣り開始
夜明け前からアジのサビキ釣り開始

釣り開始は5時半、日の出前の暗いうちから、サビキ仕掛けを使ってエサの子アジを狙い始める。

10月までなら、アミエビと仕掛けを投げ入れるなり小アジというよりも、10cm程度しかない豆アジが入れ食いになったが、この日は少しばかり勝手が違った。

波止際だけでなく少し沖目へもサビキを投げ入れるが、ウキはピクリともせず、小潮のくせに潮の流れが速い時間帯ということもあって仕掛けもエサもどんどん流されていくばかりだ。

15分ほど続けるも、アジの気配はないので・・・『先にヤエン流すか。』

アジが回遊していない今のうちにヤエン仕掛けを作り、死にアジを付けて投入し少しばかり様子をみることにした。

死にアジの場合は、キャストしてほったらかしにしておくと海底まで沈んで根掛かりしてしまうので、時折動かしながら探っていく必要があり、サビキと併用して行うのは難しい。

30分ほどヤエン釣りを続けるもアタリはなく、日の出時間が近づいてきて、周囲のうっすらと見えるようになってきた。

ここでヤエンの竿を置き、再びサビキ釣りに戻ると数投後に豆アジがヒットしてきた。

『よっしゃ、アジ来た!』

サビキ釣りでアジを釣っていて、こんなに喜ぶことは少ないが、アジが来たことでアオリイカの釣果も期待が高まる。

ただ、時期的なものもあり、大きな群れという感じではなく、1匹づつしかヒットしてこず、3匹釣れた時点でアジの群れは移動してしまった。

とりあえずヤエンの方はエサを活きアジに付け替えて、アジを泳がせながらサビキ釣りを継続する。

その後もアミエビの効果で通りがかりのアジを少しだけ足止めし、ポツリポツリといった感じだが、豆アジの釣果を伸ばしていく。

エサの豆アジを確保
エサの豆アジを確保

周囲が明るくなる7時頃には、10匹以上のアジが確保できたが、お土産に持って帰るアジも欲しいので更にサビキ釣りを続ける。

ただ、大きな群れがくることはなく、2連でアジが掛かるだけで『よっしゃ、これはデカイ!』と、喜べるような状況だ。

さらに時間が進み7時半頃になると、早くもエサ取りが表れ始めて、いつも釣れるような外道が次々と顔を出す。

サビキ釣りのエサ取り
サビキ釣りのエサ取り

チャリコにオセン、キュウセンとオハグロベラ、写真はとっていないがイソベラ(ササノハベラ)も釣れたような気がする。

こうなるとアジの時間は終わりだが、ここで沖向きではなく、湾内向きへ移動してサビキを落としてみた。

何やら表層から中層にかけて、小さな魚が見えているが、黒い群れではないのでオセンやコッパグレではなさそうだ。

獲物の正体を確認したいので続けていると、ヒットしてきたのは珍しいお客さんだった。

サビキ釣りでネンブツダイをゲット
サビキ釣りでネンブツダイをゲット

5cmほどのネンブツダイだ。

管理人が普段行く釣り場ではほぼ釣れることは無いし、これまでの京都釣行でもネンブツダイを釣った記憶はない。

ネンブツダイはアオリイカの大好物なので、エサとして使えるのだが、さすがにこのサイズを泳がせるのは難しい。

とはいっても、大きくなっても10cmほどの魚なので、ウキ釣りなら問題はないが、ヤエンで使っている人もいると聞いたこともあり、これは果たしてどの程度泳ぐのかは疑問だ。

