どうもガチろっくんです。
2016年の初釣りの機会は、昨年よりも早くやってきました。
淡路島に面白い穴釣りスポットがあると、弟君に何度か聞いていたのですが、急遽そのポイントへ二人して出掛けることになりました。
管理人にとっての淡路島といえば、由良に漁師の親戚が住んでいて、昔は良く船に乗せてもらってメバルやアジ、マダイなどを狙いに行きした。
また、同じく昔の話ですが、深日港から由良港まで高速艇が出ていた頃には、波止釣りでも何度か遠征していました。
今回は、明石海峡大橋を渡ってすぐの淡路島北部での釣行となりました。
【釣りのネタ帳】では、穴釣りに関する記事を幾つか投稿しており、継続的なヒット記事になっています。
管理人としては、久しぶりの穴釣りで、しかも初出陣となる場所ですが、面目を保つためにも、ここは何とか結果を残したいところ!!
果たして、その釣果やいかに・・・
淡路島の大磯港と浦港のテトラへ初出陣 ロックフィッシュ(根魚)の穴釣り!!
【釣 行】
2016年 1月 4日(月) 7:00~17:00
場所:淡路島 大磯港テトラ、浦港テトラ
天気:晴れ
潮 :長潮
淡路島の大磯港テトラの穴釣り カサゴ(ガシラ)、ムラソイ、タケノコメバルと数は上がるのだが、サイズが・・・
今年の年末年始は暖冬の影響で、非常に穏やかな暖かい日が続いた。
この日も最低気温8℃、最高気温15℃と暖かく、長潮ということもあり、年明けの海とは思えない穏やかな状況だ。
大磯港テトラ帯 南向きの写真
弟君から面白いと聞かされていた穴釣りスポットは、大磯港のテトラ帯だった。
釣り場への到着は 6時半過ぎ、この辺りは街灯が全くなく、真っ暗であったが、仕掛けをしているうちに陽が昇り始めた。
このポイントのテトラは通常の中型サイズで、動きは取りやすそうだ。
ただし、事前に聞いてはいたのだが、水深が浅い・・・というか浅すぎる。
テトラは手前2段で、水際が1段積みとなっており、そのすぐ下は石畳で、水深50cm~70cmといったところだ。
石畳の隙間がポイントとのことだが、この釣り場での穴釣りは『底一択』と言って良いだろう。
管理人の穴釣りタックルとエサ
この日の管理人のタックルは、初釣りながら格安タックルの『テトラDXⅡ 110cm』に『Bule Mare波止両軸レッド』と使い慣れたものにし、これにタル付きオモリ4号とカサゴネムリ針10号をセットしたもので開始した。
エサはシラサエビ、フィッシングMAX芦屋浜店で購入したが、小型のものが多く、釣り針とのバランスが悪いこともあり、食いの悪い時間帯では、ネムリの無いシラサエビ用の細針を使用した。
弟君のタックルとエサ
弟君は筏釣り用のタックルを使用していた。
この筏竿は1.8mでしなりも大きく、穴釣りには不向きだと管理人はいつも否定するが、外穴を中心に狙うのと、引きを楽しむために、筏竿を使うことににこだわりがあるようだ。
そして、仕掛けはほぼ終日ブラクリ一本、エサはアオイソメ主体で、一応オキアミも用意していた。
タイミングよくヒット!!
カメラを構えていると、すぐさまタイミングよくヒット!!
ただし、竿のしなりはないようなので、これは・・・
リリースサイズの子ガシラ
これはリリースサイズの子ガシラ。
というか、この時点で管理人も同じだが、すでにガシラ、ムラソイ、タケノコメバルと小サイズばかりだが、5匹ほど上げている。
朝一の時合なのだろうが、どうにもサイズアップしない。
弟君から事前に聞いていた話しだと、過去の何度かの釣行では、朝一に20cmオーバーのガシラ(カサゴ)とクロメバルの釣果があったとのことだ。
陽が上がるにつれてサイズダウンし、エサ取りが増えて来るという話であった。
二人して、潮の動きが悪影響しているのかと疑問を抱き、少々の焦りを感じ始めていると・・・
ギンポ
これも事前に聞いていたのだが、ギンポが食ってきた。
過去の釣行では相当数上げたようだが、この日のギンポはこれ一匹だけであった。
これがポコポコ釣れると面倒なので、この点では心が折れずに済んだ。
そして、ようやく・・・
お持ち帰りサイズのガシラをゲット
管理人がなんとかお持ち帰りサイズのガシラをゲットした。
10cm程度の獲物ばかりが続いていたので、15cm程度のガシラでも貴重な一匹だ。
この日は弟君と数釣りを楽しむという話をしていたので、釣ったロックフィッシュについては、スカリに活かしておく。
さすがに5~8cm程度のものは、その場でリリースしたが・・・
アナハゼ
その後、まずまずのサイズのアナハゼなどのエサ取りもゲットしたが、ロックフィッシュ以外は全てリリースだ。
徐々にエサ取りの活性は上がり、やはりエサ取りで一番多かったのは・・・
ササノハベラ(イソベラ)
まあ、イソベラの場合はアタリの特徴で、掛かる前に分かる。
管理人の場合は、ネムリ針を使っているケースが多かったので、それほどベラをヒットさせずに済んだが、それでも5匹以上は上げたか・・・
弟君はもう少しベラに悩まされていたことだろう。
弟君も何とか確保サイズをゲット
そうこうしているうちに、ようやく弟君にもお持ち帰りサイズのガシラ(カサゴ)がやって来た。
そこそこのサイズが上がると、 またその後、少し期待して穴釣りを継続するのだが、どうにもエサ取りが邪魔をして釣りにならない。
こうなると、水深の浅さ故に、速攻で底までエサを落としても、エサ取りから発見される率が高いのが疎まれる。
この日の釣行予定は、昼までの予定だったが、このままでは帰れない。
予定を変更して、午後からは水深のある釣り場へ向かうことにした!!
