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【極めロッド】コスパ抜群の波止釣り用万能竿ならこの磯竿がおすすめ!!

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波止釣り用の万能竿

海釣りに限らずとも、釣りをするのに釣竿(ロッド)は不可欠な釣り道具です。

ただ、いざロッドを購入する機会が訪れても、迷うばかりでなかなか購入にまで踏み切れません。

それは、ロッドがもっとも費用が掛かる釣り道具の一つであるという事と、消耗品ではないので、長く付き合っていくパートナーになるという理由もあるのでしょう。

それゆえ、ロッドを購入する際には、求められる要件を十分に把握した上で、納得の1本を見つける精選力と、購入に踏み切る決断力が必要です。

ここでは、海釣りの中でも、特に波止釣り(防波堤釣り)で使用するロッドのうち、様々な釣りに対応できる万能竿に焦点を当ててみます。

まずは、波止釣りの中でも・・・

ウキフカセ釣りサビキ釣り(投げサビキ釣り)カゴ釣り探り釣り脈釣り、際釣り、穴釣り)、エビ撒き釣り紀州釣り投げ釣り(チョイ投げ釣り)、呑ませ釣り、落とし込み釣り(ヘチ釣り)、ルアー釣り(アジング、メバリング、エギング、ジギング)、その他諸々。。。

 

Question:

「さて、あなたはどのような種類の釣りをするための釣り竿をお探しでしょうか?」

Answer:

『出来れば全ての釣りに対応できるような万能竿が欲しい。』

管理人自身もそうでしたが、これから釣りを始めようとされる方、あるいは釣りを始めたばかりの初心者さんほど、最初の1本のロッドで色々な釣りを試してみたいと思うのかもしれません。

上記の釣り全てと言うのはさすがに難しいですが、実は、青太文字で示した釣りに対しては1本のロッドで対応可能で、太文字で示した釣りに対しても何とか使える、そういう波止釣り中心の万能竿ならおすすめできるロッドがあります。

 

Question:

『どのような釣りにも対応できる万能な竿なら、国内三大釣り具メーカーであるシマノ、ダイワ、がまかつの高価な釣り竿ではないですか?』

Answer:

「いいえ、確かに信頼のブランドであるシマノ、ダイワの釣り竿ですが、高価な釣り竿という点には大きな誤解があります。」

高価な釣り竿というのは、概ね釣法や対象魚を絞った玄人向けの専用竿が多く、どちらかといえば、様々な釣りに対応するというのが難しい製品がなります。

むしろ安価なバリュープライスの入門者向けの釣り竿にこそ、幅広い釣りに対応できる万能竿と呼べるような、おすすめの製品が多くあります。

メーカーも新規のお客さん獲得に力を入れていますので、安価でも質の高い製品、すなわちコストパフォーマンスの良い製品が各社から提供されています。

 

ここでは、まず、波止釣り(防波堤釣り)で万能竿を選ぶ際に求められる要件(性能)について纏めます。

その後、初心者さんだけでなく、中級者になっても使い続けられるような、コスパの高いおすすめの万能竿について紹介します。

本記事が、万能竿という製品への理解を深め、あなたの釣りのお供として、納得の1本を探し出す一助となれば幸いです。

 

目次

【極めロッド】コスパ抜群! 波止釣り(防波堤釣り)用の万能竿とおすすめの磯竿

まずは、冒頭にも書き出したように、海釣りの中でも、特に波止(防波堤)で行える釣りの種類と、使える釣り竿について表に纏めてみます。

釣竿の種類 釣法(釣りの種類)
ウキ 投げ 探り サビキ カゴ ヘチ ルアー
磯竿
投げ竿
落込み
筏竿
穴釣り
ルアー
船竿

(落込み:落とし込み竿、穴釣り:穴釣りロッド、ルアー:ルアーロッド)