因みにヤエンの方はうんともすんとも言わずアタリがないので、外海向きに戻って更にサビキ釣りを続けていると、今度はサビキウキが強烈に消し込んだ。

合わせるとヒットしたが、一気に底へ潜ろうとして締めこんでくる。

掛かった獲物の正体は分かったが、0.8号の安物の短ハリスで取り込めるか心配だったが、何とか無事に浮かせてタモを入れて取り込んだ。

25cmのグレをゲット
25cmのグレをゲット

手のひらを超える25cmのグレをゲットだ。

サビキ釣りで15cm程度のコッパグレが掛かることはよくあるが、このサイズがヒットするのは珍しい。

コッパグレはいつもリリースするが、今の時期でこのサイズならお土産で持って帰っても家族も嫌がらないだろう。

そして、サビキ釣りを終えるきっかけとなった最後の釣果は、もう一つのエサ取りのこの魚だ。

ウマヅラハギをゲット
ウマヅラハギをゲット

カワハギ釣りを開始する前に、ウマヅラハギがサビキで釣れた。

そうそう、もはやアジの姿はどこにもないのに、こんなことをしている場合ではなかったのだ。

今日はカワハギ釣りの準備を持参してきており、釣れるうちにカワハギのお土産をゲットしておく必要がある。

サビキで遊ぶのはこの辺りにしておき、カワハギ釣りの準備に取り掛かることにした。

ただ、時間は8時過ぎだが、このあたりで天気が悪くなり始め、ポツリポツリと雨が降り始め、明らかに大雨降らすやろという濃い灰色の雨雲が近づいてきた。

アオリイカのヤエン釣り~ワンチャン活かすも最大のチャンス逃す

ここでカワハギ釣りの様子を伝える前に、当日のアオリイカのヤエン釣りの様子を紹介する。

夜明け前に死にアジを使って開始したヤエン釣りだが、アオリイカからの魚信はなく、早々に諦めてサビキ釣りに戻った。

その後、夜明けと同時くらいに活きアジが確保できたので、アジの泳がせを開始する。

夜明け直後からアジの泳がせ開始
夜明け直後からアジの泳がせ開始

時間帯も潮の動きも悪くないし、いつもなら早々にドラグが鳴るような雰囲気だ。

10月中旬頃までなら、サビキ釣りと併用することが難しいほど慌ただしくなる朝マズメの時間帯だが、さすがに11月中旬ともなるとさすがの養老漁港のアオリでも渋くなるようだ。

水温の低下もあり、アジはキャストを繰り返しても元気に潜っていくが、アオリイカのアタリは出ない。

サビキ釣りが忙しいので、ヤエンの方はほったらかしにしておく時間が長いが、あまりにも反応がないのでボウズの不安が湧き始める。

そして、完全に日が昇り、サビキ釣りを終えてカワハギ釣りの仕掛けをしているタイミングで、その時は突然やってきた。

「ジリジリジリジリ・・・」速くもなく遅くもないスピードでドラグが出ていく。

それほどラインが出ないうちにドラグが止まったのは、アジが海底付近で捕まったのだろうか。

離れてサビキをしていたら気が付かなかったかもしれないが、幸いにもヤエン竿の近くで座り込んで仕掛けを作っていたので、すぐに気が付いた。

すこし竿先できいてみると、それほど大きくはないようだが、コロッケサイズというわけではないようだ。

これは取りこぼせないので、慎重を期してイカが内臓の食いはじめ以降になるよう、5分ほど時間を空ける。

遠投していないのでそれほど寄せる必要はないが、角度的に底に近い位置にいそうなので、少しだけ浮かせるように慎重に寄せてくる。

アオリからの反発はなく、どうやら夢中でアジを食っている最中のようだ。

信頼のオカサンヤエンをセットし投入すると、ライン上を滑っていき、ヤエンの到達を知らせるコツンと軽い手ごたえを感じる。

2度、3度とロッドをしゃくり上げるが、アオリイカは掛からない。

更に4度、5度と繰り返しロッドをあおると、「ギュン!」と竿先が大きく曲がり、アオリイカがヤエンに掛かった手ごたえを感じる。

獲物のサイズは新子サイズなので寄せるのは楽勝だが、海面で墨を吐いたアオリイカを見てみると、ヤエンは触腕1本に掛かっている感じだ。

これは取りこぼせないので、タモ入れといきたいところだが、満の悪いことに同じようにヤエン釣りに来たというおじさんが帰る途中で足を止めて隣で見ている。

このサイズでタモ入れするのも恥ずかしいなぁ・・・という変な気性が勝ってしまい、そのまま慎重にゆっくりと抜き上げる。

胴長20cmのアオリイカ
胴長20cmのアオリイカ

無事に抜き上げたのは、胴長20cmのアオリイカで、新子ならボチボチ良型と言えるサイズだ。

写真でも分かるが、やはり触腕1本の針掛かりで、やばいところだった。

とりあえず、今日もボウズを逃れることができ、少し遅めの時合もやってくるかと期待感も高まる。

因みに、隣で見ていたおじさんだが、京丹波市から来たというヤエン師で、後から到着した時に『アジ釣れてる?』と聞いてきたので、いろいろと話し込んだ相手だ。

ちょうど初めのアジ3匹が釣れた時間で、『群れが小さいからサビキを続けとかんと、いつ回ってくるか来るか分からん。』と伝えていたのだが、到着して少しすると腹痛でトイレ行ってくるといって漁港を出て小一時間近く帰ってこなかったのだ。

