家族で楽しむ波止釣り アジ・サバ・イワシのサビキ釣りの仕掛けとコツ

投稿日:2016年5月9日 更新日:

陽気な春のこの季節、釣りブログを運営していますと、釣り場の賑わいとともに、ブログのアクセスも急増します。

自身が釣りに出掛けなくとも、ブログのアクセス推移や釣果情報を確認すれば、釣り分野全体が非常に盛り上がっていることが実感できます。

管理人が住む関西圏では、大阪近郊の防波堤はもちろん、神戸や和歌山でも都市部に近い波止は、鈴なりの人で、皆さん思い思いの釣りを楽しんでいます。

特に車を横付けできる波止であれば、どこへ出掛けても、ファミリーで釣りを楽しむ姿が見受けられます。

当サイトへの訪問者さんには、これから釣りを始めようかという初心者さんが結構いらっしゃることは、以前より把握しています。

そこで・・・というわけではありませんが、今回はこれからの季節、青魚をターゲットに手軽に釣果が得られる、ファミリーフィッシングの代表格であるサビキ釣りについて紹介したいと思います。

 

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防波堤(波止)で行うファミリーフィッシング 青魚のサビキ釣り

ファミリーフィッシングの対象とされる青魚は、アジ、サバ、イワシがメインですが、初心者さんでも釣果が得やすい魚の代表でもあります。

まずは簡単にこれらの魚の習性について紹介しておきましょう。

 

アジ、サバ、イワシなどの青魚は回遊魚

アジ、サバ、イワシなどの青魚は回遊魚と呼ばれ、水温の変化や繁殖期に合わせて、夏は北上し、冬は南下する習性があります。

水温の変化にはエサのプランクトンの発生も絡んでおり、エサが豊富に発生する場所では、大きな移動を行うことなく湾内に居着くものもいます。

それゆえ、場所によっては通年釣れる魚ということになりますが、それでも水温低下により、少しでも水温の高い沖の深場へ入ってしまいます。

どうやら、青魚をターゲットにした釣りでは、暖かい時期と寒い時期では、異なる釣り方が必要になるということです。

 

サビキ釣りシーズン(時期)は初夏から晩秋

それでは、ここで紹介するファミリーフィッシングのサビキ釣りを行って、十分な釣果が期待できるシーズンは、いつ頃なのでしょう。

結論から先に言ってしまうと、初夏から晩秋と言えます。

ただし、何月~何月と限定するのは難しく、前項で紹介したように、釣り場によっても違いがありますし、その年の気候によっては、青魚が波止際にまで接岸してくる時期には差が生じます。

例えば同じ近畿でも、和歌山には青魚が回遊していても、大阪までは入って来ていない、にもかかわらず神戸では回遊があるといったことが起こります。

もっと狭い範囲でいえば、漁港からすぐ目の前にある沖の一文字では釣果が上がっていても、港内まで魚が回遊して来ないことは日常的に起こっています。

このような状況は暖かくなってきて青魚が回遊し始める、春先から梅雨時期にかけて良く見られる傾向ですが、その日の潮の兼ね合いも影響しているのでしょう。

この時期の波止際のサビキ釣りでは、多少の釣果を得られる日もあれば、波止際にはまったく周遊してこない日もあります。

まだまだ群れが小さいため、仮に波止際まで青魚が周遊してきても、その場に魚を足止めさせるのが難しい時でもあります。

 

せっかく家族で楽しみに行くのですから、その日その日の運任せの状況というのは、なるべく避けたいものです。

そう考えると、豆アジや子サバが釣れ始める初夏から釣果が安定し始めますので、この時期以降に釣行に出ることをお勧めします。

青魚は基本的に朝夕の回遊時にもっとも釣果が上がりますが、豆アジや子サバ、イワシが湧く夏場であって、サビキ釣りの人が多い波止では、昼間でも十分な釣果が上がる場所が多くあります。

初夏以降、よほど天候が悪くない限り、連日波止では朝夕の青魚で賑うようになりますが、この状況は秋を迎える頃まで続きます。

夏を越え、秋に近づくにつれて、魚のサイズは徐々に大きくなっていき、同時に釣れる数は徐々に少なくなっていきます。

そして、青魚が波止際に周遊しなくなってくる初冬、ファミリーフィッシングのサビキ釣りシーズンは終わりを告げると言えます。

 