表中の【◎】はその釣りに最も適した釣り竿、【〇】は普通に使える釣り竿、【△】は条件次第で使える釣り竿です。

もちろん、同じ釣法の中でも仕掛けや対象魚それぞれに対して負荷が異なりますし、同じ釣竿の種類の中でもルアーロッドのように対象魚次第で強度が全く異なる製品がありますので、全てが表の通りという訳にはいきませんが、一般的なものを記載していると思って下さい。

この中で穴釣りについては、本来探り釣りの一種として纏めても良いのですが、他の釣法と比較して全く異なる特徴を有していますので、別に抜き出しておきました。

その理由は、万能竿を使うのではなく専用竿を用いた方が、安価で性能の高いロッドを入手できるという点です。

穴釣りロッドについてご検討されている方には、求められる要件も含めて詳しく紹介した記事がありますので、宜しければコチラをどうぞ

 【極めロッド】穴釣りには『極光テトラDX』がお勧め!!

 

表中の記載を一見すれば分かるように、波止釣りにおけるほとんどの釣法に対応できるのは磯竿ということになります。

投げ竿も製品次第では広範囲の釣りに使えますが、何とか使えるというレベルが多く、使い勝手は決して良いとは言えません。

ここまでずっと万能竿という用語を使ってきましたが、波止釣りにおける万能竿というのは、磯竿の中の一部の製品を指していると思って頂けば結構です。

磯竿は製品次第で、これだけ幅広く使える釣り竿ですので、様々な釣りに使いたいという方にとっては、最もコストパフォーマンスの高い釣り竿といえます。

それでは、万能竿に求められる要件を書き出す前に、まずは、磯竿の特徴と特性について簡単に触れておきましょう。

 

  海釣りで使用する磯竿について

波止釣り用の万能竿【磯竿】

波止釣り用の万能竿【磯竿】

写真は店頭に並ぶ磯竿のほんの一部ですが、釣り達者さんにはお馴染のものも数多く並んでいます。

現在の磯竿の主流はカーボンロッドですが、性能の違いによる価格の幅は非常に広く、数千円のものもあれば、十万円以上するものも珍しくありません。

釣り達者な方ほど、釣法に合わせた釣竿や、対象魚個別の専用竿を用いるケースが増え、国内三大釣りメーカーであるシマノ、ダイワ、がまかつからも、玄人ユーザーの飽くなき要求に応えるべく、独自技術の粋を極めた高級ロッドが数多く販売されています。

では、釣りを始めて間もない初心者さんでも、このような高級ロッドを購入して釣りに臨めば、使い勝手の良い釣り道具として、良い釣果が得られるでしょうか?

答えは “NO” です。

高級な(値段の高い)ロッドほど、個別のターゲットの特性に合わせるため、偏った特徴と性能を持たせていることが多く、ロッドの持つその性能を最大限引き出せるだけのテクニックが要求されます。

釣りの知識や経験が浅い人が使うと、扱い辛いだけでなく、ロッドを破損させてしまうことにもなりかねません。

操作性の良さを犠牲にして他の性能を伸ばすというのは、スピードを追求したスポーツカーしかり、飛距離を追求したゴルフクラブしかり、といったところでしょうか。

それでは、操作性が高く、対象魚を選ばない万人向けのロッドというのは、どのようなものでしょうか。

 

万能竿向きの磯竿

万能竿向きの磯竿

昨今、釣り用品店では安くても性能の高い、すなわちコスパの高いロッドが当たり前のように並んでいます。

写真に並べた5本の磯竿は、いずれも先に書いたシマノ、ダイワを含む有名メーカーの釣竿でありながら、実売価格が1万円を切る製品ばかりです。

長さや号数によっては実売価格5,000円程度のものも含まれていますが、管理人が釣りを始めた頃は、まだまだグラスロッドが主流であり、1万円を切る価格のカーボンロッドなどお目に掛かれませんでした。

