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樽井漁港外向きテトラで久しぶりの穴釣り

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良型はこの2匹

どうもガチろっくんです。

樽井漁港へは5月の中旬にメバリングにやって来ましたが、その時には本命のメバルはチビメバルしかゲット出来ず、ガシリングに乗りかえて何とか良型のガシラ(カサゴ)をゲットしました。

その日の話になりますが、釣りを開始する前に、樽井の外向きテトラで穴釣り帰りのオジサンに出会い、釣果を聞くと良型のガシラとメバルをゲットしていました。

この辺りのことは、前回の釣行記事に纏めていますので、ご興味があれば合わせてご覧下さい icon-arrow-circle-down

icon-caret-square-o-right 樽井漁港のメバリング苦戦でガシリング変更が功を奏す

 

管理人が樽井に長らく来ていなかった最大の理由は、一昔前とは違い、穴釣りをしてもチビガシラばかりで、なかなか良型にお目に掛かれないケースが増えていたためです。

ここは一部の釣り場を除いて、かなり水深が浅いので、潮と時間を選ばないと釣果を出すのが難しいといった理由もあります。

ただ、穴釣りオジサンの良型を目にしたことで、『数年訪れていない間にいくぶん状況も変わったのか?』という可能性を感じ、久しぶりに樽井の外向きテトラへ根魚(ロックフィッシュ)の穴釣りに出掛けることにしました。

さあ、果たしてその釣果やいかに・・・

 

目次

樽井漁港外向きテトラで根魚(ロックフィッシュ)の穴釣り

【釣 行】

2017年 6月 3日(土) 18:00~20:30

場所:樽井東向きテトラ(外向きテトラ)

天気:晴れ

潮 :小潮

 

活きエビを入手出来たのは良いが、シラサエビの価格高騰は痛い

この日の樽井付近の満潮は15:15頃、干潮は20:45頃なので、午後から釣行に出る管理人にとっては、どうも好ましくない状況のようだ。

ただ、真昼間に行っても釣果は期待出来ないだろうし、この日は朝から家族で墓参りに行く予定にしていたので、釣りのために予定を変える訳にもいかない。

出発は墓参りから帰ってきた14:30となったが、車を飛ばせば夕方16:00位から釣りを開始できるだろうと踏んでいた。

いつもそうやって考えているのだが、その読みは毎回大きく外れる・・・見積もりが甘いのだ!

 

まず、いつも行き掛けにフィッシングマックスやT-ポートといった釣りエサ店に寄るのだが、ここで必ず長時間の道草を食う。

時間に追われているのは分かっていても、あれこれと確認しておきたい商品を物色し始める。

気が付けば小一時間ほど時間を潰してしまうことが日常茶飯事だ。

この日もフィッシングマックスに寄り、あれこれと物色した後、エサの活きエビを頼みに行ったときに、嫌な立て札を目にする。

 

活きエビ価格高騰

シラサエビの価格改定のお知らせ

シラサエビの価格高騰だ!

シラサエビは琵琶湖産と、韓国・中国からの輸入が主な流通源だが、2016年7月より輸入は許可制となっており、輸入時の検閲が厳しい為、実質は輸入禁止と言える状況が続いている。

今回、琵琶湖での不漁による価格改定ということだが、もともと輸入禁止となった時点で、いつこのようになってもおかしくない状況であった。

そりゃあ、もともと5月はシラサエビの産卵期で禁漁期間だから、置いてあるだけマシと諦めるしかなさそうだ。

 

価格高騰のシラサエビ

1杯500円分のシラサエビ

価格高騰しているから倍量買うというのもアホ臭いので、マキエにする分は無しとして、付けエサに必要な1杯分だけ購入した。

カップの小ささから少ないのは目に見えていたが、改めて見てみると・・・ホント少ないなぁ。

エビ撒き釣りで底撒きしたら、2回で500円分飛んじゃいますよ、これ!!

短時間釣行の予定なので、これでいけそうな気もするが、エサ取りが湧いていたらヤバいので、一応青イソメも300円だけ買っておいた。

 

樽井に着いたら、あらもうこんな時間・・・準備をしているとアジングで豆アジがチラホラ

樽井漁港へ着いたのは、17:00過ぎだった。

管理人の自宅からは一時間あれば着く距離なのに、ホント一体何でこんなに遅くなってしまうのだろう。

何度反省しても改善出来ないので、むしろ、これからはエサを買う時間に一時間見積もるようにした方が懸命だろう。

樽井の最奥の駐車スペースに車を止めたら、取り合えずハシゴを上り、外向きテトラの波止の上から周囲の様子を伺う・・・樽井に来る皆さん、同じ行動をとっていません?

