運動会などのイベントが続き、また週末の雨や台風も重なり、長らく釣りはご無沙汰となっていました。
この日も台風が接近中でしたが、これを気に掛けつつも、強行してきました和歌山の西岸へ!!
台風接近前の釣行だったので、夜中のうちには釣り場へ・・・
『取りあえずは雨は大丈夫だから夜中のうちにタコを、日が出てくればガシラでも釣って帰るか!!』と勝手な意気込みだけは大きい。
さあ、和歌山青岸でのタコ釣りとガシラ釣り、果たしてその思惑はいかに・・・
和歌山青岸 タコ釣りは撃沈もアコウを釣って面目保つ!
【釣 行】
2014年 10月 12日(日) 04:00~10:30
天気:曇り 風少々あり(台風大接近中)
潮 :中潮
青岸の釣り場に付いたのは、午前4時前だった。
本来なら3時位には着いている予定だったのだが、途中1時間ほどロスする出来事が発生!!
サインするのに抵抗はしないが、言いたいことは言わせてもらう・・・どうやら30分以上ウダウダ言った模様だ。
皆さんも彼らのノルマ達成の餌食にならないように、道中の車はあまり飛ばし過ぎず気を付けて下さいな。
タコ釣りの章 -釣り始めてわずか15分で撃沈-
タコ釣りにはちょうど良いくらいの時間だが、時間をロスしたので気分的に急かされる。
早速仕掛けを!と思ったのだが、なんとまさかのタコジグ用BOXを忘れてきた。
切符は切られるわ、肝心の釣り道具は忘れるわで、一体何をしに来たのだろう。
かろうじて、前回の以前の釣行で使ったタコゆらハンター(L)20号相当が一個だけタックルBOXに入っていたのを発見し、これで始める。
これは慎重を期さねば・・・
根掛かりを恐れるも、それでは釣りにならないので、思い切って底を中心に探っていく・・・
コツっコツ!
『ん?なんでコツコツ?』、海藻が糸に触っている訳ではなさそう・・・
思い切って合わせるも「スカッ」。
軽い、でもなにかしら抵抗も感じる。
一応上げてみると、ワカメならぬ【ハオコゼ】だった。
タコジグが赤色なので、仲間と思って近づいたか??
結果的には、タコ釣りでの釣果はこれが最後。
この後、竿先がぐぅ~っと重くなったので、これは間違いなくタコが乗って来たと思い、有無を言わさず大合わせ「ブチっ!!」
『あ~あ、やってしもた。』・・・始めてわずか15分程度、タコも釣れずタコジグ代もタコォついた。
すいません、オヤジっぽい言い回しはこの辺りにして・・・
アコウの章 - 夜明け間際のアコウ –
タコ釣りが予想以上に早く終了してしまい、夜中のうちからテトラの穴釣りにシフトする羽目に・・・
結果的にはこれが功を奏したのかもしれない。
夜の穴釣りで根掛かり率も高くなりそうなので、とりあえずはブラクリ仕掛けをセットすることにした。
エサはシラサとアオイソメを準備してきた。
なんか最近穴釣りばっかしてる気がするなぁ・・・安定重視にシフト!?
今日のタックル
先日の記事に書いた古き良きリール【VIKING ST-44】にナイロンの4号を巻いて持ってきた。
穴釣りには贅沢も、『サミングテクで穴釣りでも使いこなして見せるぜ!』なんて勝手に浮かれちゃってます。
釣り始めてすぐに、バックラッシュで一回痛い目にあわされました。
先日の記事についてはコチラをどうぞ
和歌山西岸(白灯波止)のテトラは大型で足場の間隔が広い。
夜のテトラは危険を伴うので、青岸テトラはおすすめ出来る釣り場ではない。
ただし、釣れるサイズに贅沢は言えないが、まずまず魚影は濃く、穴釣りにはもって来いの場所なので、日が昇っている時にお試しあれ!
最近はだんだんと日が昇る時間が遅くなってきた。
対岸は新日鐵住金の膨大な工場で、休日も夜中でも明かりと火を絶やすことなく稼働している。
間もなく空が白み始める。
狙い時の時合が刻一刻と近づいてきている。
そしてその時は静かにやってきた。
『コツコツっ』からの『ガガっ!』
素早く肘を折りたたみ、鋭く合わせる・・・『ガチンッ』とヒット!!
思っていた以上に引く、楽しもうとすると潜り込まれそうになる。
遊べばバラす恐れも・・・一気に巻き上げ取り込んだ。
ガシラスではなく、まさかの幸先の良いアコウでスタートだ。
『今日は中潮だし、台風接近前の大当たり日か?』と期待が膨らむ。
・・・が、後が続かない・・・ポツポツとカサゴ(ガシラ)は釣れるのだが、なんだか勢いが感じられない。
カサゴの章 - 底以外で食わないカサゴ サイズもウ~ム –
そうこうしているうちに、完全に夜が明けた。
台風が接近している割には静かなものだったのだが・・・
こりゃあもうアコウはないか・・・と思わせる光景が・・・
台風の影響だろうが、ゴミが邪魔をし、そしてうねりで穴から仕掛けがずれるのに、ずいぶんと悩まされた。
でも、それ以上にヒドイのはこの濁りで、前日に上流で雨が降ったせいか、かなりの水潮になっていそうだが、これで良くアコウが釣れたものだ。
視界深度は10cmもないんじゃないだろうか。
シラサは全く食わず、アオイソメにだけ分があったのはこの為かもしれない。
濁りのせいか、朝マズメの時合い時でも浅目狙いはダメで、この日は底以外では全く食わない。
シラサを使わず、アオイソメに絞って釣りをすると、ポツポツとカサゴは上がってくる。
しかし何とも小さく・・・半分以上がリリースサイズだ。
この日は台風の為か、あまり釣果が良くない為か、釣り人は少ないようだ。
夜はタチウオ組が波止側にずらっと並んだが、どうやら釣果はほとんど無さげだった。
先端まで歩いて様子を見に行くも、午前中に関しては、アジも周っていない模様。
チヌの紀州釣り師が少々いるだけだった。
穴釣り用に用意したシラサをほとんど使わず、結構残っちゃってたので、『少しだけ餌撒き釣りでもするか?』とも思ったが、さすがにこれだけじゃあ少ない。
しかも、時合はすでに終わってそうだったので、諦めて潔く納竿することにした。
結局、本日の釣果は・・・こんな感じ
アコウが22cm、カサゴが一番大きいやつで18cm。
これってアコウが釣れていなかったら・・・もしカサゴ(ガシラ)だけだったら・・・
「タコとガシラでも釣って来るわ!」と張り切って出掛けておいて、カサゴ4匹だけ持って帰ったら・・・
まあ、『たら・れば話し』は止めにしよう。
『少し小さいが、一応アコウがいるんだから胸を張って帰ろう』と決意し、釣り場を後にする管理人でした。
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