現在では海釣り用のグラスロッドなどは、実売価格2,000円を切るものまで販売されるなど、長く続くデフレの影響もあるのでしょうが、海外生産を主とするロッド製作技術の進歩もここまできたかと感心させられます。

ただし、市場に出回るロッドにはやはり安かろう悪かろうという製品も多くあり、値段にばかり目を奪われて粗悪品を掴めば、扱い辛いだけでなく、ロッドを破損させて安物買いの銭失いになるというケースは避けられません。

先に紹介したような様々な釣りに対応できる万能竿を求めるのであればなおさら、釣り竿の性能を十分に理解したうえで、納得の1本を選び出す必要があります。

そう言う意味でも、やはり信頼のブランド製品の中から、使い勝手が良く基本性能の高いカーボンロッドの磯竿を選択したいところです。

 

  磯竿の性能表を見てみよう

それでは、上記の写真の中から、実際に販売されている製品の性能表(スペック表)を見てみましょう。

磯竿の性能表(スペック表)

磯竿の性能表(スペック表)

上記は、DAIWAのリバティクラブ磯風という磯竿についての性能表ですが、磯竿の性能表には概ねこのような内容が記されています。

他にも価格に関する記載がありますが、この製品についてはバリュープライス(オープン価格)製品であり、メーカー希望小売価格の設定はなく、実売価格7,000円~12,000円ほどの製品です。

価格に幅があるのは、号数が大きく、長さが長いものほど値段も高いということになります。

長さや重さ、継ぎの本数など、各性能については読んで字の如くであるため説明は不要かと思います。

ただ、表中のアイテム項の記載方法については、釣り竿を探す時の最優先の指標になり、ロッドをお探しの初心者さんにも是非知っておいて欲しいので、少しだけ説明を加えておこうと思います。

一例として、【3号-45遠投・K】と記載された製品を取り上げてみると、これは、[号数] + [長さ] + [遠投磯竿か否か]を示しており、最後のKというのは開発ナンバーで特に意味はありません。

【号数】

竿の強さを表す基準ですが、統一基準では無く、メーカーによって多少の差がありますが、おおよそ2号のロッドであれば2号のハリスを使うのに丁度良い強度と考えれば結構です。
号数が大きくなればなるほど強度が増して大物への対応も可能となりますが、その代わりとして、ロッドそのものの径が太くなり、硬くなり、そして重くなります。
あまりロッドの号数が大きいと、扱い辛くなる上に値段も高くなりますので、必要な強度以上の号数のロッドを入手するのは、メリット以上にデメリットの方が大きいと言えます。
波止釣りのほとんどの釣りにおいては、1号~3号が一般的な使用号数と考えておきましょう。

【長さ】

2桁あるいは3桁の数字で、ロッドのおおよその長さを示しています(ダイワでは2桁の45、シマノでは3桁の450は、いずれも4m50cmのロッドであることを意味します)。
釣竿の長さは使用する個人の身体的特徴、釣り場、そして狙うポイントの状況によって必要性は変わります。
例えば、大人と子供あるいは男性と女性では、扱えるロッドの長さは変わりますし、テトラポッド帯での使用の有無や、ポイントが波止際か少し沖目かによっても、求められるロッドの長さは変わります。
ロッドも長くなればなるほど、竿の自重でのしなりが増え、手元に感じる重さも増し、扱い辛くなる上に値段も高くなりますので、こちらもちょうど良いものを選ぶ必要があります。
波止釣りでのほとんどのエサ釣りにおいては、3.5m~5mが一般的な使用長さと考えておきましょう。

【遠投磯竿】

遠投磯竿には、通常の磯竿に比べて、以下のような特徴と特性が付加されています。
・テレスピンガイドの採用
・ガイド数を減少
・パイプシートの採用
・ロッド強度の向上
遠投性能を高め、カゴ釣りなどにおける真鯛や青物への対応力を向上させる仕様にしている分、ロッドの自重が増すケースが多くなります。
通常の磯竿に比べて価格は高くなりますが、負担の掛からない重さの製品であれば、万能竿としての適正は高いと言えます。