サビキ釣りの仕掛けと、釣りを楽にする便利グッズ

サビキを使った仕掛けには、一般的に【サビキ釣り仕掛け】と呼ばれるものと、【飛ばしサビキ(飛ばしウキサビキ)】と呼ばれるものがあります。

後者はサビキ仕掛けにウキを付けて投げる仕掛けで、【投げサビキ】などとも呼ばれますが、ここでは初心者やファミリーフィッシングでより手軽に行える一般的なサビキ仕掛けについて紹介します。

 

サビキ仕掛け

一般的なサビキ仕掛け

上記は一般的なサビキ仕掛けを示したものですが、その特徴を簡単に以下に示しておきましょう。

  • 釣り竿は1号から2号の磯竿で、4.5m程度が使い易いです。投げ竿でも可能ですが、竿が硬いと、竿のしなりの無さで魚をバラす機会が増えてしまいます。
  • リールは2000番程度のスピニングリールで、3号か4号の道糸を巻けるだけ巻いておきましょう(3号なら100m程度巻けます)。
  • サビキはターゲットの大きさによって変わりますが、小型のアジ、イワシ、サバがメインなら針が6号、エダスが1号程度のもので良いでしょう。また、使う擬餌針は、ハゲ皮サビキを選べば無難です。
  • 下カゴ(サビキカゴ)はビニール製のものと、ステンレス製のものがありますが、安価なビニール製のもので十分なので、10号程度のオモリが付いたものを使いましょう。

 

サビキ釣りの仕掛けについては、バラエティ豊かなサビキのうち、どのようなものを使うかによっても、釣果に影響を及ぼすケースが多々あります。

先に述べた【飛ばしサビキ】の紹介も兼ねて、近いうちにもっと詳しく紹介しようと思いますので、ご興味のある方は、また時間がある時にでも覗きに来てもらえれば幸いです。

 

そして、ファミリーフィッシングのサビキ釣りでは、もう一つ外せない便利な釣り道具があります。

それは以下に示した【すいこみバケツ】と呼ばれる便利グッズで、サビキ釣りを行う方の多くは使用しています。

 

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すいこみバケツ

すいこみバケツは、サビキ釣りで使うアミエビをサビキカゴに詰める道具ですが、これを使うのと使わないのとでは、釣りに使う労力と時間が格段に違ってきます。

すいこみバケツについてご存知ない方は、その使い方を含めて詳しく紹介した記事がありますので、そちらをご覧頂ければ幸いです。

 icon-caret-square-o-right サビキ釣りでアミエビをカゴに詰める便利グッズ【すいこみバケツ】

 

あとは、海水を汲んだり、釣った魚をとりあえず活かしておくための【水汲みバケツ】と、最終的に釣った魚を持ち帰るための【クーラーBOX】があれば良いでしょう。

この辺りの釣り道具については詳しい説明は不要かと思いますが、当サイトには【水汲みバケツ】についても、詳しく纏めた記事がありますので、ご興味のある方は参考にして頂ければ幸いです。

 icon-caret-square-o-right 海釣り道具で一番の便利アイテムは【水汲みバケツ】では!?

 

サビキ釣りの方法

それでは、具体的にサビキ釣りはどのような場所で、どのように行えば釣果が得られるのかを紹介しておきましょう。

 

サビキ釣りの釣り場所(ポイント)

まず最初にサビキ釣りを行う場所ですが、波止際に周遊してくる青魚を狙う釣りになりますので、ある程度の水深のある波止で、同じようにサビキ釣りをしている人がいる場所へ赴きましょう。

