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忠岡木材コンビナートでタコエギのオクトパッシング

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少しサイズアップした3杯目のタコ

どうもガチろっくんです。

長い梅雨が明けたと思ったら、8月に入り連日の猛暑ということで厳しい釣り環境が続きます。

大阪湾のタコも苦潮続きで、岸和田一文字や武庫川一文字でも、あまり釣果の方は伸びていないようです。

こうなるとボチボチ陸の波止釣りでは新子のハイシーズンも終了かというところですが、もう一度くらいは行っておくかということで2週間ほど前に出掛けた忠岡コンビナートの中波止へ再度オクトパッシングに出掛けました。

因みに2週間前に行った時の釣果はコチラ icon-arrow-circle-down 

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忠岡木材コンビナート中波止でタコエギのタコ釣り 忠岡コンビナート中波止でのタコエギを使ったタコ釣り(オクトパッシング)の紹介です。この日はエサとして豚の脂身と鶏皮をエギに巻いた仕掛けを使いましたが、まずまずの釣果でした。根掛かりによるタコエギのロストもなく、コスパの高い釣行になりました。

 

ただ今回は、ボウズ濃厚の釣りになるだろうという事で、この日は別途夜釣りの準備もして行くことにしました。

ということで本記事はダブルヘッダーの第1戦のお届けとなります。

シーズン終盤の忠岡木材コンビナートの中波止でタコエギ仕掛けを使ったタコ釣り(オクトパッシング)、果たしてその釣果やいかに・・・

 

目次

忠岡木材コンビナートでタコエギのタコ釣り(オクトパッシング)

【釣 行】

2020年 8月 8日(土) 16:30~18:30

場所:忠岡木材コンビナートの中波止(貯木整理場)

天気:晴れ 強風

潮 :中潮

 

忠岡木材コンビナートの中波止はこの日も閑散

もう昔みたいに炎天下の長時間の釣りに耐えられる自信がなく、今回も夕方からの釣りで、更にいつもより少し遅めの16時前の出発だ。

日没までのタコ釣りと、夜釣りでブッコミ釣りのダブルヘッダーということで貝塚の水路へ行こうと考えていた。

ただ、行き掛けに前回釣行で訪れた忠岡木材コンビナートの中波止の様子を伺いに寄ってみた。

 

忠岡木材コンビナートの中波止

忠岡木材コンビナートの中波止

釣り場が空いていたら、もう一度忠岡での釣りでも良いかなと思っていたのだが、寄ってみると写真の通りだ。

空いてるとかそんなレベルではなく、波止の先端にタコ釣り師が一人だけと閑散状態だ。

中波止横のテトラポッド帯にもオクトパッシンガーが一人だけだ。

遠目に見えるホクシン波止には結構人が乗っているので、こうなると中波止は人気がない釣り場と言わざるを得ないだろう。

まあ、波止の足元は石畳で沖目までかなり根が深いので釣り難しく、アジやイワシの回遊もほとんどないというのが不人気の理由といったところか。

ただ、タコ釣りに関して言えば、それほど悪い釣り場ではないと思っているのは管理人だけではないはずだが・・・

『まあエエか、釣り人がおらんのならココでするか。』

陽が沈んでからのダブルヘッダーの夜釣りではアナゴをメインで考えていたので、釣果が出るのかどうかの不安はあったが、貝塚まで行くのも面倒臭くなった。

この選択が大当たりになるとは、この時は予想だにしなかった。

 

オクトパッシングのタックルとエサを巻いたタコエギ

前回のこの場所でのオクトパッシングでは、3時間でタコの釣果が5杯で、エギのロストはなしだった。

釣ったタコのサイズは新子ばかりで300gに届かなかったが、日没までの3時間だけの釣りにしては思いの外うまくいった。

その時は、タコエギに豚の脂身と鶏の皮を巻いていたのだが、この日はかなり渋いことも予想していたので、同じように家でエギに鶏皮を巻いて持参した。

 

鶏の皮をセットしたタコエギ

鶏の皮をセットしたタコエギ

前回釣行で使っていたタコエギに、新たに鶏の皮を巻いた。

その時は家にあった鶏モモの皮を外して使ったのだが、勝手にやったので奥方様の苦言を浴びた。

今回は同じ轍を踏まないように、スーパーに買い物へ行ったときに鶏皮だけで売っていたものを買って使用したので、多少身や脂が付いていた。

タコエギがパンパンに太って見え、タコから見ても上等なエサに見えるだろう。

 