 

樽井テトラへ出るハシゴ

樽井外向きテトラ側へ出るハシゴ

ハシゴの上には釣り人の様子を伺うオジサンが二人。

そこに居座ると通行する人の邪魔なんですけど・・・って、たぶん自分も同じように、いつもこの付近で様子を伺っている。

管理人も同じように、釣りは行わなくても、たまに様子だけは見に来ることがある。

 

樽井外向きテトラ北向き

樽井東向きテトラ(北側)

この日の釣り人の数はホドホドで、管理人が到着した時間には、もう帰っていく人がチラホラいた。

あと、5月に来た時と同じように、かなり藻が茂っているようで、こりゃ外穴を攻めるのは無理だな。

 

樽井と削向きテトラ南向き

樽井東向きテトラ(南側)

南側は総じて人が少なく、南へ行けば行くほどほとんど人はいなくなる。

ただ、北側も含めて全体的に釣り人はまばらで、『豆アジもまだ釣れていないのか?』と思っていたら、この後、管理人がタックルを取りに車へ戻り、仕掛けを作って戻ったきた頃には、アジングをする人がチラホラ加わっていた。

アジングやジグサビキをする人がいて、写真は撮って来ていないが、わずかな時間帯だけだが、キャスティングする度に豆アジをゲットしているのも目撃したので、確実にアジのシーズンは近づいているのを感じた。

まあもともと夜のアジングだと、ポツポツと20cmクラスの良型が上がっていた情報もあったが。

因みに、この記事は2017年6月3日の釣行だが、この土曜日(2017年6月10日)に日根野のイオンに用事があったので、ついでに同じ時間帯に樽井の様子を伺いに来たら・・・ホント管理人も好きだねぇ・・・

 

豆アジで賑わう樽井の外向きテトラ

豆アジで賑わう樽井の外向きテトラ

1週間違いで随分と釣り場の雰囲気は様変わりしていた。

同じようにデイのアジングを行う人もいたが、この日の主役は飛ばしサビキ(投げサビキ)のオジサン連中だった。

テトラでの投げサビキは大変だが、漁港内にアジは入っていないので、この周囲には人が良く集まる。

ただ入れ食いという状況には程遠く、管理人が訪れた時間帯には、群れは小さいのか豆アジがポツリポツリと上がっていただけだった。

 

樽井外向きテトラで穴釣り開始 バラエティは豊かだが、やはりチビガシラばかりなのか・・・

ごそごそと様子を伺った後、穴釣りの準備をしていたら、もう18:00ではないか!!

20:45が干潮なので、勝負できるのは2時間程度しかない。

場所は南側テトラを選択したが、どこでやっても同じだし、別にマイポイントもないので、取りあえずハシゴから50mほど南へ下った場所から探り始める。

 

穴釣りの先客

穴釣りの先客

この時、管理人が入ろうとしたポイントで、穴釣りの先客が移動しながらロックフィッシュの反応を伺っていた。

(実はこのお二人、3枚上の写真で北側から波止の上を南向きに歩いて来る人達です。・・・ずいぶん遠くから遠征に来たなぁ。)

二人で話すのを聞いていると、北側から移動して来たようだが、順番に穴に仕掛けを落とすたびに、『アカンなぁ、どこも浅いわ。』

『これじゃあ、釣れんで。』などとポイントへ仕掛けを落とし込むのに苦労している様子だった。

結局は『これやったら、向こうの方がマシか。』と言って、すぐに北側へ戻って行ってしまったが、この時間帯で『浅いから釣れない』と結論を出すには少しばかり早急だ。

特に樽井外向きテトラでは、浅いからダメと考えていたら、釣果を得るのは難しいだろう。

浅い場所では、浅い場所なりの攻め方があるし、ここは潮周りも悪くないので、時間が来ればロックフィッシュは必ずテトラ際へ捕食にやって来る。

穴釣りで検索上位のヒット記事を何本も出している当サイトでは、釣行時の際にも再三伝えていることだが、時合が来ればガシラ(カサゴ)は自分が立っているテトラの裏側、すなわち水深30cm程度しかないような場所にも平気で浮いてくるのだ。