そうすることで、より多くの撒き餌効果が出ますので、自分達だけでサビキ釣りを行うよりも、集魚しやすくなるでしょう。

サビキ釣りのポイント

上図は、どこにでもあるような漁港内の様子を描いたものです。

青魚の場合は、波止のどこで釣りを行っても、“釣果が得られる”という点においては変わりない場合もあります。

ただ、その中でも、やはりポイントと目される場所はいくつか存在し、群れが小さい場合に釣果に大きな差が出たり、釣れる魚のサイズが一回り違ったりします。

まずは、×印を打った場所がいくつかありますが、こちらは通常のポイントになりますので、簡単な説明を加えておきましょう。

  • 漁港内には、船が止まっていたり、桟橋がある場所があり、このような場所には魚が寄り付きやすく、その場に長居することも多いのでポイントになります。
  • 漁港内でも、潮の流れが変わるような波止のコーナー付近は、エサも豊富であり、ポイントになります。
  • 海が荒れていなければ、内向きよりは外向きのほうが、サイズを含めて釣果が出やすい傾向にあります。

次に、★印を打った場所は一級ポイントになりますが、同じように簡単な説明を加えておきましょう。

  • 外向きで潮の流れが変わる波止のコーナーは、大物の期待も持てる一級ポイントになります。
  • 波止の先端付近は、潮通しが最も良い場所で、青魚の回遊コースにもなることから、数・サイズともに大きな期待が持てる一級ポイントになります。
  • 常夜灯付近は、夕方薄暗くなってライトが灯ってからのことになりますが、光で照らされた場所には餌が豊富に湧き、青魚の居着きも良く、一級ポイントと言えるでしょう。

 

同じ波止でサビキ釣りをするにしても、これらポイントのことを意識して釣り場に入れば、より釣果を得られやすくなるでしょう。

ただし、釣り人の多い波止では、上記で紹介した一級ポイントの競争率はかなり高いことから、よほど早い時間から場所を確保しない限り、これらの場所をゲットするのは難しいでしょう。

 

サビキ釣りで使うエサはアミエビ

サビキ釣りのエサについて紹介しておきましょう。

サビキ釣りは、擬餌針で魚を釣るわけですが、その擬餌針を食い込ませるために、十分なマキエを撒いて、魚を集めなければなりません。

マキエに使えるエサには幾つか種類がありますが、その中でもほとんどの釣り人に使われているのが【アミエビ】と呼ばれる、サクラエビ科に属するエビの一種になります。

 

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解凍済みのアミエビ

アミエビは冷凍ブロックで売られているものや、解凍済みでパッケージングされたものが販売されています。

おおよそ2kgで300円~800程度であり、その金額には差がありますが、それなりの理由も存在します。

気になる方はコチラをご覧下さい icon-arrow-circle-down 

 icon-caret-square-o-right 海釣りで使うアミエビはやっぱり国産品がイイね!!

 

なるべく安価で使い易いものを選ばれる場合は、国産の冷凍ブロックで2kgが400円程度のものが相場と考えて良いでしょう。

 

サビキ釣りの操作方法

サビキ釣りで行う、釣り竿や仕掛けの操作方法は至って簡単です。

サビキカゴにアミエビを詰めて、カゴに付いたオモリの重さで、仕掛けを水中に沈めていきます。

サビキ釣りの方法

 

狙った水層(魚の棚)まで沈めたら、その位置で竿を上下させてアミエビをカゴから放出します。

アジ、サバ、イワシなどの青魚が集魚されている場合は、アミエビを見て半狂乱状態でエサを食い漁りますので、この時に、擬餌針をうまくマキエの中に忍ばせることで、擬餌針にも食いついて、魚が釣れるといった具合になります。

1尾が仕掛けに飛びついても、慌てて仕掛けを上げないことが数釣りのコツです。

掛かった魚が暴れることで、残りの擬似針が踊り、その動きに吊られて他の魚も食いつくケースが増えます。

サビキ仕掛けは少ないもので5本、多いものだと8本くらいの擬餌針が付いており、一投で多数の魚を釣り上げることが基本の仕掛けになっています。

 

なお、サビキをする時に覚えておきたい事として、青魚の種類によって棚が変わり、一般的にイワシは表層、サバは中層、アジは深層付近にいる傾向があります。

浅い釣り場では同じ棚でごちゃ混ぜ状態で釣れることもありますが、水深のある場所ほどこの傾向は強くなると考えて良いでしょう。

ただし、魚の活性が高く、食いが立てば立つほど、棚が上ずってくる傾向があることも合わせて覚えておきましょう。

 