 

ここまでの内容で、磯竿に関する基本的なことは理解頂けたと思いますので、それでは次に、万能竿に求められる性能についていくつかの視点から解説を行います。

 

  万能竿(万能ロッド)に求められる性能

波止釣り(防波堤釣り)において、様々な釣りに使用できるロッドに求められる要件を纏めます。

まずは、その特徴と特性について大まかに書き出し、その後、その中でも最も重要度の高いものに焦点を絞って紹介します。

 

特徴と特性

まず何を置いても第一は、万能竿に求められる特徴と特性を理解することが必要です。

万能と言うからには、全ての面において『大は小を兼ねる』ということを根底において検討せねばなりません。

あくまで例えですが、0.5kgの負荷にしか耐えられない竿で2kgの魚を釣り上げるのは難しく、波止際から3m~4mの位置に仕掛けを縦に落としていきたい時に1.8mの竿では釣りになりません。

当然、逆は可能なので、『強は弱を兼ねる』、『長は短を兼ねる』といった具合に考えることが出来ます。

ただし、この考えで行くと『長くて強いロッドなら何でも良いのか』と言うことになりますが、これはこれで“NO”です。

すでに、前々項の『磯竿について』で記載したように、ロッドは長ければ長いほど操作性が悪くなり、強ければ強いほど太くなり、重量も増しますので、どんどんと扱い辛くなっていきます。

実は万能竿を選ぶ際には、この【釣り竿の長さ】、【釣り竿の強さ】、【釣り竿の重さ】というのが最も重要な要素であり、この3点についてバランスの良い性能を兼ね備えたものこそが、初心者さんのみならず中級者になっても長く愛用できる製品となるのです。

もちろん、竿の感度や調子、ガイドの性能などにも良いものを求めたい気持ちはあるでしょう。

ただ、それは冒頭に書いたように、もはや高価な専用竿に求めるべき性能であり、万能竿向きの性能とは言えません。

信頼のおけるメーカーのカーボンロッドであること、そして重視すべき上記3点の条件、これに贔屓のメーカー、見栄え、そしてコストなどの要素を加え、これらがあなたが描く条件に折り合えば、それがあなたの求める万能竿ということになります。

それでは、万能竿を選ぶ際に最も重視したい3点について、それぞれ基準となるレベルを示しておきましょう。

 

万能竿に求める最適な磯竿の号数(強さ)

改めて釣りの種類を思い起こし、磯竿のどの号数(強度)が、その釣法に適しているのかを纏めてみましょう。

磯竿の強度 釣法(釣りの種類)
ウキ 投げ 探り サビキ カゴ ヘチ ルアー
適正
1号
2号
3号
4号
5号

(投げ:チョイ投げ限定、カゴ:投げサビキを含む、穴とルアーは対象外

表中の評価は、磯竿を釣り扱う場合に、ロッドの強度と、その強度におけるロッドの太さと重さを含めた扱い易さを考慮して、管理人の独断と偏見で作成したものです。

各号数のロッドの評価を見てもらえばわかりますが、いずれの釣りの種類に対しても強度が高ければ良いというものではありません。

最も強度の高い5号の磯竿などは、磯の大物であるブリやヒラマサなどの上物狙い、イシダイのブッコミなどでの使用、波止釣りでは重量カゴ釣りやノマセ、波止際のモンスター(カンダイ)狩りくらいでしか使いようがないのではと、個人的には思っています。

そして、青太文字で示した3号の磯竿が最も汎用性が高く、波止釣りで人気の【各種ウキ釣り】、【探り釣り】、【サビキ釣り】、【カゴ釣り(投げサビキを含む)】に適性の高いロッドである事が分かります。

このことから、万能竿としての強度に関しては、3号の磯竿が最も相応しいであろうとの結論に至ります。

 

