どうもガチろっくんです。
前回の釣行に続き今回も忠岡のテトラポッド帯へ波止タコ釣りに出掛けてきました。
前回は弟君との同行でしたが、管理人がトラブルで時合を棒に振り、二人で7杯と少し物足りないマダコ釣果でした。
今回はリベンジの思いもあっての釣行でしたが、そうそう思惑がうまく運ぶこともないと・・・
前回同様、波風の高さもあり、時合らしいものもなく、厳しい釣りとなりました。
取り留めて見どころもない釣りだったので、簡単な紹介にてお届けします。
忠岡のホクシンテトラポッド帯で新子シーズンに臨むタコエギを使った波止タコ釣り、果たして今回の釣果やいかに・・・
大阪湾の波止タコ釣果~2023年の釣りはまだ調子イマイチ~
【釣 行】
2023年 7月 15日(土) 4:00~8:15
場所:忠岡木材コンビナート ホクシン横のテトラポッド帯
天気:曇り 浪風強く荒れ気味
潮 :中潮
岸和田渡船は休船も忠岡ホクシンテトラはタコ釣り師増えず
出掛けに雨がパラつくも、この日は曇り予報でほぼ雨の心配はない予報だ。
ただ、先週に引き続き風速は5mとこの日も厳しい釣りが予想された。
今年は厳しい暑さがある一方、大雨をもたらす荒れた天気も続き、いまだ梅雨も明けずタコシーズンの本格化という感じもしない。
荒れた天候なら勝手知ったる釣り場の方が良いかと、この日も忠岡ホクシンのテトラ帯へ出掛けることにした。
釣り場に到着したのは4時頃で、波止を乗り越えようとした時点で、風で身体がもっていかれそうだ。
テトラ帯に出ると高さがない分マシだが、向かい風なのが辛い。
タコ釣りなら負荷のある仕掛けの近投なので、釣りそのものは出来ないことはないが、軽い仕掛けの釣り人はアウトだろう。
案の上、この日も強風で岸和田渡船も休戦が発表されていたが、この日は夜明けの時間になっても先週と違って釣り人はそれほど増えなかった。
三連休なのに釣り人が少ないのは釣れていないからか・・・それとも小旅行でもする人が多いのか・・・
本日のタコ釣りのタックル、エサ
管理人がタコ釣りをする時は、たいていベイトタックルを使っているのだが、前述のように前回はひどいライントラブルで時合を棒に振ってしまった。
同行した弟君が立て続けに釣果を伸ばしている時間帯に、バックラッシュでスプールを外してもつれを解くのに相当な時間を費やした。
トラブルの原因は強風で、またラインを出して解くのにも強風が邪魔をした。
そこで今回は同じ強風下の釣りということで、スピニングタックルを持参してきた。
9.6ftのジギングロッドなのでタコ釣りには少々長く、スピニングリールも4000番なので負担はあるが、トラブルレスでパワーも十分ある。
そして、仕掛けはもちろんタコエギのオクトパッシングだが、少しでも釣果の可能性を上げるために豚の脂を餌木にまく。
使うタコエギは格安のビッグゲームだ。
この手のタコエギは餌木に付いたシンカーが軽いため、エギのアイにスナップで6号のホゴオモリをセットし、PEラインをダブルにして餌木に直結する。
この日は風だけでなく波の高さや、潮の速さも、悪天候のうねりもあり、追加シンカーなしでは釣りにならない。
本来この釣り場の水深はかなり浅いので、シンカーは4号でも十分底取りが可能なのだが、やりやすさを考えれば少しでも重いシンカーの方が良いだろう。
タックルと仕掛けの詳細は本記事の最後で改めて紹介し用と思う。
タコエギにPEラインをダブルラインの直結で結ぶ方法については別途紹介しており、リーダーなしでも根ズレに有用な方法なので興味のある方はコチラをどうぞ。
この日は時合いなく、ポツポツタコ釣れる
暗いうちから竿を出すので、ヘッドライトで照らしながら竿先に神経を払う。
タコなら手応えだけでロッドアクションとアタリ取りは可能なのだが、固めの釣り竿を使っているのと風で竿が煽られるので分かり辛い。
タコ釣りは初めてすぐに釣果が出るケースが多いが、この日も2投目で魚信が出た。
3呼吸置いて、竿を大きく振り上げると無事にヒットした。
サイズは300g程度の新子のタコだが、開始早々にボウズを逃れて幸先の良いスタートが切れた。
タコ釣りにやってくると開始早々に釣れることが多いので、いつも後の釣果を大いに期待するのだが、この日はそううまく事は運ばなかった。
