どうもガチろっくんです。
ちょうど2週間前に2023年の釣りを始動した管理人ですが、はやくも次の釣行機会がやってきました。
今年もタコの新子シーズンを待ち遠しく思っていますが、岸和田一文字の釣果情報を見ていると、まだまだ親ダコが上がっており、新子は数少ない模様です。
これではオカッパリの数釣りは期待薄なので、前回に続き貝塚人工島へメバリングへ出掛けることにしました。
ただ、前回は朝マズメ待ちのジギンガーの釣り人の多さや、メバルの活性の低さもあり予想を裏切る貧釣果でした。
そこで、今回はメバリング不発に備えて、ボウズ逃れの穴釣りタックルも携えて出掛けました。
貝塚人工島でのメバリングと穴釣り、さてその釣果やいかに・・・
貝塚人工島テトラのメバリング不発も穴釣りでアコウとガシラの釣果
【釣 行】
2023年 6月 17日(土)00:00~03:30
釣り場:大阪府 貝塚人工島沖向きテトラ
天気:晴れ
潮 :中潮
久しぶりにフィッシングMAXに寄り、貝塚人工島の沖向きテトラへ
前回のメバリングは4時開始で、時間的には決して良いスタートではなかった。
今の貝塚人工島はブリクラスが数上がっているようで、夜明け前からすでに多くのジギンガーがスタンバっており、釣り座を移動できないという悪条件もあった。
そこで、今回は会社から帰って一息つき、深夜0時からのスタートを考えて出掛ける。
そして、今回はメバルがアウトだった時のために、メバリングタックルに合わせて穴釣りタックルも持ち込むことにした。
行きがけにエサの調達のために久しぶりにフィッシングマックスに寄ってみた。
釣り道具を色々見てみたい気持ちもあったが、あれこれ見ると余計な買い物が増えるのは目に見えているので、エサコーナーで青イソメの330円パック一つ持って店を後にする。
管理人は穴釣りだと活きエビを使うことが多いが、この日は穴釣りがメインと考えていなかったことと、ブクブクまで運ぶとなると荷物が増えて厄介なので、青イソメのみ用意した。
ちなみに、貝塚人工島の沖向きテトラ釣り場へ到着したのは、日が変わる少し前の23時50分頃だった。
今回は深夜のみの釣行なので、釣り場の様子は写真に収めていないが、終始波風のない穏やかな状態だった。
メバリング開始するも全く気配なくアタリもなし
前回のこの釣り場の釣りでは、非常に蚊が多く悩まされた。
今回は虫よけスプレーだけでなく、釣り座のすぐ近くで蚊取り線香をたきながら釣りをすることにした。
蚊取り線香から離れると蚊の接触が増えたので、ある程度効果はあったのだろうと思う。
しかしながら、蚊の煩わしさは軽減されたが、どうにも海が静かすぎてメバルの気配が感じられない。
さすがにこの時間帯では釣り人もほとんどいないので、移動しながら探れるがアタリが出る気がしない。
飛ばしウキも使い遠近投げ分け、シンカーの重さも変えつつ水深の層も満遍なく探るが、アタリはでない。
1時間半ほど続け、ワームも5種類ほど試してみたが、結局アタリはショートバイトの一度きりだった。
管理人自身は普段ルアーフィッシングをする機会は決して多くなく、このように活性の低い状態では、引き出しが多くないのでお手上げだ。
こうなると途方に暮れることになるが、この日は穴釣りタックルを持参している。
こちらはある程度自信がある釣りなので、ボウズ状態を打破するために穴釣りに切り替えた。
穴釣りもアタリは多くないが、鉄板のカサゴにアコウの釣果
メバリングでメバルが釣れずボウズ状態だったが、気分の落ち込みはない。
いや、むしろ穴釣りを開始する時の高揚感は、今日のスタートフィッシングの高揚感を上回っていた。
それもそのはず、家に帰って釣行ブログを見返してみると、なんと3年4か月ぶりの穴釣りで、しかもその際も貝塚人工島だったようだ。
そして、その際も1年半ぶりの穴釣り釣行だった。
当サイトは開設当初は穴釣り釣行が多く、穴釣りとともに成長してきたのだが、近年はもともと好きで得意とするチヌと穴釣りとは疎遠になっている。