オクトパッシングのタックル

オクトパッシングのタックル

オクトパッシングで使うタックルはいつも通りだ。

50号の船竿2.4mにベイトリール、PEラインは3号のダブルラインでタコエギに直結だ。

タコエギに付いたシンカーが軽いので、三方スナップサルカンに8号のナス型オモリをセットした。

タックルの詳細は本記事の最後で改めて紹介しよう。

因みに、タコエギにPEラインをダブルラインの直結で結ぶ方法については先日紹介したが、根ズレに有用な方法なので興味のある方はコチラをどうぞ icon-arrow-circle-down 

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速攻でボウズのがれ、ただこの時期でも新子ダコか・・・

釣り開始は16時半、考えていたよりも30分ほど早いスタートとなった。

まだ日差しが強く釣り場は暑かったが、結構な強風が吹いており蒸し暑さは感じなかった。

波止の先端には先客が入っており、大き目で派手に目立つタコエギをキャストしていたが、まだタコは上がっていないという事だった。

苦潮の影響と時期的なものもあり、やはりもう厳しいのか・・・とりあえず先端から10mほど離れた場所の外向きで始める。

 

キャストを始めて3投目、根掛かりかどうか分からない感じの手応えの後、引っ張れば少しだけ寄る。

おかしな感じだったが、一応は期待してしまうのがタコ釣りだ。

ただ巻き始めると間なしでフッと軽くなる。

『あ~、ヤッパこのパターンか。』

 

タコエギで釣れるタコエギ

タコエギで釣れるタコエギ

シーズン終盤にオクトパッシングをしていると、エギが釣れるのは毎回のお約束だ。

管理人は回収したエギを今のところ再生して使うことはないが、一応ゴミとして回収はする。

この日は2本のゴミエギを回収だ。

続けてキャストすると、再びガリガリ感のないアタリっぽいのが来た。

合わせてみると、どうやら乗ったようだが、手応えが軽く逆噴射もないので半信半疑だったが、水面に姿が見えて安堵する。

 

ファーストヒットの新子のタコ

ファーストヒットの新子のタコ

ファーストヒットは100g程度しかない新子のタコだった。

思いに反して出合い頭のソッコーでボウズを逃れることになった。

そうは言ってもコレで最後かもという自信のなさもあり、小さくてもリリースするわけにはいかずクーラーにしまう。

案の定、次の1杯を確保するのに苦労し、攻めの姿勢を強めた事で根掛かりでエギをロストしてしまった。

次の1杯がやってきたのは30分後位だっただろうか。

これはタコやなという感じだったが、エサを巻いているのでアワセを急ぐ必要はない。

5呼吸ほど置いてから、ロッドを大きく振り上げる。

 

セカンドヒットも新子ダコ

セカンドヒットも新子ダコ

1杯目と同じ程度のこれまた新子ダコが釣れた

『なんで成長してないの!こないだよりもサイズダウンしてんじゃん!!』

夏本番に入って数は少なくなる変わりにサイズアップするという期待はあるが、実際はそれに反して数が少ないのに今回のような新子というのはオカッパリの波止では良くある事か。

こればかりは運もあるので仕方のないことだし、釣れただけ良しとしようという思いが強い。

因みに、この後のアナゴのことを考えると、陽が落ちる前にはキャストを始めておく必要がある。

あまり時間はないので、より一層攻めの姿勢を強めて、根の深い所を攻めていたら、またまたエギをロストしてしまった。

 

追加でもうタコ一杯 この日の釣果では最大サイズだが・・・

2本目のエギをロストした時点で時間は18時。

1時間半で100gサイズが2杯・・・

今回のタコ釣り釣行が今シーズンのタコでは最後になるかもしれない。

『う~ん、このままでは終われんか。』

前回も今回も安物エギしか使っていなかったので、最後に使い慣れたタコやんを出すことにした。

タコヤンは表面がプラスチックでツルツルなのでエサは巻き辛いのだが、何とか無理やり鶏皮を巻いてみた。

あとこの時間帯かなり潮が速く、相変わらず風も強いので、タコやんでは普段は付けないシンカーを追加した。

因みに、次回の記事での紹介になるが、このタイミングでブッコミ仕掛けも作りチョイ投げで置き竿しておいた。

 

