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小島漁港でカワハギ釣り 11月の数釣りもサイズが!?

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本日のカワハギ釣果

どうもガチろっくんです。

ちょうど1ヶ月ほど前にも、小島漁港へアジを釣りに来たのですが、その時に目にしたのが波止際にいたカワハギ。

パット見で、そこそこのサイズのカワハギもいたので、近いうちにこれを狙いに来ようと思っていました。

そしたら雨続きの週末で、あれよあれよという間にもう11月入りし、波止際のカワハギ釣りには、ちょうど良い時期になりました。

そこで、カワハギのサイズアップに期待して、前回釣行に引き続き、大阪と和歌山の県境にある小島漁港へ釣行に出掛けてきました。

不完全燃焼だった深日港に続く、今年2度目の防波堤でのカワハギ釣行になりますが、さあ、果たしてその釣果やいかに・・・

 

目次

小島漁港で胴突き仕掛けのカワハギ釣り 11月の数釣りもサイズアップは!?

【釣 行】

2017年 11月 3日(日) 7:30~11:30

場所:小島漁港 港湾内船舶係留場所

天気:晴れ

潮 :大潮

 

小島漁港は大人気の釣り場、好ポイントに釣り座を構えるのは至難

今回の釣行では、10月始めの深日港でカワハギを狙いに行った時のエサが残っていた。

ただ、刺しエサがサシアミしかなく、これが深日釣行の敗因の一端だったので、行き掛けにフィッシングマックスでアオイソメを300円だけ購入した。

特に寄り道をすることもなく、小島漁港へ着いたのは、7時過ぎであった。

 

小島漁港の様子

小島漁港の様子

相変わらずの混雑ぶりで、すでに潮通しの良い波止の先端付近には入れそうもない。

ここは休日前ともなれば、夜通し人が入れ替わり立ち替わりするので、決して眠らない釣り場だ。

タチウオがほとんど上がらない釣り場なのに、この集客力は別格とも言える。

まあ、太刀がいないおかげで、アオリイカが寄り、エギンガーが多くなるという構図が存在しているのだが。

 

ただ、この日の管理人にとっては、釣り場の混雑はまったく気にしない。

深日港のカワハギ釣りでのリベンジで、漁港内の静かな場所で、のどかにカワハギ釣りを楽しむつもりだった。

ということで、この日釣り場に選んだのは・・・

 

小島漁港内の船舶係留場所

小島漁港内の船舶係留場所

前回アジ釣りに来た時に釣り座を構えたのとまったく同じ場所で、おだやかな船舶係留場所だ。

これであの時、見えていたカワハギ達の1ヶ月後の成長が伺えるというものだ。

ちなみに、一か月前に来た時の釣行の様子については、後ほど時間があればコチラをどうぞ icon-arrow-circle-down

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本日のカワハギ仕掛けとエサ

自作のカワハギ用の胴突き仕掛け

自作のカワハギ用の胴突き仕掛け

カワハギ用の仕掛けは、自作の必殺胴突き仕掛けの2本針仕様だ。

実はこれも、前に作ったやつがそのまま残っていたので、両軸リールをセットした単竿のガイドに道糸を通して、仕掛けと結び合わせば完成だ。

続いてエサの準備に取りかかる。

 

本日のカワハギ用のエサ

本日のカワハギ用のエサ

本日のエサは、カワハギ専用の撒きエサ【にぎってポン】と、刺し餌が【ナマイキくんサシアミ】と【青イソメ】だ。

準備などと大袈裟に言ったが、封を開けるくらいで特にすることはない。

なんて楽な釣りなんだろう!!

いつもしている紀州釣りや投げサビキ、エビ撒き釣りの準備に比べたら、天と地ほどの差がある。

道具を車から下ろしてから、まだ5分も経たぬうちに準備を終えてしまった。

まあバタバタしても仕方ないので、とりあえず【にぎってポン】を2つにぎって、ポイントに投入し、クーラーに腰掛けてコーヒータイムにした。

 

船舶係留場所の波止際でカワハギの胴突き仕掛け釣り開始

一服を終える頃には、にぎってポンのダンゴも溶けて、カワハギも寄っているだろう。

そんな淡い期待を寄せての第一投、仕掛けを下ろしていくと、『ゴツッ、ゴツ』と持ち上げるようなアタリだ。

毎度毎度、期待を裏切らず、真っ先に顔を出して挨拶してくれるのは・・・

 

イソベラ(ササノハベラ)