特に夕方のマズメ時には、底だけをポイントして捉えるのではなく、幅広いレンジを探ることを強くお勧めしている。

 

話しが少し逸れてしまったが、先客が移動して空いた場所で釣りを開始する。

釣り始めてすぐにやって来たのは、期待を裏切らずに・・・

 

チビガシラと必殺仕掛け

チビガシラと管理人の必殺仕掛け

やっぱりチビガシラだった。

この時間でこのサイズということは、以前と状況は変わってないのか・・・

まあ、『まだ一匹目だし。』と、気を取り直して、管理人の必殺仕掛けを落とし込んでいく。

 

またまたチビガシラ

やっぱりチビガシラ

やっぱりチビガシラが顔を出す。

この後もチビガシラが数匹続いたが、ようやく違う顔が姿を覗かせた。

 

アナハゼ

アナハゼ

アナハゼだが、これも12cm程度と小さい。

釣果として持って帰れる魚がなかなか釣れない。

そうこうしているうちに、活きエビではなかなか針に乗って来ない小さなアタリが続く。

ベラのようにゴンゴンッとくるわけではなく、フグのようにエサを瞬殺されるわけでもない。

3回ほど素バリを引き、ようやく掛けたのは・・・

 

アイナメ

アイナメ

『お~っ、あなた様でした。』

嬉しいアイナメだったが、少しばかりサイズが足りない。

これも即リリースするが、この辺りで少しばかり危険な気がしてきた。

このままでは最終釣果の写真が取れず、ボウズという結果で終わる可能性がある(管理人の場合は、獲物が釣れても持ち帰れるレベルのものが釣れなかった場合は、普段からボウズと表現している)。

ボウズは仕方ないとしても、最終釣果の写真位は欲しいので、これ以降の釣果はスカリに活かしておくことにした。

 

潮の悪さも水深の浅さの何のその 陽の陰りとともに良型へシフト

サイズに納得のいかない獲物が続くが、アタリは止まらない。

アタリが続く以上、良型の期待も出来るし、モチベーションも上がる。

そうこうしているうちに・・・

 

サイズアップしたガシラ

少しサイズアップしたガシラ

ようやく少しマシなサイズのガシラが上がってきた。

このサイズだと持って帰っても、奥方様にどやされることはないだろう。

ここまで必殺仕掛けのおかげで仕掛けのロストは無いが、根ズレでハリスが傷んできたので、一旦ブラクリ仕掛けにチェンジする。

アイナメがいるのなら、良型でも食って来ないかなぁと期待するが。

 

やっぱりサイズが足りないアイナメ

やはりサイズが足りないアイナメ

現実はこんなもので、やっぱりサイズが足りないアイナメだ。

まあ、『この時期に良型を期待する方が間違いか』と思いつつ、今度は写真用としてスカリに活かしておく。

この後もバタバタと数は上がるも、なかなかサイズが出ない状況が続いたが、日没間近にようやく良型をゲットした。

 

良型のガシラ(カサゴ)

ようやくゲットした良型のガシラ

20cmオーバーのガシラをゲットして、ようやくホッとする。

時間とともに良型が顔を出す理想的な展開となり、この後もチョコチョコとキープサイズのガシラをゲットする。

 

ただ、徐々に波風が強くなり、干潮の時間が近づいてきたことで、ヘッドライトで照らしても、テトラ際の藻が邪魔をして穴へ落とし込んでいくのが難しくなる。

潮位が下がった内穴は50cmすら潜らない場所も多く、波が強いせいで仕掛けが半端なく揺られるので、さすがにテトラ帯から撤収せざるを得ない状況となった。

一旦漁港内に場所を移して少しだけ様子を見てみようかとも思ったが、静まり返った漁港内では釣果も期待できそうになかったので、20:30に致し方なく納竿とした。

 

本日の釣果とタックル

樽井漁港外向きテトラでの本日の釣果

本日の釣果

良型はこの2匹

今日のダブルガッシーはこの2匹

【お持ち帰り】

なし

良型もいたが、今日はすべてリリースすることにした。

漁港内まで連れて来てしまってゴメンよ。

【リリース】

カサゴ(ガシラ):6匹(15cm~22cm)

カサゴ(チビガシラ):約10匹(15cm未満)

アイナメ:2匹(15cm)

アナハゼ:1匹(12cm)

 