夜明けになっても一向にアタリは出ない。
潮も動いているようなので、いつ時合いが来てもおかしくないはずだが、なかなか渋い状況が続く。
ようやく2杯目が釣れたのは、開始から2時間ほども掛かったであろうか。
2杯目のタコはずいぶんサイズダウンしてしまい、150gあるなしといったところか。
ちなみにピンクのカゴの上で写真を撮っているが、これは始めから現地にあったものだ。
前回もやらかしたが、テトラでは抜き上げた後に針外れしたり、写真を撮っている時にタコがフックから外れて逃がしてしまうことが多い。
これなら落ちてもカゴの中ということで、安心してスマホを取り出すことができる。
ちなみにこの後、アタリらしきものに思い切って合わせると、いきなりラインブレイクしてしまった。
PE直結なのである程度擦れたら結び直すようにしているが、釣果が続いていなかったので不精してしまった。
仕方なく新しいタコエギをセットするが、滅多に使わないアズーロのタコ電に切り替えてみた。
管理人もイチオシの人気のタコやんの廉価版みたいなものだが、数年間使うことなくケースにしまっていたものだ。
タコエギを替えたからと言って特に状況に変化はなく、この後小休憩をはさんでさらに一時間ほど経った頃にアタリが出る。
これを逃すわけにはいかないので、じっくりと抱かせてから竿を大きく振りあげる。
大した重さではないが、ミニタコではなかったので良かった。
最初のサイズと同等か少し小さいくらいのタコが上がってきた。
エサの効果が大きいと思うが、期待をしていなかったタコ電で釣れたのは意外だった。
以前、管理人が使っているタコエギで水中姿勢のテストをした時に、タコ電が一番よくなかったので、それで使わずに放置していたのだ。
タコ電はロストせずに残っているので、またの機会に使ってみようと思う。
結局小休止を挟んで4時間ほど続けたが、この後もアタリは続かなかった。
天気予報では風が弱まることはないようで、時間的にも状況が好転するとは思えない。
ジギングロッドを使っていたので腕が疲れていたのもあり、この日は粘らずに3杯で良しとして納竿した。
本日の波止タコ(忠岡ホクシンテトラ帯)釣果
【お持ち帰り】
マダコ:3杯(320gまで)
【リリース】
なし
最終的に3杯のタコ釣果となりましたが、非常に難しい釣りとなりました。
幸先の良いスタートを切ったにも関わらず、後が続かないというのは期待外れで残念です。
タコは年によって当たり外れが強いターゲットですが、2023年シーズンの大阪湾の波止タコはどうなのか、まだ結論を出せない結果となりました。
オクトパッシングタックル
- ロッド:ダイワ(Daiwa) JIGCASTER(ジグキャスター) 96MH・N
- リール:SHIMANO エアノス 4000番
- ライン:シーガー(Seaguar) シーガー PE X8 3号
- エギ1:マルシン漁具 ビッグゲーム2
- エギ2:アズーロ 蛸電 (タコデン)
リールは後継機がでていますが、希少品で値が吊り上がっているので、リンクは付けていません。
タコ釣りでのラインは安価なPEラインの3号を使うことが多いのですが、今回のリールは呑ませ用に使っているので、鉄板のシーガーPE X8を巻いていました。
あとタコエギは安いマルシン漁具の製品と、アズーロのタコ電です。
今年3回目のタコ釣り釣行となりましたが、まだ2023年は5杯以上の釣果が出せていない状況です。
だいたいタコ釣りの場合は3時間程度の釣りに出ることが多いのですが、今シーズンはアタリが少ないので時間も伸び気味です。
ボウズこそないものの、満足のいく釣果には今一歩という感じです。
この釣果だと次回も波止タコ釣りになりそうですが、次こそはシーズン本格化に期待したいところです。
タコエギを使った波止タコの釣り方(オクトパッシング)については、詳しく纏めた記事を用意しているので、この釣りにご興味のある方は以下の記事をご覧下さい。
ライトタックルしかお持ちでない初心者さんでも気軽に楽しめますよ!
オクトパッシングに関するおすすめ記事と、この釣り場の釣行記録を紹介します。
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