イソベラ(ササノハベラ)

ファーストヒットは、イソベラ(ササノハベラ)だった。

すぐに針を飲み込んで、ギジャギジャの歯でハリスを傷付けるので嬉しくない獲物だが、今日は早合わせで釣るので、ハリスの方は大丈夫だ。

その都度写真で紹介していくと、またまた記事がとんでもなく長くなるので、もう先に結果を発表してしまうと、最終的にトータルでイソベラは5匹程度釣り上げた。

この後、エサをサシアミに変えるも再度イソベラがヒットし、『ハゲ来たら、ベラに負けんから、まだ寄ってないかなぁ・・・』と思いながら、にぎってポンを投入する。

少しすると、アタリも出ずに、何度かサシアミを奪われ、エサをアオイソメに戻して、仕掛けを投入すると、「コツコツコツコツッ!」

即アワセたがヒットせず、ただ、すでに1本はエサがなく、もう1本も皮だけだ。

どうやら、早くもメインターゲットが寄って来たようで、間もなくヒットしたのは・・・

 

最初のカワハギ

最初のカワハギ

『あちゃー、この時期でもこのサイズのカワハギからか!?』

まあ、始めたばっかりなので、10cmチョイしかないこのカワハギは、とりあえずリリースして様子をみる。

ところが、この後、続け様にヒットさせたのは、どれもこれも同じように少し足りないサイズばかりだ。

『これは、イカン!! このままじゃあ、お土産もブログの見処もなく終えてしまう!!』

急遽、プカプカスカリを用意し、釣れたカワハギは活かしておいて、納竿時に選別することにした。

数釣りが出来れば、お土産は少なくとも、ブログの見映えくらいは良くなるだろうという苦肉の策だ。

スカリを用意した後も、アタリ即アワセで、更に小さなカワハギもヒットさせ、確実に数を伸ばしていったが、チョイチョイ同じような小さなアタリを出すのがコイツだ。

 

背ビレに毒棘を持つハオコゼ

背ビレに毒棘を持つハオコゼ

波止釣りで厄介者扱いのハオコゼだ。

深日港でにぎってポンを撒いたときも、ハオコゼの三連発から始まったが、この日もハオコゼのヒット率は以上に高かった。

おそらく釣行4時間で、二桁に届いたはずなので、これは『にぎってポンの副作用』でなかろうかと思う。

アサリエキスがカワハギを呼ぶと同時に、ハオコゼも引き寄せるとか?

とにかく、ハオコゼは背ビレに毒の棘があって、刺されると釣りどころではなくなるので、海釣り初心者さんでご存知ない方は、決して素手で触ることがないようにご注意を!!

 

10時を過ぎると、潮位はずいぶんと下がり、それに合わせてカワハギのアタリも徐々に遠ざかっていった。

カワハギが一時的にいなくなると、変わってヒットしてくるのは、やはりベラなのだが・・・

 

キュウセンベラ

キュウセン

ベラはベラでも、キュウセンならまだマシだ。

キュウセンも20cmを超えてくれば持ち帰ることもあるが、この日は赤ベラ(メス)ばかりだったこともあり、15cmどまりですべてリリースした。

因みに、キュウセンは合計で4匹か5匹ヒットしたように思う。

 

エサ取りのアタリが遠のき、エサ持ちが少しばかり良くなれば、別の魚もヒットする。

釣り方としては、際釣りと同じなので、大抵は顔を出すのがお馴染のロックフィッシュ。

 

カサゴ(ガシラ)

カサゴ(ガシラ)

釣れない日はないくらいメジャーなカサゴ(ガシラ)だ。

ただ、この日はこのリリースサイズの痩せたチビガシラ1匹だけしか上がらなかった。

チビメバルも良く上がるのだが、この日メバルの顔を見ることはなかった。

 

この時間帯、どうも、カワハギの集まりが悪いようだったので、ここで軽い食事をすることにした。

小島漁港は漁港内に売店があり、その中でパンやお菓子を売っており、店内でカップ麺やうどんも食べることができる。

 

小島漁港内の売店

小島漁港内の売店

釣り具や釣りエサも売っており、ファミリーフィッシングなら何か忘れ物をしても、大抵のものはここで補うことができる。

ちなみに、この日の管理人の朝食は【ごっつ盛り】200円と【カフェオレ】160円というよく分からない組み合わせだ。

小島漁港は大きな有料駐車場(1日600円)を用意し、売店やトイレの完備だけでなく、バーベキュー施設の運営など、積極的に釣り人や来訪者を迎えてくれる環境を整えている。