また、サビキ釣りで釣れる魚は青魚だけでなく、波止際に寄ってきた魚であれば、どのような魚でも食い付く可能性があります。

ベラ、カワハギ、フグ、スズメダイ、シマイサギ、コノシロなどのエサ取りは勿論、グレやチヌ、メバルやカサゴなどの人気魚、時にはカレイやヒラメなどの底物が掛かる場合もあります。

また、厄介な大物であるボラなども掛かってきたりしますので、必ずしも嬉しい外道ばかりではありません。

あくまで付属のターゲットになりますが、意外な魚が掛かって来た時には、違った喜びも味わうことが出来ます。

 

初心者さんにお勧めのサビキ釣りセット

最後に釣りのタックルをまったくお持ちでない初心者さんについては、一から釣り道具を集めるのは大変だと思います。

サビキ釣りであれば、釣り竿、リール、仕掛けなどがセットとして販売されている安価な商品もありますので、以下の様な商品の購入をご検討されてはいかがでしょうか。

 

プロマリン(PRO MARINE) PG 極光サビキ釣りセット 450

定番の売れ筋商品で、セット価格で3,000円を切る価格は魅力的です。

プロマリン(PRO MARINE) CB プロフィットカーボンサビキセット 2-450

女性が使うなら少しでも軽い竿が良く、少しの価格差でカーボン製なら、管理人としてはコチラをお勧めしたい。

TOISTAX 釣具 よくばりセット 2m基本セット( ロッド & リール + ちょい投げ仕掛 + メバルウキ釣り仕掛 + オモリ3個 + ウキゴム3個 + エギ + 小物ケース + ハサミ )

小学生低学年くらいまでお子さんが使うのであれば、この程度の長さの竿がお勧めですが、高学年であれば240cmの竿(他にもセット販売されている商品はあります)を持たせても良いでしょう。

逆に、これより短い165cmの竿もありますが、ウチのチビ助を例に上げると、2年生の時から180cmの竿を使わせていますが、足元のサビキ釣りには少し短く、ウキサビキ仕掛けで釣りをさせることの方が多いです。

 

ただし、ここで紹介した商品は、いずれも安かろう悪かろうという特徴を併せ持ち、特に竿先は折れやすいので、波止にぶつけたりしない様に注意が必要です(見た目には折れていなくても、深めの傷が入ってしまえば、ショックでポッキリ折れてしまいます)。

まあ、小さいお子さんの場合は、良いものを与えても、気を付けていても、折る時は折ってしまうので、同じだと思いますが。

長く釣りを趣味としていくのであれば、キチンとしたタックルを検討されるのが良いでしょうが、『とりあえず一回釣りを経験してみよう』とか、『すぐにでも家族でサビキ釣りを行ってみたい』と考えておられる方には、入門時の釣り道具としての性能は、安価であれども必要十分であろうかと思います。

ここで紹介したようにサビキ釣りの道具は、セット販売されているものが他にもありますので、価格や性能に大差はありませんが、時間があればいろいろとご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

なお、ここで紹介する投げサビキを含め、本格的に釣りを行う方なら、様々な釣りに対応できる万能竿(磯竿)を選ぶ方が、コストパフォーマンスは圧倒的に高いと言えます。

ロッドとリールの個別紹介だと人気の高いものにはなりますが、以下のような製品がおすすめです。

 

波止釣りのロッド選びで迷われている方は、後ほど一読して頂ければ、自分の求めるロッドが見つかるかもしれません icon-arrow-circle-down 

 icon-caret-square-o-right 【極めロッド】コスパ抜群の波止釣り用万能竿

 

以上で、初心者さんやファミリーフィッシング向けの、波止で行う青魚のサビキ釣りについての紹介を終わります。

初夏から晩秋にかけて楽しめるサビキ釣り、ご家族で楽しむ新たな娯楽の一つとして、アジ、サバ、イワシなどの青魚を釣る楽しみと、帰って美味しく調理して頂く楽しみを、一石二鳥で味わってみてはいかがでしょうか。

なお、以下の関連記事は、この釣りを行うのに役立つであろう記事を纏めましたので、是非とも参考にして頂ければ幸いです。

 

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