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【2020年の初釣り】冬の淡路島で真鯛釣りも激渋

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どうも、ガチろっくんです

明けましておめでとうございます。

いつも当サイトをご訪問頂き、有難うございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

どうも、ガチろっくんです。

新年一発目の投稿は、2020年開幕を迎える初釣りになります。

訳あって近年釣行頻度が増えている船釣りですが、前回淡路島のタイラバ釣行から早いもので半年が経ちます。

今回は淡路島でイシダイ(ハス)釣りを予定していましたが、波風強く予定変更で由良沖でのマダイ狙いになりました。

船釣りでは前回は真夏の暑さとの戦い、今回は波風と寒さとの戦いと、新年早々厳しい戦いを強いられましたが、果たしてその釣果やいかに・・・

 

目次

【2020年の初釣り】冬の淡路島で真鯛釣りも激渋

【釣 行】

2020年 1月 5日(日) 7:30~12:00

場所:淡路島 由良 灘沖

天気:曇り

潮 :若潮

 

6時半に由良到着 波風強くイシダイ狙いからマダイ狙いに変更

淡路島への船釣り釣行は、いつも親父殿と弟君と3人で釣行に出ることが多いが、今回は親父殿と二人で出掛けることになった。

その日何処へ向かい、何を狙うかは船頭の漁師の兄ちゃん(親戚)任せだが、当日はイシダイ(ハス)をやろうかという話になっていた。

ただ確定ではないので、マムシは用意しなくて良いという話だった。

冬の船釣りということで、この日は少し遅めの7時頃に船を出すと聞いていたので、6時半に由良に到着した。

 

6時半前の由良漁港はまだ真っ暗

6時半前の由良漁港はまだ真っ暗

さすがに冬のこの時期なので、6時半でもまだ真っ暗で、明かりを灯している船もほとんど見当たらない。

由良漁港では正月休みが1月4日までと決まっていたらしく、この日が最初の漁の日らしいが、日が昇り始めないと魚も食わないらしい。

管理人自身は船釣りも若い頃からやっているので歴そのものは長いのだが、昔は年に1回だけの釣行とかなので知識も経験もまだまだ少なく、そのあたりの勝手は良く分からない。

とりあえず少し早めに着いたので、親父殿が兄ちゃんを迎えに行く。

 

仕掛けボックス

仕掛けボックス

数分後、どうやらまだ兄ちゃんの準備が整っていないようで、親父殿が仕掛けボックスを受け取って戻ってきた。

『先にチモトをこさえとけ』ということだが、ボックスを開けてみると5本針と7本針のタイサビキが入っている。

イシダイなら3本針のエサでやるはずだが・・・

親父殿に聞くと、どうやら風と波が強くなって来るらしく、急遽イシダイからマダイ狙いに変更しよかということらしい。

漁港は結構穏やかだが、確かに沖へ出ると勝手が違って波が高いことも多い。

日が昇って2時間、3時間するとかなりの風も吹き始め、うねりを伴うことも少なくない。

まあ、そういう厳しい海だからこそ、由良で取れた魚は美味く、市場価値も高いものになるのかもしれない。

言われたように仕掛けを済ませ、勝手に船に乗り込み先に出港準備を始める。

 

釣り場は灘方面 幸先良いスタートを切るも、『なんじゃあ映らん』を連発

珍しく一番船として出港

珍しく一番船として出港

同じ漁船の留所内では、我々が出発するのはいつも一番遅い方なのだが、この日は珍しく一番船として出港した。

引き続き休みをとっている漁師さんが多いらしい。

この日の釣り場は灘の沖合いで、ポイントへ到着するのに20分程度船を走らせる。

ポイントに近づくと魚探で流す場所を探しながら走るが、ほとんど影が映ることがなく群れの浮きが確認出来ない。

日は昇り始めていたが、これでもまだ時間的には早いらしい。

しばらく探して、ようやく最初に流すポイントを決める。

 