それだけに、行楽の季節の10月に週末ごとの雨や台風が続いたので、売店のおばちゃんも非常に残念がっていた。

売店で食事と一服で20分ほど休憩し、釣り場へ戻って再度カワハギに相まみえる。

 

仕切り直しのカワハギ釣り

仕切り直しのカワハギ釣り

食事前には潮が引いて底まで透け透けになっていたが、釣り座へ戻ると、少し潮が動き始めたのか、透明感は薄れていた。

売店へ行く前に、にぎってポンをガチガチに握って、2つ投げ入れていた。

さあ、果たしてその効果のほどは・・・

 

最小サイズのカワハギ

最小サイズのカワハギ

『なんじゃ、こりゃ~!!』

アタリかどうかも分からない微妙なアタリを合わせたら、乗ってきたのはこの日最小サイズのカワハギ

この日最小というか、もしかしたら過去最小サイズではなかろうか!?

こんな小さなカワハギをゲットできる【管理人自作の必殺胴突き仕掛け】、『ヤッパ最強なんじゃないの?』と少し自惚れてみる。

その後も、ポツリポツリとカワハギをゲットする。

 

この程度のカワハギで良型

この程度のカワハギで良型

ただ、残念ながら写真の15cm程度が、この日の良型といったところだ。

数はそれなりにゲットしたが、満足のいくサイズを釣り上げることは叶わなかった。

11時30分、にぎってポンも青イソメも底を付いた。

サシアミを持っているので、アジを狙うことも出来たが、波止際の回遊を見ているとマルアジ(アオアジ)が多く、気温も上がってきたので、大人しく納竿とした。

 

本日の釣果とタックル、釣り方の動画紹介

本日のカワハギ釣果

本日のカワハギ釣果

【お持ち帰り】

なし

【リリース】

カワハギ:20匹程度(15cmまで)

ベラ(キュウセン含む):10匹程度(15cmまで)

カサゴ(ガシラ):1匹(12cm)

オコゼ:10匹程度(5cm程度)

釣ったカワハギはすべてぷくぷくスカリに活かしておいたので、納竿時に選別して持ち帰るつもりでしたが、選別するほどの良型もなく、すべてリリースすることにしました。

 

【本日のタックル】

本釣行で使用した管理人のタックルの主要品のみ、以下に紹介しておきます。

胴突き仕掛け

【ロッドについて一言】

管理人が別のタックル紹介記事で、穴釣り用ロッドとしてお勧めしている極光テトラDXですが、今回の様な際釣りにも使用できます。
コストのわりにロッドの使い勝手は良好で、多用途に使えますので、ご興味のある方はコチラをどうぞ icon-arrow-circle-down

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【リールについて一言】

スーパーコロネットも管理人が別のタックル紹介記事で、穴釣り用リールとしてお勧めしている製品です。
ロッドと同じように多用途に使え、小型のベイトリールとしては、鉄板とも言えるコストパフォーマンスに優れた製品です。
このリールにご興味のある方はコチラをどうぞ icon-arrow-circle-down

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【胴突き仕掛けについて一言】

自作の胴突き仕掛けについては、作り方を紹介した記事があります icon-arrow-circle-down

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今回は上記の仕掛けに合わせて、カワハギ用として、カワハギ針1号でハリスを短めに取った(2cm程度)仕掛けにしてあります。

 

本釣行のカワハギ釣りの様子の一部だけ、動画に収めました icon-arrow-circle-down 

 

漁港内のカワハギで良型を出すのは、難しいなと改めて思いましたが、11月でこのサイズはちょっと期待外れでした。

ただ、小さなアタリを読み取り、積極的に掛けて釣るカワハギ釣りは非常に面白く、短時間ながら結構楽しめました。

本記事で紹介した釣りは、簡単なタックルでお手軽に五目釣りが楽しめる釣り方でもあります。

安全でのどかな漁港内でも、小物で良ければ釣果は十分に期待でき、お子さん連れでも安心して釣りができます。

漁港内で釣りを楽しまれている方は、是非一度釣って楽しい、食べて美味しいカワハギを狙ってみてはいかがでしょうか。

それではまた・・・良きフィッシングライフを!!

 

【追記】
記事で紹介しました『必殺仕掛け』を用いた、五目釣りベースのカワハギの釣り方を記事にしましたので、ご興味のある方は、是非ともご覧下さい icon-arrow-circle-down

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