淡路島の浦港テトラで穴釣り 気付くのが遅すぎたカサゴ(ガシラ)のアタリ棚
午後からは、大磯からすぐ近所の、岩屋か浦港のどちらへ向かうかの話になった。
いずれにしても管理人は釣行したことがない場所なので、選択は弟君に任せ、結果的には浦港の外向きテトラへ向かった。
浦港のテトラ帯 北向きの写真
午後からも非常に穏やかな天候で、波もほぼ凪に近い状態だ。
かなり高積みのテトラだが、下まで降りると横への移動は苦にならない。
浦港のテトラの積み具合
水深は3m程度、沈みテトラがかなり前まで入っているので、少し長めの竿の方が広範囲に探れそうだ。
間口が広めの穴も多く、波の高ささえなければ、やり易い釣り場のようだ。
とりあえず昼食と休憩を取り、午後1時半くらいから2回戦を開始した。
釣り開始から30分程度は、エサ取りも含めて、ほぼアタリのない状態が続いた。
2時過ぎくらいから、管理人は時折、カサゴをヒットさせるも、やはりサイズは15cm未満のリリースサイズばかりで、少々焦りも生じる。
そんな時、「来た!!」と弟君の一声、この場所での弟君待望の初ヒットだが・・・
チビガシラ
なんと来たのはこの日最小サイズのチビガシラ!!
おふざけの『来たぁ~』も、最小サイズが来たじゃあ・・・なぁ。。。
その後、管理人は底狙いから中層狙いにシフトしてみた。
すると、すぐさまこの日初めての、異なるロックフィッシュがヒット!!
アイナメ(クジメ)
上がってきたのは、20cmのアイナメ(クジメ)だった。
『おっ、アイナメがおるわ、それやったら中層狙いでもエエな』と、底狙いから中層を探っていくことにする。
するとアタリは小さく食い渋るも、ポツリポツリとガシラが上がってきた。
サイズ的には15cm以下が多いが、時折15cm以上も混じる。
弟君に『ガシラも浮いてるわ、テトラの裏に張り付いとるわ!!』と伝え、弟君も底から中層まで上げてくる釣りに変える。
すると弟君にもポツリポツリとガシラがヒットしてくるようになった。
この時点で、すでに3時半を過ぎており、残された時間は少ない。
ラストスパートでお持ち帰りサイズをゲットしなければ!!
この日は17時前に納竿としたが、最終的な釣果は・・・
スカリに活かしておいたロックフィッシュ
ウ~ン、重さ的には大したことはなさそうだ。
まあ、とりあえずぶちまけてみようか!?
管理人とロックフィッシュ
二人掛かりの数釣りとしては、もう少し欲しかったところだ。
ただし、即リリースサイズのものと、エサ取りのゲット数も考えると、まずまずの釣果といえるだろうか。
ほぼ終日、ポツリポツリと様々な魚種を上げ続けたので、気分的に楽な釣行だった。
今日のロックフィッシュ釣果
釣り上げたロックフィッシュの種類は、すでに書いたように、ガシラ(カサゴ)、ムラソイ、タケノコメバル、クジメであり、クロメバルはいなかった。
何が何匹いるかまでは、数えていないが、キープは全部で38匹。
ムラソイとタケノコメバルは、すべて15cm以下で、数匹のガシラだけが18cm程度、クジメが20cmというサイズだった。
今日は弟君のダブルガッシーで締めくくり
弟君が持ち帰るガシラを選別、その際、ダブルガッシーで締めくくり!!
結局、弟君が8匹だけガシラを持ち帰ることにし、残りは全てリリース。
【本日の釣果】
・お持ち帰り
ガシラ:8匹(15cm~18cm)
・リリース
ガシラ、ムラソイ、タケノコメバル:50匹程度(15cm未満)
(即リリースした分も含む)
クジメ:1匹(20cm)
アナハゼ:1匹(20cm)
ベラ:10匹程度(12cm~18cm)
まあ、前半戦の釣果の厳しさを考えれば、後半戦の巻き返しはまずまず納得のいくものであった。
大磯の『底一択』が染みついて、浦で中層にガシラが浮いている事に気付くのが遅れたのは痛かったが、面目を保つだけの釣果は確保できて良かった。
そして、記事内では紹介できなかったが、管理人と弟君は浦で、各々1匹づつ大物を取り逃している。
弟君のはガシラで推定25cm以上、管理人のはアコウかカンダイで推定30cm以上だと思われる。
潜り込まれて逃しはしたが、釣行自体には華を咲かせてくれた。
また、ガシラが走った時に、テトラに付いたカキに道糸を取られ、切られてしまったことも2度ほど・・・
少々邪魔だった浦のテトラのカキ
あれこれ総合すると、大磯のテトラはあまり良い印象は残らなかったが、浦のテトラには非常に大きな魅力を感じる。
この日はあまり良い潮だとは言えなかったが、もう少し条件の良い時に、夜明けや半夜で狙えば、大物をゲット出来る可能性がかなり高いポイントではなかろうか。
初釣りが久しぶりの穴釣り(1年2ヶ月ぶり)釣行となったが、魅力あるポイントの発見もあり、またこの釣りの面白さを思い出せたことは大きな収穫だった。
この場所での釣行記事
淡路島の浦港テトラで穴釣り 納竿間際にガシラ(カサゴ)の襲来!! (2016年1月31日)
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