結局アジの時間が終わってしまい、『アジ釣れへんから帰るわ。』とのことで片付けをし、ちょうど帰り際に管理人がヤエンを入れるタイミングと被った感じだ。

因みに、写真のプロパティで確認すると、このアオリイカが釣れたのはで8時10分だったが、この後雨が降ってきて残念ながら8時半で釣り場移動をすることになる。

そして、雨が降ってきて急いで片付けしていて、最後にヤエン竿を上げようとすると根掛かりしていたので、ドラグを締めて竿をしゃくっているとどうも感覚がおかしい。

グゥ~とゆっくり引っ張ってくると、竿が大きく曲がり寄ってくるではないか。

どでかい海藻か岩でも引っ掛けてきたかと思った次の瞬間、竿が一気に海面に引き込まれる。

と思った瞬間・・・パっとテンションが抜ける。

仕掛けを上げてくると、アジの脳天が齧られており、アオリイカであったことが分かると、『やってしまった!』と後悔の念に駆られる。

雨で焦って片付けをしていてアタリに気づかず、安易に根掛かりだと思ってドラグを締めてしまったことがバラシの原因だ。

京丹後のおじさんとの話で、先週に胴長40cmクラスを上げたと聞いて、『まさか、秋イカで・・・』と疑っていたのだが、どうやら本当の話だったようだ。

ヤエン釣りについては、何ともまぁ後味の悪い終わり方になってしまった。

カワハギ釣りの仕掛けとエサのアサリ

あれこれとせわしない釣りの様子だが、近年は釣行機会が少ない管理人なので、釣りに出た時は二刀流や三刀流は珍しくない。

この日はサビキ釣り、ヤエン釣り、この後のカワハギ釣りに加え、釣り場移動後の呑ませ釣りで四刀流だ。

まず、この日のカワハギ仕掛けと用意したエサの紹介だが、以下のような感じだ。

カワハギ仕掛けとエサ
カワハギ仕掛けとエサ

波止際の胴突き仕掛けのカワハギ釣りになるので、短竿とベイトリールの方がやりやすいが、アオリイカでエギングロッドを持参してきたのでスピニングタックルを使用する。

タモ網も持ってきているので、さすがに車を横付けできない釣り場で、これ以上ロッドを持ち込むのは難しいのが正直なところだ。

まあ、スピニングタックルなら、際釣りでカワハギがいなければ、チョイ投げ釣りにもシフトしやすいというメリットはある。

因みに、この日は自作仕掛けまで作る余裕はなかったので、ダイワとシマノの完成仕掛けとナス型オモリを用意した。

そしてエサだが、アサリの冷凍アサリの塩漬けとエキス漬けを用意した。

エキス漬けに使用したアミノ酸入りの塩は、マルキューのバクバクソルトを使用したが、業務用スーパーで売っているような冷凍アサリでも、食いが良くなるだけでなくエサ持ちも良くなるので必須だ。

