ロックフィッシュ(根魚)には【ネムリ針】を使おう!!

投稿日:2014年9月9日 更新日:

釣り歴のある人でも意外に知らない【ネムリ針】の存在や使いみち。

もしかしたら知らず知らずのうちに使用したことがあるかもしれませんが、ネムリ針というのは、もともとはムツなどの深海魚を釣るための針なのです。

最近ではパッケージ製品として販売されており、胴付仕掛けや投げ釣り仕掛けなどにも使用されています。

何となく見たことはあるけど、【ネムリ針】って名前を知っている人が少ないのかもしれないですね。

それもそのはず、以下は糸付きネムリ針のパッケージ写真ですが・・・

 

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糸付きネムリ針のパッケージ 

この商品にはどこにも『ネムリ針』って用語が使われていません。

また、釣り針の特徴などの記載も一切ありません。

これじゃあ、認知されにくいもの当然のことと言えるでしょう。

 

そして、このネムリ針ですが、実は結構な優れものなのです!!

ただし、どんな釣りにでも対応できるわけではありませんので、その特徴を知ったうえで使わないと失敗することも・・・

ここでは、そんなネムリ針についてまとめてみます。

 

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ロックフィッシュに最適なネムリ針の特徴

まず始めに独特の形状をもつネムリ針について確認してみます。

その後、ネムリ針のもつ特徴を知り、その特徴を踏まえた上で、ネムリ針をうまく利用する釣りについての理解を深めましょう。

 

ネムリ針の形状

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(左)ネムリ針 (右)通常の針

写真はカサゴ用の針ですが、横並べにして比べてみるとその違いがよく分かります。

左がネムリ針で、右が一般的な形状の針です。

見ての通り、ネムリ針は針先を大きく内側に曲げてあります。

ちなみに腰曲げと針の太さの違い(右はメバル対応タイプのため)は、無視してください・・・全く同じ針ではないのでご容赦願います。

 

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針先の曲げが極端なネムリ針

こちらは同じようにカサゴ針で、腰曲げが大きく、針先の曲げがもっと極端に感じられるものになります。

始めのパッケージ写真の中身ですが、これは結構えげつない形状ですね。

 

ネムリ針の特徴

【針掛かりが悪い】

針先を内側に曲げているという事は、ハッキリ言って針への引っ掛かりは悪いです。

通常の形状をした釣り針の先端を指先で触れてみると、どのような角度で触れてもチクッと針に掛かります。

ところがネムリ針の場合は、フトコロ(針先と胴の間)の内側からでないと針が掛かりません。

理論的に考えると、魚を釣るのに引っ掛かりが悪いというのは致命的なようにも思える形状です。

 

【針掛かりが悪い方が好都合】

では、なぜ針掛かりをわざと悪くさせているのかってことですね?

それは、ネムリ針は基本的に餌釣りに使いますが、エサを深く飲み込む習性がある魚に対して使うからです。

すなわち、餌と共に丸飲みされた針が食道より奥で掛らない様に工夫された針なんです。

食道や口の中では掛かりにくく、口先に来ると軸が回転して針先が口先に掛かるようになっているというものです。

 

【針掛かりするとバレにくい】

次のメリットは、その独特の形状から、針掛かりが悪い代わりに、一旦掛かると外れにくいということです。

例え細めの針でも、針先がしっかりと喰い込み、暴れても針穴が広がってしまうことはありません。

すなわち、針の抜けを心配する必要が無いということです。

管理人もよくこの針を使いますが、抜けでバレた経験はありません。

 

【根掛かりしにくい】

上記同様、針掛かりしにくいということは、根掛かりもしにくいということです。

本来の使い途が漁礁周りを攻めるような釣りに使うので、根掛かりしにくいというのは大きなメリットです。

これに合わせて、底ズレや岩肌の擦りによる針先の痛みが無く、根回りの難しい釣りに使うにも拘わらず、針先の鋭さは長続きし、ほとんど針を交換する必要がありません。

 

ネムリ針のメリットが活かされる釣り

最後にネムリ針のメリットとデメリットを纏めたうえで、ではネムリ針はどのような釣りで使えば良いのかを考えてみましょう。

ここではすでに上記で書いたもの以外でも、管理人が感じたメリットとデメリットも付け足しておきます。

 

【メリット】

⇒エサを丸呑みする魚でも、口先に針掛かりする。

⇒一旦魚が針掛かりすれば、バレることはほぼ無い。

⇒根掛かりしにくく、漁礁や根のあるポイントで強みが生きる。

⇒針先の劣化が少なく、針を交換する頻度は激減する。

⇒使用時の指刺し事故などに対する安全性は高い。

 

【デメリット】

⇒繊細な魚や食いが細い魚には使用できない。

⇒釣れた魚の針を外しにくく、魚を弱らせてしまうこともある。

⇒針先の角度の問題から、エサが付けにくい。

 

もうお分かりの方もいるかと思いますが、ネムリ針のスペックを最も発揮できるのは、ロックフィッシュを対象とした釣りの時です。

なおかつロックフィッシュといっても、「エサの丸呑みOK」や「繊細な魚はOUT」ってことは、【カサゴ(ガシラ)】、【アコウ】、【ソイ】などが対象に相応しく【メバル】や【アイナメ】は相応しくないということです。

 

船釣りを除けば、一般的にロックフィッシュ狙いといえば、波止際や橋脚回りを探る胴付仕掛け、テトラポッドでの穴釣り、岩礁地帯での投げ釣りといったところでしょう。

いずれもネムリ針を使うメリットはあると思いますが、その中でも【穴釣り】に使用する際の使い心地の良さは群を抜いています。

ネムリ針の使用経験がない人、とりわけ穴釣りの根掛かり連発で心が折れてしまう方は、騙されたつもりで一度この針を使ってみて下さい。

きっと今までの苦労が嘘のように改善され、新たな穴釣りの境地を堪能することができると思います。

 

おすすめのネムリ針

ネムリ針は釣り具店で探しても、大型店でないとなかなか見つけにくいと思いますので、以下に2点だけ紹介しておきます。

OWNER(オーナー) カサゴ・アコウ フック 11-2 釣り針

上記の画像で一例として挙げた製品で、かなりきつい針先の曲げになっており、根掛かり防止には抜群の効果を発揮します。

かなりリーズナブルだし、自分で針を結ぶのが面倒な方には、お勧めの製品となっています。

がまかつ(Gamakatsu) 根魚王 フック (赤) 15号 釣り針

信頼のがまかつ製品ですが、それほど腰曲げの強いネムリにはなっていませんので、まずは試しにという方には、ちょうど良い製品かと思います。

ただし、針が少し大きいので、小物狙いには向きません。

 

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