万能竿として最適な磯竿の竿長(長さ)

一般的な磯竿は概ね、3.5m~5.3mの間で製品化されています。

先に示したリバティクラブ磯風の性能表では、3.9m、4.5m、5.3mの3種類がありました。

本製品に限らず、磯竿では4.5mと5.3mが最も多く製品化されている長さであり、とりわけ万能竿を謳う製品は、各種メーカーのほとんどのロッドでこの長さが採用されています。

先にも少し書きましたが、長さについての適切な選択は、その竿を使う人と釣り場に依存する部分が大きいのですが、まず使う人を問わない万能性の長さというものを考慮すれば、一番のおすすめは4.5mの磯竿になります。

そして、次点は3.9m、すなわち4.5mを超える長さではなく、4.5mを下回る長さの磯竿を、管理人としてはおすすめします。

ただし、短すぎると逆に汎用性を損なうことになりますので、選ぶ磯竿の長さの最低ラインは概ね3.5mと考えておけば良いでしょう。

これは、次項で紹介するもう一つの重要な要素である重さと密接に関係してきます。

 

万能竿として許容される磯竿の重さ

釣り竿は、軽ければ軽いほど負担は少なく、扱いも楽になります。

特に、波止釣りでは置き竿をするよりも手持ちの機会の方が多く、軽ければ軽いほど竿を持ち続けても疲れが少なくなります。

ただ、欲しい号数が大きくなり、欲しい長さが長くなれば重さが増していくというのは、すでに紹介した通りです。

釣り竿の自重については、客観的な指標として250g以下であるか、それを超える重さであるかが分かれ目になると考えます。

そして、ロッドは長ければ長いほど、例え同じ重さであっても、手元に掛かる負担は大きくなります。

性能表の重さに着目

性能表の重さに着目

上記は先の性能表を、3号の磯竿に限定して抜き出したものですが、ご覧のように250g以下となるのは3.9mと4.5mだけです。

前項で示した万能竿に適した長さが4.5mというのは、ここにも関係しています。

有名メーカーのカーボンロッドにおけるバリュープライス製品を見渡せば、3号で200g(遠投モデルだと250g以下)を目途に製作されていることが伺えます。

極端にいえば、250gを超えるような製品は、竿受けを使用したり、置き竿をしながら使用するものと考えておいた方が良く、万能竿として使用するには適していないでしょう。

 

以上で、強度、長さ、重さについても、万能竿として相応しいであろう条件は揃いました。

すべて纏めると、一流メーカーのカーボンロッドで、3号-4.5mで出来れば250g以下のロッド、そして、波止際の釣り重視なら通常タイプ、沖目のキャスティング性能重視なら遠投タイプが、様々な釣りに対応できる万能竿となります。

その他、メーカーが謳う独自の性能(例:カーボンの編み込みやガイド性能)や、頑健性、見栄え、価格などを総合的に判断したうえで、最終的な判断を下せば、それがあなたの希望に沿った最良の万能竿であると言えるでしょう。

それでは最後に、その最良の1本を選び出す候補として、管理人がお勧めする万能竿を幾つか紹介します。

 

  管理人がお勧めする波止釣りの万能竿

ここで紹介する製品は、これまで管理人が使用してきたロッドも含めて、コストパフォーマンスの高い万能竿とも言える磯竿です。

管理人自身の使用用途は、ウキフカセ釣り、紀州釣り、ヌカ切り釣り、エビ撒き釣り、サビキ釣り、投げサビキ釣り、カゴ釣り、脈釣り、チョイ投げ、呑ませ釣り、タチウオの電気ウキ釣りといったあたりです。

ロッドの重さとしなりを重視する管理人としては、カゴ釣りと呑ませ釣り以外は2号を使用する機会も多いのですが、ただ、やはり2号では仕掛けの負荷次第では扱いが難しく、初心者さんにはロッドの破損のリスクも大きくなりますので、基本的には3号をお勧めしたいと思います。