今日の穴釣りタックル

本日の穴釣りタックル

【本日のタックル】

今回のタックルは管理人が絶大な信頼を寄せる穴釣りタックルですが、ロッドとリールは当サイトの別記事で紹介して以降、価格の高騰のみならず、入手が困難な状況(納期未定や1~2ヶ月待ち)になってしまいました。

いつ流通が回復するか分かりませんが、興味がある方は、釣り具店で見かけたら、是非手に取ってみて下さい。

一応、タックルについて記載した記事も紹介しておきます icon-arrow-circle-down

icon-caret-square-o-right ロックフィッシュ(根魚)を狙い撃ちする【穴釣り】!!

icon-caret-square-o-right 【極めロッド】穴釣りには『極光テトラDX』がお勧め!!

icon-caret-square-o-right 根魚(ロックフィッシュ)の穴釣りで有用なブラクリ仕掛けの種類

 

本釣行では、釣果は気まぐれですべてリリースとしたが、小潮で短時間の釣行なら、十分納得の好釣果だ。

メバルを意識して浅棚も攻めてみたが、活きエビを撒き餌できなかったこともあり、残念ながらメバルはゲット出来なかった。

それでも、これだけのヒット数があったのだから、樽井のロックフィッシュの魚影もまだまだ捨てたものではないだろう。

そして、この日の最大の好結果は、良型の釣果ではなく、2時間半の穴釣りで仕掛けのロストをゼロに抑えることができたことか。

藻が非常に多い状況、浅棚ゆえに仕掛けが波で揺られる状況にも関わらず、必殺仕掛けとブラクリ仕掛けを上手く使いこなし、仕掛けの作り直しなどの余計な作業に追われなかったことが好釣果に結び付いたと言って良い。

穴釣りで根掛かりに悩まれている方は、是非ともコチラの記事をどうぞ icon-arrow-circle-down

icon-caret-square-o-right 【穴釣りマスター】仕掛けの工夫で根掛かり対策を!!

 

これから夏場にかけて、サイズの期待は難しくなる穴釣りですが、夕方から半夜にかけては比較的釣果が得やすい釣りです。

樽井漁港の外向きテトラは比較的足元も良く、強風さえ吹かなければ、初心者さんにも向いた穴釣り場とも言えます。

夕方からの釣行であれば、あまり水深の浅さを危惧する必要もないでしょう。

管理人自身としては久しぶりのこの場所への穴釣り釣行でしたが、個人的な手応えとしてはまずまずの魚影の濃さを感じ取りました。

現在は藻が多く茂っている時期で多少の難しさがありますが、梅雨が明けて気温が上昇してきたら、もっと釣りやすい釣り場になります。

ただし、エサ取りが湧き過ぎると、ロックフィッシュの攻略には時間が掛かるかもしれませんが・・・

穴釣りで釣果に悩まれている方は、一度お試しに樽井の外向きテトラへ釣行に出られてみてはいかがでしょうか。

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • シラサ、高くなりましたよね、、、
    もはや手が出ない気分ですが、穴釣りはやはりシラサですよね
    今年はメバルのシーズンにシラサがなく悲しかったです
    この頃大阪セメントも行けてないですが、私はまたカゴで頑張ります。

    • カゴ師さま

      『カゴ』と『大阪セメント』というワードででピンときました。
      コメントを頂く際の名前はバラバラだったと思いますが、過去に2度コメントを頂いたカゴ釣り師さんですよね?
      いつも釣りのネタ帳をご覧頂き、ありがとう御座います。

      本当に今回のシラサエビの高騰ぶりには驚きでした。
      この春はエビ撒き釣りを2度行いましたが、その時は普通の価格でしたから。
      近畿圏に住む我々は、琵琶湖が近いおかげでこんな状況でもシラサエビが入手できるのはありがたいことなのでしょうが、貧乏釣り師の管理人には、もうとてもじゃないですが、エビ撒き釣りは出来そうもありません。
      はやく漁獲量と価格が戻ることを祈るばかりです。

      ちなみに下津もボチボチ豆アジが釣れ始める頃ですね。
      最近は下津好きの両親との釣行機会が減ったため、長くホームを留守にしている状況(高速使っても結構遠いので・・・)ですが、夏ごろにはまた紀の国屋の女将さんの様子伺いも兼ねて、釣行に出たいと思います。
      カゴ師さんも下津はご無沙汰とのことですが、もし下津へ行かれてカゴ釣りで好釣果が得られたら、是非コメントで教えて頂けたら幸いですo(^-^)o

      ガチろっくん

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