あと、以前に使ったカワハギの撒き餌にする、アサリエキスが入ったヒロキューのにぎってポンの残りが家にあったので持参してきた。

胴突き仕掛けの際釣りでカワハギ釣り~ウマヅラハギばっか・・・

サビキをしていた撒き餌がきいていたこともあり、オセンやベラのエサ取りも集まっているが、すでにカワハギも寄っている。

というか、養老漁港では以前よりカワハギが浮いているのが良く見えていたので、一度はカワハギの数釣りをやってみたいという考えがあった。

カワハギ釣りを始めると、カワハギ独特の小さなアタリがあるものの、なかなか針に乗らず、次々ととエサを取られる。

微妙なアタリも即合わせを続けていると、何投かに一回は掛けることができるのがカワハギ釣りだ。

胴突き仕掛けでカワハギゲット
胴突き仕掛けでカワハギゲット

目論見通り、早々に小さいながらもカワハギをゲットする。

堤防釣りのカワハギなので、サイズは小さくても仕方ないが、そのかわりに数は欲しいところだ。

ただ、先ほどサビキの中層で釣れたのもウマヅラハギだったが、底付近でもウマヅラがヒットしてきた。

やはり釣れるのはウマヅラばかり
やはり釣れるのはウマヅラばかり

丸ハゲが釣れないわけではないようだが、どうも養老漁港はウマヅラが多いような感じがする。

満潮でも波止際の水深は3mちょいと言った感じで、全体的に水深が浅く岩礁の多い釣り場であることが影響しているのか。

この後、丸ハゲとウマヅラを更に1匹づつ追加するが、前述のように8時半になると大きな雨雲に包まれ、少し強めの雨が降り始めた。

まだアオリが1杯しか釣れておらず、カワハギもここから数を伸ばしていきたいところではあったが、万一大雨になると雨宿りする場所もなく、駐車場まで距離があるのですぐに車にも退避できない。

後ろ髪をひかれる思いが強いが、車を横付けできる釣り場である平田埋立地への移動を決意し、この日の養老漁港での釣りは納竿とした

いつものことだが、帰り際に駐車場の隣にある管理事務所で、駐車料金というか名目は清掃協力金である600円を支払う。

支払うと言っても、車のワイパーに清掃協力金支払い要請の用紙(車のナンバーが記入されている)が挟まっているので、600円をその用紙に包んで事務所横に掛かっている清掃協力金納入箱にと投函する。

ただ、車に戻った頃には雨雲も消え始め、結局この時間帯は大した雨を降らせることはなかったが、この釣り場移動の判断が功を奏すか否かはこの時点では知る由もなかった。

養老漁港での本日の釣果とタックル

養老漁港では雨が降ってきて片付けを急いでいたので、釣果の写真を撮る余裕がありませんでした。

以下の写真は、帰宅してから撮ったもので、この後の伊根の平田埋立地の釣果も含んでいます。

この日の養老漁港での釣果

【お持ち帰り】

アオリイカ:1杯(胴長20cm)

グレ:1匹(25cm)

カワハギ:5匹(15cmまで)

小アジ:22匹(15cmまで)

【リリース】

エサ取り:20匹程度

養老漁港で釣れたものに限定すると、釣果は上記のような感じです。

カワハギは始めてすぐに納竿となったので、ウマヅラ4匹と丸ハゲ1匹でしたが、20分ほどでこれなら続けていればかなり釣果は伸びたと思います。

アジは現地で釣ったものに、持参した死にアジが10匹混じっています。

メインのアオリは1杯だけと残念でしたが、他の釣りも合わせれば全体的にアタリはかなり多く、3時間半でこの釣果なら満足の結果と言えそうです。

なお、リリースのエサ取りは、ネンブツダイ、オセン、チャリコ、ベラ3種類と10目釣り以上の達成で、バラエティ豊かな魚が釣れる楽しい釣りとなりました。

なお、ここでは、ヤエン釣りのタックルのみ紹介しておきます。

カワハギ釣りについては、ダブルヘッダーの平田埋立地での釣りがメインとなるので、そちらの記事中で紹介しようと思います。

ヤエン釣りタックル

管理人のヤエン釣りタックルは汎用的なものですが、今回はヤエンストッパーを使用しました。

おすすめの小物

アオリイカのヤエン釣りをするのであれば、ヤエンの重要性は言うまでもありませんが、今回はヤエン投入1回と少ないチャンスでしたが、上手く掛けることに成功しました。

その他、活かし用のポンプとアジ掬いを用意しておくことをおすすめします。

今回は新子の秋イカもシーズン終盤となる11月中旬のアオリイカ釣行ということでしたが、天気の兼ね合いで時合が来たタイミングで移動ということになってしまいました。

アオリのお土産は1杯のみとなりましたが、納竿間際にも大物のアタリがあり、さすがは人気・実績ともに高い養老漁港という感想です。

管理人自身にとっても、養老漁港ではボウズなしという結果が継続できたのは何よりで、結果的には良い印象を持ち続けることができます。

ただ、アジが釣り難しくなってきているようなので、11月下旬から12月に掛けては、アオリを含めて更に釣り難しくなるのは容易に想像できます。

今年の京都釣行は、あと1回行けるかどうかですが、時間が取れればボウズ覚悟でも是非もう一度チャレンジしてみたいですね。

なお、ダブルヘッダー2戦目は記事中でも紹介したように平田埋立地の釣りになりますが、良型のカワハギやアコウも飛び出す展開になるので、よろしければ引き続きご覧ください。

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