 

DAIWA(ダイワ) リバティクラブ磯風

ダイワ リバティクラブ磯風

DAIWA リバティクラブ磯風3号の性能

DAIWA リバティクラブ磯風3号の性能

上記で、磯竿や万能竿の紹介の一例として取り上げてきたロッドです。

本製品は3号-4.5mで195g、遠投モデルの3号-4.5mで230gと、基本3条件をパスしており、写真で示した外観は以下のような特徴を有しています。

  • DAIWA独自の技術であるブレーディングXという強化構造を採用
  • 大型リールでもグラつかないステンレスシート
  • 衝撃に強いハードガイド
  • ホールド感に優れたリトルセンサータッチグリップ

ブレーディングXを採用という点以外は、大袈裟には受け止めず、必要十分条件を満たしている程度と考えれば良いでしょう。

ただ、この製品をお勧めする最大の理由は、メーカーの宣伝文書中にはなく少し地味なのですが、このロッドのオモリ負荷が5-10号の設定であり、他社の同等製品と比べて強度が高く、遠投モデルを使用する必要性が少ないという点にあります。

カーボン含有率90%オーバーと言うのも、オープンプライス製品では、そう多くはありません。

遠投モデルは足高ガイドなので、キャスティングには良いですが、それ以外ではどうしても使い勝手が悪くなります。

このロッドでは、通常モデルを使えることで、最も種類の豊富なウキ釣りなどへの適用効果が高く、それでいて遠投モデル並みの高いキャスティング性能を発揮できるだけの強度を備えた仕様は嬉しい限りです。

もちろん、通常モデルなので購入コストも安く済みますし、もう一点挙げれば、遠投モデルには付属されていない、糸通し付きのガイドカバーも付属されており(これだけでも買えば1,000円程します)、非常にコストパフォーマンスの高い製品だと言えます。

入門者レベルを卒業し、様々な釣りに取り組める中級者になっても、長く使い続けられるうってつけのロッドであると言えるでしょう。

 

より汎用性の高いロッドを求めるなら通常モデルで良いと思いますが、まだ釣りに不慣れで強度とキャスティングのし易さを求めるなら遠投モデル【3号-4.5m遠投モデル(230g)】を選択すれば良いでしょう。

なお、女性が使うのであれば、継数が4本になることで仕舞寸法は10cmほど伸びますが、より自重の軽い【3号-3.9m(155g)】を選択するのも良いと思います。

ここでは、万能竿として最もおすすめできる仕様の、3号4.5mの遠投モデルを紹介します。

 

 

SHIMANO(シマノ) HOLIDAY ISO(ホリデーイソ)

Shimano HOLIDAY ISO R

SHIMANO HOLIDAY ISO R 3号の性能

SHIMANO HOLIDAY ISO R 3号の性能

シマノのホリデーいそシリーズといえば、万能竿としてはメガヒット製品として多くの釣り人に受け入れられています。

先々代の【XT】は、モデルチェンジもなしに、長年にわたり多くの釣り人に愛用され続けた実績があり、実は管理人もその一人でした。

管理人が使用していたのは2号-4.5mで、その使い易さから奥方様に譲り渡したのですが、その後もチョイチョイ借りて使っていました。

そういう訳で先代の【R】の発売に際しては、掛かる期待も大きかったわけですが、その期待に応えるように更なるレベルアップを果たして帰ってきました。

そのぶんオープンプライスではなく、1万円を超える本体価格の設定が行われましたが、実売価格は1万円を大きく下回っていたので、誘惑に負けてついつい【R】の3号4.5mの遠投モデルも購入しました。