アオリイカ、マダコ、太刀魚が家族に喜ばれるので、その釣りに偏ってしまったのが大きな要因だ。
まあ何にせよ、久しぶりに好きな釣りをするということで、メバリングでのボウズなど意に介さなかったということだ。
さて、穴釣りについてだが、この釣り場での穴釣りはほとんど経験がない。
釣り人が多く日中に訪れることがほとんどなかったためだが、経験が浅い釣り場で、しかも夜釣りなら、この日の波風のなさはプラスに働く。
なかなか奥まで入らない穴が多いテトラという記憶があったが、まさにその通りだった。
管理人はスタートにブラクリを使うことはほぼないが、この日は記憶に基づいてブラクリをセットしていた。
段階を踏んで落ちていくので、潮の流入が緩やかなのは有難く、最深ポイントで2mといったところか。
魚っ気がないのは穴でも同じことで、ファーストヒットまでに15分ほど時間を要した。
子気味良いゴツゴツしたアタリで上がってきたのは、20cmほどあるガシラだった。
やはり期待を裏切らない穴釣りは楽しい。
テトラの上に浮いている個体はなく、夜間でも活性の高さはないようだが、底まで落とせる穴に入ると期待は持てる。
根掛かりが怖い落ち方をするが、ラインに複合素材のカーボナイロン(フロロ×ナイロン)を使っているので、思い切って攻めていく。
すると、ヤバ目の穴から大きなアタリが出て、竿先が一気に引き込まれる。
一瞬潜られたか・・・という感触もあったが、うまく引き出して釣り上がってきたのは・・・
28cmのアコウだ。
抱卵でボテボテだったこともあり、釣った直後は30cmあると思ったのだが、そこまではなかった。
久しぶりに極光テトラを大きく曲げてくれた獲物だったが、特に危なげもなくやり取りできたので、やはりこのクラスの穴釣りでは優秀なロッドだと言える。
活きエビを使わず青イソメでアコウを確保できたのは大きく、これで一応のお土産も確保できた。
1匹釣れるともう1匹となるのは必然で、ここから更に30分ほど穴釣りを続けた。
途中、根掛かりでブラクリ1個を損失したが、追加で17cm程度のガシラを2匹ゲットする。
やはり時合らしいものではなく、連続ヒットとまではいかず、ポツリポツリといった感じだ。
このまま穴釣りで釣果を伸ばしても良いが、1時間半ほど時間が空いたことで、メバルの状況は変わっていないかも気になる。
一応1回だけショートバイトがあったこともあるので、ここで今一度メバリングへ戻ってみる。
しかしながら、コチラは思いのようにはいかず、やはりアタリが出ることはなかった。
そして3時頃になると、前回同様に次々とジギンガーが場所取りにポイント入りを始め、逆に管理人自身はこのタイミングで納竿することにした。
本日の貝塚人工島での釣果とタックル
【お持ち帰り】
アコウ:1匹(28cm)
ガシラ(カサゴ):3匹(20cmまで)
【リリース】
なし
穴釣りタックル
今回は釣果のあった穴釣りタックルだけ紹介します。
いずれも当サイトでお勧めしている製品ばかりです。
- ロッド:プロマリン(PRO MARINE) PG 極光テトラDX 130H
- リール:ダイワ(Daiwa) 穴釣り ベイトリール スーパーコロネット ST-10RL
- 道糸:DUEL ( デュエル ) カーボナイロンライン4号
- 仕掛け:ささめ針(SASAME) ブラクリ4号
本日はメバリングでの釣果がゼロで、予防線を張っての穴釣りで釣果を得たという結果になりました。
3時間で4匹と決して釣った数は多くありませんが、釣果にアコウが混じったということで満足のいく釣行にはなりました。
次回はタコになる可能性が高いですが、新子の入りが悪いようだと、アコウを狙いに出掛けるのも良いかもしれませんね。
当サイトでは穴釣りに関して、タックル、釣り方、釣行記録ともに、多くの記事を紹介していますので、ご興味のある方は、他の記事も合わせてご覧頂ければ幸いです。
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