タイサビキで本年の1投目

タイサビキで本年の1投目

風は強いが、波の高さはほどほどで、これならイシダイでも問題なかったように思うが、沼島方面はどうだったのだろうか。

上の写真でいえば、左に浮いているのが沼島で、ここからイシダイポイントまでは更に15分は必要だ。

由良に到着してから、最初の一投までにずいぶんと時間が掛かってしまったが、いよいよ2020年の初釣り開始だ。

いきなりヒットという劇的な場面はなく、管理人と親父殿は沈黙の時間が続くが、兄ちゃんが一人ぶつくさぼやいている。

同じポイントを数回流すも、『なんちゃあ食わん!』と聞こえてくる。

釣り開始直後の管理人と親父殿の沈黙はいつものことだが、いつも速攻で食わせる兄ちゃんが釣ってくれないと、こちらも釣れる気がしない。

・・・と思っていたら、その時は突然やって来た。

ロッドがグィ~と曲り、オモリを根をこすったかと思い、ロッドを立てた瞬間にゴンゴンゴンゴンゴンっ!!

最初のグィ~がアタリかどうかは定かではないが、思いも寄らぬヒットでテンションが上がる。

『来たっ!!』

『おっ、それデカいな。』と親父殿。

何でもかんでもすぐにデカいという親父殿だが、今回は確かにデカい手応えを感じる。

時折、ロッドが海中に引き込まれるほど曲がり、強めに締め込んだドラグがわずかに出ていく。

巻きも空回りしているようで、なかなか上がってこない。

少しの間、久しぶりのマダイとのやり取りを楽しみ、ようやく浮いてきた真鯛の姿をみると40cmに届かないサイズだ。

親父殿が横でタモを構えていたが、意外と小さいサイズにまあまあやなと。

『アレ、おかしいなぁ。もっとデカいと思ったけど・・・』と管理人。

掬った真鯛を置き、親父殿は釣り座に戻る。

引き続き仕掛けを手繰り寄せると、ん?まだ重い。

どうやらもう一つ付いているようだ。

1匹目の真鯛は一番上の針だったが、もう1匹は一番下の針についていた。

変な付き方なので、まさかとは思っていたが、抜き上げるとこれまた真鯛だった。

仕掛けの全長は10mほどあるので、魚が浮いていないこの状況で、このダブルヒットはラッキーこの上ない。

 

2020年の初釣果は真鯛のダブルヒット

2020年の初釣果は真鯛のダブルヒット

兄ちゃんよりも先に真鯛を釣り上げたのは、おそらく今回が初めてだ。

『何に食うた?』と兄ちゃんが珍しくビニール疑似餌の色を聞きに来た。

『ピンクやな。』

『へぇ。』と言って戻っていく。

鯛に掛かった針を外し、親父殿に言って写真を撮ってもらう。

 

どうも、ガチろっくんです

どうも、ガチろっくんです

同行者がいる時くらいしか写真に収まることもなく、折角の機会なので自分の写真もアップしておく。

改めまして、ガチろっくんです。本年も宜しくお願いします。

 

管理人としては幸先の良いスタートを切ったのだが、いつものパターンで後が続かなかった。

というよりも、時間が経過してもマダイは一向に浮かず、親父殿はもちろん、兄ちゃんでも苦戦しているようだ。

時折小さな群れが見えるが、どうやらアジらしくて、ポツリポツリだが兄ちゃんが釣り上げていた。

管理人も言われたように棚を上げ、アジを狙ってみるとヒットさせたが、抜き上げる途中で口切れを起こしてしまった。

分かっちゃいるのだが、アジは30cmに及ばなかったので、網を入れずについつい横着してそのまま抜き上げようとして痛い目を見る。

どうやら、後ろで釣っている親父殿もバラしてしまったようだ。

 

25cmクラスのアジ

25cmクラスのアジ

50号のロッドを使用しているので、アジはヒットしても軽く、面白みは少ない。

ただ、抜き上げてみると25cmほどしかないが、パンパンに肥えており旨そうだ。

数釣れれば良かったのだが、残念ながらタイサビキではアジを釣るのも鯛を釣るのも、そう難易度は変わらなかった。

結局、親父殿も管理人もアジは1匹づつしか釣り上げることが出来なかった。

 