【R】は奥方様が遠投サビキをする時に使用しており、当サイトの釣行記事でもチョイチョイ登場しています。

そして2019年現在、生産中止となった【R】は徐々に姿を消しつつあり、2017年モデルのHOLIDAY ISOがヒットの中心になっています。

HOLIDAY ISO 2017年モデル

HOLIDAY ISO 2017年モデルの性能

HOLIDAY ISO 2017年モデルの性能

この製品については、通常モデル(写真上)も遠投モデルPTS(写真下)も、性能表をご覧頂けば分かるように、記載した3号の磯竿4種類のうち、3種類が200gに合わせて製造されています。
(PTSのPはパイプシートの略、TSはテレスピンガイドの略)

通常であれば、遠投モデルは通常モデルに比べ重くなるのですが、微妙な長さの短縮やリールシートにおける軽量化、カーボン配合など、製造の工夫により200gに合わせてきているのは素晴らしいと思います。

このロッドに関しては、管理人のおすすめする最適条件である3号-4.5mで250gを楽にクリアしており、遠投モデルを選ぶ価値が高い製品だと言えます。

その他の特徴と、2種類のモデル間の違いも簡単に示しますが、ほぼ前作と変わりはありません。

強いて言うなら、カーボン素材の刷新とバリュープライス設定に戻ったことへの期待の大きさといったところです。

  • いずれもカーボンチューブラー穂先
  • リールシートは通常モデルがLSリールシート、遠投モデルはDPSパイプシート
  • 衝撃に強いOリングテレガイド(ハードガイド)、遠投モデルは足高のテレスピンガイド
  • ノンスリップグリップ(リールシート部+バットエンド部、遠投モデルはバットエンド部のみ)
  • PTCトップカバー

なお、女性が使うのであれば自重の軽い3号-400でも良いでしょうし、なおかつその女性が初心者さんであれば、先径が太い3号-400PTS(より頑強なタイプ)を選択するのが良いでしょう。

ちなみに、うちの奥方様は身長145cmですが、ロッドの軽量化のメリットから3号-450PTSを使用していますので、4.5mでも釣りの経験者であれば十分に夫婦兼用が効くロッドだと思います。

先と同じように、万能竿として最もおすすめできる仕様の、3号4.5mの遠投モデルを紹介します。

 

SHIMANO(シマノ) LANDMATE(ランドメイト)

SHIMANO LANDMATE

SHIMANO LANDMATEの性能

SHIMANO LANDMATEの性能

シマノからもう1本お勧めの磯竿を紹介しておきましょう。

この製品はLANDMATE(ランドメイト)といい、ここで紹介した3本の中ではもっとも安価で初心者さん向きのロッドになりますが、先の2本と比べても、磯竿としての性能に大きな差はありません。

ホリデー磯とほぼ同等のスペックですが、若干自重が重く、ガイド数が1個少ないのでバランス的には劣りますが、通常モデルよりも遠投モデルの方が軽いという変わった特徴を持つロッドです。

価格的なメリットはなくなってしまうのですが、より入門者さん向けにお薦めするという意味で、管理人としてはこの製品については、頑健性の高い3号 450PTS(遠投モデル)をお薦めしたいと思います。

その他の特徴もホリデー磯と同様ですが、遠投モデルとしての特徴を下記に記載しておきます。

  • カーボンチューブラー穂先
  • ガイドはOリングテレスピンガイド(ハードガイド)
  • リールシートはDPSパイプシート
  • グリップ部は濡れた手でも滑りにくいノンスリップコート仕上げ
  • HOTCトップカバー付き

管理人おすすめのランドメイト遠投モデルについては、コチラをどうぞ 

【追記】現在、LANDMATEの3号の450(通常モデル)と450PTS(遠投モデル)は一時的に取り扱いが中止になっているので、次点となる3号400を掲載していますが、遠投モデルではありません。➡ ランドメイトはシマノ公式サイトにも記載がなくなったので、もう増産は行われていないものと思われます。

 