タコやんをキャストし始めてすぐ、2本目のゴミエギがヒット。

その後、アタリらしきものがあり、乗ったと思ったのだがリーリングの最中に離脱で正体は分からず。

何となく期待感が高まっていたこのタイミングで、ガリガリ言わずにロッドが曲がる。

先の早合わせのミスのようなものもあったので、じっくりとタイミング待って竿を振り上げた。

『よ~しっ、乗った!』

これまでと違ってロッドは曲がっており、これまでの重さとは違うので少々の期待もあった。

 

少しサイズアップした3杯目のタコ

少しサイズアップした3杯目のタコ

しかしながら、上げてくると300g程度のタコであった。

小サイズが続いていたので、この程度でも大きいと思ったのだが、人の感覚というのは本当に当てにならないものである。

取りあえずは、この日初めての計量を行ってみる。

 

計量したら280gしかなかった

計量したら280gしかなかった

残念ながら280gのタコだった。

前回に続き、300gがなんと遠いことか。

今シーズンの管理人のタコ釣りは2時間~3時間の短時間釣行ばかりだったが、一度もボウズは喰らわなかった。

しかしながら、良型には恵まれなかった。

3杯目のタコを仕留めた時点で18時半前、このまま続ければ4杯目もあるかもしれないが、間もなくアナゴの時間帯に突入する。

ラスト3投と決め気合を入れるが、時合という訳でもなさそうで、タコの釣果は続かなかった。

後ろ髪を引かれる思いもあるが、ズルズル粘っても大抵は後悔することの方が多い。

ダブルヘッダーの2戦目に集中するため、タコ釣りについてはここで納竿することにした。

 

本日の釣果とタックル

忠岡木材コンビナートでの本日のタコ釣果

忠岡木材コンビナートでの本日のタコ釣果

【お持ち帰り】

マダコ:3杯(280gまで)

【リリース】

なし

今日はマダコ3杯の釣果となりましたが、前回に続き280gが最高サイズであり、サイズ的には物足りないものでした。

ただ、タコについてはボウズもあると言って家を出て来ているので、釣果を得ることができたという点では納得の釣りになりました。

 

【本日のタックル】

オクトパッシングではタコジグとタコエギのどちらでも使えるコスパの高いベイトリールを使っています(普段はタイラバにも使っています)。

上記のリールは、まだ入荷があるかどうか分かりませんが、人気のアブガルシア (Abu García) ベイトリール ブラックマックス (BLACKMAX)と同等なスペックをもつリールです。

あとラインは安価なPEラインの3号を使いましたが、これもタコジグとタコエギの切り替えを考えてのもので、タコエギなら2号程度でもOK、タコジグだけなら5号がお勧めです。

この日はロストしたタコエギは2個とも安いビッグゲームⅡで、最後の1杯は管理人が絶大な信頼を寄せるお気に入りのタコやんでした。

この日は潮の速さもあったので、しっかりと底を取る為に6号のナス型オモリを使いました。

 

今回は前回に引き続き忠岡木材コンビナートでのタコ釣り釣行でしたが、2時間4ヒットで3杯ゲットと悪くない結果でした。

サイズ的には新子ばかりでしたが、最近の釣果サイトではタコの釣果がほとんど上がっていなかったので、釣れたことの方が意外でした。

近年の管理人の釣行スタンスは、釣れる時期に釣れているターゲットを狙いに出掛けるのが主流なので、秋口以降で数は出ないが良型が狙える時期にタコ釣りにでることはほぼありません。。

(晩夏からはタチウオ、アオリ、アジと魅力あるターゲットが目白押しになるというのもあります。)

今シーズンの管理人のオクトパッシングはこれが最後となりそうですが、今年はタコの当たり年と言われているので、もしかしたらもう一波来るかもしれませんね。

以上でダブルヘッダーの初戦の紹介は終わりますが、次回は第二戦のアナゴとガシラのブッコミ釣りの様子をお届けします。

かなりの良型も飛び出す爆釣の展開を迎えますので、次回の記事も引き続きご覧頂ければ幸いです。

 

タコエギを使ったマダコの釣り方(オクトパッシング)については、当サイトでも詳しく纏めた記事を用意していますので、この釣りにご興味のある方は以下の記事をご覧下さい。

ライトタックルしかお持ちでない初心者さんでも気軽に楽しめますよ。

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これからの時期なら、同じ忠岡コンビナートでも高場の方が良いかもしれませんね。

忠岡木材コンビナートの高場については、当サイトでも釣り場紹介の記事を用意していますので、この釣り場についてご興味のある方はコチラをどうぞ icon-arrow-circle-down 

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【追記】ダブルヘッダー第2戦、ガシラとアナゴのブッコミ釣りについて記事を作成しました。

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