ポイント移動を繰り返すもアタリ渋く 管理人はタイラバの練習で終了

時間だけがどんどんと経過していく。

兄ちゃんも何とか魚を浮き上がっているポイントを探そうと、船を彼方此方に走らせるが、どこも目くそ鼻くそのようだ。

9時位になると目の届く範囲で、10艘ほどの漁船が確認できた。

漁師同士ですれ違う際に、しぐさで何らかのやり取りをしているようだが、傍で見ていてもどうやらダメなことだけは伝わってくる。

それ以前に、釣れていれば同じ場所で流し続けたりするので、漁船が走り回っている状況を見れば、ダメなことは分かるらしい。

兄ちゃんも『なんじゃあ、映らん』を連発し、我々一行も船を走らせる時間だけがいつもより長くなる。

それでも兄ちゃんはポツリポツリと何かしら上げているようだが、最大サイズは80cmのスズキと、いつもと勝手が違うようだ。

 

タイラバの練習

タイラバの練習

10時を過ぎると、管理人はタイサビキがダメならと、タイラバの経験値を上げておくことにした。

いくつかのタイラバを試すもアタリはないため、前に調子が良かったFish ArrowのフラッシュJ カーリーを装着すると2度のアタリが出た。

かなり渋っているようで針を吸い込まなかったが、ワームに傷が入ったので、やはりこのワームとの相性は良いようだ。

 

冬のタイラバが難しいのは分かっていたので、アタリすら出ないかもしれないと思っていただけに、バイトがあっただけでもモチベーションは保たれた。

兄ちゃんのビニールもアタリは出ていたようだが、吸い込まずに口先で噛む程度なため、ヒットには至らないらしい。

その後、昼前になってからシーズン並みに一面に浮き上がっているポイントも発見するも、結局マダイは食わず。

『潮が気にいらんのじゃ。』と言っていたが、どうやら群れを掴めば釣れるというわけでもないという、嬉しくないパターンのようだ。

親父殿は時間の経過とともに波風が強く海も畝っていたため、早い段階で心が折れてしまっており、しきりに『今日はあかんわ。今日はもう終わりやな。』を連発している。

確かにこの絶好とも思えるポイントを3回流し、それでも食わせられなかったことで諦めもついた。

残念ながら兄ちゃんに終了を告げ、2020年の初釣りは12時過ぎに納竿とした。

 

本日の釣果とタックル

本日の淡路島での船釣り釣果

本日の淡路島での船釣り釣果

【お持ち帰り】

真鯛(マダイ):5匹(38cmまで)

マアジ:7匹(28cmまで)

カサゴ:1匹(25cm)

【リリース】

スズキ:1匹(80cm)

日和の悪い一日でしたが、管理人のラッキーヒットの真鯛2枚はまずまずのサイズで、アジも含めて十分なお土産になりました。

親父殿はアジ1匹と辛うじてボウズを逃れましたが、マダイのヒットは終ぞ一度も掴めませんでした。

『なんじゃあ食わん』を連発していた兄ちゃんでしたが、終わってみれば締める前にリリースしたスズキも含め、一応2桁の釣果を叩き出していました。

正月休み明けでイケスには魚が入っていないので、本人はチャリコしか釣れんで土産がないわと言っていましたが、いや冬時期にこれだけ釣果があれば十分ですから。

 

【本日のタックル】

本釣行で使用したタイサビキで使用したタックルです。

リールは船釣り用のリールとして大物狙いなら若干パワー不足ですが、汎用的に色々と使えるリールなので愛用しています。

以前に安価でコスパの高いお勧めリールとして紹介しましたが、船釣りやタコ釣りを含めた負荷の掛かる使い方を2年半ほど続けていますが、ホントに頑丈なリールです。

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PEは今回はイシダイをやると思って1.5号に巻き替えましたが、最近はタイラバを中心に考えて1.2号を使用しています。

いつも使っている漁師の自作仕掛けについては、そのうち作り方を聞いて、別途紹介したいと思います。

ただ、擬似餌に使っているビニールについては、特注で作らせているもので、これは企業秘密で墓まで持っていく冗談交じりに言っています。

 

2020年の初釣りは、縁起物のタイ釣り釣行でスタートしました。

今回もボウズと隣り合わせの厳しい釣果でしたが、多くの釣り人にとってはこれがリアルなのではないかと思っています。

管理人自身は色々な釣りをしますが、ごくごく何処にでもいるサラリーマン釣り師なので、特別な知識やテクニックはありません。

衝撃的な情報や、驚くような釣果をお届けすることはありませんが、引き続きリアルな釣りを面白可笑しく綴っていきますので、引き続きご愛顧のほど、宜しくお願い致します。

 

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