なお、以上の3本が当サイトが最もお勧めする波止釣り用の万能竿で、非常に性能が高く、長く愛用できるコストパフォーマンスに優れたロッドになります。

ただ、その他にもより安価なもので、コストに見合った製品がありますので、2点だけ追加で紹介しておきます。

 

アルファタックル(alpha tackle) マルチキャスターHI

アルファタックル マルチキャスターHIの性能

アルファタックル マルチキャスターHIの性能

アルファタックルのマルチキャスターHIは有名ブランドの影に隠れた磯竿ながら、富士工業のガイドとリールシートが採用されています。

ノーブランドの安価な磯竿と違い耐久性もシッカリとしており、見た目の高級感もあり長く愛用できる製品だと思います。

上記は遠投モデルで強度を含めた性能も十分なので、カゴ釣りや遠投サビキ、チョイ投げなど負荷の掛かる釣りも可能です。

遠投モデルの3号4.5mは250g程度と少しばかり重いですが、女性が使用するなら3.6mか4mの遠投モデルのラインナップが選択できるのも嬉しい点です。

低価格の為、カーボン比率は下がり少し硬めになりますが、入門者さんや初心者さんにはその方が扱いやすいです。

 

プロマリン(PRO MARINE) ブルーベイ磯遠

プロマリン(PRO ARINE) ブルーベイ磯の性能

プロマリン(PRO ARINE) ブルーベイ磯の性能

プロマリンのブルーベイシリーズは、通常モデル、遠投モデルともにカーボン比率50%ほどの、入門者さんや初心者さん向きの硬めのロッドです。

安価な製品によくあるガイドの接着が取れたりといったハプニングが発生することもあるようですが、アロンアルファで簡単に修復できるので、大した問題ではないでしょう。

磯竿の中ではでは最も安い部類ですが、この価格帯で遠投竿をラインナップしているのも珍しく、コストを考えると重量も含めて申し分のない性能です。

見た目もチープさを感じさせない外観なので、最初の1本としても十分に満足のいく製品だと思います。

なお、プロマリンは非常にリーズナブルな磯竿を数多くラインナップしていますので、性能とコストを天秤に掛けながら色々と探してみるのも良いかもしれません。

 PROMARINE磯竿ラインナップ

 

最初に紹介した2大メーカーの3本は、いずれもパフォーマンスの素晴らしいロッドでありながら、実売価格は1万円を下回る製品ばかりです。

もしあなたが今、波止釣りで使う万能竿を探されているなら、是非ともこれらコストパフォーマンスの高い製品も合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

また、追加で紹介した2本も、価格面を含めたコスパの高さを考えれば、十分に満足の行く製品だと言えるでしょう。

これから釣りに取り組まれる方なら、この2本のように、まずはコスト重視で始めるというのも良いでしょう。

どのような釣りをしようかと迷っているうちは、高価なロッドを入手する必要はありません。

いずれにしても、ここで紹介した製品は、大型の釣り具店へ行けば置いてありますので、実際に手に取って確認してみるのが良いでしょう。

ただ、ロッドの購入については全般的に言えることですが、うまく見つければAmazonや楽天市場で購入する方が安く上がり、管理人も近年は専らネットで購入するようになりました。

時間のある方は、最寄りの大型釣り具店とネットで価格を比較しながら購入を検討されてはいかがかと思います。

 

いかがでしたか、ここで紹介した記事は、決断することが難しいロッド選びに対して、あなたの決断のお役に立てたでしょうか。

特に初心者さんについては、ロッド以外にも迷わしい道具選びが残っているかもしれませんが、まずはその第一歩を踏み出せたのであれば幸いです。

さあ、あなたが選び抜いた万能竿を持って、釣りに出掛ける準備をしましょう。

迷いに迷って選んだそのロッドは、きっと、これからのあなたの釣りライフにおいて、長く付き合っていく良き相棒となってくれることでしょう!!

 

堤防釣りでコスパの高い汎用リールもお探しの方は、コチラの記事も合わせてご覧頂ければ幸いです  

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